蒼き雷刃のゼノグラシア ~灰かぶりの呪子と守る乙女ゲーシナリオ~ 作:雨在新人
ゼノ(通常)
「ああ、君か
ん?何をしているのかって?ハロウィーンは死者の為の祭り、死んでいった皆に想いを馳せて、お菓子を御供えしてたんだ」
「そうだな、おれが沈んでちゃ彼等だって帰ってきたとして楽しめない。だから……トリック・オア・トリート、お菓子をくれなきゃ暫く忌み子に付き合わせるぞ?」
「……いや、ちょっと待ってくれないか?後ろ手に君が隠したのはお菓子だろう?素直に出してくれ」
「え?暫く一緒に遊びたいから……
そ、そうか。それなら行こうか」
アナスタシア(通常)
「あ、おはよう御座いますです。そして……トリック・オア・トリート、です!
えへへ、こんな日ですからわたしも……」
「え?あ、わたし?だ、だいじょぶです、ちゃんとお菓子用意してます……。ってもう、騙されないです!ちゃんとお菓子か悪戯か選んでから、わたしにやり返して下さいね?」
アルヴィナ(通常)
「……トリック・オア・トリート」
「残念。トリック確定」
「……お菓子は出した?
ボクは一人じゃない、死霊術士にとってハロウィーンは特別な日。その日のボクは最強、お菓子は山のように貰わないと話にならない、全然足りない」
「だから……ボクと死霊達の悪戯、その身で受ける」
アイリス(通常)
「……え?何?」
「とりっく?とりーと?」
「そんな、お祭り……
困った、お菓子なんて……ない、です」
「あまり、酷く……しないで、欲しい」
アステール(通常)
「ふっふっふー、トリック&トリート!」
「えー、何でって、ステラのおーじさまなら、美味しいお菓子も楽しい悪戯も両方くれるよね?」
「さぁ、好きなよーに悪戯してみてねー!そしたらステラもお菓子あげちゃうねぇ……」
ティア(通常)
「おや、おはよう御座います」
「はぁ、言ってくれないんですか?あの言葉
ええ、結構楽しみにしていたんです。話には本で読んでいても、実際には遺跡の中では体験できない事ですから。なのに言ってくれないと、少し寂しいです」
「はい、張り切ってお菓子を沢山作りすぎたくらいです。存分に受け取ってください」
「これが悪戯かって、人をまるでメシマズみたいに言わないでくれません?」
リリーナ(通常)
「おっはよー!ハッピーハロウィン!そしてトリック・オア・トリート!」
「あ、これ?そう、皆にやってたらたっくさん貰えたんだよね。やっぱりこういう日には、皆で盛り上げないとだし!」
「おや?おやおや?実は……誤魔化すという事は、お菓子を持ってないのかな?」
「よーし!じゃあ一緒にハロウィンを盛り上げるの刑!頑張ろうね!」
「あ、私のお菓子ちょっと分けておかないと
ん?この山からじゃないのかって、皆の思いを横流しなんてしないよ。後で分けあって食べようね?」
頼勇(通常)
「ふっ、ハッピーハロウィン、言われたお菓子だ」
「悪い、父さんやあの時の皆の事を思い出してしまって、あまり積極的に浮かれる気にはなれないんだ。だから、お菓子だけで今回は良いか?」
「ああ、すまない。決して嫌いなわけじゃない、ただ……ってだけなんだ。私自身、情けない話だとは思うよ」
『festival!』
「ああ、事件が起きない限りゆっくりしているから、君は存分に楽しんできてくれ」
ロダキーニャ(通常)
「トリック・オア・トリート!お菓子をくれなきゃ……」
「おっと、じゃあ……バァン!ってな」
「ま、そう構えんなって。弾は弾でも、飴の弾ってもんだ。一緒に食おうぜ?」
「じゃ、俺様は行く。今日は何たって、死者を含めて無限に縁を繋ぐ日だからな!」
テネーブル(通常)
「……何だ、期待する目で見て」
「ハロウィン?馬鹿馬鹿しいな。私がそんな人間の文化など、気にすると思うのか」
「アルヴィナは楽しそう……仕方ない。一度だけだ」
「トリック・オア・デッド。お菓子を出すか、それとも迎える死霊の仲間入りか、好きな方を選べ」
「丸ごと同じ言葉を返すな。流石に冗談だ。こんな時に人を殺す気は無い。互いに悪戯をしたということで良いだろう?」
ゼノ&シロノワール(スカーレットゼノン)
「トリック・オア・トリート!」
「元気が良いなって?死霊祭はおれ達にとっても割と特別な時期だからな」
「おっと、お菓子は二つ頼むよ。おれだけじゃなくて、相棒のシロノワールの分もある」
「って、おれも返さなきゃいけないんだったな。じゃあ……行くぞシロノワール!変身!」
「『スカーレットゼノン!』」
「……って、マシュマロを炙るだけなんだけどな。変身しないと火が出せないんで余興にはなったろ?」
ゼノ(ハロウィン)
「トリック・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ、おれみたいになるぞ?」
「ま、仮装なんだけどな、このゾンビっぽい外見。いっそお揃いとはいかないけど、君も着るか?」
アルヴィナ(ハロウィン)
「トリック・アンド・トリート」
「……言った筈。死霊の魔神王、屍の皇女はハロウィンの化身のようなもの。ボクはやりたいことをやる」
「だから、悪戯もする。お菓子は当然貰う」
おまけ、ゲーム未登場キャラ
ノア
「……あら、今何と言ったの?」
「へぇ、お菓子をくれなきゃ悪戯する……ね。楽しくやるのが人間の死者への奉り方というの」
「あら、変な顔してどうしたのよ。別にワタシだって、お菓子の一つくらい即座に作れるわよ、そしてアナタ達の文化を否定する気も無いわ。だからあげるわよ」
「……はぁ、悪戯出来ると思って声をかけたのね?残念だけど、エルフを舐めないでくれる?」
ティア(始水)
「兄さん、トリック・オア・トリートです」
「懐かしいですね、昔は大体お菓子なんて無いよと言う兄さんに、ケーキバイキング等に付き合うのが罰と言って連れ回しましたね」
「……今回はお菓子を流石に用意できました?まあ、それでも良いですが……昔の思い出に浸って悪戯されるのも、粋だと思いませんか?」
「おや、付き合ってくれますか。では兄さん、今日は何処に行きましょうか」
桜理
「あ、ハッピーハロウィン」
「う、うん。僕も参加してるんだ。ほら、片目とはいえ目が悪いお母さんはちょっとこの人混みの中じゃ色々と大変で、せめて楽しかった話とお菓子だけでもって」
「あ、お菓子くれるんだ。有り難うね?といっても、僕はお菓子を用意できてないから……」
「あんまり酷い悪戯とか、しないでね?」
シュリ(アーシュ)
「……なんじゃ、お前さん?」
「そうか。そんな時期なんじゃな……」
「すまんのお前さん。儂にはお菓子の味も分からぬし、悪戯などどんな毒が付着して惨事になるかも分からぬ。参加など出来んよ」
「む?お菓子が出せないなら悪戯かの」
「そう言われても、さっき言ったようにの、儂に参加する権利など……」
「む、んぐっ?」
「こ、これは……唾に混じる毒液を解毒する飴かの?すっきりした味じゃの」
「諦めきって参加したがらない君を引き込んで少しでも楽しませるのが悪戯って、何じゃそれは……」
「……すまんの、お前さん」
貴方の好きなヒロインは?
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アナスタシア・アルカンシエル
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アルヴィナ・ブランシュ
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金星始水/ティアミシュタル=アラスティル
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アイリス・ローランド
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アステール・セーマ・ガラクシアース
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ノア・ミュルクヴィズ
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サクラ・オーリリア/早坂桜理
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リリーナ・アグノエル/門谷恋
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シュリンガーラ(アーシュ・アルカヌム)
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シロノワール(テネーブル・ブランシュ)
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竪神頼勇