博麗神社を出た魔理沙は、今夜の宴会準備のために知り合いに声をかける。先ず始めに人里に向かった。
「この時間帯ならチルノ達がいるはずなんだが…‥」
人里に到着して門前に飛び降りて、中に入るために向かう。
「魔理沙じゃないか。久し振りだな。」
「紅妹も久し振りだぜ。
「今日はどうしたんだ。」
「霊夢が宴会を開くから、参加者を探してるんだぜ。」
「そうなのか。久し振りに、私も参加しようかな。夜に行けば良いのか?」
「そうだぜ!」
「なら、手土産に筍を持ってくるよ。楽しみにしてな。」
紅妹は迷いの竹林の方角に向かっていった。
「さて、次は誰を誘うかな。」
魔理沙は人里の奥まで行くと、チルノとルーミアの二人がいた。片手には果物の入った籠をもっている。
「ルーミアとチルノ。誰かのお見舞いか?」
「魔理沙なのだー!友達のお見舞いに行くのだー」
「エルの見舞いだよ。」
「エル!?そうか。今日の夜に霊夢のとこで宴会があるぜ。」
「宴会!行くのだー」
「あたいもいく!」
「待ってるぜ!」
魔理沙は一旦人里を後にして妖怪の山に向かうことにした。妖怪の山では椛が見張りをしていた。
「魔理沙さん。妖怪の山に何か御用ですか?」
「霊夢が夜に宴会をするみたいだ。」
「宴会ですか。」
「そうだぜ。暇なら来てほしいと言ってたぜ。」
「そうですね。時間が空いたら行かせてもらいます。」
「わかったぜ!楽しみに待ってるぜ!」
魔理沙は、博麗神社に戻って、宴会の準備をすることにした。
神社で留守番を任されているエルとニーナの2人は、宴会用の料理を作っていた。
「ニーナ。僕の袋から、お酒準備してくれない。」
「わかった!」
ニーナは袋からお酒を出すとエルに渡した。受け取ったお酒を少々だが、料理に入れる。
「これで宴会用の料理ができた。」
「楽しみだね。」
「友達を紹介するよ。ニーナも仲良くできるよ。」
「私でも仲良くできるかな?エルは私を守ってくれる?」
「絶対に守るよ!約束だ。」
「エル。そろそろ他の準備をしないと。」
「そうだね。僕は掃除をして来るよ。」
ニーナは笑みを浮かべる。エルが台所を離れて、宴会ができる準備をするために、掃除を始める。
「楽しみだよ。
エルを裏切った人間に復讐出来るのがね。」
ニーナは黒い笑みを浮かべながら、エルの後ろ姿を見ている。
「そのためには、準備を進めないとね。エルの記憶を戻さないと、計画が進まないよ。どのようにして、エルを裏切った人間に、復讐しようかな。楽しみだよ。」
ニーナは黒い笑みをやめると、エルの手伝いに向かった。