蒼き雷刃のゼノグラシア ~灰かぶりの呪子と守る乙女ゲーシナリオ~   作:雨在新人

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キャラ増えまくったのでおまけとして作った簡易キャラ紹介です。こいつ誰だよという時にでもご覧ください、どんなキャラかは兎も角どこのどいつかくらいは大体分かります。たまに加筆修正します。

イラスト:ぽん酢様(アイリス、アステール、サクラ、リリーナ、ノア、始水)、七瀬あお様(ゼノ)、水美様(アナ、アルヴィナ)、えぬぽこ様(シュリ、アージュ)


おまけ、簡単なキャラ解説(2部3章インターミッション)

攻略対象勢

【蒼き雷刃の真性異言(ゼノグラシア)】ゼノ

【挿絵表示】

今作主人公。忌み子と呼ばれ恐れ嫌われる呪われた皇子。結果的に生じたメサイアコンプレックスにより誰かのために命を投げ棄てるような性格。前世(獅童三千矢)のサバイバーズギルトと共にかなり尖っていたが、最近は改善してきている。

だが、責任感はかなり強く、幾多の託された想いが完成させた愛刀、湖・月花迅雷と共に総ての運命に立ち向かう。

そんな性格が、地位は高いが面倒な女の子にだけは突き刺さるのか、周囲からはこいつ高貴な女の子のヒモになるのが天職か?とかネタにされることも。

 

【特命を継ぐ銀腕】竪神 頼勇

親友にして相棒。南方の国倭克出身の、魔神に故郷を滅ぼされ他に同じ苦しみを味わう人間が居て欲しくないからと旅を始めたスパダリ系攻略対象。父の魂レリックハート、かつてこの世界に不時着した異世界の神が残した切り札、LI-OHと共に神々に立ち向かう。

欠点らしい欠点は親の仇と決着を自分で付けたがるくらいしか無く、女の子からはモテるが誰とも付き合っていない。エッケハルトはひょっとしてこいつホモか?と疑っているとか。

 

【悲劇の退治者】ロダキーニャ・D・D・ルパン

白桃色の大怪盗。悲劇を盗み、ハッピーエンドをもたらす者。何時でも明るく前向きな俺様系攻略対象。

その正体は自分に自信が持てない少年が産み出した理想の自分のアバター。本人にも自覚はあるがそれはそれとして活動している。

自棄にゼノを気に入っており、ゲームではヒロインに対して名付ける筈の渾名、ワンちゃん一号と呼んで絡みに来る……が、ホモではないらしい。

 

【巡礼の十字架】ガイスト・ガルゲニア

兄に家族を殺され厨二の裏に己の悲しみを隠す攻略対象……の筈だった少年。ゼノ等によってその悲劇は無くなり、単なる優しくてアイリス大好きな厨二病と化した。

 

【焔の公子】エッケハルト・アルトマン

悪友。本名遠藤隼人な転生者。アナ大好きなアナフェチであり、案外モテるがアナ一筋。だが、報われないそんな可哀想な奴。

豊撃の斧アイムール等特別な力こそ託されているが、本人は割と穏健なので総てを掛けて血反吐を吐きながら戦ったりせずアナちゃんと平穏に生きたがっているし、あんまり戦闘には参加したがらない。

 

【第二皇子】シルヴェール

優しげなイケメンの皇子様系攻略対象。実はちょっと腹黒いが民想いの教師枠。病弱な婚約者に一途だったが、ゲームでは彼女の死後、聖女だからと婚約者を助けられないか奮闘したヒロインに惹かれていき、手元に置いておこうとする……らしい。

 

 

 

乙女ゲーヒロイン達

【極光の聖女】アナスタシア・アルカンシエル

【挿絵表示】

今作メインヒロイン。ゲームにおけるアナザー主人公。ゼノに救われ彼を慕う孤児出身で教会出の女の子。原作より過酷な状況を見てきて、原作通りにゼノ大好き神様の加護を受けるゼノ大好きヒロインと化した。

こんなんだからゼノルートだけアホほどフラグが簡単なんだよ……と友人は呆れ気味。ゼノ原理主義のレベルであり、ハーレムは寧ろゼノを幸せにしたい人達の集まりだと積極的に肯定して交遊関係を築いていく。ヤンデレ。

 

【天光の聖女】リリーナ・アグノエル

【挿絵表示】

多分ヒロインな本家乙女ゲーヒロイン。本名門谷恋な転生者。転生者の為、本家みたいな事が出来るか悩んでいる。

前世でストーカー被害に遭ったことから男性不信の気があるが、ゼノは襲ってくる筈がないから平気らしい。

ゲームシナリオ開始前に結婚させられそうになり、結果的にゼノの婚約者という扱いで無理な縁談から保護されていた。が、周囲は聖女様にあのゴミカス忌み子なんて、と実質誰も認めていない。その為、公式にゼノが婚約者として扱われていないこともしばしば。ヤンデレない。

 

【天光の聖女】リリーナ・アルヴィナ

⇒【屍の皇女】アルヴィナ・ブランシュ

 

【天光の聖女】リリーナ・ミュルクヴィズ

エルフなヒロインのアナザー外見。繚乱の弓ガーンデーヴァを持ち、ちょっとだけ竪神を想いながら今もエルフの集落を姉の代わりに護る健気な女の子。

 

 

その他乙女ゲー登場キャラ

【誓いの銀盾】アレット・ベルタン

幼少にゼノとエッケハルトに助けられた平民の女の子。ゼノは気持ち悪く感じたので、エッケハルト大好きになった。10年くらい想い続けているが地位の差と何より相手がアナキチの為成就はしそうもない。

 

【誓いの風刃】レオン

本名レオン・ランディア。ゼノの乳母兄。ゼノのメイドのプシリラと恋仲になり、魔神王四天王にプリシラが殺され掛けた事件を期にプリシラ達だけを護る覚悟を決めてゼノの元を離れる。

原作においてはプリシラを喪い、軋んだ関係のままゼノの乳母兄として部下を続けていた。

 

【ユキギツネの旅商人】フォース

獣人の商人の男の子。姉が大商人と結婚したことで商人になれたらしい。

ゲームでは一応攻略できるがおまけ枠のサブキャラ。

 

【夢見の白書】ニコレット・アラン・フルニエ

女の子の商人枠。夢見がちで小説書いてたりする女の子。元・ゼノの婚約者だが、あくまでも政略というか利益のみでの関係であり、白馬の王子様の真逆の屑とゼノの事は大嫌い。その為、行方不明の際に即座に婚約を晴れ晴れした顔で解消したとか。

今やゼノ達に関わる気はないが、聖女リリーナにはあの屑の婚約者させられるなんてと超同情的。

 

 

 

皇族

【炎皇】シグルド

ゼノ達の父にして当代の皇帝。脳筋の怖い人だが、案外不器用なだけ。スペックは皇族だけあって超化物。

 

【第三皇子】

聖教国に送られた皇子。新・哮雷の剣という偽神器を持つ。

 

【第四皇子】ルディウス

ルー姐と呼ばれたりする皇子。皇狼騎士団を率いて戦い、民想いの立派な皇子だが女装癖がある。

 

【第六皇子】

トリトニスに送られた皇子。

 

【第七皇子】ゼノ

⇒【蒼き雷刃の真性異言】ゼノ

 

【第三皇女】アイリス

【挿絵表示】

ヒロイン。ゼノの妹にして、幼いゴーレム使い。圧倒的な魔法の力に体が耐えきれず病弱であり、ゴーレムを駆使して外と関わっている。

結果的にかなり狭い世界に閉じ籠っており、兄さえ居ればと危険思想を抱いているが、実質幼く世間を知らなさすぎるだけである。ゼノの行動やアナスタシアや竪神との出会いによって多少は外にも興味が出たようだ。ヤンデレ。

 

【ローランドの轟帝】ゲルハルト・ローランド

カイザー・ローランド。帝祖皇帝とも。轟火の剣デュランダルの中に眠るかつての英雄の魂。ゼノの遠い先祖。割とノリが良く、熱血。

 

 

 

その他帝国民

【円卓の鋼皇】オーウェン

⇒【サクラ色の夢】サクラ・オーリリア

 

【コボルドの母】ナタリエ

ゼノが奴隷として買ったコボルド種。ゴブリンとの子を孕んでおり、故郷に返す代わりにゴブリン達の言語を習ったりとそこそこの関係を築いていた。今では故郷で暮らしている。

 

【ゴブリンヒーロー】ルーク

ナタリエの息子。コボルドとゴブリンのハーフ(突然変異)。

ゲームでは皇子達の恩に報いるために聖女を助けに現れるお助け枠のキャラだが、まだ幼い為その片鱗はまだ見えない。

 

【境槍の騎士】ゴルド・ランディア

謎の遺跡のある辺境を護る境槍騎士団団長。レオンの親戚。

 

【シュヴァリエ公爵】クロエ・シュヴァリエ

ユーゴの妹。割とまとも。

 

【双角の剣鬼】グゥイ

ゼノの刀の師匠。牛鬼と人間のハーフであり、化物のような存在。半ば怪物として、何だかんだゼノを気にかけている。正確には西方の国の民だが、名誉帝国民でもある。

 

 

 

帝国領に暮らす者達

【幼き天狼】アウィル・ガイアール

大体アウィルとだけ呼ばれる伝説の幻獣、天狼。ゼノに角を託した母狼の生まれ変わった姿であり、ゼノに懐きまくっている。

 

【天狼】ラインハルト・ガイアール

アウィルの兄。原作では擬人化して攻略対象になるイケメン狼。アナの事が好きで天空山で修行中。

 

【エルフの媛】ノア・ミュルクヴィズ

【挿絵表示】

ヒロイン。疫病を撒き散らされ、その治療が出来る魔法書を得るために自分を売る詐欺を敢行しようとした際ゼノに止められたエルフの纏め役。

疫病の元凶等に傷だらけになりながら立ち向かうゼノ達を見て、プライドの高さから放置できずに協力してくれるようになる。実は一生面倒見てやる気なくらいにはゼノの事が好きで、今では完全に保護者面。ツンデレっぽく見えるがプライドが高いだけでほぼ唯のクーデレ。

 

【咎エルフ】サルース・ミュルクヴィズ

ノアとリリーナ(エルフ)の兄。咎と呼ばれる女神に反省しろと一部加護を奪われたせいで纏め役の座を追われたシグルドの友人。

 

【エルフの英雄】ティグル・ミュルクヴィズ

帝祖や昔の聖女を手助けしてたという850年前の英雄にして当時のガーンデーヴァの所持者。ノアの祖父。今ではガーンデーヴァの中に魂として眠っている。

 

【白き炎】アミュグダレーオークス

ノア姫の愛馬である白馬。所有は元々はゼノというかアイリスのネオサラブレッド種。雌で大人しい。

 

【黄金の暴君】オルフェゴールド

元ゼノの所有していたネオサラブレッド。今はアステールが飼っている。自由な性格の雄。

 

【ネズメイド】ロニ・バルクス

リセント子爵家に仕えていたメイドでネズミな女の子。今はロダキーニャが保護している。

 

【鋼のネズミ亜人】イアン・バルクス

⇒【怒鋼の鼠戦士】イアン・ラウドラ・バルクス

 

【リセント子爵】タック・リセント

ロニ達を雇っていた子爵。ゴーレム使いは割と上手いがアイリスを偏愛するロリコン。

 

 

聖教国

【星の名を抱く狐教皇】アステール・セーマ・ガラクシアース

【挿絵表示】

ヒロイン。蔑称ステラな狐耳狐尻尾の亜人の女の子。亜人だからと蔑まれる事を恐れた父に軟禁されていたが、呪われた皇子ゼノよりマシということで段々と扱いがマシになり、ゼノに興味を持った。

実際の邂逅を経て惚れ込んだりしたは良いのだが……今はその際の記憶に欠落があり、結果的に恋心はかなり減衰している。本体はAGX-ANC14Bのコフィンの中、折角あいつをほぼ忘れてイチャイチャ出来るのにえっちが出来ないとユーゴは嘆いているとか。ヤンデレ。

 

【教皇】コスモ・セーマ・レイアデス

アステールの父であり教皇。愛娘を軟禁しなきゃいけなかった反動か表に出せるようになった後は割と親バカ。

 

【オリハルコンの少女】ヴィルジニー・アングリクス

枢機卿の娘。帝国への留学中にユーゴに狙われ、ゼノとエッケハルトに救われる。ゼノとはずっと反目しており、命の恩人なもののその反目の原因は更に強まった為彼の事は今でも許していない。エッケハルトの事は割と素直だったので好き。

 

【枢機卿】

ユーゴに脅されていた人。偉いのだが、教皇と違って神の言葉は聞けないのでちょっと影が薄い。その分神を騙る事はないと教皇より実権は大きいのだが……

 

【異端抹殺官】エドガール・S・ミチオール

サバキスト。聖教国等に巣食う悪を祓うと言い張る特権階級。学園のパーティに入り込みゼノを排して聖女に取り入ろうとしたところ、キレたアルヴィナに左腕引きちぎられた可哀想な人。一応枢機卿派閥のエリートである。

 

【教王】ユガート・ガラクシアース

⇒【堕天の銀腕】ユーゴ・シュヴァリエ

 

ユーリ

ユーゴのメイドをしている金髪少女。ユーゴが生家を追われる前からの付き合い。

 

クリス・オードラン

ユーゴの騎士。元帝国の騎士であり男爵家だったがユーゴを神と崇め、シュヴァリエ公爵家に肩入れしすぎて失墜した。が、今もユーゴを信じているようだ。

 

 

七大天

【焔嘗める道化】プロメディロキス=ノンノティリス

獅童三千矢の前に現れた焔の七大天。割と享楽家。

 

【雷纏う王狼】ウプヴァシュート=アンティルート

ちらちら見てる雷の七大天。アウィルを送ったり割と仕事してる。人間はかなり好きで狼だが犬っぽい。

 

【山実らす牛帝】デュミナディア=オルバチュア

のんびりしてる土の七大天。武器だけエッケハルトに貸して寝てる。割とアホ。

 

【嵐喰らう猿侯】ハヌマーラシャ=ドウラーシャ

働き者な風の七大天。世界の外でこの転生者どもめんどくせしながら色々と弾いたり仕事してる。が、一柱じゃ何ともしきれないのである。

 

【天照らす女神】アーマテライア=シャスディテア

聖女に力を貸してる天の七大天。聖女パワーの他、ノア姫に力を貸してたりする。

 

【影顕す晶魔】クリュスヴァラク=グリムアーレク

悪魔の姿をした影の七大天。桜理に手を貸したり、ロダキーニャに力を貸したり割と大忙し。

 

【滝流せる龍姫】ティアミシュタル=アラスティル

【挿絵表示】

最強ヒロイン。金星始水を名乗って獅童三千矢の幼馴染やってたりかなり自由なチートドラゴン。これでも自分達が切り開いた世界を護るために必死な働き者。だが契約した兄さんのために公私混同はする。元の世界での名を諏訪建天雨甕星。生きた星とも呼ばれる皇龍である。

来世だろうがその先だろうが兄さんとは契約しているので実質無敵定型を使う。が、シュリンガーラはそれに干渉してくるからNG。スーパーヤンデレ。

 

 

その他神(七大天側)

【墓標の精霊王】精霊真王ユートピア

本名、真上悠兜。禍幽怒とも呼ばれる神であり、ゼロオメガの眷属たる精霊王。エッケハルトを転生させた存在。

精霊の力を使って精霊を倒す機械、AGXシリーズを駆りゼロオメガと戦い続けた果てにほぼ相討ちしたゼロオメガにより精霊にされた元・人間。AGXの誇りの為、本来の自分の戦った意味のために人類に味方する反逆者(リベリオン)

かつての戦いの最中半壊したAGX-15アルトアイネスと共に旧倭克に墜落しており、その際にLI-OHフレームを残す等この世界に縁がある為に協力してくれている。

 

【紅蓮卿】カーディナル

本名、晴天の女神シャルラッハロート。別世界における七大天のようなもの。単純に放っておけなくてリリーナを転生させた心配性の女神様。本来のリリーナでは明るさゆえに騙されそうなので門谷恋ちゃんに本当の好感度が分かる力を与えて送り出した。過保護過ぎて案外人の心が分からないとか。

 

【覇灰皇の見た光】神承時蒼

マイスガイザーと共に覇灰皇を止めたとされる伝説の存在。本人は明確に七大天側だが……

 

 

 

魔神族

【黒翼の先導者(ヴァンガード)】シロノワール

本名テネーブル・ブランシュ。魔神王の魂。肉体が転生者に乗っ取られた為魂だけで妹のアルヴィナ、そしてアルヴィナの選んだゼノと共に活動している。あくまでも呉越同舟であり、馴れ合う気はまだ無い。ドシスコン。

 

【屍の皇女】アルヴィナ・ブランシュ

【挿絵表示】

もう一人のメインヒロイン。魔神王の妹。実は先代魔神王と、現魔神王の想い人の子という割とアレな出自。色々あってゼノに完全に惚れ込んでおり、今の魔神王の呪縛も『皇子のためならお兄ちゃんが本物でも裏切る』という信念で突破して彼の側に付いたゼノガチ勢。

但し屍使いの魔神の為結構過激な思想や性癖を持つ。宝物は彼のくれた帽子と左目。ヤンデレ。

 

【魔神王】テネーブル・ブランシュ

転生者なテネーブル。前世の名を黒葛川龍悟。ゲームではラスボスだが……?スペックだけ見れば原作よりチート貰っているため上。また、魂の呪縛により転生者ではなく本来のテネーブル相手への態度を皆に強要している。

 

【迸閃の四天王】ニーラ・ウォルテール

アルヴィナの母の親友な四天王。理知的なゴリラ。テネーブルに恋しているが、親友の想いから一歩引いた態度を取りアルヴィナに味方してくれている。

 

【砕崖の四天王】エルクルル・ナラシンハ

四腕を持つ獅子のような大男の四天王。抵抗する相手を殺すことに快楽を覚える戦闘狂。

 

【暴嵐の四天王】アドラー・カラドリウス

テネーブルの親友。アルヴィナ大好きなイケメン白頭鷲。テネーブルが偽物と気付きアルヴィナの事をゼノに託して死亡。

 

【惑雫の四天王】ニュクス・トゥナロア

えっちなおねーさん四天王。他人を誘惑して堕落させるのが好きだが、大体シュリンガーラちゃんの下位互換スペックという可哀想な奴。

 

【白獄龍】ヘル

アルヴィナ派の四天王枠、トリニティの一柱。テネーブルの愛龍の片割れ。雌雄同体。

 

【不協和音の葬列】夜行

トリニティの一柱。アルヴィナを狙うロリコン。実は転生者であり、精霊を操る力を持つ。

 

【悪魔嬢】ロレーラ・トゥナロア

トリニティの一柱。アルヴィナとは友達で無邪気に残酷なニュクスの妹。

 

【怒れる小嵐】ミネル・カラドリウス

アドラーの妹。兄の死にキレて四天王代行している。本来の兄殺しの下手人が慕う魔神王であるとも知らず……

 

 

 

円卓の(セイバー・オブ)救世主(・ラウンズ)

アヴァロン・ユートピア

⇒【真なる神】ティアーブラック

 

【サクラ色の夢】サクラ・オーリリア

【挿絵表示】

ヒロイン。好きに世界を否定しろと最強のAGX、AGX-15を与えられた女の子。前世の名は早坂桜理。前世が中性的な男の子であり、女扱いされて酷い目に遭った為男らしくありたいと女の子になった現世を否定していたが……

早坂桜理として獅童三千矢に少し救われていて、男のフリしたオーウェンとしてゼノに救われ、世界が間違っているとAGXを振りかざす事をせず、女の子としての今の人生を選んでゼノ側に付く。その為、円卓に席こそ用意されていたが、実際に所属していたことはない。

 

【堕天の銀腕】ユーゴ・シュヴァリエ

AGX-ANC14Bの使い手。アステール等を侍らせて世界を生きたい小物な奴。能力がチート過ぎてイキらず生きる術を忘れてしまっているのだとか。

 

【刹那の剣】マディソン

ユーゴに連れられたりする刹月花使いの少年。ユーゴに虐げられているが割とMなのでそれで良いのだとか。

 

【血のガルゲニア】シャーフヴォル・ガルゲニア

AGX-ANCt-09の使い手。ガイストの兄であり、本来は四天王ニュクスに唆されて魔神族側に付く存在。だが、AGXに魅入られ、円卓に付いたことでその状況にはならなかった。アナ好き。

 

【アグノエルの病】ルートヴィヒ・アグノエル

アルヴィナの母側の血、ニクス一族の屍を操る能力を与えられた転生者。リリーナ(ピンク)の兄。アルヴィナを手に入れたりすべく疫病を撒いて暗躍していたが、ゼノとアルヴィナに討たれた。

 

【剣翼の慟哭龍】ヴィルフリート・アグノエル

AGX-ANC11H2Dの使い手。ルートヴィヒの従弟。リリーナ(ピンク)大好き人間で、彼女を好き勝手したくてたまらない。実は前世は獅童三千矢の伯父。

 

【嫌悪のコラージュ】リック

前世の名を下門陸。写真に映った存在だと自身の事を世界に思わせるコラージュ能力、《独つ眼が奪い撮るは永遠の刹那》の使い手。

自身の心の毒に気がつき、ゼノ達によって己を取り戻した事で円卓に反旗を翻し、皆を護って死亡。魂はヴィルフリートに、託した想いの欠片はゼノの愛刀にそれぞれ取り込まれた。

 

【咎エルフ】サルース・ミュルクヴィズ

AGX-03(ドライ)オーディーンの使い手。そもそもAGX-ANC14BがAGXシリーズが開発され始める前の時間軸に持ち込まれた結果、アガートラーム基準で造られたANCと付かず型式の数字部分をドイツ語読みするシリーズについてはユートピアの管轄ではない為現状は存在すらバレていない。

が、そもそもノア姫が咎められていないのに咎堕ちするなんて真性異言(ゼノグラシア)に決まってるのでネタバレ的に記載。

 

 

 

 

混合されし神秘(アルカナ・アルカヌム)の切り札(・アマルガム)

【愛恋】シュリンガーラ

⇒【堕落と享楽の亡毒】アージュ=ドゥーハ=アーカヌム《シュリンガーラ》→アーシュ・アルカヌム《シュリンガーラ》

 

【憤怒】ラウドラ

⇒【堕落と享楽の亡毒】アージュ=ドゥーハ=アーカヌム《ラウドラ》

 

【平穏】シャンタ

⇒【堕落と享楽の亡毒】アージュ=ドゥーハ=アーカヌム《シャンタ》

 

【勇敢】ヴィーラ

⇒【蒼き雷刃の真性異言】ゼノ

 

【恐怖】バヤナカ

⇒【魔神王】テネーブル・ブランシュ

 

【嫌悪】ビーバッア

⇒【嫌悪のコラージュ】リック

 

【悲哀】カルナ

⇒【アグノエルの病】ルートヴィヒ・アグノエル→ルートヴィヒ・アグノエル/【不協和音の葬列】夜行

 

【笑い】ハスィヤ

⇒【大司教】マーグ・メレク・グリームニル

アルカナ・アルカヌム・アマルガムを宗教として成立させている存在……らしい。より佳き結末を、が口癖であり一見して好人物だが、その実『死は恐怖と絶望の象徴であるのだから、終末とはそうあるべき』と最後の最後に絶望させることが好きな凶楽家である。

真性異言(ゼノグラシア)としての能力はAGX-03 オーディーン。つまりはサルースの事である。

 

【驚愕】アドゥブタ

⇒???

 

 

 

【怒鋼の鼠戦士】イアン・ラウドラ・バルクス

ロニの兄のネズミ亜人。本来彼を上手くこき使うために妹ごと買われていた天才奴隷亜人だったが、シュリンガーラの心毒により精神を暴走させられた事で過激思想に染まり、謎の変身体を得てAAA入りを果たした。ちょっと頭がアレに見えるが、大体シュリの毒に犯されたアマルガム中毒者はこんなもの、寧ろ怒りに染まって明後日の方向とはいえど目的を立てて動けるだけ凄い方であり、大半はひたすら毒を飲んで恍惚としながら目先の快楽に溺れ果てる。

 

 

 

 

ゼロオメガ

【真なる神】ティアーブラック

ティアの姿をしたゼロオメガ。この世界において星の龍たるティアミシュタルのみが価値あるものとして、他はゴミと明言する真なる神。人に価値をみておらず害虫のように思っている。又の名をアヴァロン・ユートピア。そちらは元人間の姿を借りてるから嫌いらしい。

 

【堕落と享楽の亡毒】アージュ=ドゥーハ=アーカヌム

【挿絵表示】

世界を心の毒で堕落と享楽に落とし滅ぼす伝説の三首六眼の龍神。星ではなくなった堕ちた皇龍……なのだが始水と血縁はない。イラストは全首がひとつになった本来の姿である【激情】(ラサ)

《シュリンガーラ》ヒロイン。幼い外見、大きな尻尾、落ち着いてのんびりした老成した喋りが特徴の首。一人称は儂。愛恋を司り、まだ他人を信じていた頃の再現。

本来は一番心毒の扱いに長け、眷属も産み出す一番厄介な首なのだが、ひたすらにゼノが心に突き刺さった結果『彼が悲しむ顔は見たくないからアナを殺すな(意訳)』とか言い出したりする程度に無力化されている。他人に与える愛恋の化身ゆえに他人の影響を唯一受けるからこんなことに……。結果として、本来はラウドラに渡しているから無い筈の翼が生えたりとかなりアーシュ・アルカヌムへと戻っている。

余談だが、若しも心の奥には絶望と諦観の巣食う昔の面影の再現体シュリンガーラではなく、まだゼロオメガになる前の希望を持つ毒龍アーシュ・アルカヌムにそのままゼノをぶつけると始水二号になる模様。

《ラウドラ》

少女な外見、大きな翼、快活な喋りが特徴の首。一人称は僕。毒を撒き散らし世界を初めて滅ぼした頃を再現した憤怒の化身。

《シャンタ》

大人の外見、巨大な爪と角、おっとり幼い喋りが特徴の首。ただ何の希望も棄て怒りすら無く毒で世界を滅ぼさせ続ける平穏の化身。最早揺らがず、変わらず、毒龍は滅びを起こしそれを眺める享楽を貪り続ける。

 

 

【心毒の銀龍】アーシュ・アルカヌム

【挿絵表示】

シュリンガーラが半ばアーシュ化しているので一応記載。

幼く、人懐っこく、立派であろうと老獪な言い回しを頑張る銀色の皇龍。しかし、自分の持つ力が毒、即ち人を狂わせ傷付けるものである事を理解しており、常に己の毒に怯えている。また、その性格から誰かを傷付ける事を極端に恐れており、何をされても絶対に反撃しようとはせず逃げるか大人しく傷つけられるに任せる。

世界を滅ぼせる力を持ちながらも何もしてこない上に生来人懐っこいが故に散々に弄ばれ、無理矢理取られた毒を利用され……最終的に産まれた世界を滅ぼし、世界を腐らす亡毒龍と化した。が、堕ちた姿では首が三つに増えているのは……結局のところ、本当のアーシュ自身ではまだ誰も傷つけられず外部に攻撃できる別の何かを産み出しているから、なのかもしれない。


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