ケンイチの世界を特殊能力で生き残る 作:omega
転生
人の一生というのは、頗る短い。それはまるで一輪の花のように儚くそして一瞬のものだ。だからこそ、若い内にやるべきことを決め、実行するのが推奨されるのであろう………しかし、それが出来なかったら?もし非業の死を迎えてしまったら、人生とは無意味になってしまうのだろうか………
俺は病院のベッドで寝ながら、そんな途方もないことを考えていた。
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俺の名前は、安藤 孝明。俺は幼い頃から重い病気を患っており、病院で寝たきりだった。熱心な治療にもかかわらず、俺はその短い一生を終えた。
(・・・俺は死ぬのか?・・・出きるなら、もっといろんなことをしたかったな・・・今度生まれる時は、セイッパイ生きおう。そして自分の正義を貫こう)
臨終の際、俺はそんなことを思って、死んでいった・・・
「これ、目を覚ませ」
「う~」
「覚まさんか!」
「!・・何!」
「やっと、起きたか・・・孝明よ、ここは神の世界で、儂は神じゃ」
「神って、えーー!」
「お主の気持ちはわかるが、ひとまず話しを聞いてくれ。まず、お主は死んだ。それで、本来なら天国に行くはずだったのじゃが、あまりに可哀相じゃたので、ここに呼び出したのじゃ。それで、呼び出した理由じゃが、お主に第二の人生をやる機会をやろうと思ってな・・」
「ちょ、ちょっと待ってください!いきなりいっぺんにいわれてもわからないです。まず、僕が死んだのはわかります。でもなんでここに呼び出したんですか?」
「言ったであろう?可哀相じゃたっと。楽しいことを何もせずに、一生を終えるなどあんまりじゃと思ったから、ここに呼んだ」
「なるほど・・・それで、第二の人生というのは?」
「お主には三つの選択肢がある。一つはこのまま天国に行くこと。二つ目は元の世界に、別の人間に転生すること。三つ目はそのままの状態で、アニメの世界に転生することじゃ」
「アニメの世界?・・・ドラゴンボールみたいな世界ってことですか?」
「そうじゃ」
「!・・・本当ですか!まるで夢のようだ・・」
俺は慎重にそれらの選択肢を吟味した。
(一つ目の選択肢はないな。こんな機会を逃す理由がない。二つ目もない。元の世界に何も思いでがないからな・・・)
「・・・決めました。三つ目の選択肢でお願いします」
「そうか。三つ目の選択肢を選ぶ場合、2つの願いをかなえてやることができる。もしそうしなかつたら、すぐ殺されてしまいそうじゃからな」
「そうですか・・・それじぁー、一つ目傷つくことない無敵肉体を。二つ目はRPG風の成長システムを転生先に合わせるかんじでお願いします」
「分かった。それで行き先は?」
「史上最強弟子ケンイチで」
これを選んだのは、原作が好きなことと、その世界で最強になってみたかったからだ。
そう言った瞬間、意識が遠のいた・・
俺は気づいたら、子供の姿になっていた。そんな俺をうれしそうに見てる夫婦がいる・・・多分両親だろう。
「ター君、立ってごらん?」
母親らしき人?が提案してきたので俺は立とうした・・・しかし立つことが出来なかった。
「・・・何をやってるだ?孝明はまだ一歳だそ?そんな無茶言うな」
父親らしき人?が叱った。
「ごめんなさい。私達の息子だから、出来ると思ったんだけど、やっぱり無理よね・・・ター君ごめんね 」
(・・・そうか俺はまだ一歳なのか?)
俺がそう思っていると、頭のなかにステータスというコマンドが浮かんで来た。俺は試しに開いてみた。すると数字とアルファベットが表示された。
安東孝明
種族:人間
レベル1
攻撃0:G
防御0:G
スピード0:G
幸運0:G
特殊能力・・・強靭な肉体(怪我、致命傷を負うことがなく、永遠に長持ちする体)
ポイント0
弱!・・・えっ何これ?酷すぎない!特殊能力以外ゴミだろ!いくら一歳児でもこれはない。
(でも、レベル1なんてこんなものか・・・・頑張ろう・・・)
俺はその日から、地道に努力した。まずは立てるようになるのが目標だ。壁に寄りかかりながら、俺は必至に食い芝って・・・・なんとか立てた。
すると、頭の中でよく聞くレベルアップの音楽が聞こえた。
(やった!これで少しはましになるだろう!)
そう思って俺は再び、ステータスを開いた。
レベル2
攻撃0:G
防御0:G
スピード0:G
幸運0.5:G
ポイント10
特殊能力・・・強靭な肉体
ポイント10
(・・・泣いていいかな)