ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale   作:セルフィア

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第53話〜そして物語は綴られていく〜

全国大会決勝戦・前日の事

 

「先輩このパーツってここに付けたら右に寄っちゃってバランス悪くないっすか?」

「あーそしたら真ん中につけちゃおっか。」

そう言いながら基盤となる翼作のジョイントの数を大幅に増やしたストライカーにパーツを組み込み。

 

「こっちのアイギスは?」

「それは沙希ちゃんのバストレアに付けるよ。」

「拓哉も滝沢先輩もすみません...ホントは俺がやんなきゃいけないのに。」

休憩室から出てきた響が作業中の机の上にそっとホットココアとアイスコーヒー(ほぼカフェオレのようなもの)を置き響自身も本体であるストライクの最終調整に入り始めその横では翼が各武装のディテールアップをしていた。

 

「良いって!あっちでも沙希ちゃんのバストレアの調整を木乃香ちゃんがしてるしさ!」

「そうだぞ、こんな時だからこそやるんだよ。しかも明日まで時間がないんだから出来る事はやっておかないと。」

「なんか呼んだ?」

「木乃香ちゃんが良い先輩してるって話!」

 

「急に照れるじゃない!あ、沙希ちゃんこれは抜きましょう。」

席がそれほど離れてないとはいえ木乃香の耳の良さに驚きつつも翼が仕上げてくれたものをストライカーに組み込んでいき、沙希のガンダムバストレアと折り合いを兼ねながら最終調整を終え次の日を迎えた。

 

[6日前に始まったガンプラバトル全国大会、高校生の部もとうとう最終日がやってきました。残っているのはレディース大会個人の部優勝の実績を持つ立花 美咲所属のテスタメント女学園と!今回全国大会初参加ながらも怒涛の勢いで駆け上がってきたニューフェイス天ヶ崎高校になります!泣いても笑ってもこれが最後の試合です、選手の皆さんはコートへお進み下さい!]

 

「「「「わぁぁぁぁぁ!!!」」」

朝からテンションMAXの司会のお兄さんにアナウンスが終わった瞬間、残っていた人たちからも空気が響くほどの歓声が会場を包み響たちもコートへ向かいちょうど美咲たちもコートへ着いた所だった。

 

「よくここまで残っていられたね?その頑張りは認めてあげる。」

「そりゃどうも、けど今回は俺らが勝たせてもらう。」

「バトル終わった後もその言葉を吐けるかな。」

「言うさ、絶対にな!」

そうして4人は筐体を真ん中に挟みGPベースをセットし読み取り機に機体を読み込ませる。

 

≪ Damage level set to A≫

 

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard1,space》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START》

「城戸 響、ストライクパラディオン マルチプルストライカー!推して参る!」

「小川 沙希、ガンダムバストレアwithストライクブースターver2。い、行きます!」

 

レバーを動かし機体を発進させる。

 

今回のステージは、機動戦士ガンダム特有の宇宙空間だった。

 

可変式のマルチプルストライクストライカーをSFSとしてそれに乗っているストライクパラディオンとストライクブースターのガンダムバストレアがステージ中央まで移動していくとバトルロイヤルとは見た目が大きく変わったペイルライダーとオレンジ色のダークハウンドが待機していた。

 

「女性を待たせるってどういう神経してるの?」

「俺にとっての最優先すべき女性は小川さんだけだからな。」

「貴方!美咲さんに向かってなんて口...」

「黙ってください。今余韻に浸っているんですから。」

美咲と響の言い合いに口を挟もうとしたオレンジ色のダークハウンド、[DHガスト]の目前に沙希がショートライフルの銃口を向けており最後まで言い終える事が出来ていなかった...

 

「それじゃ...」

「そろそろ...」

「「始めっか(始めましょうか)!!!」」

次の瞬間、金色のペイルライダー[ドミナントクィーン]のビームサーベルとストライクパラディオンの天羽々斬・真がぶつかり合い火花を散らす中すぐ横でショートライフルを撃ち放ちそれを躱すDHガストがドックファイトに入っていく。

 

「しゃらくせぇぇぇ!」

「しゃらくさくないっ!」

真・擬の二本を抜き放ち二刀流の構えで斬り込んでいき対するドミナントクィーンもビームサーベルで斬り結ぶ。

実体剣を使う人はよく粒子変容塗料を塗っている事が多いのだが、天羽々斬 真・擬はその塗料とは相性が悪く塗る事をせず切り結んでいるためビームを切断出来ず拮抗を保っていた。

 

「なんでこの刀は塗れなかったんだろう、な!」

「負けた時の言い訳を今言わないでくれる?」

「言い訳なんてするか!負ける気はないってさっきも言った!」

「あっそ、じゃぁこれはどう!」

ドミナントクィーンの両肩からサブアームが伸びてくると天羽々斬・真を掴み響は咄嗟のことで手放してしまうがスロットからビームキャノンを選択、至近距離だった事もあり狙いを外すことはなく的確にサブアームを撃ち抜きそのままの勢いで脚部ブレードで蹴り上げ一度距離を取る。

 

「サブアームとかトーリスリッターかよ!」

「それを参考にしてるからね!」

そうして改めて獲物を持ち直し再び天羽々斬・擬とビームサーベルの鍔迫り合いが始まった。

 

「私のDHガストに追いつける?」

「...行けます!私のこのストライクブースターがあれば!」

こちらに背を向けたDHガストに向けガンダムバストレアが腰部メガ粒子砲をフルバーストで撃ち放つがIフィールドに防がれてしまい距離が開いてしまうがすぐさまバーニアに火を灯し第1、第2加速で徐々に距離を詰める。

 

「思ってたより早いね!」

「外しません...!」

増設タンクをパージして大型ビームサーベルを起動、Iフィールドに一撃目は防がれてしまうが2撃目はサーベルの柄の部分で直接叩きつけIフィールド発生器を潰す!

 

「Iフィールドがなくっても!」

「行ってください!シールドラグーン、シノビビット...!」

「なにあれ⁉︎可愛いんだけどって...」

ガンダムバストレアの追加パックから放出した3基のシノビビットが同じタイミングで射出されていたこちらも3基のアイギスストライカーのシールドラグーンに飛び乗る形で向かっていきDHガストの周囲をスペースデブリなどを器用に使いながら注意を引いていく。

 

「捕まえました...!殺戮する光子盾(ラディエーションデュータ)!」

「ブースターが⁉︎」

DHガストがその動きを止めシノビビットに翻弄されている間に先に射出していたものに加え新たに射出し計6基のシールドラグーンが右脚のブースターの周囲に展開しながら徐々に幅を狭めていき脱出を許さずDHガストの右脚が太ももの下あたりから爆発を起こし釣られてシノビビットの1基が巻き込まれて誘爆してしまう。

 

「...勝敗は着きました。これ以上の戦闘はガンプラを壊してしまいます。」

「これじゃ移動は無理そうか...けど、それでもここまできたんだから最後まで足掻かせてよ!」

「まだ戦う...⁉︎」

片脚が無い状態のDHガストに歩み寄ろうとした矢先、いつの間に射出していたのだろうか両肩のアンカーがガンダムバストレアの右肩に絡まっており巻き取りが始まってグンっと引っ張られ突然の事に対応が遅れてしまい関節部をドッズランサーが貫いていた。

 

「そろそろ決着をつけましょう?」

「そう、ですね...けど勝つのは私です...!」

片腕が無くなった事により姿勢制御の難しくなったストライクブースターから飛び出して近くの小惑星に降り立つと目前のDHガストも残った追加ブースターと両肩のクアトロバレットのビームライフルをパージし大型のビームソードを形成していく中、沙希も左肩のメガキャノンに弓矢がわりのスラスターブレードをサブアームを使って掛け限界まで弦を張っていく。

 

「クアトロバレッツ!」

壊れゆく幻想(ブロークンファンタズム)!」

そしておもむろに振り下ろされたクアトロバレットの正面に残っていたシールドラグーンを向かわせるが次々と斬り落とされてしまい最後アブソーバを展開した状態で正面に投擲したソウルプリディジョンシールドが落とされた所で若干威力が弱まったその隙を見逃さずメガキャノンの引き金を引き音を立てながら放たれた一撃はDHガストを巻き込んで近くの小惑星にクレーターを作り爆発を起こす。

 

「おらぁぁぁぁ!」

「いやぁぁぁ!」

先程から鍔迫り合いを行なっていた響たちだったが、美咲はこのままではラチが明かないと武装を100mmマシンガンに持ち替え連射してくるのを響は多少の被弾はあるものの天羽々斬(大剣モード)を振り回して弾き飛ばしていた。

 

「そんな振り回して関節すっぽ抜けちゃうよ?」

「ご忠告どうも!けど、その辺りは解決ずみだ!」

「その距離から振りかぶった所で!」

「だぁぁぁらっしゃぁぁぁ!」

 

「なんで切り傷が付くの⁉︎」

バックステップで下がろうとしたドミナントクィーンを逃さまいと天羽々斬を居合の構えで振るいその距離で当たらないと確信していていたが念のため掲げていたシールドには僅かだが横一線に切り傷が付いていた。

 

『響の今の振りかぶり、なんで当たってんの⁉︎』

『見た感じ実体剣による傷ではなさそうだけど...』

『え、えぇと...今の動き自体は私のお父さんの持ち技なんですけどそれをガンプラで使うにあたって城戸さんなりに使えるようにした結果、実体剣の先に小型ビームサーベルを仕込んでいてそれを思いっきり振る際に衝撃波程度のビームが出るみたいです...』

 

と、移動中の沙希の説明を受けた拓哉たちが納得している間にも響は追撃を仕掛ける!

「まだまだぁ!」

「どんな手を使ったかは知らないけど!」

「なんだ⁉︎」

天羽々斬 真・擬を用いた二刀流で斬り込んでいたのだが突然傍から予期せぬ一撃を受け頭部の半分をえぐられドミナントクィーンから引き離されてしまう。

 

「いってぇ...なんなんだ、こりゃ。」

「驚いた?私の自立支援型バックパック[ヴェノムワイバーン]は予測できなかったでしょ。」

「女王が龍を顎で使うのか...理にかなってはいるけどさ。」

改めて正面を向くと美咲の発言通り、当初羽だと思っていたものはその翼竜のもので尻尾の先にはGNランスが背中には粒子タンクが付いておりブースター音がしなかった事もあり接近に気づけなかったらしい。

 

「ファンネルに加えて支援型のバックパックとか1人でやる気満々だな。」

「君も似たようなもんだけどね、けど2対1なら私の方に部があるかな♪」

「いえ...そうとは限りません...」

「小川さん!」

「なんだ、あの子やられちゃったの。」

 

「城戸さん...!私が時間を稼ぎます!」

「任せた!リミテッドリプレイス!パラディオンtoロストバンダースナッチ!」

「戦闘中に換装⁉︎させるかっての!」

「......させません!プラフスキーパワーゲート展開、パラディオンストライカーフルブースト!」

 

ドミナントクィーンを蹴り飛ばし、上空で待機させていたマルチプルストライカーからロストバンダースナッチのパーツ(一部バックパック)が射出されパラディオンストライカーと入れ替わるように装備していき残されたパラディオンストライカーがガンダムバストレアの展開したプラフスキーパワーゲートを潜って加速していく。

 

「そんな物で私の動きを止められると、でも⁉︎」

「小川さんナイスアシスト!喰らえぇぇぇ!ロスト...フィンガァァァ!」

「小賢しいまねをっ!」

プラフスキーパワーゲートを通過し加速の勢いがあったにもかかわらずビームサーベルの一振りでパラディオンストライカーは両断されてしまうが換装の終わったストライクLBは右腕のフィンガーユニットを展開し脚部バーニアを全開で噴かしながら突撃、その一撃は奇しくも頭部を潰すには至らなかったがアンテナをへし折る。

 

「天照!」

「ファンネル!」

ドミナントクィーンに背を向けたまま背部ビームユニット[天照]を起動、狙いを一点に絞ったビームはスカートファンネルによって防がれたストライクLBを3基のスカートファンネルとヴェノムワイバーンが取り囲むとナノマシンが放出されていく。

 

「これだけは使いたくなかったけどね!」

「月光蝶⁉︎まさか搭載してるとは...」

「--!避けてください!」

「小川さ...」

ナノマシンがストライクLBに接触するほんの数秒前にモニターに衝撃が走り視界が大きく揺れる響の目に写ったのは、ナノマシンに包まれていくガンダムバストレアの姿だった。

 

範囲から逃れていたガンダムバストレアの右腕が宙を漂いストライクLBの横を過ぎた瞬間、響は糸が切れたように右腕のロストフィンガーと左腕でブレイクフィンガーを展開し狙いなどつけていない様子でただ眼前に佇むドミナントクィーンに殴りかかる!

「ハハッ!ここまですれば君でも怒るんだ!」

「お前!お前お前お前ぇ!」

「だけどさ、ガンプラバトルなんだから壊れるのは当然でしょう?」

 

「それにしたって限度があんだろ⁉︎ダメージレベルAで月光蝶なんて使ったらどうなるかなんて!」

「分かるだろ、って言いたいんだろうけど私はね負けるわけにはいかないの。だから勝てる手はなんだって使うの!」

フィンガーユニットによる連続攻撃を右に左に揺れながら最小限の動きで躱し、続くロストフィンガーを敢えて左腕のサーベルユニットで受け右手のビームサーベルがストライクLBの右腕の関節を貫く。

 

「ガッ⁉︎ぐぁ...⁉︎あぁくそ...またやったのか...」

「形勢逆転ってこういう事を言うのかなッ!」

関節を貫かれた衝撃で視界が揺れ響自身が頭を振って正面を向こうとした瞬間、再びビームサーベルによって右肩を貫かれ戦艦の残骸に突き刺さった。

 

「城戸さん!」

「小川さん⁉︎ごめん、カッとなった結果がこのザマだ...」

「そんな事は良いんです...!それよりも私の事は気にせず自分のためにバトルをして下さい。」

「でも!それじゃ小川さんのガンプラは...」

 

「響さん...!壊れたものは治せば良いんです、だって私たちはファイターでもありビルダーなんですから...」

「...分かった。行くよ小川さん、いや沙希!」

「はい!ちょっと遅いですけど、サポート引き継ぎます。」

 

「よろしく!まずは右肩をパージする!」

「人の目の前でラブコメを繰り広げておいて!」

グググと右肩を貫いていたビームサーベルがめり込んでいくが響はドミナントクィーンではなく右肩目掛けバルカンを乱射しそのビームサーベルごと右肩を粉砕、戦艦の残骸を足場にタックルを仕掛け体制を立て直す。

 

「SEED!」

[SEED system standby。Remaining until the time limit of 180 seconds。]

「--ッ⁉︎」

距離を開けられたドミネイトクィーンのヴェノムワイバーンがストライクを貫こうとGNランスを翳しながら迫ってくるが、近くを漂っていたガンダムバストレアの右腕を掴み自身に嵌め全身に蒼い粒子を纏い天羽々斬・真を振り抜いてヴェノムワイバーンを一太刀で斬り伏せる。

 

残るはドミネイトクィーン本体なのだがスカートファンネルからは月光蝶のナノマシンが激しく揺らめいていた。

「ここからが本番って事ですか...」

「それでもこのSEEDなら...!」

天羽々斬 真・擬を構えブーストを噴かして振り下ろすとナノマシンとSEEDの蒼い粒子がぶつかって消しあっており徐々に刀身が砂になっていくが...

 

「1本でダメなら2本、2本でダメだったら全部叩きつけりゃいけんだろう!」

その言葉と同時に柄だけになってしまった天羽々斬真・擬と入れ替わるようにトリアイナをビームランスモードで突き立てナノマシンを展開していたスカートファンネルの1基を貫き2枚では月光蝶を維持出来ないのかトリアイナが砂と化すのと同じくして月光蝶が弱まっていた。

 

「ギリギリまでバランス調整をしてくれた滝沢先輩と拓哉、こんなに沢山のストライカーを作ってくれた翼先輩、武装を貸してくれた部長と舞姫...そして沙希がいる!ストライク!お前の力を見せてみろ!」

「マルチプルストライカードッキングします...!」

 

[SEED EX drive!Breakthrough the limit!]

制限時間の過ぎたSEEDだがバンダースナッチストライカーをパージしてマルチプルストライカーの予備バッテリーを使う事で限界を超えた出力の天羽々斬(大剣モード)がもう1枚のスカートファンネルをナノマシンが触れるよりも早く斬り伏せていく。

 

「もうしつこいッ!」

「それが私の好きな人ですから...」

「惚気話は辞めろぉ!」

ドミナントクィーンは残ったスカートファンネルを掴み最後の一撃にしようとしているのか自身の背丈を越えるビームソードを形成していた。

 

(ヤバイ、今確実にニヤついてる自信ある。ってそれよりも次で決着をつける気か。)

「なら、コイツで決着をつけてやる...!」

放出していた蒼い粒子が上空に掲げた天羽々斬に収束していく。

 

「チェストォォォォォ!!!」

「久々に、こんな楽しかっ...」

振り下ろされたビームソードと天羽々斬が激突した。

互いのビームがぶつかると周囲の残骸が吹き飛び2機のボディにヒビ割れが起こり内部の関節が露わになっていく。

そして、意図しない用途で使われていたスカートファンネルが先に限界を迎え天羽々斬の刀身がドミナントクィーンを袈裟斬りに斬り裂いた。

 

[YOU WIN!!!]

 

スクリーンが解け思わず地面に座り込んでしまった響と隣に疲労が前面に出ていた沙希に木乃香たちが目尻に涙を浮かべながら駆け寄ってくる。

なにか司会のお兄さんが喋っているが今は聞かなくてもいいかな...

 

「か、勝てたんだよ!私たち!あんなに夢だった景色が今目の前にあるなんて...信じられないわ...」

「部長...俺もなんか夢見たいです。えっとその...あの時俺と拓哉を誘ってくれたお陰で今があります、だからありがとうございます!」

「そうっすよ!同じくありがとうございます!」

 

「沙希ちゃんも自分から入部してくれてありがとうね...」

「--!い、いえ!私もここに来て色々な事を経験出来ましたしこうして良い出会いも出来ました...」

「もう!木乃香ちゃん泣きすぎだよぉ!」

「そういう奏も泣きそうだけどね。」

 

響たちが喜びを分かち合っていると正面からムッとした顔で美咲が歩いてくる。

すると、天ヶ崎メンバーの前に立った瞬間に顔が柔らかな表情へと変わり響と握手を交わす。

「今度は何もしがらみもなくバトルしようぜ。」

「ふふ、そうだね。君のいやらしい事から始まった事だけど次は楽しもう♪」

 

「あの...今更なんですけど、響さんそのいやらしい事って何が...」

「言ってなかったんだ?えっと、それはねぇ。」

「あー!もう授賞式始まるんじゃないか⁉︎イカナイトー!」

「響さん!まだ話は終わってないですよ...!」

 

美咲の言葉を遮って授賞式の台までバトルの後だと言うのに全力疾走で駆けて行った響を追いかけるように沙希も駆け出し

そうして、授賞式を終えた響たちが初めて挑んだ全国大会は優勝という形で幕を下ろしたのだった。




約2年半と書かせてもらったbeginning Taleですが、とうとうエピローグを残すのみとなりました!
ここまで書いてこられたのは読んでいただけた皆様のお陰です。

また物語自体は次の話まで続きますが、ひとまず最終話を迎える事が出来て良かったです!

今回のガンプラ紹介!
ストライクガンダムパラディオンwithマルチプルストライカー
武装:パラディオンside=天羽々斬、天羽々斬 真・擬、ビームキャノン×2、ビームサーベル×2、ビームライフル×2、ソードドラグーン×4
マルチプルストライカーside=天照、ロストフィンガーユニット、ブレイクフィンガーユニット、トリアイナ
SP:SEED
最終決戦に挑むため拓哉と奏がメインとなって作成したマルチプルストライカーと翼がディティールアップを行い、木乃香と舞姫から互換性のあるパーツを借りたものとなっている。
今までの響のストライカーのパーツを沙希のバストレアにも組み込んでいてアイギス・センチネル・ストライクブースターはそちらに使用されたため響側には盾がつかないものとなってしまった。
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