ケンイチの世界を特殊能力で生き残る 作:omega
原作スタート
今、俺は美羽に付き合わされて、荒涼高校に向かっていた。
「なんで俺が、付き合わなきゃいけないんだよ!通ってもないのに!」
「いいじゃありませんの。眠気ざましには、ぴったりですわ」
「馬鹿言え、こんなんじゃ寝てるのと大差ないぞ」
旅先から帰ってきて以来、美羽はますます強引になってきた。それに逆らおうものなら、長老ですら対処出来なくなる。
・・・そういえば、転校初日に兼一は美羽と出会うだっけ?
「美羽・・・少し此処で組手でもしないか?時間も余裕なんだろう?」
「いいですけど、私では孝明さんの相手には、なれないと思いますわ」
「いいんだ・・・それでも」
案の定、美羽の動きは止まって見えて、全く相手にならなかった。
そうこうしてる内に、兼一が本を読みたがら、こっちに向かってるが見えた。
おっ、来たな!
「美羽そこまでだ!」
「ふぅー・・・結局、孝明さんに一発も当てることが出来ませんでしたわ」
「悲観するな。俺以外の同学年なら、お前が多分ぶっちぎりだろ」
「あんまり、慰めになってないですわ」
俺たちが話していると、兼一が美羽の後ろまで近づい来た。
!
「美羽、待て」
美羽は裏拳で、兼一を殴ろうとしたが、俺が二人の中に入って止めた。
「うわぁ!なんなんだ・・・って、たかちゃん!久しぶり!一体どこに行っての!心配したんだよ」
「まぁ、色々あってな・・・それより、美羽謝れ」
美羽は既に正気に戻っており、急いで兼一に謝った。
「すいません!反射で殴ってしまうところでしたわ!」
「・・・反射で殴るとか、どんな家庭で育てられたの」
「詳しくは歩きながら、話そう。時間もないことだし」
「へぇー・・・たかちゃんは、旅に行ってだ。道理で家に行っても居ないはずだ・・・って、ここどうやって渡るの!まさか、泳いでって訳じゃ・・・」
「・・・まさか・・・飛び越えるですわ」
美羽は、原作通り兼一の手を引き、川を飛び越えた。途中置いていかれた兼一は、川に落ちそうになった・・・
「よっと・・・」
・・・が、俺が素早く助けて、川を飛び越えることが出来た。
「ありがとう、たかちゃん!・・・それに引き換え、いきなり何するんですか!僕を殺す気か!」
「まぁまぁ、美羽も悪気が有った訳じゃ無いんだ・・・多分」
「そこは、断定して下さいですわ!」
美羽達を無事学校に届けた俺は、梁山泊に帰ろうとした。途中の電信柱に、見慣れた奴がいた。
「お前、また来たのか?」
「酷いな~僕達、友達だろ?・・・それより、考えてくれた、闇に入る件?君なら、すぐに一影九拳にだってなれるよ」
「だから、前にも言っただろう?俺は梁山泊に入ってるんだ。つまり闇とは敵なんだぞ?そんな俺が闇に入れる訳ないだろう」
「僕も言ったはずだよ。諦めないって。君は僕の始めての友達なんだ、絶対に闇に来てもらうよ」
こんな風に、翔は別れてから、何らかの方法で俺の居場所を突き止め、俺を闇にスカウトしてる。そのしつこさと言ったら、美羽と張り合うレベルだ。
「と言ってもな・・・そうだ、お前が梁山泊に来い!俺が直々にしごいてやる」
「なんでそうなるんだよ まぁ、歩きながらゆっくり話そうよ」
「・・・そう言えば、孝明と一緒に居た女の子何て言うか・・・凄い惹かれた。もし孝明の女じゃなかったら、拐ってたよ」
「何言ってだ?美羽は俺の女何かじゃないぞ。むしろ色々難題を言ってくる疫病神だな」
翔はキョトンした顔をしたと思ったら、なぜか笑い出した。
「はぁはぁ!・・・君のそういうところ本当に最高だよ」
・・・なんなんだ。俺の回りは意味わからない奴だらけなのか?