真・幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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 私をご存知の方はお久しぶりです。それ以外の方は初めまして。

 懲りろと言われるぐらい進歩が見えない文章ですが、ゆっくりご覧下さい。

 尚、設定は大きく変わっております。

 また、ガバガバ時間投稿も健在です。


第零章 死亡、そして・・・
第一話 転生・・・?


 

 

 ・・・俺は目を覚ますと、見知らぬ場所にいた。壁全部が白く、まるで箱のようだ。

 

 

 「えぇ・・・」

 

 

 呆れた言葉しか出ない。落ち着いて記憶にないこの場所を思い出せるか考えていると、ふと脳裏に一つのシーンが浮かんだ。

 

 

 ・・・燃え盛るビルの中、泣きわめく女の子の上に覆いかぶさろうとしていた焼けた柱を支える高校生らしいが高校生に見えない老け気味の男。

 

 

 やがて消防士らしき人物が女の子をを抱え上げるが、男のほうを見ると頭を垂れた。死んでいたらしい。わあ不憫。・・・って俺じゃん。そこに身長2メートル以上はある大男・・・?が壁を粉砕して現れる。

 

 

 そこでシーンもとい回想が終了する。待って最後の誰!?

 

 

 しかし・・・確定した、ここは死後の世界だ。その割には体が軽いとかいう事はないが・・・さっきの誰よ。

 

 

 まあ金輪際どうでもいい。女の子はおそらく無事だろう。なら思い残すことは・・・

 

 

 「ないわけねえよな畜生!ありまくりじゃい!」

 

 

 クソッ、彼女は出来なかったし、妹が産まれたメールの直後に死んじまうし、読み終えてない本があるし、最後の大男が意味わかんねえし・・・

 

 

 「あー畜生、火災の元凶を末代にしてやろうか・・・」

 

 

 そう俺がブツブツと口にしていると、目の前に元からあったのか、ドアが開いた。・・・おかしい、さっきドアなかったよな・・・?

 

 

 「えーいあの野郎、連れて来いとは言ったが雑すぎるわ・・・なかったことにしたから良いものを・・・ん?」

 

 

 俺が唖然としていると、眼の前にいた男は持っていた書類をぶん投げると、湯飲みと畳が現れた。

 

 

 「座れお前さん」

 

 

 非常にこの先言われることが分かりやすかったが、俺はとりあえず座った。

 

 

 「説明しよう、お前さんは死んだ。以上」

 

 

 「・・・いや、まあ、ここどこよ?」

 

 

 「ほーう混乱せんのか。いい根性とひねくれ具合だ。「ひねくれ関係ねえだろ」・・・まあそうだけどさ、まああれだ。お前さんは死んだんだが、本来なら死ぬ必要性がなかった。数百億に一の確率で起きるラグだ。俺はその管理担当、神矢龍一(かみやりゅういち)と言う。で、このラグの修正方法がだな、転生なんだよ。謝罪を込めて、ってことでな。拒否権はなし!」

 

 

 そう男が言った後、俺は質問した。

 

 

 「譲渡権は?「あるわけねーだろ」・・・だろうな。いいや、じゃそれでお願いします」

 

 

 俺がそう言うと、龍一さんは頷いた。

 

 

 「はいはーい、じゃあ転生先については全部言うと原作再現しようとするだろうから、世界線のみ説明するぞー・・・とはいえ数時間かかる!ああめんどくせえ!俺は別の準備をするから、別のに頼むか・・・おーい!手の空いてるやつ来い!」

 

 

 そう言うと隣の部屋から2メートル以上の大男がドアを破壊して現れた・・・あいつじゃねえか。

 

 

 「おーう、暇ぜよが?」

 

 

 「お前か・・・まあいいや、こいつ・・・矢川鏡一(やがわきょういち)君に転生先の説明頼むわ後ドア直せ」

 

 

 了解、じゃがドアは知らん!と大男が言うと、龍一さんが消えた。

 

 

 「じゃー説明するんぜよが、長いんで直接流し込むぜよ」

 

 

 そう言うと大男は俺の頭に手を置くと、俺の頭の中に情報が流れ込んできた。

 

 

 「うーむ、復唱してほしいぜよ」

 

 

 「これから俺が向かうのは東方プロジェクトの世界、通称東方。そこで俺は龍神として過ごす。地球作成からスタート。他は自由。言えた・・・!?」

 

 

 何故か全部口から出た。・・・どうなってやがる?

 

 

 「おう、それ以上は面白くねーぜよから言わんぜよ!後仕組みは秘密ぜよ!」

 

 

 「終わったかー?」

 

 

 再び龍一さんが現れた。

 

 

 「あ、はい、終わりました・・・?」

 

 

 俺は果たしてこれが説明なのかどうなのか分からなかったが、取り敢えず頷いた。

 

 

 「・・・あえて聞かんぞ。どーせ雑説明だっただろ貴様、酒抜くぞ」

 

 

 しかし、龍一さんは諦めたのか俺のほうを向いた。

 

 

 「もーいいや。転生行こうか。地球の作り方とかはアシストがいるから、というか妹がいるからな」

 

 

 「え?俺に妹?「そうだよ、他に誰がいるんだよ」・・・マジか」

 

 

 龍一さんは俺が妹に会えないのを知っているのだろうか・・・それでなら、非常にいい人だと思うのだが、そうでなけりゃ相当の面倒嫌いだな。

 

 

 「・・・さて、そろそろ行くぞ。鏡一!ここを出れば俺たちのことは全部記憶から無くなる!絶対にやりたいようにやれよ!それがどんな犠牲を伴ってもだ!」

 

 

 俺の足元を光らせながら、そう叫んだ龍一さんは笑っていた。だから俺は叫び返した。

 

 

 「言われるまでもない!勝手にやらせてもらうぞ!」

 

 

 龍一さんは一瞬驚いた様子を見せると、俺の肩を叩いた。

 

 

 「よく言った小僧!貴様に俺の名前を押し付ける!好きに使え!」

 

 

 「何故そうなる!?」

 

 

 「これも決まりだ。一応な」

 

 

 取り敢えず納得し、俺は龍一さんに感謝を述べようとした。が、

 

 

 「龍一さん、今回のことはありが「故意に手が滑ったあっ!」うおわぁっ!?」

 

 

 俺は龍一さんに穴に叩き落された。案の定意識が薄れ始めた。

 

 

 「じゃあな!もう来るなよ!」

 

 

 ____________________

 

 

 

 俺は鏡一が消えていったのを確認すると、白い部屋を消滅させた。残ったのは何もない荒れ野だけ。

 

 

 「・・・礼、聞かんでよかったぜよか?」

 

 

 「・・・ああ、いいよ。もう会うこともないだろ」

 

 

 俺はふと、呟いてしまった。

 

 

 「・・・あいつは、間違えないかな・・・?」

 

 

 「知らん!・・・が、信じる価値はありそうぜよ!」

 

 

 「ああ、あいつは俺に叫んで答えた。俺は龍一に答えなかった。・・・頑張れよ、俺」

 

 

 俺は身を翻し、笑う。

 

 

 「よーし、こっちもやり直しが効くかやってみるか!」

 

 

 「応!」

 

 

 

 ____________________

 

 

 

 俺が目を覚ますと、何もない白い空間が広がっていた。

 

 

 覚えているのは基本的な知識、俺の事、俺がこの世界に転生した事とすべきこと、神矢龍一という名前だけ。淡く男二人のイメージが出るが、顔も名前も何もかもが思い出せない

 

 

 「まあいいか、地球創るか」

 

 

 ともかく、始めるか。

 

 

 

 次回へ続く

 

 




 有難うございました。

 ではでは、次回もお楽しみに・・・
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