ケンイチの世界を特殊能力で生き残る 作:omega
「ほら!もっと早く走る!」
「くぅぅぅーーーー!」
今、俺はタイヤ結んだ紐を腰に着けて、公園を走り回っていた。
「どうしたのかね?そんなんでは、100周するのに一日では終わらないよ」
そう特訓のためである。
(はぁはぁ・・・こんなにきついなんて・・兼一のやつも、初期の頃はこんな感じだったのかな?)
「ほら、スピードが落ちてるぞ、バシッ」
「痛って!なんでムチなんかもってるですか!」
「はぁはぁ、君を指導するために決まってるじゃないか・・・それと、これが終わったら柔術の指導だからね」
くそー、このドSめ・・・・・
「はぁ~・・・なんとか終わった」
「ふむ。まさかこんな早く終わるとは。これは修行プランを練り直す必要があるな・・・いいだろう、今日はここまでだ。また明日同じ時間以上にくるように」
「えっ!俺まだまだやれますよ!・・・ほら!」
俺は、体を元気一杯に動かした。
(驚いたな。まさかここまでの逸材だとは・・・)
もちろん秋雨は、孝明に非凡な才能があると、見込んでいた。しかしそれはあくまで子供レベルでの話だ。だか、修行もセーブをかけておいたのだ。
「わかったから、もう止めなさい・・・孝明君、休むことも修行の一つだ。今日は大人しく帰りなさい」
「・・・はい、わかりました」
(・・・しかも素直だ。その上、武道の正しい道を理解している・・・これはあの人に話して、梁山泊入りも考えなければいけないな)
俺はその後に素直に家に戻った。ステータスはこんな感じ。
レベル20
攻撃35:F
防御26:G
スピード26:G
幸運40:E
ポイント50
残り転生回数:1
見てのとおり、初のEランク到達。他も時期にEランクに行くだろう。
特殊能力はと言うと、新しく
タフネス:疲れない:必要ポイント5
柔術家の心得:柔術の会得が早くなる:必要ポイント30
が出たので取っておいた。つまり、
特殊能力:成長率アップ、ポイント収得率アップ、タフネス、柔術家の心得
である・・・
翌朝、公園に行くと、秋雨師匠以外に金髪のおっさんがいた。
「やぁー、孝明君きたね。紹介しよう、こちらは私が住んでいるところの長老風林寺 隼人だ」
(うぁ、無敵超人がもう来ちゃたよ)
隼人は優しい笑顔で、こちらに語りかけてきた。
「・・・初めまして、孝明君。秋雨君から聞いたが、強くなりたいそうじゃな?」
「はい!」
「それは何でじゃ?」
「・・・・己の正義を貫きたいからです」
「ふむ・・・強くまっすぐな良い目をしている。なるほど、秋雨君が推薦するのもわかる」
「では長老、入門の件は?」
「よかろう・・・許可する」
(えっ・・・何の話し?)
俺が困った顔をしていると、隼人が秋雨君に尋ねた。
「・・・もしかして秋雨君、言ってなかったのかね?」
「はい。まずは長老に見てもらおうと、内緒にしておきました」
「なるほど・・・・孝明君や、儂の道場に来る気はないかね?そうすれば、もっと強くなれると思うんじゃが」
(道場・・・・梁山泊か!えっ行けるの?マジで)
俺は興奮気味にイエスと言った。
「決まりじゃの。今日から君は、梁山泊の入門生じゃ」