幼馴染が百合ップルだった件について   作:袴紋太郎

17 / 30
書いてしまったぞ(困惑


作っても作っても足りねぇ…/スバル

202 >>1

作っても作っても足りねぇ…

【山盛りのシュークリームが空になった写真】

 

203俺はノーマル王になる男だ!

今度はシュークリームか。

 

204俺はノーマル王になる男だ!

外はサクサク、トロリとしたカスタードが美味そう

 

205俺はノーマル王になる男だ!

生クリームは認めない

 

206俺はノーマル王になる男だ!

なんでやぁ!美味いやろ!

 

207俺はノーマル王になる男だ!

Wの俺に隙はなかった。

 

208俺はノーマル王になる男だ!

なんやかんやでイッチー器用だよね

 

209俺はノーマル王になる男だ!

気づいたら調理の腕がグレードアップしている件について

 

210 >>1

シュークリームは、まだ遠い…

しっかし、どいつもこいつも食い意地張りすぎぃ!俺の分ねぇし!

 

211俺はノーマル王になる男だ!

戦争やでぇ

 

212俺はノーマル王になる男だ!

最後の一個、これは逃せない

 

213俺はノーマル王になる男だ!

でも食い切ってくれると嬉しい

 

214俺はノーマル王になる男だ!

作ったのを一人で食う寂しさよ

 

215俺はノーマル王になる男だ!

彼女ほしいなー

 

216俺はノーマル王になる男だ!

諦めろん

 

217俺はノーマル王になる男だ!

所詮は喪男、限界がある

 

218 >>1

だが諦めん、諦めんぞ、諦められないのぉ!

 

219俺はノーマル王になる男だ!

応!

 

220俺はノーマル王になる男だ!

応!!

 

221俺はノーマル王になる男だ!

応!!!

 

222俺はノーマル王になる男だ!

(それだけ熱意があるなら…)

 

223俺はノーマル王になる男だ!

(やめてやれ、今は別の女に目を向けさせてやるんだ)

 

224俺はノーマル王になる男だ!

(百合はきついっすわ…)

 

225俺はノーマル王になる男だ!

(Lチキください)

 

226俺はノーマル王になる男だ!

(ファミチキじゃないのかよ!?)

 

その後、男一人でスイーツ店に入る心構えについて議論が続いた。

 

◆◆◆

 

「ス~~~バ~~~ル~~~~~!!!」

 

「えへへ、ごちそうさまでしたぁ!」

 

「ばっきゃろぉー!」

 

はい俺です、今日は聖王教会にお見舞いのため来ました。

 

途中でギンガの妹、スバルとばったり会ってしまったので一緒に行くことに。

 

いつも世話になっているので、翠屋から技を盗んだシュークリームを持参。

 

教会の仕事に慣れてきたナンバーズ達とお茶会をする事になった

 

しかし、所用(小便)を済ませたら自分の分は残っておらず。

 

満面の笑みで追加を飲み込んだスバルのほっぺたを引っ張っているのだ。

 

「いはいいはい~ほうほふはんふぁ~い」

 

「作ってきた奴は食わなくていいとか思ってんじゃねぇ!」

 

あと床に潜ろうとしてる6番目、尻をひっぱたくぞ!

 

まったくまったく、姉と同じで食い意地が張ってやがる。

 

「…ちょっと顔見てくるわ」

 

「あ、私もー」

 

スバルと共に彼女が眠る一室へと向かう。

 

イクスヴェリア、古代ベルカの王の一人。

 

【冥王】と称された幼い子供は、いつ覚めるかも分からない眠りについている。

 

彼女の持つ力の一端が騒動を引き起こし、青年もまたそれに関わってしまった。

 

「久しぶりーイクス、今日も気持ちのいい天気だよー」

 

眠るイクスへと語りかけるスバル。

 

この前何を食べた、こんな事があった、楽しそうに、眠る少女へと語っていくのだ。

 

壁に背をあずけ、眺めている。

 

正直なところ、俺という人間はツイている方だと思う。

 

こんな仕事やってれば不幸な話には困らない。

 

右腕だけで済んだ事もあり、死なせずに済めたケースも幾らかある。

 

これ以上を望むのは、罰が当たるかもしれない。

 

「ほら、一緒にイクスに報告しましょうよ!」

 

そう言って、スバルは「左手」を掴むのだ。

 

「右手」は掴まない…というよりも、掴めない。

 

ゆりかごから逃げるスバルたちの時間稼ぎのため、というかよく分からん幽霊に奪われた「右手」。

 

気にすることはないのに、こいつはいつもこうしてる。

 

「よぉイクス、すまんな…あー事務仕事ばっかりでな」

 

苦手な事をやるのが増えた。

 

ただ刀を振り回すだけ、そう生きることは出来なくなっていた。

 

いや、それをしなくちゃいけない役目を受けたのだ。

 

「早く起きろよ、俺が爺さんになったら此処の階段が辛いからな」

 

言いたいことは言った、さぁ帰るか。

 

また、「左手」を掴まれる。

 

「ちょっと、寄ってきません?」

 

◆◆◆

 

まただ、また私は理由を付けている。

 

スバル=ナカジマは、晴れることのない自己嫌悪に陥っていた。

 

この人の「左手」を取って、人気のないベランダで夕日を眺める。

 

気づけば日も傾き始めていたのか、時間が過ぎるのが早い。

 

「いい眺めだなおい、しかし夕日を見てるとカレーを食いたくなるな」

 

チキンがいいか、ビーフがいいか、トッピングは何がいい?

 

他愛のない話が好きだ。

 

気楽で、気軽な感じが良かった。

 

貴方はきっと、私が「右手」の欠損について気にしていると思っているんだろう。

 

違う、違うんだ。

 

私はそれを「理由」にしている。

 

貴方に会うための、傍にいるための「理由」。

 

イクスへのお見舞いを「理由」に。

 

怪我の心配を「理由」に。

 

こうして、触れ合うための、「理由」にしている。

 

自分が嫌いだ。

 

こんな自分が嫌いだ。

 

自分のために、大事な人たちを「理由」にする自分が嫌いだ。

 

それでも、私はこの人から離れたくないのだ。

 

燃え盛る火の海、連れ出してくれた二つの星。

 

恋人なのかなと思った。

 

お似合いだなって、そう思った。

 

『ギンガが連れて行かれたのはお前のミスだ、なにより真っ先に逃げるべきだった』

 

でも…

 

『お前が死んだら悲しいだろうが、俺も泣くぞ』

 

でも…

 

『いくぞスバル、切り込み役の底力を見せてやろうぜ』

 

気が付けば、惹かれていた。

 

離れたくないと、そう思ってしまう。

 

でも、でも、でも。

 

私はなのはさんが好きだ、ティアが好きだ、ギン姉が好きだ。

 

みんなが好きだから、独占したいけど、したくない。

 

気持ちを出したら、きっと今の時間は壊れてしまう。

 

だから、このままがいい。

 

「左手」に触れて、寄りかかる。

 

動悸が、強くなった?

 

女の子として、見てくれてるのかな?

 

このままがいいのに、違う自分が語りかける。

 

特別になりたい。

 

この人の、ただ一つになりたい。

 

このままがいいのに、そう願ってしまう。

 

壊れてしまいそうだ。

 

壊れて、しまいたいな。

 

そうしたら、悩まなくていいのに。

 

貴方が壊してくれたら。

 

全部、貴方のために使えるのに。

 

私は、スバル=ナカジマ。

 

今日もまた、私は「理由」を付けて寄り添うのだ。

 

.




後はヴィヴィオとなのはさんでひとまず

次にみんな合わせてIF系書こうと思います

修羅場は、思いついたらで。

ナンバーズどうしよう、難しい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。