ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale   作:セルフィア

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第34話〜剣と銃士のドッキング〜

地区大会当日〜

 

「懐かしいなこの会場とこの感じ!」

「相変わらず早いわね、私がくる1時間前からスタンばってるなんて...」

「部長、こいつはいつもこんなんですよ。」

「城戸くん元気だね!トッポ食べる?」

「奏が人に食べ物をあげるなんて、今日は何か良くない事が起こりそうだ。」

 

そして、受付を済ませて会場内に入り予め指定されていた席に荷物を置き下に降りると少し遅れて開会式が始まった。

「それでは、ここに地区大会の開催を宣言します。」

「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」

 

盛大な盛り上がりを見せ早速第1試合の組み合わせが発表されていき、第1コートから順番に呼ばれていく中響たちは出場選手を決めるためクジ引きを行なっていた。

「1番はもらった!」

「私も1番でした...」

「そしたら1番目は城戸くんと沙希ちゃんね、全力で楽しんできなさい!」

「「はい(...)!」」

 

[第38コートで春日浦高校対天ヶ崎高校の試合を行います。選手はコートへ移動してください。]

「お、出番か。それじゃ...」

「あぁ城戸くん、アーマメント装備じゃなくて今回は使い慣れてるオールレンジ対応型のムラマサストライカーに換装しよう。」

「分かりました!」

ムラマサストライカーに換装したストライクを受け取りコートへ向かうと既に対戦相手が待機しておりこちらに気づいた男の方が先に口を開いた。

 

「春日浦高校の平川 蓮太郎だ、よろしくな。」

「同じく三上 日菜です。」

そこから響たちも自己紹介をして4人は筐体を真ん中に挟みGPベースをセットする。

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard8,sky》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START》

「ムラマサストライク、城戸 響。推して参る!」

「レオパルドデュルガー、小川 沙希。い、行きます!」

 

レバーを動かし機体を発進させる。

 

今回のステージは、障害物として戦艦が航行している上空だった。

 

「戦ってる最中に上がる事はあるけど最初から空のステージって初めてだな。」

「ホントですね...」

[CAUTION!!!]

ゆるい雰囲気が突然、アラートが鳴り響きステージについての感想を述べる戦艦を足場に跳躍を繰り返すストライクと同じように移動しているレオパルドの真横をミサイルが通り過ぎていった。

 

「なんじゃとて!?」

「前方に敵機確認しました...!送ります...」

続く第2陣のミサイル郡を天羽々斬の斬り払いによる衝撃波を起こしその爆発によって落ちていく戦艦を尻目に違う戦艦に乗り移り送られてきたデータを見つめると

 

「バエルとガードフレームかな?バエルは目立った改造はしてないみたいだけど、ガードフレームは追加武装のオンパレードか。」

「ならガードフレームの相手は私ですね...」

ステージ中央まで移動した響たちが目にしたのは、ドダイに乗っていたバエルとガードフレームだったがお互いに出会った瞬間それぞれの獲物を構え突撃する。

 

「撃ち落とします...!」

「今のこの時代にリボルバー式!?」

ガードフレームから放たれた数えきれないミサイルに向けレオパルドが2丁のリボルバーマガジンで先頭のミサイルを撃ち落とし続くミサイルを誘爆させる。

 

「今です、城戸さん!」

「了解!殿は任された!でりゃぁぁぁ!!」

レオパルドがガトリングによって飛んできたミサイルを全て撃ち落としながら後退し代わりに飛び出たストライクが天羽々斬をガードフレームに振り下ろそうとした瞬間、その横から出てきたバエルに方向をズラされ戦艦に突き刺さってしまう。

 

「あ!抜けない抜けないよ!」

「馬鹿め!」

続くバエルの追撃を天羽々斬を突き刺したまま軸にしてバエルを蹴り飛ばし、その遠心力を利用して天羽々斬を振り抜きドダイに飛びついた。

 

「行けよ、ドダイ!」

「それは俺らのドダイだろう!?」

ブースター全開でドダイを押し出しながら自身も天羽々斬をバックパックに戻してビームライフルに持ち替え、フルオートで連射するがその連射されたビームをバエルがドダイを盾に受け止めると反撃と言わんばかりにバエルソードを二刀流で振り下ろし腕部ナックルガードでそれを防ぐ。

 

「ミサイル全弾落としなんて気軽に出来ることじゃないよね!」

「お褒めに預かり光栄、です...!」

ドダイを持っていかれたガードフレームが残っていたミサイルを全弾一斉射するがレオパルドの両腕で携えたガトリングにこれもまた撃ち落とされる。

 

「なら近接はどうっ!」

「早い...!」

ガードフレームがビームサーベルを抜き、ブースターを吹かし向かってくるのをレオパルドがガトリングで近づかれないように撃ち続けたが追いきれずガトリングを斬り伏せられ戦艦に顔面を押さえつけられてしまう。

その押さえつけられた瞬間を見ていたストライクが戦闘中だったバエルにビームライフルを投げつけバルカンで爆発させるとガードフレーム目掛け天羽々斬を振り下ろす。

 

「貰ったぁ!」

「しまっ!?」

その切っ先は間違いなくガードフレームを斬りふせるはずだったが、上空ということもあり空気圧の抵抗を受け僅かにガードフレームの装甲にキズを残しその隙を突かれ接近したバエルの脚部ヒートダガーの蹴り上げがストライクの胸部に食い込んでその動きを止めた。

 

「城戸さん!」

「相方の心配をしてる場合なの!」

「残るはアンタだけだ!」

近くに倒れ込んでいたストライクから天羽々斬を抜いて分割しその片方をガードフレームに向け投擲、何とか跳ね除けたレオパルドにその横から来たバエルのバエルソードがバックパックを貫き爆発によって膝をつく。

 

「ーーッ!ここまで...」

「諦めるな!まだバトルは終わってない!」

「この声どこから...」

「蓮太郎っ!」

直後、膝をついたレオパルドにトドメを刺そうとバエルソードを振り上げたバエルに2本のビームが突き刺さる。

 

「支援ブースター!?」

「翼先輩に感謝しないとな...アーマメント装備だったら出来なかった芸当だ。」

日菜と沙希が上空を向くとバエルによって落とされたはずのストライク、のバックパックであるムラマサストライカーが旋回していた。

 

「これで1対1.5だな、小川さん!ドッキング行ける?」

「は、はい!大丈夫です、ドッキングシークエンス開始3.2.1...」

ムラマサストライカーがバックパック形態へと姿を変えレオパルドに装着、残っていた片方の天羽々斬をバックパックに戻し膝からビームサーベルを抜きレオパルドがブースターを吹かしつつガードフレームへ肉薄する。

 

「悪あがきを!」

「私は負けられないんです...!」

同じようにビームサーベルを抜いたガードフレームと斬り結び何度か鍔迫り合いを行ったレオパルドがガードフレームを蹴り飛ばしビームサーベルを投擲、右肩に命中し大きく体制を崩したガードフレームにムラマサストライカーのビームキャノンが胸部を撃ち抜き爆発を起こす。

 

[YOU WIN!!!]

 

スクリーンが溶け対戦してくれた日菜と蓮太郎と挨拶を交わし観客席へ戻り翼にストライクを見せながら

「一回戦目からストライクをこんなにしちゃって...」

「それほど今回の地区大会が強敵揃いって事だろう、3回戦までには直しておくよ。」

 

お願いします、とストライクを翼に預け今も戦い続けているスクリーンを除くと見覚えのある機体がボロボロになっていた。

「あれは石川先輩のアリオス...?」

「私も正直目を疑ったわ、あの恵美がこうもいたぶられるなんて。」

 

「はぁ...なんで今回に限って参加してるのかな、アンタは!」

「なぁに、大したことじゃないわ。ただの暇つぶしよ。」

会話が終わるか終わらないかの所で、突き出されたGNシールドがバキバキと音を立てて崩れ落ち腕が胸部を貫く。

 

「さてと、貴方は私を楽しませてくれるのかしら。ねぇ?城戸 響くん?」

 

直後、試合終了を知らせるアナウンスが静かに戦場に鳴り響いた。




皆さまこの夏はいかがお過ごしでしょうか、私は部屋に篭りながら各キャラの新型を考えてました。(今井姉妹の案しか出来なかった...)

最近、コードギアスを全話一気見した結果ガウェインとランスロットが好きだなと思いいつかガンプラで再現してみます!

今回のガンプラ紹介!
ガードフレーム重装型
武装:ビームサーベル×2、ミサイルポッド×多数、ビームライフル
SP:無し
今回響たちが戦った春日浦高校の三上 日菜の使用するガンプラ。
ミサイルによる制圧戦を好み第1陣として放つ弾頭には誘導が付いているのでレーダーに反応が映る前から放つ事を可能としている。
ただ近接戦については相方である平川 蓮太郎のバエルに任せてしまっている節がありビームサーベルを抜く事は少ない。
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