蒼き雷刃のゼノグラシア ~灰かぶりの呪子と守る乙女ゲーシナリオ~   作:雨在新人

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今章でまともに登場したキャラ、及び大きく開示設定の更新があったキャラのみが載ります
つまり、何一つ変わってない第七皇子等は載りません


資料、或いはキャラ紹介(1章編)

"天光の聖女"リリーナ=アルヴィナ

【挿絵表示】

 

固有スキル:???

本名、アルヴィナ=ブランシュ。ゲームにおけるラスボス、テネーブル=ブランシュの実の妹。決してゼノ等の言う聖女ではない

原作においては、未登場。正確に言えば、登場そのものはしていたのだが、あくまでもモブ。作中で倒された四天王等を永遠の存在(アンデッド)として蘇らせたり、兄が倒された後に残された者達を束ねて戦いを止めたりと絡んではいたのだが、直接対峙はしないし顔も無いモブである。因にだが、黒いリリーナの外見立ち絵等はシナリオに組み込めないからと没にされた魔王の妹の立ち絵の流用である為、外見がリリーナと同じなのはある種当然

そんな経緯から、ソシャゲ版のみで語られており、ソシャゲやってないゼノ等は彼女が何者であるかを知らない

当初、自分が真性異言であると自覚した兄テネーブルの言葉に応じ、原作では主役側な人類側に未来を知る兄を脅かす真性異言が居ないかどうかを探るため、人間のフリして帝国に潜入したのだが……

性格は物静かで本好き。魔神族の中では大人しくて粗暴さは特に低い。のだが、元々の自身の力が死霊術であり、死人を操れるせいか他人の命というものに頓着しない。寧ろ、気に入ったらさくっと直ぐに殺してしまう

単なる潜入であったはずだが、真性異言の疑いを持たれていた少年、ゼノと邂逅。その際、皇子で在り続けなければという意志の眼に一目惚れ。彼を殺すのは簡単だが、殺す事で手に入れてしまったらこの眼はしてくれない。という事で、初めて彼女は殺して永遠にするのではなく、自分の魅力で彼を落とす事を目指す

宝物は、彼のくれたぶかぶかの帽子と、既にアンデッドにした彼の買ってくれた犬。兄は嫌いではないが、基本ウザイので態度は素っ気ない

原作とは多少違うが、それはあくまでもゼノという見惚れた眼の持ち主に出会っているか否かでしかなく、本人に真性異言は無い

 

"天光の聖女"リリーナ(リリーナ・アグノエル)

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ピンク髪のリリーナ。原作主人公にして、やっぱり真性異言の持ち主

馬鹿聖女。様々な物語に出てくる中でもありがちな、自分はヒロインだから……でその世界の常識からすれば可笑しな行動をそうと気にせず取ってしまう馬鹿。良く居る噛ませ転生者原作ヒロイン枠。だがしかし、彼女こそが原作におけるヒロインであり、聖女であるという事は間違いない。そんな彼女がどうこうなれば、それは人類は聖女という巨大な戦力を欠いたという事になってしまう

その為、あこいつ転生者だろうなと気が付いていながらも、ゼノは案外彼女を気にかけていたりする。本人は気が付かず、やった原作では攻略出来なかったけどこの世界なら行けそう!と純粋に喜んでいる

 

"第三皇女"アイリス

【挿絵表示】

 

ゼノの妹。忌み子故に魔法が全く使えない彼とは真逆に、魔法能力が高すぎて肉体がついていけない病弱皇女

元々、自分を何かと気にかけてくれる家族自体ゼノしか居なかった事もあり、辛辣に見えて別に兄を嫌っているなんてことは欠片もない。単純明快、保つべき距離感が分からず、心を許しているメイド達の行動が結構粗雑だからそんなものなのかと思っているだけの世間知らずである

 

"夢見の白書"ニコレット

フルネームはニコレット=アラン=フルニエ。アラン=フルニエ商会の娘。原作では平民な女キャラとして登場

ちょっとワガママなところと夢見がちなところのある普通の女の子。ゲーム内では、書いていた小説ノートを落としてしまい、主人公がそれを拾ってしまった事から交流が始まる

お伽噺や絵本の白馬の王子様というものに憧れ、そんな恋をしたい恋に恋を始めたばかりの少女。原作でも一応第七皇子の婚約者という事になってはいるのだが、彼は白馬の王子様と真逆であるとしており、関係性は冷えきりに冷えきっている

それはこの世界でも彼の行動が原作と変わっていない為特に変わらず。自分を見て欲しい、特別に扱って欲しい、だって婚約者で、特別な女の子のはずだから。そんな当たり前をしてもらえなかった少女は、当然のように彼を嫌っている


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