蒼き雷刃のゼノグラシア ~灰かぶりの呪子と守る乙女ゲーシナリオ~ 作:雨在新人
おまけ、キャラ紹介2部3章(主人公とヒロイン候補)
ゼノ(獅童三千矢)
渾名、蔑称、愛称:呪い子、忌み子、
性別:男性 年齢:16 種族:人間?
原作期
好きなもの:「考えたこと……無かったな。敢えて言えば始水や皆」
嫌いなもの:「それは知ってるよ、おれ自身」
ゲームでの役割:モブ→味方お助けキャラ→攻略対象
今作の主人公。
悪役令嬢と冗談交じりに言われる攻略対象、ゼノに転生した(と思い込んでいる)メサイアコンプレックス持ちの少年。彼の前世である獅童三千矢とはゼノを平和な日本に転生させた姿なので実質元に戻っただけであり、後悔が積み重ねられてメサイアコンプレックスが深化したゼノそのもの。
ゲーム知識という形で並行世界の未来の知識を与えられ、可能な限り良い未来を目指す少年。ゲームでは良く自分は死んでいる為出来ればそうでない未来を目指すと言いながら、実はそこまでその点は重視していなかったりする。
ぱっと見は皇子らしく他人思いの英雄だが、その実忌み子であることに由来する生来のかなり重いサバイバーズギルトから自分嫌いな彼は自分を好かれることに拒否感を抱いている。また、誰かの死や不幸が少しでも関わっていれば自分のせいに思えてしまう感覚から、その不幸の責任を取りたくないと誰にも頼ろうとせず自分一人で解決しようとするきらいがある。
そんな人格と、元々呪われた忌み子である立場から、遠い者からは忌み子という境遇で、近い者からはその性格で嫌われがちであり、かなりのぼっち気質。とはいえ、そもそも近すぎず遠すぎずの距離感で都合の良い英雄になってもらう以外の関わりかたはオススメ出来ない程の性格難でありそれが普通の感覚。
その為、周囲に残るのは彼の本質をまだ理解していない者か、好意への拒絶反応を返されてもなお彼を見限らず非常に重い激情を抱く者くらい。結果的に激重ヤンデレホイホイと化し、ちょっと普通とは違う女の子を引っ掛けている。というか、「大抵の場合嫌われるが稀に精神にぶっ刺さった激重ヤンデレの資質を持つ者には好かれる」ような性格が正しい。
忌み子として、魔法の一切が使えない呪いを持つ。が、その呪いの正体(魔神への先祖返りが強く、裏切りの魔神と呪われている)により物理的なスペックは文字通りの化け物。そこに前々世で交わした約束により龍姫の加護、今世で巡り会った屍の皇女の祝福、嵐の魔神から託された翼等が合わさりもう彼の魂はカオスと化しているとか。
また、そもそも世界をどうこうするために別世界の神に送り込まれた転生者ではないので、特別な転生能力はない。
アナスタシア・アルカンシエル
渾名、通称:腕輪の聖女、極光の聖女
性別:女性 年齢:15 種族:人間(聖女)
幼年期
原作期
好きなもの「皆好きですけど、一番は皇子さまです」
嫌いなもの「皇子さま自身を含む、皇子さまを傷付けるものです」
ゲームでの役割:隠し
今作のメインヒロイン、もう一人の聖女。
ゼノが龍姫と契約した後の世界線において存在するという龍姫の聖女にして、心優しい孤児出身の女の子。ゼノに幼少の頃に助けられ、以降彼を皇子さまと呼び一途に慕っている。
エルフの集落を襲う事件の最中に龍姫の力を秘めた腕輪を得、教会に拾われ聖女と祭り上げられていても本質は変わらず誰かを助けてあげたいという優しさを持つ。が、彼女のその心は「誰かを助けてボロボロになっている皇子さまを支えてあげたい」という恋心と完全に一つとなっている為、かなりのゼノ至上主義者。正に皇子さましか勝たん。
ただし、逆に至上主義過ぎて皇子さまさえ幸せなら良しとハーレムは積極的にこうていしていたりする。それで良いのか乙女ゲーヒロイン。
能力は聖女のもの。現状はまだ時が来ていないので龍姫の腕輪による代行だがそもそも原作からして聖女の為変わらず。
アルヴィナ・ブランシュ
渾名、偽名:屍の皇女、リリーナ・アルヴィナ
性別:雌 年齢:800歳くらい 種族:魔神族
原作期
好きなもの「お兄ちゃんとあーにゃん。ロレっちも……でも、一番は皇子」
嫌いなもの「
ゲームでの役割:半モブ、ヒロインとして主役を貼るルートがあったが没
今作のもう一人のメインヒロインであり、魔神王の妹。
本来はずっと世界の狭間に閉じ籠っていた穏健派だったが、真性異言と化した兄の偵察に同行する形で世界に出現、ゼノの目に一目惚れする。其処で産まれた小さな齟齬から兄の正体を看破、幾つかのゼノとの想い出を経て、彼を一途に想うようになる。
また、その事により「どれだけ可笑しいと思っても本来の兄への態度を崩せない」という真性異言による呪いを「最愛の兄に逆らったとしてもボクは皇子の横に居る」という恋心で打破。完全にゼノ側の存在として魔神を裏切り行動する。
……のだが、死霊使いの魔神として、どこかズレた感覚までは変わっておらず、目玉が宝物だったり腕を物理的に欲しがったりと物騒。その為、友達と呼べるのが元々魔神時代の友人を除くとアナのみのぼっち。
能力は死霊術。本来の兄の魂や、近くの魂等を駆使して死霊を呼び出したり纏って戦う。
アイリス
渾名、異名:妖精皇女、深窓の鋼嬢、第三皇女
性別:女性 年齢:14 種族:人間(皇族)
原作期
好きなもの:「お兄ちゃん」
嫌いなもの:「……沢山」
ゲームでの役割:味方キャラ→攻略対象(男主人公編)
ゼノの一つ下の妹。強すぎる力の反動で体が弱いがゴーレム製作、操作に長けたチート皇女。
力をもって在る皇族において、体の弱さという致命的な弱点から見下されていた女の子。が、その弱さが圧倒的なゴーレム使役能力に体が耐えきれていないという事実が判明したことにより、自分の地位を脅かすとして他の皇族の大半から敵視される事となる。が、そんな中兄は妹を護るものだとずっと味方であり続けた唯一の兄、ゼノに対して結構危険な想いを抱く。
今の夢はお兄ちゃんを拉致監禁して手元に置いておくこと。
ゴーレム製作の腕は超絶一流。本人は出張らずゴーレムで語る。最近は巨大ロボットの支援機を操るのがもっぱらの仕事だが、案外お兄ちゃんの為と気に入っているのだとか。
ノア・ミュルクヴィズ
渾名:ノア姫、ノア先生
性別:女性 年齢:100前後よ 種族:エルフ種
幼年期(93歳)
好きなもの:「言わせないでくれる?告白して欲しいなら、まずはアナタから恋を口にすることね」
嫌いなもの:「エルフを舐める相手よ。アナタもそうなりかねないから気を付けなさい?」
ゲームでの役割:未登場
帝国領の森に暮らすエルフ族、その纏め役の少女。皇帝シグルドの友人サルースの妹であり、かつての聖女伝説に出てくる英雄ティグルの孫娘。祖父ティグルから直接聖女の話を聞いた生き証人の後継者。
おぞましい呪いに犯されたエルフを救うために帝国に潜入、魅了により多少の人間に犠牲を払わせて金を得ようとした計画をゼノに潰されるも、アホの彼にそのままエルフ達を救えるだけの物資を供給された過去を持つ。
その事実から彼の浅ましい欲望を探ろうとするも、命懸けで誰かを救うのを当然と思っていただけという馬鹿そのものの現実に直面、自身の高いプライドからそんな彼に助けられたままという事を放置できずデレる。以降は何だかんだ言葉は厳しいツンツンに見えて滅茶苦茶優しくデレてるだけという後方ノア面で時に姉のように時に母のようにゼノを支えている。
七大天の女神に祝福された種族だけあって、かなり全体的なスペックは高い。が、現状聖女のような特別性は無い。主な強みは100年近く生きてきた年の功。但し外見は13歳のロリエルフママ。
アステール・セーマ・ガラクシアース
渾名、異名、蔑称:狐娘、ステラ
性別:女性 年齢:17 種族:亜人(狐)
幼年期
原作期
好きなもの「おーじさま……って、何で思ってたんだっけー?」
嫌いなもの「昔は、ステラって呼ばれること嫌いだったよー?今はへーきかなー」
ゲームでの役割:10周年おまけ小説でのヒロイン。それ以前は未登場
帝国に隣接する聖教国教皇の愛娘の亜人。オッドアイ狐娘。
かつて、教皇の血を引く証明の瞳を持ちつつ亜人蔑視の風潮から耳と尻尾を切られ存在しない子供として軟禁されていた教皇の娘。その自分の名前も知らなかった頃の「捨てられた子」という世話係の罵倒から、自分をステラレタコという名前だと思っていた女の子。一人称がステラなのはその名残。
が、ゼノの父のあの忌み子見ろ、もっと酷い境遇に立ち向かってんだぞという一喝を受けて父は改心。アステールという名を与えられ、教皇の娘という居場所を取り戻した。その事から、ゼノをおーじさまと呼び慕っているが……
教皇一族の特殊性として七大天の声を聞けるが、他はかなりからっきしで主な役目は後方支援。おーじさまポジティブキャンペーンとして、星野井上緒というペンネームでゼノをモチーフとしたヒーロー小説、『魔神剣帝スカーレットゼノン』を出版している。
円卓の一員、ユーゴの想い人であり、現在彼によってAGX-ANC14Bアガートラームの内部に封印中。
ティア(金星 始水)
真名、魔名、別名:在洲噺、滝流せる龍姫、七大天、ティアミシュタル=アラスティル
本名:
性別:兄さんのために女の子です 年齢:10000は越えてますね、数えてませんが 種族:皇龍→神
ティアモード(始水交じり)
好きなもの「この世界ですよ、兄さん。貴方も居るものですし、当然です」
嫌いなもの「兄さんマウント以外特にありませんね、一応これでも神様ですから」
ゲームでの役割:お助けキャラ
ゼノが飛ばされた封印された遺跡の中で、ずっと世界を護る役目を負っていた龍人の女の子。という形で世界にちょっとした干渉を行っているこの世界の神たる七大天の一柱、滝流せる龍姫の精神体。又の名をゼノの前世の幼馴染の金星始水であり、近所のお姉さんの
つまり、ゼノストーカーで前世以前から追ってきているやべーヤンデレドラゴン。元々世界を護る龍人の女の子という形で封印された遺跡の中で活動していたのは確かだが、其処にひょんなことから飛ばされてきたゼノととある並行世界で契約。それを全並行世界に波及させて世界を契約した新枝世界と契約してない既存世界に分岐させた。
そして、契約した世界でのゼノの死を経て、とりあえず兄さんを幸せにしようと自分の精神と共に日本に飛ばして転生させたりとかなりやりたい放題。本神曰く、龍は財宝への執着が強く、財宝を磨きたくて仕方なく、ついでに見せびらかしたいのだとか。
そんなヤバげな彼女だが、元々世界を護る七天の一柱である上、来世以降も契約した彼は自分のものだという無敵定型を盾に出来る為、兄さんを独り占めする気は無いらしい。寧ろ愛しの兄さんがモテないと見る目がないとキレる。
なお、アナスタシアが龍姫の聖女としてゲーム版では途中で生えてきたのは、本家聖女では兄さん(=ゼノ)を救ってくれない事を理解したからである。なら自分で兄さんの為に聖女選びますのノリ。何でもありかこのドラゴン。
なお、神になる以前の種族はとある世界で生ける星と呼ばれ恐れられていた存在、皇龍。そもそも初恋拗らせるのは皇龍の常である為、このヤンデレも実は当然だったりする。妹ヴリエーミアも良く似た性格。但し、そもそもスケールとか狂っているため案外独占欲はない。自分を捨てなければハーレムでも何でもえ?構いませんが?なノリ。それで良いのか最強ドラゴン。
リリーナ・アグノエル/門谷 恋
二つ名、渾名:淫ピリーナ、天光の聖女
性別:女性 年齢:15歳 種族:人間(聖女、真性異言)
原作期
好きなもの「ゲームでの皆好きだよ?」
嫌いなもの「男の人、ちょっと苦手かな」
ゲームでの役割:主人公→攻略対象(男主人公編)
本家乙女ゲー主人公で、今作のヒロイン候補。真性異言。
本来のリリーナ・アグノエルとは違って結構普通の女の子、門谷恋がベースになっている。その為、太陽と称される原作ヒロインとは何となく感じが違う……のだが、それはそれとして原作知識などを使いよさげなエンディング目指すことで多くの人を救いつつ幸せになろうと思うなど決して悪人ではない。ただ、少し馬鹿であるのは確か。
ストーカーに襲われて引きこもりになった前世の記憶から、案外男の人が苦手らしい。その為ゼノ等あまり欲望を見せない相手にちょっと依存気味だが……
転生者としての能力は好感度が見える目。他に比べて便利とはいえとても弱いが、これは彼女を転生させた神が他転生者に力を与えているゼロオメガと呼ばれる存在ではなく、紅蓮卿シャルラッハロートという反ゼロオメガの女神だからである。
サクラ・オーリリア/??桜?
二つ名:???
性別:女性 年齢:16歳 種族:人間(真性異言)
???
好きなもの「この胸の高鳴り、僕は……」
嫌いなもの「僕を女の子って、止めて……」
ゲームでの役割:未登場
もしかしたら出てくるかもしれないヒロイン(未確定)。黒鉄の腕時計をした、ボーイッシュな女の子の転生者。ゼノの事が何となく気になっているようだが……
いったい何者なんだ……
転生者としての能力はAGX-15アルトアイネス
リリーナ嬢とはいえヒロインっぽい相手を他のキャラと恋愛風にするのは荒れないかと思いアンケート取りましたが、案外平気そうですね……
ただ、オーウェン×リリーナのオーリリより、謎のボーイッシュ美少女オーリリアちゃんの方が需要が高い……?
けれど、それはかなり酷い尊厳破壊事項なので……
ん?そもそもオーウェン君を転生させたゼロオメガは尊厳破壊のプロなのでは……?あれ?
ひょっとして、男らしさを求めていたのにTS転生させられたTSボーイッシュ美少女オーリリアちゃんの恋堕ち、需要在ります……?
ということで、次はオーウェン君等回となりますが……オーウェン君にも恋とかさせてあげたいのです。読者の皆様的に、相手は?
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リリーナとか良くない?
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お前も男装女子ヒロインにならないか?
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誰かに片想いで十分だろ
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此処で空気なウィズですよ