最凶最悪の天災ファンタジスタ   作:憂鬱なサラリーマン

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大変遅い投稿になってしまい申し訳ございません
ゆっくりゆっくり書いていたらこんな有様になってしまいました
待っていてくださった皆様誠に申し訳ございません。。




反逆者を駆逐せよ

プルルルルルルルルル プルルルルルルルルル プルルルルルルルルル

 

唐突に流れたアラームによって回想(昔話)は終わりを告げる

時間は17時半、約束の時間まであと10分

眠気を覚ますように体を伸ばしながら体を起こす

 

とても懐かしい夢を見た

影山(師匠)と出会った記憶

影山(憧れの存在)との昔の記憶

影山(もう1人の父)との至福の記憶

 

やっぱり黒鉄が許せない

師匠を俺の憧れを俺の父を裏切った()のことを

 

「ぶっ潰してやる」

 

黒鉄に向けられた敵意を改めて再認識し、旅館の部屋を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大観衆

この学校の全生徒が集まっているのではないか?という数の人がグラウンドに集まり、沢山の人でごった返している。

 

「待ってましたよ、羅刹さん。いや、帝国学園キャプテンさん」

 

大きな歓声が上がり人の波が左右に別れユニフォームに着替えた黒鉄が悠々と登場する。その顔は準備万端、誰にも負けないという自信満々の顔をしており薄気味悪いほどに小さく口角が上がっている。

 

「どうです?ギャラリーは集まってるでしょう?教師の許可も取り済みです」

「あぁ、なまはげとか調子に乗ったクソガキ。今日はその鼻っ柱へし折ってやるから覚悟しとけよ」

 

身に纏っていたジャージを脱ぎ帝国学園のユニフォームを晒す

それに同調するようにまた大きな歓声が上がる

そんなに有名になったっけ?なんて疑問が頭に浮かび上がるが、黒鉄の顔を見てすぐに別の思想が、先ほど押さえ込んだはずの感情が溢れ出す。

 

「「死にさらせなまはげ」天災」

 

お互いの声が重なりお互いの敵意がぶつかり合う

バチバチという音が聞こえてきそうなほどに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対峙した2人がセンターラインを挟んで立つ

 

「私が審判を使わせていただく監督の伊勢崎だ。勿論贔屓なんてしないいいかな?羅刹くん」

「はい、ありがとうございます」

「ルールは簡単、先に10点取った方の勝ち。エリアはこのグラウンド全体。先攻後攻はコイントスで行わせてもらう。では、羅刹くんから選んで」

「いえいえ、黒鉄選べよ」

「じゃあお言葉に甘えて裏で」

「俺は表で」

 

審判である伊勢崎がコインを弾く

コインは空中で10回転ほどして地面に1回バウンドし落ち着いた

 

「表、羅刹くんが先攻でいいのかな?」

「ええ、先攻で」

「じゃあ、握手」

 

お互いに砕く勢いで握手をする

それはもはや本来の目的であるお互いの健闘を称え合うものではない、ぶっ潰すそういう言葉が出てきそうだった

 

センターマークでボールを踏みつける羅刹がセンターサークルを出た黒鉄を睨むが、黒鉄はフッと透かした態度をとっている

 

「ピィィィィィィィィィ」

 

そしてキックオフの笛が鳴った

 

「殺してやるよ」

 

羅刹の小さな発言は歓声に包まれかき消された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボールを軽く蹴り歩き出す

トン、トン、トンっと静寂な時間が流れる今、羅刹の小さなドリブル音だけが響く

それはゆっくり早くなる

トントン、トントントンと

 

気づけば走り出した羅刹はペナルティエリアに踏み込んだあたりで、ボールを地面に叩きつけるようにして空中に浮かび上がらせる

共にジャンプした羅刹が空中でボールを胸トラップするとそのまま空中でボール蹴る

 

シュート?そんな生易しいものではない

もはや凶器のようなものが黒鉄の顔を目掛けて飛んでいく

 

黒鉄はそのボールに向かって走り出し優しく足で接触する

優しく、できるだけ優しくボールの勢いに逆らわないようにゆっくりかつ確実にボールや軌道を変えていく

5m、4m、3mどゴールラインに近づき残り50cmを切った時ついに足を振り抜きボールをポストに直撃させゴールを死守する

 

大きな歓声、分かってはいたがアウェイの空気感に舌先がピリッとする

 

「必殺技使わないなんて舐めてますね?」

「舐めてねーよ次は決めてやる」

「ヒュー、かっこい」

「さっさと打て潰してやるから」

「舐めんなよ」

 

攻守が逆転し、弾かれたボールをトラップした黒鉄はボールを空中に蹴り上げる

 

「これでも食らえ」

 

見たことあるジャンプ

見たことあるフォーム

聞いたことある音

まるで鏡を見ているようだった

 

「ペイン・レイン」

 

俺の十八番の死のレーザーが俺に向かって放たれた

1つのボールで100を超えるレーザー

俺の技にそっくりなら、俺ならどれを、、

 

レーザーをかわしながらボールを探す

 

ペイン・レインには弱点があった

レーザー1つ1つに重みがあるが、全部が本物というわけではないのだ、100を越えようが1000を越えようがボールはたった1つで、そのボールがあるレーザーは威力がどうでも込められないという知る人ぞ知る弱点が、、、

 

「これだろ?」

 

レーザー終盤のある1つのレーザーに目をつけていた羅刹がそのボールに対しトラップをしようとする

 

が、それはボールなどではなくレーザーで足を衝撃が貫通する

それとほぼ同時にボールネットが揺れる音がする

 

破れんばかりの大歓声

どうやら点を入れられたみたいだ

 

「知ってるあんたなら1発目はスルーすると思ったよ」

 

まだ勝負は始まったばかり

 

なまはげ対天災

1対0




ありがとうございました!
年内までに最低でももう1話投稿したいです、、
いや、この対決を終わらせたい!

どうしようかな、、


感想、ご意見、挿絵お待ちしております。
作者の頑張る気力につながるので是非お願いします。
お願いいたします。
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