幼馴染が百合ップルだった件について   作:袴紋太郎

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うーん普通すぎる


最近どうにも私物がなくなるんだ/セイン+オットー+ディード

 

670 >>1

最近どうにも私物がなくなるんだ

 

671ノーマルという概念

いじめか

 

672ノーマルという概念

かわいそうに

 

673ノーマルという概念

気にすんなよいっちー

 

674ノーマルという概念

これは気になるあの子のリコーダーを盗みたくなるという感じのフィーリングが微レ存

 

675ノーマルという概念

ねぇーわ

 

676ノーマルという概念

ねぇーわ

 

677ノーマルという概念

ねぇーわ

 

678ノーマルという概念

ねぇーわ

 

679 >>1

ねぇーわ

 

680ノーマルという概念

いやぁないっすわー

 

681ノーマルという概念

具体的にどんな具合で?

 

682 >>1

いや大したもんじゃない、歯ブラシだったりYシャツだったり

全部新品に取り替えられてる

 

683ノーマルという概念

うーん

 

684ノーマルという概念

これはどういう…

 

685ノーマルという概念

いやぁ普通に古くなったのを捨てられたのでは?

 

686ノーマルという概念

歯ブラシはともかくシャツもか?

 

687ノーマルという概念

新品のを捨てられたぞ

 

688ノーマルという概念

靴がなくなったこともある

 

689ノーマルという概念

ノートがバラバラになってたぞ

 

690ノーマルという概念

やめよう、闇が深い

 

691 >>1

いやぁ金払わなくていいのかなぁって

 

692ノーマルという概念

悠長だなー

 

693ノーマルという概念

そうだぞ、変なことに使われてるかもしれんぞ

 

694 >>1

野郎のを何に使うんだ???

 

695ノーマルという概念

確かに

 

696ノーマルという概念

美少女ならともかくなー

 

697ノーマルという概念

せやせや

 

698ノーマルという概念

閉廷

 

この後、寝巻きに丁度いい格好についての議論が続くのであった

 

◆◆◆

 

「ほい、頼まれてたもんだ」

 

聖王教会の宿舎前で、古くなった衣服が入った包みを渡す。

 

受け取ったのは長い茶髪にカチューシャをつけた修道女。

 

元スカリエッティ一味の一人、ディードだ。

 

「ありがとうございます、最近は古着でぬいぐるみを作るのが流行っているもので」

 

「まぁ、捨てる手間が省けてこっちはいいんだけどよ」

 

別に野郎のを使うこともないんじゃないかと思ったが、男性用の衣服の方が作りやすいらしい。

 

正直なところ人形云々はまったく分からんし、困るわけでもない。

 

「折角ですのでお茶を飲んでいかれませんか? 先日良い茶葉を頂きましたので」

 

「あーいや、実はこのあと仕事が「急速潜行ー!」ぬおおおおおおおおおおお!?」

 

突如視点が急落し、豊満な胸部を見上げる形になってしまう。

 

原因は分かりきっている、腰にしがみつき地面にまで沈みこませた不届きものがいるからだ。

 

「セイーーーーーーンッ! おま、やめぇい!」

 

「飲んできなよー減るもんじゃないし、どうせだったら教会に就職しちゃえばー?」

 

ディードの姉、セインが能力を用いて自分ごと体を地面に沈ませたのだ。

 

「アホ言うなや、だー沈むー!? ディード、助けてくれ!」

 

しかし両手を取ったあたりで赤面して動かなくなり、偶然通りがかったオットーに救われて事なきを得たのだった。

 

「飲んでいくといいよ、最近ディードも練習してるみたいだから」

 

救い主からの提案もあり、穏やかなティータイムを堪能するのであった。

 

ちなみにこの後何処から聞きつけたのか、カリムとのお茶会に参加することになり。

 

そこから八神家まで輸送されるコースが完成してしまうのであった。

 

「貞操の危機だよ!」

 

◆◆◆

 

日も沈み、どっぷりと夜が深まった時間。

 

元戦闘機人の姉妹3人は、今日の収穫を三等分し堪能していた。

 

言うまでもない、彼の古着である。

 

ディードは残り香を感じる布を使ってテディベアを作成 ※ドジっ娘なのか黒い髪の毛が混じってしまいましたよ!

 

オットーは自分用に採寸して普段着にするようだ。 ※やはり匂いが気になるのかしきりに鼻を鳴らしている

 

セインはというと完全に寝巻きに役立てている ※寝るときは下着を履かない主義らしい

 

「しかし危うい状況です、誰かが彼の部屋から物を盗み出しているようで」

 

「うん、そういうのはいけない事だと思う」

 

「うんうん、セインねーさんもよくないと思うよー」

 

もぞもぞぐりぐり、セインは先程から身を揺らしている。

 

はて、何か湿った音が聞こえるが気にしない方向でいくとしよう。

 

「あの方は陛下の御父上、つまり私たちが仕えるべきお方です」

 

だから”お手つき”されてもいいのではないか。

 

すました顔のディードの鼻から赤いものが滴った、このむっつりめ。

 

あの日、後にJ・S事件と呼ばれるようになる騒動が起きてから。

 

彼は自分たち元ナンバーズの社会復帰に尽力してくれた。

 

個人的にスカリエッティという人物と仲良くなったこともあるが、なにより今までそれ以外の生き方を知らなかったナンバーズを不憫に思ったこともあり。

 

なにより可愛い子に親切するのは男としてありだと思ったから。

 

創造主たるスカリエッティ以外にまともに交友に入る男性は少なく、比較的(外見上は)年が近いこともあり。

 

彼女たちは少々いきすぎた愛情を宿すことになる。

 

これに対してマッドサイエンティストは

 

「正気にて大成なしというじゃないか、ハーッハッハッハッハッハッハ!」

 

とのことらしい。

 

いつでも体はウェルカムで、ドクターを産む予定であった場所は彼限定に早変わり

 

まぁつまるところ。

 

一人でも手を出せば、他の子達が一気になだれ込んでくるのは間違いないだろう。

 

 




アインハルトもなぁーきっとこじらせてるんやけどもなぁー

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