ガンダムビルドファイターズ Beginning Tale 作:セルフィア
俺はガンプラバトルはやっているものの嗜む程度だった。
そんな俺が本格的なガンプラバトルをしたくなるなんて、この時の俺はまだ、想像出来てなかった.
第1話〜そして俺はガンプラバトルに魅入られた〜
学校終わりのゲームセンターは、今日も賑やかだ。プリクラを撮る集団やクレーンゲームで100円玉をタワーの様に積み立てて欲しいぬいぐるみを狙うカップルなど多種多様な人達が楽しんでいる。
そんな中2人の男子高校生は、最近はまっているガンダムゲームのショップ大会を目にするのだった...
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そこだぁぁぁぁぁぁ!!!」
スクリーンに映し出されたのは、自分よりも年上だろうか?同じ制服に身を包んだ女子生徒の操る所々に金色の装飾が施されたストライクの改造機がサーベルを振りかざし対戦相手の機体を、一刀両断する瞬間だった。
「YOU!WIN!」
女子生徒がガッツポーズを取るなか勝利を示す機械音が流れ、会場は盛大な歓声に包まれ大会は終了した。
帰宅途中
「いや〜それにしても凄かったよなあのバトル!勝利を決めたストライクもカッコ良かったけど、なによりあのファイターのお姉さんも美人だったし!」
そんな事を唐突に話し始めたのは俺の同級生で、腐れ縁の安藤 拓哉だ。
そういや自己紹介がまだだった、俺の名前は
城戸 響。天ヶ崎高校にこの春から通い始めた高校1年生だ。
「確かにストライクはカッコ良かったけどさ、よくもまぁファイターまで見てたな...」
拓哉の視野の広さには、正直驚かされるのだがこれを直接言うと調子に乗り始めるので言ったことはない
「ファイターも見ないと損だぞ、いつ素敵な出会いに繋がるか分からないからな」
そんな発言に俺は少し皮肉混じりで、
「その素敵な出会いってやつはあったのか?」と、聞いてみた。
するとさっきまで自信満々に話していたのが分かりやすく落ち込みはじめ
「まだ無いんだよぉ!これからあるかもしれないだろ⁉︎」
それを見て気の毒に思ってしまった俺は、慰めるように
「そう気を落とすなって、今度あの店行って気晴らしにバトルしようぜ」
すると、その発言を待ってましたと言わんばかりに
「マジか!今度なんて言わずに明日行くぞ!」
さっきの落ち込んでます感など、どうやらガンプラバトルに比べたら大した事じゃないらしい
その発言を聞き、即答かよ...まぁ俺自身さっきの見てバトルしたくて仕方なかったからその答えを待ってたようなもんだけど
「よし、明日の放課後にあの店でガンプラバトルだ!」
「おう!その約束忘れんなよ?」
そんな会話をして帰路を別れた。
次の日〜〜
「おーい!響〜、ガンプラバトルしに行くぞ」
拓哉に急かされながら
「分かってるからそんな急ぐなよ、ガンプラバトルは逃げないだろうに」
「早くバトルしたいじゃん!おっ!店舗が見えてきた!俺、お前の分も受付してくるから使用機体だけ教えてくれ」
「エールストライクで頼む、普通の奴で」
そうあの店とは、ガンプラバトルが出来るのはもちろんのこと自分のガンプラを持ってなくてもお店の方でレンタルで貸してもらえてガンプラバトルが出来る店の事だった。
ちなみに通うようになってから1週間の間に3〜4日は来ているのでほぼ常連になりつつある
正直来すぎだろ、と内心自己ツッコミをしてると
「ほい、お前の分の機体とGPベース」
と、HGのエールストライクとガンプラバトルの戦闘データを記録するGPベースの2つを手渡された。
「いつもありがとな、そういやお前の機体は?前回はアルケーだっただろ」
そう拓哉は、OOが好きで使用機体もそれ系の機体が多かった。
「今回はエクシアにした。追加武装は付けてない普通の奴」
エクシアか、前から近接に向いてたのでちょうどいいなと思っていると
「お!筐体空いたぞ、やるなら今しかないだろ。さぁガンプラバトルしようぜ!」
「分かったよ、俺の機体エールだけど射撃のセンスがほぼ無いに等しいからな?まともなバトルになるかどうか、、、」
悲しい事に射撃の腕がアレな為、ライフルの使用率が極端に少ないのは自分でも直そうとは思ってるんだけどね
「それはバトルの回数を重ねればなんとかなるんじゃね?」
「それもそうだな、よしいっちょやったるか!」
筐体にGPベースをセットする。
《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard3,corony》
《Please set your GANPLA》
音声に従いガンプラを置く
《BATTLE START》
「響!エールストライクガンダム!出るよ!」
レバーを前に押し出し、カタパルトからガンダムが射出された。
今回のステージはコロニーか...
「さてと、あいつは何処にいるんだ?」
そんな事を呟いた途端に、1発のビームがストライクの頬を掠めていった。
「いきなりかよ!全然気付かなかったぞ」
「ガンダムエクシア、目標を駆逐するってな!」
エクシアがGNソードを展開し、振りかざしてきたのに合わせこちらもサーベルを抜き応戦する。
「うわぁ!少しは手加減してくれよ、こっちはエールストライカー試運転だってのに」
「それはすまねぇな、だけど試運転だからこそ全力でやるんだ!」
「だと思ったよ!けどいつまでも受けっぱなしの俺じゃないぞ、こいつで!」
この発言と共にエクシアとの斬り合いを中断して、サーベルをしまい代わりにライフルを手に取りビームを放った
当たる⁉︎そう思ったエクシアはGNシールドを前にかざしガード行動を取ろうとしたのだが
「おい、なんでこんなに近いのに当たらないんだよ...」
なんと放ったビームは、斬り合いが出来る距離にもかかわらず明後日の方に飛んでいっただけだったのだ
「うわ、自分でも引くほどの射撃センスのなさ」
そう言うと、ライフルをエクシアに投げつけた。これは狙い違わずGNシールドに命中しひしゃげて落ちていった
「だから、ライフルは投げるもんじゃないっての」
拓哉は笑いながらスラスターを吹かしGNブレイドを手に取りストライクの背後に回るとエールストライカーを破壊し
こちらが振り返ろうと後ろを向いた所で、コックピット付近にGNソードの銃口が当てられていた
「これは完全に俺の負けだな、降参だ」
コンソールから降参を選択し、勝敗が決定した。
試合が終わって顔を合わせるなり
「なんで毎回射撃当たらないとライフル投げて来るんだよ!」
これについては弁解の余地はないので、話をはぐらかそうと
「おっ次の人達がバトルが始まるし見に行かないとな〜」
逃げるようにスクリーンに向かって駆け出したのだがすぐに足を止めた
その様子を見た拓哉が
「どうしたよ、そんな出撃したは良いけどバーニアの推力が足りなくてゲートから落ちていった奴みたいな顔して」
と、言ってきたので
どんな顔だよ!と内心ツッコんだがそんなことは気にせずスクリーンを指さし
「あのストライクだ、やっぱり動きが違う」
映っていたのは、昨日見た金色の装飾が施されたストライクなのだが装備が明らかに違い前のが近接特化なら今回のは射撃に特化しているみたいだ。
「ホントだあのストライク相手ごとに装備を変えているのか、なんだかエクストリームみたいだな」
と、拓哉は笑っていた。
そんな事を話しているうちに決着がつき勝ったのはストライクで、全身の重火器を使ってのフルバーストが勝負の決め手になったみたいだ。
試合終了後、スクリーンを見ながら
「俺もいつかあんな凄いガンプラを作ってバトルして見たいもんだ」
それを聞いた拓哉も共感できると言わんばかりに
「そうだな、その為にはまず自分だけのガンプラを作らないと」
それもそうだと、受付にガンプラとGPベースを返却しお店を後にしようと扉に手をかけた時
「ねぇ、そこのお二人さん、私たちと一緒にガンプラバトルの全国大会を目指してみない?」
後ろからかけられた声に返事をしようと振り返る
それが、俺たちの本格的なガンプラバトルライフの始まりだった
どうも初めまして!セルフィアです!
前からビルドファイターズの小説を書いてみたくて、今年に入りようやく書くことが出来ました!
初めて小説を書くので、誤字脱字が多くや文章力が低いですけどこれから頑張りますのでよろしくお願いします!