ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale   作:セルフィア

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Another story 5〜紅には蒼を、蒼には紅を〜

「これって?」

「もしかして...」

「俺たちの機体...」

「「入れ替わってるー⁉︎」」

 

なぜこんな事になったかは、数時間前のサイゼリヤまで遡る。

 

「2人とも悪かったね。休みの日にまで呼んでしまって。」

「全然大丈夫ですよ!むしろ機体の調整ありがとうございます!これから大会に参加するところで先に拓哉とブラブラしてましたし。」

「ありがとうございます。マリと小川さんも後から合流する予定なんで。」

 

「あぁ、例のあの大会か。今回彼女は参加しないから思う存分楽しんできてほしい。」

「あれは悲惨な事件でしたね...」

今回響たちが参加しようとしている大会はショッピングモールに新しくオープンするガンプラバトルカフェのオープンイベントでいくつもの筐体を繋げた大規模なバトルロイヤルとなっており、響と拓哉はすぐ相方を見つけられたのだが参加する気満々だった木乃香は恵美に声を掛けるが用事があったらしく断られ舞姫・奏・翼にも声をかけていたがことごとく断られていた...

 

「部長しまいにはその辺にいた一般人に話しかけてましたからね。」

「しかも今井先輩ガンプラのことにならなければ美人の部類に入るから話しかけられた相手が緊張しちゃって走って逃げていったしな。」

「あぁその話か、奏からある程度は聞いていたんだけどそうなっていたとはね...」

今頃別のショップ大会に憂さ晴らしで参加しているだろう木乃香とその相手にされるであろう選手、双方にこの場にいる3人は空を仰いでいた。

 

「そう言えば翼先輩はなんで断ったんです?滝沢先輩もですけど。」

「僕は参加しても良かったんだけどね。奏が[今日スイーツバイキング行くから翼も来てよ]ってLINEしてきたから断ったんだよ。」

「なんていうかご馳走さまです...」

拓哉の言葉を理解出来なかった響と翼は頭の上に疑問符が浮かぶ。

 

「あ、響そろそろ時間だぞ。」

「もうそんな時間か。翼先輩俺たち行きますね!」

「楽しんできてくれ。僕の方もあと少しで奏が来ると思うからちょうど良い。」

それじゃ、と翼からポーチを受け取り腰につけ入り口付近まで出たところで奏とすれ違ったらしく入れ違いで翼の隣に腰を落ち着ける。

 

「今日も元気だったね、あの2人は。」

「そうだね、ん?そう言えば...」

「どうしたの翼くん?」

「奏、確認なんだけど彼らのポーチってどっちがどっちだったかな。」

「えーと、確かたっくんが紺色でビッキーが黒だったはず!あれ分かりづらいよね。」

「もしかしたら、彼らのポーチ入れ間違えたかも...」

「えー!」

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

参加条件

・ペアであること

・急なステージ変更を了承出来ること

勝利条件

・時間制限30分で勝ち残ること

・ペア2人で残っていること

とオープニングイベントなだけあって色々緩かった。

 

「さて受付は済ませたけど、かなり大規模なんだな。スタート位置がみんな違うなんて。」

「らしいなぁ。俺たちがGブースで拓哉たちがAブースか。Gブースちょっと離れてるし小川さんそろそろ行こう。」

「そう、ですね...」

拓哉たちに手を振って自分のブースへと歩き出し他の人たちも所定の位置に立ったあたりで開始の合図が鳴り、拓哉は読み取り装置に機体を置こうとポーチを開ける。

 

「今日もセグエンテ...ってこれ響のムラマサじゃねぇか⁉︎」

同じく響もポーチを開けており。

「拓哉のセグエンテじゃん!これって?」

「もしかして...」

「俺たちの機体...」

「「入れ替わってるー⁉︎」」

遠く離れたところで拓哉と声が被ったような気もするがそんな事よりも震える手で拓哉に電話を掛けようとしたが間違って隣にいる沙希に掛けてしまい、隣から[間違ってますよ...]と突っ込まれ挙句には沙希がタップしてくれた。

 

「もしもし!拓哉か⁉︎」

「いや、俺にかけてるんだから拓哉だろうよ...ってそんな事はどうでも良くて!」

「「俺のムラマサ(セグエンテ)そっちにないか⁉︎」」

「「ある...」」

お互いにため息を吐きながらも時間がもう無かったため諦めることにし、データを交換したところでGPベースのセットを求められ出場選手はGPベースをセットする。

 

≪ Damage level set to B≫

 

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard9,canyon》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START》

「安藤 拓哉、ムラマサフルアイギスストライク。飛び立つ!」

「安藤 茉莉乃、ダブルオーガンダムエンドレスフィーリア。舞って行きます!」

「城戸 響、ダブルオーガンダムセグエンテ。推して参る!」

「小川 沙希、G-アルケインフルバスター。い、行きます!」

 

今回のステージはイベント限定の超大型渓谷のステージだった。

 

拓哉、響グループはスタート位置が正反対だったらしく見渡す限りにそれらしい姿は見えず代わりに拓哉たちの目の前にはバトルが始まる前に結託したのだろうかザク系統の混成部隊が逆に響たちの目の前にはジム系統の混成部隊が姿を見せていた。

 

「参ったな...早めに拓哉たちと合流したかったんだけど。仕方ない、小川さん援護お願いできる?」

「はい...大丈夫です...」

初期ジムがビームガンを構えるその直前、響は肩ラックに付けていたGNメガランチャーを拡散モードで撃ち放ちその場の開幕の火蓋を切り早速ビームサーベルを初期ジムの頭部に突きつけ

 

その背後からジムキャノンの背部ロケット砲が火を噴いてその実弾がダブルオーガンダムセグエンテのバックパックを狙うがこちらは沙希のG-アルケインフルブラスターの対艦ビームライフルに撃ち抜かれ爆発が起こる。

 

「なんかジム!ジム!ジム!みたいな話だかクエストなかったっけ!」

「あったような気もしますが、ちょっと思い出せないですね...」

その後も襲いかかってくるジムたちを退けていると唐突に少し離れたところにいたジムが爆発を起こし周辺にいたジムが離脱していきよくよく目を凝らすと見覚えのある遠隔操作兵器が周囲を旋回していた。

 

「お?あぁ拓哉か。思ってたより遅かったな。」

「武装に偏りがありすぎてな!なんで射撃武装がドラグーンかビームライフルしかないんだよ!」

「そちらはファイターの仕様となっております。それを言うなら、セグエンテだってビームサーベル少なすぎだろ!2本ってなんだよ...」

 

「あいにく俺はビームサーベルを投擲しないからそこまで必要としてないんだよってそれはともかくお土産を持ってきたんだ。」

「おみや...げぇ⁉︎」

拓哉の指差した方向にはぱっと見でザクウォーリア・ゴトラタン・ターンXの姿は確認できたが他にも複数おり先頭のターンXに至ってはシャイニングフィンガーの構えながら向かってきていた。

その一撃を腰を低く落とし躱すとGNメガランチャーを下から上に振り上げ斬りふせる。

 

「拓哉おま、え!」

「ははは!悪りぃ、けどそのメガランチャーの使い方は参考になるな。」

「後で覚えてろよ...」

「制圧砲撃します...!」

「私も手伝いますね!」

拓哉と響の前に躍り出た沙希とマリが全射撃兵装を撃ち放ち、逃げ遅れた機体がそのままミサイルやビームに巻き込まれその爆発によりまた違うところで爆発が起き辺りは阿鼻叫喚に包まれた。

 

「えげつねぇな...」

「なぁ響。俺たちも負けてられねぇと思わないか?」

「当たり前だ、荒れ狂えセグエンテ!トランザム!」

「一回使ってみたかったんだよ!SEED!」

[SEED system standby。Remaining until the time limit of 180 seconds。]

紅と蒼に染まった2機が残像を残しながら残っていた機体へ斬り込み周囲に衝撃が走ると不幸なことにその間にいたタイヤ付きのヴィクトリーガンダムがタイヤごと爆発してしまう。

 

「「邪魔だぁぁぁ!!!」」

巻き込まれちゃ敵わないとヴァーチェやヴァルヴァロなどが太いビームを撃ち込んでくるがそれ程度で響と拓哉が止まるわけもなく、ムラマサフルアイギスストライクは天羽々斬でビームを引き裂きダブルオーガンダムセグエンテはGNバスターソードで受け流しながらすれ違いざまに斬り込んでいく。

 

「マリさん大変そう、ですね...」

「沙希さんも...」

次々と爆発が起こる中、向かってくる機体を沙希が対艦ビームライフルで冷静に撃ち落とし撃ち漏らした機体に関してはマリがGNランスで串刺しにして行った。

そうして残機がどんどん減って残り半数を切った辺りでアラートが鳴り響き、ステージ中央からステージが渓谷から市街地へと更新されていく。

 

「うぉ⁉︎もうそんな時間か...」

「らしいな。市街地の方が足場が多いし俺は好きだぜ。」

ステージの更新に驚いてしまった響はトランザムを切ってしまいそれにつられて拓哉もSEEDを中断、そんな矢先にビームサーベルを構えたAGE-2が向かってくるがその周囲にはソードドラグーンが展開されており切っ先が2機に触れることもなくダルマにされ地面に落ちていった。

 

「残り半数を切ったとは言え油断しないでください...」

「ご、ごめん助かったよ。」

「拓哉さんも気をつけて下さいね?」

「気をつける。響がトランザムを切らなければ...」

「俺だって切るつもりは無かったわ、間違って押しちゃったんだ。」

 

ともかく小川さんには後でめちゃくちゃ感謝するわ、と内心思いつつGNビームサーベルを2本抜き上空からこちらを狙っていたバイラリナのヴェスパーによる射撃を前面に展開したGNフィールドで防ぎなら接近し両足を斬り伏せ武装を失ったバイラリナの胸部に1本を突き立てて距離を取ると直後爆発が起こる。

 

「バイラリナって女性みたいなスタイルしてるよな。」

「ウーンドウィードとかもそうですよね...」

「確かにそうだね!どちらも小川さんに似合ってると思うよ可愛いし!」

「...⁉︎」

「おい馬鹿!こんな時に口説いてんじゃねぇ!」

 

「拓哉さん私は!」

「安心しろ、マリは十分可愛いから!」

「えへへ。」

突如糸が切れたように地面に落下しかけたG-アルケインフルブラスターを慌てて響が拾い上げ、近くの高層ビル群に下ろしマリに介抱をお願いすると拓哉を引き連れその場を後にする。

 

「響、俺とマリに言うことは?」

「ほんっとうに申し訳ございませんでした...」

「全く、ステージが変わって身を隠しやすくなって良かったな。」

「確かにな...さてここからどうするよ。数m先でドンパチやってるけどそこ行くか?」

 

「そうすっか。遅れんなよ!」

そこから数分ほどかけてドンパチ場へ向かうと早速サイサリスのシールドを胸部に装備していて防御力に自信がありそうなミキシング機がこちらに向け多数の手榴弾を投擲してくるがダブルオーガンダムセグエンテはGNメガランチャーを両手で構えフルバーストで撃ち放ちミキシング機ごと薙ぎ払う。

 

「こんなもんか?意外と使い勝手が良いもんだ。」

「そういやさっきの可愛いから似合うとかって普段の響なら言わないだろ。誰の入れ知恵だ?」

「さすが拓哉だな。紫織ねぇと琴音さんだよ。[沙希ちゃんの事ちゃんと褒めないとダメよ?]ってさ。まぁ元から思ってはいたんだけど背中を押された感じ。」

「これが素で言えていたなら多少はマシだと思ったんだが...待てよ?この通信は何処と繋いでるんだ?」

 

「ん?そりゃ拓哉とマリさんと小川さんに決まってるじゃんか。それが何か?」

「どこまで聞いてたのか、いや今もダウンしてると良いんだけどな...」

拓哉のなにかを考えているのを響は詳細を聞こうと口を開こうとしたその時。

「誰かそこの怒れる獅子を止めて下さーい!」

「は?マリ?小川さんはってまさかその怒れる獅子⁉︎おい響!」

 

「どうした...⁉︎」

「ひh€サ〆⁉︎dどi#...⁉︎」

マリの第一声から数秒とかからず振り返った響の頭上には先ほど寝かせてきたG-アルケインフルブラスターがビームワイヤーを振り下ろそうとしていた。

 

「ひっ⁉︎お、小川さんどうしたの!」

「あの...!発言は...!」

「え、なんだって⁉︎」

「嘘だったんですか!」

すんでのところで大型ビームソードを振り抜きビームワイヤーを切断したのだが間髪入れず頭部を拳で殴られているところを見た拓哉が[俺のセグエンテー!」叫んでいたがそれは今問題ではない。

 

(さっきの拓哉との会話が問題なんだろうけど...)

「えっと、似合ってて可愛いって話だよね⁉︎たしかに言われたのもあるけどそれでも本心で思って...」

「信じられ!あ、安藤さん借りますね?」

「響悪いな、俺は自分の身が大事なんだ...」

「拓哉ぁ!」

 

拓哉から奪い取った天羽々斬を真正面から振り下ろしそれを肩のGNドライヴを同じく正面に向けGNフィールドを貼りギリギリのところで持ちこたえるが...

「響さん。なんでエクシアが実体剣を装備していたか覚えてますか?」

「そりゃ、裏切った人が出た時GNフィールドを破るのに...はっ⁉︎」

「正解です♪覚悟は出来てますよね?」

 

その言葉とほぼ同時ぐらいで前面に貼ったGNフィールドがひび割れていきG-アルケインフルブラスターが更に力を込めた瞬間音を立てて砕け散り右腕がヒジ関節から吹き飛ぶ。

「あはっ!狙いが逸れちゃいましたね?」

「ハイライトってそう簡単に消えないよな...小川さん話し合おうって!人が大事な話をしてるときに割り込んでくるんじゃない!」

 

ドンパチ場の中心だっただけに場の雰囲気を汲んでいないミキシング機がビームサーベルなどの様々な武装を向けてくるがまともにやり合ってられないと吹き飛んだ右腕から大型ビームソードを左手に持ち替え近い敵はすれ違いざまに斬り遠い敵は脚部ビームシューターでビームを蹴り込んで蹴散らす。

沙希の攻撃を避けながらだったので多少狙いはズレるがまぁ仕方ないと改めて沙希の方を向くとソードドラグーンで周囲を撃ち抜きそこを抜けてきた敵機には分割した天羽々斬で切り刻んでいた。

 

「俺のセグエンテ最後まで形保ってるかな...」

「拓哉さんどうしました?」

「いや...あの2人がやり合ってるところに漁夫の利を狙おうとして近づいてったやつらが即座にやられてて残機見たら残り8機。つまり俺らと響たちの周囲をぐるぐるしてるクタン参型装備のグシオンともうワンペアしか残ってないんだよ。」

 

「制限時間まで残り3分ありますね。あれはクタン参型の方にも搭乗者がいる感じですがあそこには行けそうにもないので他のペアを探しに行きましょう!トランザム!ってまだダメか...」

「そうだなぁ。俺らのペア優勝で締めるとするか。ってマリ後で一緒に調整するからちょっと待てって!」

 

調整が不十分だったのか一瞬だけ紅くなったトランザムが不発に終わってしまったダブルオーガンダムエンドレスフィーリアを慰めるように肩を叩きムラマサフルアイギスストライクと共にレーダーに反応があった方角へブーストを噴かしかけていった。

 

「一旦落ち着こう?話せば分かる。」

「私は落ち着いてます!響さんがちゃんと褒めてくれたと思っていたのに!」

「小川さん...いや沙希に言いたいのは元から紫織ねぇ達に言われる前からずっと女性的スタイルの機体が似合うって事を伝えたかったしまだ通い始めて数日だけど権八郎さんの道場に飾ってある生け花をいけてる時の姿も可愛いと思ったしビート(小川家の猫)と遊んでる時の姿だって可愛らしいと思ったしこの場で伝えるには時間が足りないぐらい可愛いを伝え足りないと思ってる!」

 

沙希と会話しつつもクタン参型装備のグシオンリベイクにGNバスターソードを振り上げ斬り込むが出力が足りず切断までは至れないと判断し、対象に触れるその時のみトランザムを使い瞬間的にパワーを上げ強引に斬り伏せた。

「...!城戸、さん...」

「だから今度俺と一緒に...」

 

沙希と響の話し合いが終わろうとしている中、拓哉たちは残った1組を見つけ戦闘を仕掛けていた。

「アンカー装備を付けたクロスボーン!お前の相手は俺だ、行けよ粒子ビット!」

[ARM SEED system standby。Remaining until the time limit of 60 seconds。]

 

勢いよくふるった腕の余剰粒子が様々な形を保ちつつ敵機の周囲を取り囲み、ビームシールドやABCマントを貼ったクロスボーンガンダムに突撃をかけ連続的な攻撃にABCマントの耐久値が切れてしまいそこから侵入した粒子ビットがクロスボーンガンダムに突き刺さり内部から爆発を起こす。

 

「よし仕留めた...マリそっちは!」

「すみません逃しました!あっちに!」

「仕方ねぇ。そういやあっちって響たちの方角じゃ。」

今からじゃ制限時間に間に合わない、そう判断した拓哉たちはブーストを噴かそうとした手を止めていた。

 

「さ、小川さん!今度俺と遊びに行って下さい!」

「は、はい...喜んで...!」

制限時間まで残り数秒、一応決着がつき機体同士で手を組もうした時先ほど拓哉たちが逃したF90が両手のガトリングを乱射してくるが良いところを邪魔された2人は改めて獲物を構え。

 

「良いところ...」

「だったのに...」

「「邪魔をするなぁ(しないで下さい)!!!」」

ダブルオーガンダムセグエンテの大型ビームソードとG-アルケインフルブラスターの天羽々斬がF90を横一線に薙ぎ払い爆発が起こる。

 

[YOU WIN!!!]

 

スクリーンが溶け授賞式などを終えた響たちは取り敢えず機体を本来の持ち主に戻しスマホを除くと翼からLINEが数件来ており[機体を間違えて入れてしまった。][大会前に気付いて欲しい。][既読がついてないという事は大会が始まってしまったんだね、でも君たちならなんとかなんだろう。]

 

「だ、そうだ。まぁなんだその。」

「良い練習になった、と思う。これは翼先輩に感謝しないとな。」

「だな。そういや2人はもう収まったのか?」

「大丈夫だ。問題ない。」

「ご迷惑をお掛けしました...」

 

「ま、収まったなら良かった。それじゃ俺はマリとトランザムの調整があるからここいらでお暇するわ。」

「それでは失礼します!」

「私もこの辺で...」

「あぁうん!また月曜日に!」

 

駅とは反対の方へ向かった拓哉たちと別れそれぞれの帰路についた響のスマホがバイブがなる。

「拓哉から?なんだろう...」

[響と小川さんがやり合ってる時の会話がな?フレンドチャンネルで回線繋いでたからこっちに流れてきたんだが、完全に告白の流れだったじゃねぇか。最終的には響がヘタレて小川さんも何故か流されてたから良かったんだろうけどさ。]

 

「うわぁ...あの時の会話全部聞かれてたのか。めちゃくちゃ恥ずかしいんだがって一時的に感情が高ぶっちゃって思わず下の名前で呼んじゃったけどホントもうすこし喋れるようにならないと...」

あの時の自分のヘタレっぷりを殴ってやりたい感情と今度権八郎さんに相談しようと思った矢先に睡魔がやってきてそこから数分もしないうちに深い眠りに落ちていった。

 

そして、今回のこの機体を交換して戦ったデータが新機に生かされたのは言うまでもない。




家にいる時間が長くなってガンプラをいじる時間とポケモンの孵化色厳選が捗っているセルフィアです。
最近出た[HGに恋するふたり]を読んだのですが、ストライクの辺りで1人テンションが上がってました(笑

今回の機体紹介!
Mr.ボマー
武装:手榴弾×多数、冷却ユニット
SP:なし
今回バトルロイヤルに参加し響たちに攻撃を仕掛けるが物量に対して圧倒的な火力でそうそうにやられてしまった機体。
本来なら機体の正面についているサイサリスのシールドでビーム等を防ぎ身体の内側に入ってる手榴弾を手当たり次第投げつける。
元ネタのクロスボーンガンダムdustから若干の改良をして登場した。
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