エルとレインは紅魔館に戻ると、フランが美鈴と遊んでいた。どうやら弾幕ごっこで遊んでいるようだ。
フランの弾幕を避けきれずに被弾して気絶した。
「フラン。帰ったぞ。」
「…‥帰った…‥」
「エル、レイン!お帰りなさい!」
フランは二人を抱き締める。
「エル。明日から1週間私の執事になってよ。レインはメイドになってよ!」
「俺は依頼だから問題ないが。レインはどうする?」
「メイド…‥許可…‥」
「ありがとう!」
エルとレインは、明日から一週間の間。フランの依頼を受けることにした。
その後。咲夜とレミリアの二人にフランの依頼を受けることを報告すると、レミリアは喜んで許可をした。
「レミリア。依頼の期間中は、仮面は取らないからな。」
「良いわよ。許可するわ。」
「有り難い。明日の準備があるから失礼する。」
エルとレインは、部屋を出ていった。咲夜とレミリアは明日の準備などをしながら、話し合いをして依頼計画などを作成した。
「御嬢様。エルとレインの二人には、妹様の警護で宜しいでしょうか?」
「良いわよ。もう寝るから下がっていなさい。」
「畏まりました。」
咲夜は部屋を出ると、館内の戸締まりの確認をする。
「今日も1日が終わったのね。」
夜の月を眺めながら。
その頃。エルはレインと別行動で魔法の森に来ていた。
「夜なら自由に行動できるな。」
魔法の森を散策している。すると、怪我をしている野生の妖怪を見つけたら。どうやら黒の猫又のようだ。
「怪我しているな。治してやるから。」
エルが猫又の頭に触れる。猫又は嫌がる素振りは見せずに、エルを見ている。
「これで大丈夫だ。」
猫又の足にエル特性の御札をハンカチと一緒に結んで外れないように固定する。
「じゃあな。」
エルは猫又に別れを言って散歩の続きをする。猫又はエルが見えなくなるまで見届けると、小さく呟いた。
「…‥エル…‥」
猫又は姿を消した。
◇
翌日。エルとレインは紅魔館に来ていた。
「美鈴。また寝てるよ。咲夜を呼ぶかな。」
「…‥そうだね…‥」
紅魔館に入り咲夜を探しに行く。図書館に入ると、咲夜を発見する。
「エルとレイン。今日からよろしくお願いします。レインは私と。エルは妹様の所に行ってください。」
「わかった。」
エルはフランの部屋に向かうと、フランが飛び付いてきた。フランを抱き締めたまま倒れた。
「今日からよろしくな。フラン。」
「早速だけど、この服に着替えて。」
フランから執事服を渡されて、エルは指を鳴らすと、一瞬で執事服に着替えた。
「よし。御姉様の所に行こう。」
エルの手を掴むと、レミリアの部屋に向かった。