ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale   作:セルフィア

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Beginning Tale これまでの3つの出来事!

1つ!拓哉が新機体「ダブルオーガンダムセグエンテ」を製作。

1つ!響は沙希に思いを伝える事が出来なかった。

1つ!地区予選が2週間後に迫っていた。


第33話〜それが最強の矛とするならこちらは〜

「と言うわけで、2週間後の地区予選に向けて連携の特訓をしましょう!」

「「「おー!!!(ぉー)」」」

「それでね、早速なんだけどクジを作ってきたの。色がついてる人同士でペアを組んで1人だけ休憩って形になるわ。」

 

「「「了解です。」」」

木乃香、奏、拓哉、響、沙希の5人が一本ずつクジを引く。

「赤が私と城戸くん、青が奏と安藤くんね。」

「私が休憩ですね...」

「沙希ちゃん!次があるから、ね?」

 

「分かってます、機体の調整がありますし...」

「そ、それじゃ気を取り直して...」

「「いざ尋常に勝負!」」

4人は筐体を真ん中に挟みGPベースをセットする。

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard11,castle》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START》

「ストライクガンダムアーマメント、城戸 響。推して参る!」

「ストライクブランシェ、今井 木乃香。殲滅を始めましょうか!」

「ダブルオーガンダムセグエンテ、安藤 拓哉。飛び立つ!」

「バイアラン、滝沢 奏。狩りの時間だよ!」

 

レバーを動かしガンプラを発進させる。

 

今回のステージは、ビルドファイターズトライに出てきた古城だった。

 

ゲートから飛び出た後、ブースターを吹かしながらの移動最中で響がこのフィールド雰囲気から気になっていた事を木乃香に聞いてみる。

「そう言えばこのフィールドってオバケは出てくるんですかね?」

「最近の映像は進化してるし出てくるんじゃないかしら。」

「怖い事言わないで下さいよ...ま、まぁ?自分は別に怖くないですけど?」

 

「あら、そしたら今度みんなでホラーでも見ましょうか。」

「ほ、ほら!今はバトル中ですしバトルに集中しましょう!」

「この場はそういう事にしておきましょう。ステージ中央の古城下についたし。」

「助かった...それにしてもあの2人は何処にいるんですかね?」

 

「あれの後ろに隠れてる可能性が高そうだし取り敢えず、あの城吹き飛ばすわね。」

「取り敢えずのレベル超えてません⁉︎」

突然の発言に驚きを隠せなかった響を横目にメガキャノンを弓形態へ変形、トリアイナをビームランス展開モードでメガキャノンにかけ引き金を引いた。

 

「でっけー城だなぁ、滝沢先輩どうします?」

「うーん、定石なら古城の中で相手を待つんだけどなにせ相手が木乃香ちゃんだからなんとなく中に入るのは危険な気がするな〜。」

「確かに。部長なら古城ごと吹き飛ばしそうですね...滝沢先輩高熱源反応ありです!」

「回避は間に合わない!伏せて!」

奏の指示に従って地面に伏せた拓哉と奏が顔を上げるとそこにあったのは古城を消しとばしクレーターの中心に突き刺さっていたトリアイナだった。

 

「トリアイナ?来たか響!ってストライク違い⁉︎」

「残念ながらこっちのストライクなのよ!」

地面に突き刺さっていたトリアイナを見て、てっきり響が来るかと思っていた拓哉だったが予想に反して木乃香のストライクガンダムブランシェが迫って来ていた。

反射的にバイアランごとGNフィールドを張り防御に徹したダブルオーの目前に響のストライクガンダムアーマメントのドラグーンと木乃香のストライクガンダムブランシェのドラグーンが3重でプラフスキーパワーゲートを展開。

 

「GNフィールドなんて私たちからしたらただの的よ、城戸くん!」

「任されました!バスターライフル連結、これで吹き飛べ!簡易式全てを抱きし理想郷(スクイーズドアヴァロニア)!」

ダブルオーとバイアランを正面に捉え引き金を引き放たれたバスターライフルの一撃は、3重のプラフスキーパワーゲートを通過してSEED発動状態に近い威力を伴ってGNフィールドに直撃し最初のうちは防げていたダブルオーのGNフィールドが徐々に押され始める。

 

「たっくん、私が合図したらGNフィールドを解除して右にズレて!このままだと2人まとめて落ちちゃうし私に策があるの。」

「滝沢先輩、信じますよ!」

「行くよ。3、2、1、今!」

直後、拓哉がGNフィールドを解除し右にズレると奏のバイアランが追加プロペラントタンクをパージし左に回避する。

 

「やった⁉︎」

「いえ、奏たちは落ちてないわ!あれは囮よ!」

アーマメントが砲撃を中断した瞬間、バスターライフルの砲身にビームが命中し爆発を起こした。

「狙いが少しズレたか。悪運の強いヤツめ。」

「拓哉か!やってくれたな...」

 

ビームの放たれた方向を向くとGNメガブラスターを構えていたダブルオーセグエンテがただずんでおり、続く2発目はアーマメントのシールドで防ぎビームダガーを投擲した。

「2発目は喰らわないぞ!今度は俺からやらせてもらおうか!」

「今度は私が言うよ、残念ながらってね!」

投擲したビームダガーはバイアランのビームガトリングによって爆発を起こすが、アーマメントと入れ替わるようにブランシェが前に躍り出る。

 

「行きなさい!ヴェスパービット、ドラグーン!」

「もう、遠隔操作兵装なんて!」

ブランシェがヴェスパービット2基とドラグーンを4基射出しながら自身もGNソードで突撃、バイアランが抜刀モーション無しでビームサーベルをヴェスパービットに突き付け、それを足場に跳躍し上空に舞い上がる。

全身のありとあらゆる銃火器を出し惜しみなくばら撒くとあっという間に残ったヴェスパービットとドラグーンを撃ち落とした。

 

「中々やるじゃない、ならこれはどうかしら?」

GNソードを右手に展開、バイアランをアンカーで引き摺り落としすれちがいざまに右腕を肩から斬り落としつつ右肩のユニットを落ちてきたバイアランに押し付ける。

 

「これは弓のはずじゃ...⁉︎」

「所がどっこいメガランチャーなのよ!」

弓の形を保っていたそれはバイアランの胴体を挟み込むとおもむろにぶっ放すと上半身と下半身で別れ爆発を起こす。

 

一方木乃香が奏を連れ去った頃、響と拓哉も鍔迫り合いを繰り広げていた。

「早速だが落ちてもらうぞ、トランザム!」

「やっぱりそうくるよな...」

紅い粒子を纏ったダブルオーが残像を残しながら、アーマメントに接近しGNメガブラスターの砲身でストライクの正面を叩きつける。

 

「荒い歓迎じゃねぇか、ならこっちもやってやる!SEED!」

[SEED system standby。Remaining until the time limit of 180 seconds。]

紅とは逆の蒼い粒子を纏いお返しと言わんばかりにダブルオーの頭部を殴りつけ体制を崩しフェザーソードを展開しGNメガブラスターの砲身を斬りつけ。

 

「この際だ、拓哉の紅と俺の蒼どちらが強いか!」

「証明しようじゃねぇか!トランザムエクスプロージョン!」

纏っていた紅い粒子が両肩のGNドライヴに流れ翼へとその姿を変え手に握った大型ビームソードのビーム出力を上げアーマメントをフェザーソードごと弾き飛ばす。

 

「トドメだ、エクスプロージョンノヴァ!」

両肩のGNドライヴから勢いよく放出されていたGN粒子の翼が右腕の大型ビームソードに収束、大型ビームソードを作り出しそのまま振り下ろす。

「一か八かの勝負!SEED最大出力!」

振り下ろされる直前、ストライクの両翼から展開されていたSEEDによる蒼い粒子の翼がストライクの全身を包み込んだ。

 

「なんだよそれは...」

「いや、俺にも分からん...」

ダブルオーセグエンテの[エクスプロージョンノヴァ]を矛とするなら今現れたストライクアーマメントのそれは翼の形をした盾だった。

「どうする?続けるか?」

「続けたいんだがもう粒子が尽きるし、拓哉の勝ちだ...」

響の言葉が終わると同時にストライクのカメラアイから光が失われ膝をついた。

 

[TIME UP!!!]

 

スクリーンが溶け機体を回収した響が翼の元に寄り先程の現象について尋ねる。

「翼先輩あれは一体...」

「それは僕も分からないけど、地区予選までに使えるように機体含めて調整しておくよ。」

「お願いします!」

「城戸くん!次の対戦相手を決めるよー!」

「はーい、今行きます!」

この特訓は日が暮れて下校を促すチャイムが流れるまで続いた。




最近、暑すぎて外に出る事がめっきり少なくなったセルフィアです。

今コードギアスの1期を視聴中でランスロットみたいな機体を作ってみたいなと思案中なのです。

今回のガンプラ紹介!
バイアラン
武装:腕部メガ粒子砲×2、脚部3連ミサイル×2、その他仮武装
SP:なし
奏がバーザム・ゲルググ・ケンプファーを得て新しく翼が新造した機体。元のバイアランとはカラーリングと増設されたプロペラントタンクなどの違いしかないが翼の調節により継続戦闘能力と火力は向上した。
しかし、バイアランの手ではケンプファー時代に使っていた太刀などが使えず今回メガ粒子砲と他の仮武装で補っていたが近々隠し腕を追加する予定らしい。(奏が使えるかどうかはべつとして)
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