ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale 作:セルフィア
次の日、ガンプラを見たい気持ちでいつもより1時間以上早く学校へ行ったがガンプラバトル部は朝練をやっていないと言うのを知らずに部室の前でHRのチャイムがなるまで待っていて遅刻扱いになってしまい拓哉に笑われたのは内緒だ
HRが終わると
「拓哉は知ってたのか?朝部活がない事」
「あぁ、響には言うのを忘れてたけど昨日十六夜先輩から連絡きてたからな」
(こいつ!俺が今日どうやって連絡先を聞こうか悩んでたってのにもう聞いていた、だと...?)
「昨日連絡先聞いてる時間なかったはずだろ?いつ聞いたんだよ」
「それがさ、偶然にも十六夜先輩と途中まで帰り道が一緒でさその時に聞いたんだよ」
「そういう事だったのか、じゃぁ他の人のはまだ知らないんだな」
「いや、十六夜先輩に連絡先聞いた後あの部活のグループに招待されたから全員知ってる」
(え、という事は知らないのは俺だけ?)
その事実を聞かされ軽く落ち込んでいると
「まぁ、響も部活行ったら俺が誘っても良いけどやっぱり先輩達に誘ってもらうのが良いと思うし、拒否られないと思うから」
「拒否られたら凹むどころじゃ済まないぞ...それにしても早く放課後にならないかな」
1限、2限と過ぎて昼ご飯を食べて5限が始まる前に
「次の授業体育だぞ、着替えなくて良いのか?」
そう言った拓哉は既に着替え終わっていた
「忘れてた!先に行っててくれ追いつくからさ」
「おう、遅刻すんなよ〜」
拓哉は教室を出て行った
「さてと、急ぐとするか。なんやかんやでもう着替え終わったしな」
(この時間なら何とか間に合いそうだ)
教室を出て走って校庭に向かうために下駄箱へ行く曲がり角で誰かとぶつかった
「うぉ!なんだ⁉︎」
「きゃっ!」
体格差があったせいか自分は倒れず相手だけが倒れてしまったので手を出し
上からだったのでかろうじて女性と言うことだけは分かったが
「すいません!急いでてケガはありませんか?って小川さん?」
「こちらこそ前を見てなくて...城戸、さん?」
ぶつかったのは昨日部室にいた小川 沙希だった。そんな彼女を立たせると
「あれ、次の時間俺と同じ体育だよね?こんなとこでどうしたの?」
「忘れ物を取りに行こうと...」
一瞬、忘れ物?と思ったがこれ以上聞くのも悪いと思い
「そっか!それはそうとさっきはごめん!体育頑張ってね!」
「はい、ありがとうございます...」
そんな会話をし校庭に出て拓哉と合流した後5分くらい過ぎた辺りでチャイムが鳴り授業が始まった。
そして、女子側の試合を見ていたが結局彼女を発見する事は出来なかった
6限も何事もなく終わり放課後になり部活へ
「やっと、ガンプラが貰える!この時を昨日の夜から待ってたぜ!」
「そんなはしゃぐなって、こっちが恥ずかしくなってくる」
拓哉は笑いながらまぁ気持ちは分からなくもないけど、と言葉を足していた
部室のドアを開けると既に全員いてテーブルの上には自分と拓哉の分であろうガンプラが置いてあった
「やぁ待ってたよ。これが君たちのガンプラだ名前は君たちが付けると良い。後、まだ試運転だから城戸くんのガンプラにしか付けられなかったけどあるシステムを仕込ませて貰った」
(あるシステム?なんだろうGPベースを見ると何か設定してあるけど、今の時点じゃ確認できない...)
翼にそう告げられ響と拓哉はガンプラを受け取ると名前をGPベースに登録する
「早速なんだけど、今日は交流と2人のガンプラの試運転も兼ねて3on3でバトルしましょうか!メンバーは私と沙希ちゃんと城戸くんvs翼くんと奏と安藤くんで」
残る5人は大きく頷き今井を含め筐体に向かい
6人は筐体を真ん中に挟み立つとGPベースをセットする
《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard4,space》
《Please set your GUNPLA》
音声に従ってガンプラを置く
《BATTLE START》
「城戸 響!ストライクルージュ黄昏!出るよ!」
「安藤 拓哉!エクシアディスターブ!目標を駆逐する!」
「今井 木乃香!ストライクガンダムバンダースナッチ!殲滅を始めましょうか!」
「小川 沙希、Gセルフサーガ。行きます!」
「十六夜 翼、イチイバルッグ。行こうか」
「滝沢 奏!ゲルググ!狩りの時間だよ!」
各々レバーを前に動かし、ガンプラを発進させる
「さてと、偶然なのか昨日と同じステージな訳だけど全身赤だとやっぱり目立つか...
っとそれより、今井先輩、小川さん今回はよろしくお願いします!」
「えぇ、よろしくね」
「よろしく、お願いします...」
スタートした位置が昨日と同じ場所だったので、近くにあった基地に降り立つと今井が
「今回のバトルの指揮は私が取るから!翼君は遠距離タイプで奏と安藤君が近距離タイプだから作戦としては、私と沙希ちゃんが後方から援護するから城戸君が斬り込んで1人ずつ落として行きましょう!」
「了解です!」
「分かりました」
その頃、
「お、昨日と同じステージだけどスタート位置は逆だったか。そんな事より、十六夜先輩!滝沢先輩!よろしくお願いします!」
「あぁ、よろしく頼む」
「うん!よろしくね〜」
前回バンダースナッチが高出力ビームを打った辺りに降り立つと
「多分相手側の作戦は今井くんが考えているだろうから、僕が指揮をとろう」
「作戦の前に、ちょっと疑問に思ってる事があって滝沢先輩のゲルググって改造してるのに見えましたけど名前普通なんですか?」
それを聞いた瞬間、十六夜は頭を抱える
「彼女はね...以前、名前を付けてって言うから僕が名前を付けても長い!って呼ばないからもう諦めたんだ」
「だって、翼さんの付ける名前長いんだもん!」
その2人のやり取りを見ていた拓哉は
「2人とも仲良いっすね。もしかして付き合ってるんですか?」
「「ないね」」
拓哉の発言が終わるか終わらないかあたりで否定されてしまった
「気を取り直して作戦会議と行こうか。昨日戦った通り今井くんはオールラウンダーだから僕が抑えるけど、小川くんが後方支援タイプだから奏くんが抑えてくれ。そして、城戸くんの相手を安藤くんが」
「「了解!!!」」
大地を蹴りスラスターを吹かしレーダーに反応が出た目標を定めると
「先行します!行けよ!ファングゥ!」
拓哉は背中のファングを4基射出すると、真正面から斬り込んだ
「そう来ると思ってたぜ拓哉!ここから先には行かせない!」
同じく正面から出てきた響はHiνブレイヴのソードをランスに改良したトリアイナを構え
拓哉のGNソードによる斬り込みを響は受け止めると鍔迫り合いを始めた
「あっちも始めたようね、私たちも行きましょうか」
「分かりました。作戦通り私は城戸くんの援護に...」
そう話し行動に移ろうとした瞬間、CAUTION‼︎の表示が出てガトリングによる攻撃を受け
「ちっ!この攻撃の仕方翼くんね!」
「ご名答、あの装備じゃなければバンダースナッチとでも撃ち合いは出来るからね」
翼の言う通り木乃香のガンプラはハンデとして昨日の装備ではなくランチャー装備だった
「ほらほら!行くよ沙希ちゃん!」
「早い...!何とかして離れないと」
翼と木乃香が戦い始めた頃、奏と沙希も遭遇していてGセルフがゲルググから逃げ回っていた
Gセルフは射撃に特化しすぎてサーベルなどの近接武装を積んできていなかったのだが、対するゲルググは逆に近接武装しか積んでいなかった為に離れなければ撃てないガンプラと近づかなければ斬れないガンプラで壮絶な鬼ごっこが繰り広げられていた
「見事にタイマンに誘い込まれたわ!やるわね翼くん!」
「お褒めに預かり光栄だよ。でも援護には行かせないけどね」
一方、響たちは
「あのファングが邪魔だ!こうなったら...当たるか分からないけどあれをやるしかないか」
ファングや拓哉の攻撃をいなしつつ出来るだけファングを引きつけるとサーベルを抜きファングに投げつけた
「ファングを落とす気か?させるかよ!」
拓哉は投げつけられたサーベルを撃ち落とそうと大地の少し山になってる所から飛びGNソードをライフルモードにして射撃体勢に移行した辺りで
「掛かったな!これでも喰らえ!」
響はもう一本サーベルを抜くとビームが出てる状態でさっきと同じような位置に投げるとライフルでそのサーベルを撃ち抜き
撃ち抜かれたサーベルはビームを拡散しながら爆発し周りのファングを誘爆させた
「な⁉︎ビームコンフューズ⁉︎」
そう響がやったこの技はカミーユがハマーンのキュベレイのファンネルを撃ち落としたのが有名だがついこの前マキオンをやっていた時に隣の人が使っていたZガンダムを見て思いつき
「こんなにうまく行くとは思わなかったけど、これでファングはもうない!さぁ、斬り合いを続けようぜ!」
「あぁやってやるよ!後悔すんなよトランザム!」
紅い残像と化したエクシアはストライクに向かってGNソードを構えると右から、左から、様々な方向から斬り込んできた
「トランザム⁉︎そういやエクシアなんだから積んでるに決まってるよな。でも待てよ?そういや十六夜先輩がなにかのシステムを積んでるって言ってたなそれがこのすろか‼︎」
エクシアのトランザムに対抗できるなら何でも良いと思っていた響には使わずにいられなかった
3話から4話を書くまでに2週間以上間隔が空いてしまいました!
すみません...
職場での環境の変化なんですけどそれを理由にしてはいけませんね(笑
4話終盤で拓哉のトランザムに対抗する為にアイコンを色々と見ていて見たこともないアイコンを見つけた響ですが、これが勝利に向かうか敗北に向かうか次回をお楽しみに!