最凶最悪の天災ファンタジスタ   作:憂鬱なサラリーマン

21 / 23
どうも、お久しぶりの投稿となってしまって申し訳ございません。
どうぞ、よろしくお願いします。


原石は磨くから価値が出る

彼と総帥が出会ったのは10年以上前

「お日さま園」という孤児院で出会ったのが事の発端である。

 

………

 

孤児院の子供達がサッカーをやっていた

子供過ぎるその子たちだったが、どの子も才能があるような動きを見せていた

だが、その中でも、たった1人他を圧倒し、異彩を放っているの子供がいた。

周りの才能を持つ者達を凡人と思わせるほどに

 

「君、名前は?」

 

思わず声をかけてしまうほどに輝いていた少年だった

 

「え、おじさん誰?」

 

それもそうだ

知らないおじさんに名前を言うわけない

 

「私の名前は影山零治。中学校で監督をやっているものだ」

「え!監督?!すごいねおじさん!僕は京!京っていうの!」

 

京か

ベタかも知れんが、言わせてもらうか

 

「いい名前だ」

「ありがと!で、何?おじさん!どしたの?」

 

そうだ

俺はここに何しに来た

この子の才能に見惚れてここまできたが俺何を

 

「私が君に一つサッカーの技術を教えてあげようと思ってね」

「ほんと!やった!教えて教えて!」

 

何を教えよう

一体何を教えるのが教育者として正解なんだろう

 

「必殺技っていうのを知ってるかい?」

「うん!知ってるよ!あれでしょ!伝説のイナズマイレブンとか!」

「………あぁ、そうだ。そこで私が一つ技を授けよう」

「ほんと!!!やったー!!!!僕何も使えないから嬉しい!」

 

教えてあげよう

私が最も好きな技を

私が最も使用する技を

 

「技の名は“ペイン・レイン”。ちょっと難しいが大丈夫だ、君なら出来る」

「うん!!おじさん!よろしく!」

 

ボールを持ち、まずどのようにやるか見せてあげる

私のペイン・レインを

 

ボールをヒールリフトで上げ、オーバーヘッドキックで空中に蹴り上げる。一気にジャンプしボールをかかと落としする。

黒い光が集まり、黒いレーザーが雨となり無人のゴールに降り注ぐ

 

「すっげぇ…」

 

少年は目をキラキラさせて一連の動作を見ていた

なんてかっこいいんだ!

そう目だけで語っていた

 

「こんな感じだ、コツはジャンプの時と、最後のかかと落としを振り抜く事、あとはやってみてポイントを掴めば出来る筈だ」

 

やってみろとパスを渡された少年は早速やってみる

まずはボールを蹴り上げ、最高打点にうまく合うようにジャンプする。足を高く振り上げ、全ての力を足に込めかかと落とししてみる

が、影山のようにレーザーにならずただの力のこもったシュートっていうだけになる。

 

「あれ?動きは一緒だと思ったのに」

 

影山は驚愕していた

技にはならなかったが、動き自体は完璧だった

足りないものはほんと些細なもの

こんなものなら今日中には出来るようになる

ダイヤモンド以上の原石だ

 

「動きが一緒というだけじゃ技にはならない。必殺技というものには発動するために条件がある」

「条件?」

「そう、まず、1.その技に必要な体力、体作り。2.その技の完成イメージがある。3.思い。だ」

「思い?」

「そう、どんなものでもいいが、絶対に成功させるとかではなく、明確に『燃やし尽くす』や『氷漬けにする』などだ。私の場合は『破壊する』という思いを込め技の完成イメージに乗せ必殺技を放つ」

「わかった。やってみる!ありがと!」

 

先程と全く同じ動作を行う

ボールを蹴り上げ、最高打点にジャンプし、かかと落とし

ただ違うのは影山の行った技をイメージし、『破壊しろ』という思いを込める

 

それにより放たれたシュートは影山ほどの威力ではないが、たしかに必殺技となったそのボールはゴールに降り注いだ

 

影山はその瞬間ある決意をした

「この子は私が育てる」

思わず口から出そうになった言葉を飲み込み口元を抑えるが笑いが止まらない

ポイントを教え、技を一度見せただけで、2回目には技を発動することに成功

「天才」も「天才」、「最高の天才」である。

 

「ねー!おじさん聞いてる?」

 

腕を引っ張りこちらを呼ぶ

どした、サッカーに愛された少年よ

 

「どうやったらおじさんみたいな威力出るの?」

「数をこなすしかない。熟練度の差といえよう、問題だ、いずれ成る」

「そっか!分かったおじさん!ありがと!」

 

この普通の笑顔ですら、後光が差している

(勿論影山の勝手な幻覚である)

 

「けーーーい!早く戻って来なさーーーい!おやつの時間よー!」

「はーーーーーーーい!おじさん、じゃあ、ばーいばーい」

「あぁ、またな少年」

 

あの子が欲しい

あの(最高の天才)が欲しい

あの(サッカーに愛された少年)が欲しい

あの(最高の原石)が欲しい

あの(史上最強の種)が欲しい

 

遠く走っていく少年に影山は独占欲のような、愛情のような

何故自分の所にいないのだという、ドロッドロの嫉妬のような感情が沸き立ち始めた

 

なんとしても欲しい

 

「影山様、お時間です」

 

車の運転手が最高の時間(物思いにふけっているの)を邪魔するように話しかけてきたお陰で現実という今に意識が戻る

 

「この世の全てのサッカー少年はきっとあの少年の贄でしかないのだろうな」

 

ボソッと誰もいない後部座席で言った言葉は誰の耳にも届かなかった。

急に思いついたように急に電話に手を伸ばし、ある人物に電話をかける

 

「もしもし?羅刹様。探し求めていたものを見つけることが出来ました」

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。
相変わらず稚拙な文章で申し訳ないです。

今回書いてみて分かったのですが、これ過去編クソ長くなりそうでどうしようか悩んでます
過去編書ききるか、本編に戻るか
うーーーんどうしましょう

感想、ご意見お待ちしております。
ご気軽にどうぞ
また、本作品は今挿絵を募集しております。
それもお待ちしております…
感想も意見も挿絵もじゃんじゃんお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。