霊夢、魔理沙、咲夜、エルの4人は、異変解決に向けての調査をしていたが、手掛かりがない。
「手掛かりが無さすぎるぜ!」
「あんたは、何か思い付かないわけ?」
「この状況で…‥いいこと思い付いた。」
「どうするんですか?」
「俺の使い魔に頼めばなんとかなるかも…‥」
懐から札を取り出すと、咲夜に渡した。
「ちょっと、札を持っててくれますか。」
「わかったわ。」
赤色の液体の入った小瓶を取り出す。中には血が入っているようだ。
小瓶を開けて一滴だけ血を札に染み込ませると、札が光だして青髪の少女が現れた。
「マスター。御命令を…‥」
「チルノ!?」
「私はチルノじゃないのです!私はレイです!」
レイと名乗る少女は、チルノとそっくりな容姿をしているが、瞳が黄色のようだ。
「マスター…‥寒いのです…‥」
「悪かったな。レイ。」
エルはレイに近づくとゆっくりと抱き締める。抱き締めると、レイは嬉しそうな表情をしている。
「どうしたんだ。」
「あんた…‥ロリコンだったの…‥」
「はあ!?何で、ロリコンになるんだよ!?」
霊夢の一言にエルは、すぐさま言い返すと、溜め息をすると、無言のまま先に向かっている。
「博麗!今から主犯の手掛かりを見つけるから待ってろ。」
「そうだった。それが目的だったわね。」
「どうするの?」
「レイ。これの痕跡を辿ってくれ。」
エルは光の粒をレイに渡すと、体が光だしてすぐに消える。
「辿れました。案内します。」
「レイ。貴女の能力は何なの?」
「俺が説明する。レイの能力は【ありとあらゆる痕跡の辿る】程度の能力。簡単に説明すると…‥魔力や妖力などの痕跡を調べて辿ることができる。」
「行くわよ。」
四人はレイについていくと、花びらが何処かに吸い込まれていく光景を見る。
「マスター。あの奥から強い霊力と妖力を感じるなのです。」
「霊力と妖力…‥!?博麗の巫女…‥悪いが先に行かせてもらう。レイ…‥博麗、霧雨、咲夜の3人の補佐をしろ…‥」
「ですが…‥」
「これは…‥命令だ。」
「なのです…‥」
エルは3人を見ずに行こうとするが、霊夢に腕を捕まれる。
「何を企んでいるの?」
霊夢はエルを睨み付ける。
「企む?博麗の巫女…‥俺は元々御前とは敵対同士なんだぜ。」
「何で、異変解決に協力したの?」
「八雲紫と取引したんだよ。前回の異変解決の妨害を見逃す事を条件に協力するとな。」
「な!?紫と取引!?」
「さて、教えることは全て教えた。異変解決のために先に行かせてもらう。」
エルは、札を取り出した。
「じゃあな。博麗の巫女。」
札から霧が発生してエルの姿が消える。
「いない!」
「レイ。案内してくれない。」
「わかったのです。」
霊夢、魔理沙、咲夜の3人はレイに着いていく。