遊☆戯☆王Limited・force《リミテッド・フォース》 作:crt0816_
「ん?なんだこのカード?」
……。
そこには 平行世界への誘い と書かれていた。
……。
『強制転移、発動!強制転移、発動!』
「は?」
ポンっ!
次の瞬間、俺はここにいた。
とても見慣れた景色、いや、見慣れた光景というのだろうか?ともかく、大体の人が知っているであろう場所にいる。
そう。
―童実野町に―
「何が起こったし……」
混乱しながらもあたりを見渡す。
すると、金色のアクセサリー?を付けた男子中学生を見つけた。
「あれって……もしかして」
そう呟きながら、アクセサリーを付けた男子の方に歩いていった。
「じゃあね!城之内くん!」
「また明日な!遊戯!」
ファッ?!
今、明らかに遊戯だの城之内だの言ってたぞあいつら!
……よし!話しかけるか!
「あのー!そこの人!武藤遊戯さんですか?」
「う、うん。そうだけど、僕に何か用かい?」
「いや、用があって聞いたわけじゃないんですけど……」
「あ、分かった!僕とデュエルしたいんだね!お店の留守番を頼まれて退屈してたんだ!これで新しく作ったデッキを試せるよ!」
「あ、いや、その」
「?もしかして、ダメかな?」
やべぇ、伝説のデュエリストだわ〜勝てる気しねーわー。
よし逃げよう。
「やります!」
は?ナニイテンダオレ?
「それじゃあ、僕の家に来て!」
「こんなことがあればいいなぁ、なんて思ったけど、武藤遊戯は見当たんないし、オマケにチンピラに絡まれるし」
童実野町ではあるのだが。
「まぁ、頑張って探すか」
そう。道はあるのだと。
「あなた、ダレ?」
そこには小さな女の子がいた。
「俺は遊牙、遊牙って言ってくれるとこっちも話しやすいな」
そう言うと
「ユウ……ガ?」
とても弱々しい声が聞こえた。
「そう、ところで君の名前は?」
「……」
黙っちゃったよ!
しかも俺を見つめてキョトンとしてるよ!
「もしかして……ない?」
すると、コクッと頷いた。
これ、名前決めた方がいいのか?でもなぁ、そうそう思いつく名前ねぇしなぁ。
……。
ピンと来たわ。
「じゃあ、おまえの名前は、日向だ、それでいいか?」
「……うん。」
しかし、ストレートに決めちまったわ。
なんだよ日向って、いや、本当に見た目と、さっき見た時ひなたぼっこしてたからってこれはアウトだろ。
そんな事を考えてると、服を突然引っ張られる。
「早く、行こ。」
「お兄ちゃん」
「は?」
突然、俺の事を兄だと思ったのかそれとも何かがあったのか知らんが、1つ言わせて。
すんごい恥ずいんですけど。
しかもピッタリくっついてくるんですけど。
てか、その前にデュエルさせろよ!
続く
(´・ω・`)