ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale   作:セルフィア

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「唐突だけど、明日プラモショップ行こうぜ!」
「ホントに唐突だな⁉︎まぁ、拓哉らしいけれど...」
「決まりだな!じゃぁ、10時に駅前集合で。」
「あいよー。」

さて、どうなるAnother episode!


番外編
Another episode1〜事前情報は必要だった〜


それは何でもないある日、拓哉と行くはずだったプラモ屋が定休日で目的を失い街中をぶらついている途中の事だった。

 

「まさか行こうとしてたお店が定休日だったなんて...」

「まぁ、そんな日もあるさ。気晴らしにゲーセンでも行こうぜ。」

拓哉の提案に乗った響は近くのゲーセンに流れ込み取り敢えず、配置図を見ながら何をするか拓哉に声をかける。

 

「なんかやりたいもんあったか?」

「そりゃもちろん、ガンプラバトルだろ!」

了解、とガンプラバトルの出来るブースに足を運ぶと何かイベントを行っているらしく盛り上がっていた。

 

[おっとぉ!これで右側のプレイヤーが4連勝だ!続く5連勝目を阻止できるプレイヤーは現れるのかぁ!]

 

テンション高めの店員さんの声を聞きながら状況を纏めると、どうやらこのイベントは勝ち残り制である程度勝ち残ると景品が貰えるらしく飛び入りでの参加もOKなのだとか。

(まぁ、もう少し他のファイターの実力を見てからでも遅くないか。)

響はまだ見ているだけの予定だったが隣で見ていた拓哉が我慢できなくなったのだろう響の腕を引っ張りながら手をあげる。

 

「飛び入りで参加します!」

[おぉぉ!!!果たしてこのプレイヤー達が5連勝目を阻止出来るのか!早速行きましょう!]

 

店員さんもノリノリで飛び入りの参加を認めてしまったので参加するしかなく。

「はぁ、参加しちまったからにはやりますか...」

4人は筐体を真ん中に挟みGPベースをセットする。

 

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard1,colony》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START》

 

「城戸 響、ビルドプロミネンスガンダム。行くよ!」

「安藤 拓哉、V2ガンダムアサルトバスター。派手にブチまける!」

レバーを動かしガンプラを発進させる。

 

今回のステージは、サイド7だった。

 

ステージ中央まで周囲を警戒しながら移動する響のプロミネンスと拓哉のV2。

「今井先輩に作りかたを教えてもらいながら作ったトライバーニングを改修したのか。」

拓哉はビルドプロミネンスを見ながら背部にふた振りの剣が装備されているのに気付く。

 

「トライバーニングって拳メインの機体じゃなかったか。」

「あぁ、これは俺が切断系統の武装を積みたかったからでそういう拓哉はシンプルだな?」

 

響に振られ拓哉が自分の機体の話をしようとした所で敵機が視界に入る。

「まぁなってあれはヘビアとF91か?ヘビアのミサイル搭載量がえげつない事になってるな...」

視界に入った瞬間、ヘビーアームズは本来のミサイルポッドの他に増設したポッドからもミサイルを射出し視界一杯にミサイルが迫っていた。

 

「ミサイル多!拓哉!」

「分かってますよっと、光の翼で押し切る!」

プロミネンスがV2の後ろに下がりV2が光の翼を展開、先頭のミサイルを起爆し続くミサイルを誘爆させる。

 

「よし!響、行ってこい!」

「おうよ!」

プロミネンスはミサイルを撃ち尽くしたのだろう空になったコンテナをパージしたヘビーアームズに向けて粒子による足場を作りそれを蹴りながら接近する。

 

「格闘にガン振りしたこの機体の真髄をとくとお見せしよう!」

バックパックから分割式実体剣[アメノミハシラ]を抜きヘビーアームズの真正面から振り下ろし、その一撃をガトリングシールドで防がせると今度は脚の裏からアーマーシュナイダーを展開して腹部に回し蹴りを決める。

よろけたヘビーアームズに追撃の姿勢に入ったプロミネンスに相手方のF91がビームサーベルを翳して割って入り攻撃が中断させられてしまう。

 

「仕留め損なった!拓哉行けるか?」

「待たせた、やっと動ける。」

クールタイムが終わったV2がこちらに向かってきながらバルカンを連射しF91のビームサーベルを撃ち落とし、サーベルを撃ち落とされたF91がV2と距離を取ろうとMEPEを発動する。

 

「逃すか!打ち上げ花火!」

V2背部のメガビームキャノンが上を向き一発のビーム弾が打ち上げられた瞬間上空で弾けるとV2の周囲にビームの雨が降り注ぐ。

「ちょ!俺もいるんだけど!」

 

通信が入った直後急いでV2の足元へ退避する事が出来たプロミネンスを除いてMEPE中のF91はビームの雨を完全に避け切る事が出来ず強制的に解除させられ、ヘビーアームズはもろにくらい主武装であるガトリングが爆発してしまう。

 

「よし!このまま俺はヘビアに行くから響はF91よろしくな。」

V2は背部スラスターを噴かしながら、ヘビーアームズにタックルをかまし連れ去っていった。

そして、残されたプロミネンスとF91はお互いに一度ゴツいV2に連れ去られるヘビーアームズを見て視線を戻しそれぞれの獲物を構える。

 

「F91はおそらく再チャージに入ったからMEPEは使えないはず、仕掛けるなら今しかない!バーニングプロミネンス!」

[Burning prominence system standby]

プロミネンスの一部装甲が外れ中から元のトライバーニングと同じ炎のような粒子を煌めかせその熱気で襲いかかってきたF91を吹き飛ばす。

 

「初めて起動してみたけど、凄まじい熱気だな。作ってくれた翼先輩に感謝しないと。」

このシステムは翼が初めてガンプラを自分の手で作った事にプレゼントとして作ってくれたもので、この事により溢れ出るエネルギーを各所から炎の粒子で放出し機体の出力を耐えられる限界まで引き出してくれるシステムらしい。

「さぁ!一気に畳みかけようか!」

 

 

ヘビーアームズを連れ去っていったV2だが、途中ヘビーアームズに折りたたみ式ナイフで腕部を傷つけられ解放してしまう。

傷ついた腕部装甲をパージし、代わりにビームスマートガン[物干し竿]を取り出し構えたまま突撃すると狙いを定めず連射する。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってなぁ!」

 

何発か続けて撃つと最初は避けられていたヘビーアームズだったがその内の一発が右肩に命中しよろける。

「好機!仕留めさせてもらおうか!」

突撃した勢いでV2は物干し竿やメガビームキャノンそしてメガビームシールドをパージし機体を身軽にするとビームサーベルを構えそのままヘビーアームズの右肩あたりから袈裟斬りにして、上半身と下半身がはっきりと別れた瞬間ヘビーアームズは爆発を起こしV2はその場を後にする。

 

 

「プロメテウスバーストォォォ!」

プロミネンスはバーニングプロミネンスシステムで放出していた粒子を分割していたアメノミハシラを合わせ大剣に収束し自身の背丈をゆうに超える超大型剣を作り出す。

F91も負けじと貯蔵分のビームシールドを漂わせいつ振り下ろされても良いように自身も上向きで構える。

 

「読みが甘かったな!これは横振りだ!」

縦で構えていた超大型剣を振り下ろす直前で強引に横にするとフルスイングで薙ぎ払ってF91を胴体の部分から両断して爆発が起きる。

[YOU WIN!!!]

 

「「よっしゃー!!!」」

響と拓哉は戦ってくれた相手方と握手を交わしてその後何戦かして疲れていた所に入ってきたアストレアとウイングゼロの改造機にやられてしまったのは言うまでもない。

 

(あの人達何処かで会ったことあるような気がするんだけどなぁ...)

帰宅して寝床に入った響は戦ったファイターについて思い出そうとするがその前に深い眠りにつく。

そして、そこから先はまだ未来の話。

 




新人戦が終わってからの番外編です!

ただこの話は新人戦が終わってからの話ではなく、いつかの物語になってます(笑
そして最後にチラッとだけ出てきたファイターについてもいつの日か登場してもらいますので!

さて今回のガンプラ紹介です!
ビルドプロミネンスガンダム
武装:ビームサーベル×2、アメノミハシラ
SP:バーニングプロミネンス
響が木乃香に作りかたを教えもらいながら作ったトライバーニングを改修した機体で、いつもの響が使ってる機体に比べてビームサーベルの搭載量が最低限のものになっている。
ライフルなどの遠距離武装を一切持たずバルカンすら搭載していない。
そして、翼からのプレゼントでバーニングプロミネンスシステムを搭載していて元のトライバーニング同様溢れ出るエネルギーを炎のような粒子として放出する事で熱気でビームを屈折させる・機体出力が向上するなど近接格闘に持ち込ませやすくなるシステムである。
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