最凶最悪の天災ファンタジスタ   作:憂鬱なサラリーマン

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神は、死んだ

「おい鬼道、説明しろ。禁断の技ってどういうことだ」

 

「そうだ、説明してくれ。俺のせっかく手に入れた新技が禁断の技って言う意味を」

 

痛みが引いた佐久間と、羅刹が追求する。

 

「あぁ、“皇帝ペンギン1号”。あの技は総帥が作り出した技で、使った本人を傷つける最強最悪の技だ。威力が高く決定率が高い、お前のペイン・レインを超えるシュート技だ。だが、その威力に比例するかのように使用者は体がボロボロになる悪魔のシュートだ。3本以上打てば二度とサッカーができなくなる。」

 

「なんだその悪魔の取引みたいな技は。誰に聞いたんだ?俺がそいつを説明不足だってぶっ飛ばしてやるよ」

 

「総帥「前言撤回だ。」………」

 

「とにかく二度と使うなその技は。分かったな佐久間」

 

「あ、あぁ」

 

せっかく手に入れた新技を打てないことに絶望したのか落ち込む佐久間。

励まそうと鬼道は手を伸ばすも何かを察したのか途中で止まる。

 

相手のポセイドンが選手交代となり運び出すという無駄にかかった時間が終わり代わりのキーパーイカロスが入る。

 

ピピ

「君たち試合を再開するポジションにつきたまえ」

 

「「「はい」」」

 

ピー~~~~~~~~~

 

「僕は神。絶対なんだ。僕が負けちゃだめなんだ」

 

自分のところに来たボールを思いっきり踏みつける

 

「神の本気を受けるがいい」

 

「必殺タクティクス。神の世界」

 

世宇子中のヘルメス、アフロ、アルテミスが同時に指を鳴らす。

 

「この世界に踏み込んでももう無駄だよ?」

 

「あっ?」

 

ばれないようにボールをとろうとしたのに読まれ、3人の連携によって抜かれ、もう一度ならした3人の指ぱっちんによって、さすがの羅刹も吹っ飛ばされる。

 

「おいおい、なかなかやるじゃねぇかよ」

 

「神を怒らせた報いを受けるがいい!」

 

翼を生やし、力を溜める。

 

「もう、その技は意味が無いぞ。」

 

様子がおかしい。

その異変に気付いたのは、鬼道だった

 

「違う!源田!さっきの技じゃない!」

 

広げた翼は先ほどより大きく翼を広げ、先ほどよりも多くの力がこもる。

 

「な?!」

 

「これが本物の神の怒りだ!ゴッドブレイク!!」

 

力を溜めきったボールをかかと落としでシュートする。

ゴッドノウズとは比べものにならない威力の高い技に気を引き締め直す。

 

本気で溜めきった力を右手に溜め、体を傾ける。

 

「フルパワーバリア!」

 

100%の力を使ったバリアを斜めにしどこかに吹っ飛ばそうとする

 

「そんな愚考、神の前に意味無いのだよ。」

 

バリアを粉々に消し飛ばす

 

「な、…」

 

「これより神の裁きを下す」

 

アフロのボールはゴールに突き刺さった

 

【2対1】

 

ピピ~~~~~~~

 

ここで前半戦の終わりを告げるホイッスルが鳴り、皆がベンチに戻ってゆく。

皆がドリンクを飲み後半はどうするかと言う相談を始める。

問題は「神の楽園」と「ゴッドブレイク」である。

 

「次は必ず止めてみせる」

 

あれほど強力なシュートを受け、前なら心が折れてたガラスの源さんは、何か手応えを感じたのか、次は止められると判断したのか笑い出す。

 

「あのタクティクスを破れないとまずいが何か考えはないか?羅刹」

 

源さんに対し怪しくなったのか一番の問題のタクティクスの対処法を考え始める鬼道は羅刹に意見を求める。

 

「んー。点取り合戦しかないんじゃないか?」

 

自分がこのチームの脳であったことを思い出す

 

「それは、お前に任せる。俺は対処法を探してみる」

 

「あぁ…頼むぞ?天才」

 

「そっちも頼むぞ。天災」

 

ピー~~~~~~~~~

 

後半戦開始のホイッスルがなり、帝国のキックオフで試合が再開する

 

寺門からのバックパスで羅刹。羅刹から鬼道に回るも、すぐにアフロ、アルテミス、ヘルメスがトライアングルで囲い込み指を鳴らす

 

「神の楽園」

 

一瞬でボールをとられる

 

「な?(羅刹はこれを破ったのか?なんてむちゃくちゃな)」

 

3人は駆け上がる

 

「行かせない!キラーツインディフェンス!」

 

五条のキラースライドをジャンプで躱したところを万丈が空中で奪い取る

 

「ん?」

 

「いけぃ!」

 

奪い取ったボールがロングパスとなり辺見に回され、そこから羅刹の元に回される

 

ペナルティエリア内どフリーの状態で

 

「佐久間見とけ!これが本物のペンギンだ!」

 

指笛を鳴らし、黒いペンギンを呼び出す

 

1号と同じようにペンギンは空中を縦横無尽にとんだ後、羅刹の右足にかみつく

 

「皇帝ペンギンXぅぅぅぅぅぅ」

 

蹴り出されたシュートに空中でペンギンがブーストさせ威力を上げる。

1号と似て異なる化け物シュートが世宇子のゴールに襲いかかる。

 

「グランド・ギガント」

 

両手で地面をたたき、一心同体の巨人を作り出す。

 

「おうりゃ」

 

作り出した巨人がボールを両手で握りつぶそうとするが、ペンギンが巨人を削り破壊する。

 

 

「これが本物のペンギンだ!わかったか?佐久間」

 

【3対1】

 

汗をかき体のダメージが残る佐久間に指を指しどや顔をする。

 

「あぁ、すげぇよ」

 

 

 

「神の楽園まさか。おい羅刹、試してみたいことがある。手伝ってくれ」

 

「いいぜ、解けたか?」

 

「これから試してみるのさ」

 

ゴーグルがキラって光り何かを見つけたと言わんばかりににやっと笑う。

 

「これから言うことを試してみろ…」

 

 

 

 

 

ピー~~~~~~~~

 

終了時間が迫っているのか、時計をチラチラ気にしている。

 

「神の裁きを受けろ」

 

羅刹をはめるためにトライアングルで囲い指ぱっちんをならす。

 

3人で不可侵の世界に入り、早々に羅刹からボールの奪取に挑戦し、成功する。

不可侵の世界を解き、ペナルティエリア内に侵入する。

 

「食らえ、ゴッドブレイク!」

 

「はっ!」

 

背後に獣が現れる

 

「あれは…嘘だろ」

 

羅刹の隣で鬼道が絶句している

 

イメージは熊のような野獣である。それがかみつくように両手で挟み込む

 

「ビーストファング」

 

神の攻撃を熊が対抗する。

普通考えてどっちが制するだろう。

想像してみてくれ。熊対神

どうだろう?

 

多分皆の予想が合っていると思う

 

 

勝ったのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊だった。

 

 

「神の一撃を止めただと…」

 

止められたのを見て絶句するアフロ。

 

「ふっ、ううぅぅぅううぅ」

 

ボールを抱えたまま倒れ込む源田。

 

まさか、違うよね?お前もなの

 

「源田。」

 

「どうしたんだ?俺なら、大丈夫だ、だぞ?」

 

汗をかきながら震えて言う源田、症状は佐久間にそっくりだ

 

「鬼道。だよな?」

 

「あぁ、禁断の技だ。二度と使うな」

 

「俺はもうだめだ」

 

「ぼくは、神は死んだのか。」

 

以前のガラスのキーパー源田とアフロの思っていることが一致したそのとき、

 

 

ピッピッピー~~~~~~~~~~~~~~~

 

試合が終了した。

 

 

 

 

 

 

 

ー総帥室ー

 

 

わたしは影山零治。

帝国学園の総帥で、羅刹と鬼道にサッカーを教えてやった男だ。

 

今回のことで、試したいことがいくつかあった

・羅刹に教えた「皇帝ペンギンX」

・佐久間と、源田に与えた「皇帝ペンギン1号」、「ビーストファング」

・羅刹と鬼道に対し、サッカーに信頼はいらない物ということ

・神のアクア(仮)を使った世宇子の実力

 

の4つだ。

なのに一番重要だった信頼の否定ができなかった。

 

あの世宇子が羅刹に劣り過ぎているが故にな。

 

果たして私の野望にあいつらはどこまで着いてこられるかな?

 

 

 

 

影山の新たな計画が始まった

 

 

 

 

 

 

 




どうも、12時までにあげられればよかったんですが間に合いませんでした。

いやー感想のところで皇帝ペンギンXの名が出たときめっちゃ焦りました
前話の最後の一言いらなかったのかもしれませんねW

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