GO GO! れめでぃおす   作:聖騎士07

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※タイトルが『GO GO! れめでぃおす12』ですが11はありません。『前回のあらすじ』というのは単なる演出です。


GO GO! れめでぃおす12

※前回のあらすじ

 

『美人だけど若作りっぽい永遠の聖処女』カルカ・ベサーレス、『綺麗な外見で中身は真っ黒』ケラルト・カストディオ、『黙っていると美人だが頭の中は筋肉と芋しか入っていない』レメディオス・カストディオと巷で陰口を言われている主人公たち。

 

「結婚したーい!」という聖王女カルカの断固たる決意のもと、婚活パーティーに参加した三人であったが、見事なる玉砕を遂げたのであった。

 

 

 

「反省会よ! 何故うまくいかなかったと思う? こんな素晴らしい美女が三人いてどうして相手をつかまえられないのか?」

 

「単に男どもの目が節穴なのではないでしょうか? それともあまりにも高嶺の花過ぎて近寄りにくいのかもしれません」

 

「……うーん。パーティーならばもっとご馳走が食べ放題の方が良かったな。皿にちんまり載った料理なんて食べた気がまったくしないからな」

 

 レメディオスの発言に一瞬だけカルカは眉をひそめるが、なにもなかったかのように話を続ける。

 

「それなら今度は身分を隠したパーティーなんてどうかしら? ケラルト、なにか良い考えはないかしら?」

 

「参加者が仮面で顔を隠すのはどうでしょう? 仮面舞踏会なら誰も私達の素性がわからないとおもうわ」

 

「……うーん。亀の肉は少し生臭いからあまり好きじゃないな。肉なら豚を丸焼きにして豪快に食べたいものだ」

 

 一人だけずれた発言のレメディオスにケラルトはため息をつく。

 

「……あとの問題は姉様ね。喋らなければ中身のお粗末さがわからないのだけれど……」

 

「……レメディオス。貴女、パーティーの間黙っていつづけられないかしら?」

 

 レメディオスは腕を組んで考え込む。やがてキッパリと断言する。

 

「無理だ。いくらカルカ様の命令でもずっと黙っていると気が狂いそうになるからな。剣を振るって稽古している最中ならば黙っていても気にならないだろうけど……」

 

 カルカはふとドレス姿のレメディオスが舞踏会の片隅で剣を振る姿を想像してみる。

 

「……東の地方には剣舞という踊りがあると聞いた事があるけれど……無理ね。どうしたものかしら……」

 

 悩むカルカひケラルトが知恵をだす。

 

「……でしたら……を、姉様の口に……そうしたら…………」

 

「なるほど。それは名案ね。それならばレメディオスも口を開かないで過ごせそうね」

 

 かくして三人のリベンジマッチが始められるのだった。

 

 

 

 

 疲れきった様子のカルカとケラルトが、元気そうなレメディオスと仮面舞踏会から戻ってきた。

 

「反省会よ!」

 

 カルカは聖王女らしからぬ乱暴な仕草で椅子に身体を投げ出した。

 

「レメディオスに飴玉を舐めさせて黙らせるのは良い考えだったと思うけど……」

 

 カルカとケラルトは顔を見合せる。

 

「……まさかあんなにすぐに姉様が飴玉を舐めきってしまうとは……」

 

「うん? あの飴玉は甘くて美味しかったな。さすが一個で銀貨2枚する高級な品だな。でもすぐに溶けて小さくなってしまったので飲み込んでしまった」

 

 しばらくしてケラルトがなにか思いつく。

 

「そうだ。姉様。今日の飴玉より高級な飴玉があるのだけど……」

 

「なんだと!」

 

「……なにしろ一個で金貨1枚もするの」

 

「なんだって! 金貨1枚だって!」

 

 すっかり金貨1枚の飴玉に心を奪われたレメディオスを満足げに眺めながらケラルトはカルカに耳打ちをする。

 

「……今度は飴玉そっくりのガラス玉を嘗めさせます。これなら溶ける事はありませんから姉様をずっと黙らせておけます」

 

 

 三人の闘いはまだまだ続く。

あなたにとってレメディオス・カストディオとは?

  • 愛すべきおバカさん
  • 理想の女上司
  • レメディオス様の靴で踏まれたい
  • 身近にいたらたまらない
  • いや、絶対に年齢詐称やん
  • きっと謎の覆面女騎士として再登場するよ
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