沢田綱吉、逆行。   作:ちびっこ

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①炎真と妹

 

妹の真美の態度に僕は怒ろうと追いかけていたはずなのに、真美はある程度すれば止まって僕を待っていたように仁王立ちしていた。

 

「お兄ちゃんってほんとヘタレ!頑固!」

「……何が」

 

ほんと、なんでこういう風に育っちゃったかなぁ。いきなりなんだよって思うのは僕だけじゃないと思う。

 

「だって友達って認めてないのはお兄ちゃんぐらいだよ」

「……ツナさんは次期ボンゴレボスになる人だよ」

 

はぁと僕はため息を吐く。僕が次のボスになると決まってるのもあるんだろうけど、真美はちょっと疎すぎ。ツナさんは友達なんて言ったらダメな人だ。

 

「……お兄ちゃんからツナさんの話、聞かない日ないんだけど」

「え?そう……かな」

 

でも父さん達も知りたいと思うし話すのは当然じゃないのかな。

 

「家綱っていう人の話は全然聞かない」

「あんまり接点ないからね」

「お兄ちゃん、最初は2人を見てくるっていったよ、覚えてないの」

 

僕は言葉を詰まらせる。確かに僕は2人のボス候補を確かめに行くと言って黒曜中へ行ったはずだった。

 

「お兄ちゃんが一番私情を挟んでる」

 

グサッときた僕は何も言えなくなった。それをいいことに真美は好き勝手僕に言いだした。

 

「こっちはね、お兄ちゃんがツナさんの毒牙にかかっちゃったとかいろいろ心配したんだよ!?今日会ってみて違うってわかったけど。まぁツナさんは天然人誑しっぽいから、お兄ちゃんが落ちちゃったのは間違ってなかったけどね」

「……天然人誑しって……」

「お兄ちゃんは楽しかったからツナさんとばっかりといるんでしょ!」

 

僕のつぶやきには真美は無視して言いたいことだけ話すんだ。でも言い返せなかった。真美の言う通り僕が一番私情を挟んでいた。

 

「それなのにお兄ちゃんは!変に頑固だから!このまま至門中に戻って接点がなくなってもいいの!?」

「……あ」

 

いつかは戻らなくちゃいけなかったことを僕はすっかり忘れていたんだ。みんながこっち来ないかなぐらいの感覚で居たことに気付いた。

 

「ツナさんはもうお兄ちゃんに気持ちを伝えてるんだよ。それなのに返さないなんて、ヘタレ!意気地なし!」

 

……意気地なしまで増えたよ。

 

「はぁ。わかった、ちゃんと考えるよ」

「お兄ちゃんが考えると、ボンゴレやシモンの関係とかごちゃごちゃ考えるからダメ」

「……まみ」

「お兄ちゃんがどうしたいか、それがシモンの決定なんだよ!」

 

黒曜中に来る前に僕の希望を伝えた時は、みんな反対したじゃないか……。僕の考えが顔に出ていたのか、真美は「だからお兄ちゃんはお馬鹿さんなの!」と言いながら行ってしまった。ああもう1人じゃ危ないだろと僕も追いかけようとしたけど、父さんと母さんがまみのことは見ておくから、僕のやるべきことをしなさいって言ってくれたから本部へ戻ったんだ。

 

考えれば考えるほど、真美の言ってる意味がわからないし、みんな反対したじゃないかというムッとする。でも僕はシモンのみんなに怒りを向けたくなくて、真美の言葉から逃れるようにリレーへ没頭したんだ。結果ちゃんと集中できたみたいで、一位を取れたことにホッとする。骸君にはお世話になってるし、恩を仇で返すようなことはしたくなかったから。

 

「リレーの時はうまくいったようですが、他のことを考えていれば、沢田ツナに勝てませんよ」

 

骸君の言葉にギクッと肩が跳ねた。なんで気付くんだろう、骸君は。でもなんでツナさん?

 

「ほぼ間違いなく、向こうの総大将がかわって沢田ツナが出てきますからね」

「え?ツナさんは女の人だよ!?」

「ルール上、問題ありません」

「そうだけど……。いくら次期ボンゴレボス最有力候補だからって……」

 

僕は最後まで言葉を続けることが出来なかった。骸君は大きなため息を吐いたから……。

 

「君もめんどくさい人ですね……」

「君も?」

「こっちの話です。いいですか、この体育祭ではマフィアは関係ありません。最初になしと決まりました。だから僕は術を使ってませんし、君も完全ではないとはいえ、シモンの力を使っていません。ここまではいいですね?」

 

ツナさんが真っ先に力を使うなよと骸君に約束させていたことを覚えている僕は頷く。

 

「僕が約束したことで、この体育祭はアルコバレーノですら好き勝手出来なくなりました。もしやっていれば、それ相当の報いを受けてもらってから外へ放り出します」

「ええっ!?」

「おや?言ってませんでしたか?僕は大のマフィア嫌いですよ。マフィアがいきがってる状況など、僕は我慢なりません。クフフフ」

 

骸君のこの笑顔は本当だと僕は知っている。……知りたくないと今ほど思ったことはないよ。でも骸君が大のマフィア嫌いなら、なんで僕たちの世話をしてくれてるんだろう?

 

「……まだわかりませんか。僕は次期ボンゴレに命じられていれば捻り潰しています。……僕は沢田ツナの手伝いをしているだけです」

 

同じようにみえて、とてつもなく大きな違いだと骸君は言っている。一緒にしないでほしいという嫌悪感を持っているほどだ。

 

「僕が関わっている限り、この体育祭ではマフィアは一切介入出来ません。ですから、良い機会だと僕は言ったのです」

 

次期ボンゴレじゃない、ツナさんを見ろってことだよね……と僕が理解して返事をする前に骸君は居なくなっていた。

 

棒倒しでツナさんが総大将として出てきた。骸君から聞いていたけど、それだけでも僕は驚きなのに、ツナさんは僕へと向かってきた。……無理だって!僕には女の人は殴れないよ、骸君!

 

向き合うとかそんなどころじゃないと僕はツナさんから逃げた。僕が逃げてしまったから追い込まれてしまった。いつか捕まってしまうとわかっていたのにどうすることも出来なくて、こんな時みんなが居ればと思ってしまった。

 

だから負けてしまった後に、「オレには獄寺君が……信頼できる友達が居たからね。絶対オレを落とさないってわかっていたから。炎真も信頼できる友達が居れば違ったんじゃない?」とツナさんに言われて……、僕は一緒じゃないかって思えたんだ。

 

……まみ、お前の言う通りだよ。僕がバカだった。みんなが反対するのは当然だよ。僕の友達なんだから。ボンゴレとシモンの未来じゃなくて、僕たちシモンの未来を考えないといけないことだったんだ。

 

何もかも考え直しだ。でもきっとみんなは僕の答えを待ってくれる。

 

……ああ、でも少しは進んだよって教えたいな。

 

まずツナさんに返事をかえすことから始めよう。僕と同じようなことを考えた君と友達になりたいって思ったから。みんなを紹介するのはその後になるけど、遅くはならないと思うよ。だから待ってて。

 

 

 

 

 

②応援席にて

 

『そ、総大将……ひ、雲雀恭弥さんにかわり……さ、沢田ツナ』

 

この放送が流れた時、私は京子とクロームと一緒にいた。周りが叫んでるけど、私はそんな気持ちになれなくてツナが心配で声も出せなかったの。それは京子の顔色を見れば一緒のようで、なんとかして止めないとという気持ちで私は頭の中はいっぱいだった。

 

「花ちゃん、京子ちゃん、大丈夫」

 

そんな大きな声じゃなかったのに、不思議とクロームの声は私達に届いた。

 

「で、でも……男子と混じって参加するだけでも危ないのに、総大将って……」

 

私だってツナがそこらの男よりは強いと知っている。最初は驚いたけど、ケンカの仲裁をしているのも見たこともあるから。でもそれとこれは別よ。いくらなんでも複数の男子に狙われる総大将は危険の度合いが違うわ。

 

私達の心配をクロームはキョトンとした表情で見るだけ。大丈夫っていうなら、せめてもうちょっと安心させてと思うのは私だけかしら……。クロームがそういうのが苦手と知っているから口には出さなかったけど……。

 

「山本!あんたも止める気はないの!?」

「ん?」

 

こうなったらと私は矛先をかえた。山本も動く気がないみたいだし、ちょっとでもいいから大丈夫と思う根拠を教えなさいよ!

 

「ツナなら大丈夫なのな」

「ツナが強いから!?心配する必要ないってこと!?」

「んー……それは違うな」

 

は?と私は山本に聞き返す。強いから安心して見てるんじゃないの?

 

「オレはツナが強いとこはあんまり知らないぜ」

「じゃなんであんたは動かないのよ」

 

山本が知らないっていうのは意外だった。そこそこ仲良いと思っていたけど……。でも私達が知らないのだから山本が知らないのは当然よね。ツナって仲裁する時はちょっと相手の腕をおさえたりするけど、それ以上は力を使おうとはしないのよ。トンファーを持ってるのも知ってるけど、持田先輩の時に出したぐらいで、結局あの時もツナはトンファーで殴らなかった。

 

「ツナはやると決めたらやるからなー」

「まぁ……ツナはなんでも出来るわね」

「ん?ツナは不器用な方だろ?」

 

私達、ツナについて話してるのよね?と首を傾げたくなる。それこそ幼稚園のころから、なんでもすぐ出来て寝落ちするイメージしかないんだけど。私が少しそのことを話すと「器用なら体力残せると思わねー?」と言われて、ポンっと思わず手を叩いてしまったわ。「ツナはそんなころから全力投球だったのな」と山本が笑ったのを見て、目からうろこが落ちるってこういうことなのねって思ったわ。

 

あの子のことわかっていたつもりだったけど、まだ知らないことも多いのね。ってそうじゃない。天然の山本のペースに引っ張られてしまったわ。棒倒しよ、棒倒し!

 

「ツナがやると決めたらやるなら、余計に心配になるじゃない!」

「心配はする必要ねーじゃねぇか?ツナは凄いのな。獄寺と笹川の兄貴もいるし、問題ねーって」

 

結局山本の説明では私は安心出来なかったのだけど、京子はちょっとホッとしたのよね。ちょっと私だけ置いていかないで!

 

「お兄ちゃんがツーちゃんの努力を見てね、いつかツーちゃんに頼られるような男になりたいっって言ったことがあったの」

 

京子のお兄さんだから深い意味はないわ、絶対。聞く人が聞けば告白みたいに聞こえるわよ……。相手がツナで良かったわね。あの子、自分がモテないって思い込んでるから。

 

「そしたらツーちゃん、『それならもう叶ってますよ』って言ったの。お兄ちゃんがいつだろうって疑問が顔に出たみたいで『オレ本当は根性ないんです。お兄さんを見てオレも頑張んなきゃって思えるんです』だって」

 

……ツナなら言いそうだわ。煽てるのがうまいというか、あの子はそんなつもりはないんだろうけどね。

 

「なんとなく言いたいことわかったわ。あの子人の気持ちに敏感だし、私達が躊躇しそうな恥ずかしい言葉も伝えることができるものね。こういう集団戦の方があの子は得意かもしれないわ」

 

風紀委員なのに頭を下げたりするものねー。変なプライドもなくて、人を頼れるっていうのもツナの凄いところの一つだわ。

 

あの子なら男子達とうまくやるでしょと思った私はおとなしく京子達と観戦することにした。

 

総大将自ら敵陣に突っ込んで行った時は、ツナはふつーじゃなかったわっていうことを思い出して、呆れて心配しなくなったんだから、私もツナのことちゃんとわかっていたみたい。

 

ただ……そんなところでわかりたくはなかったわ。

 

 

 

 

 

③報告

 

「リボーン、棒倒しでオレ勝ったんだよ!」

 

体育祭の後片付けも全部終わったオレはリボーンのところに行ったんだ。あいつのことだからちゃんと見てたと思うけど、それとこれとは別だよ。死ぬ気になっても出来なかったことが出来たんだよ。

 

「よくやったじゃねーか」

「だよね!だよね!」

 

やったーとオレはリボーンに抱きつく。リボーンも機嫌がよかったみたいで、オレがこんなことしても怒らなかった。

 

「ツナ、ご褒美に何が欲しいんだ?」

 

え?リボーンがオレにご褒美?あまりにも驚いたオレはリボーンを離して、ちゃんと向き合う。

 

「総合MVPも取ったしな。なんでもいいぞ」

「……い、いや……いいかな」

 

こいつからのご褒美ってロクなものじゃなかった。ご褒美という名目で、やりたい放題。オレの希望が叶うことはなかったし……。

 

「遠慮すんな」

「そう言われても……」

 

オレがボスになる前は、ボスになるためのものだった。ボスになったら、ボスに必要なものだった。だからそのほとんどでスパルタの特訓が用意されていたんだよな。……いやでもこいつのおかげでこんなにも成長したのは事実だし。オレに必要だったんだよな?

 

「と、特訓……」

 

まさかあんな嫌がっていたオレが自ら頼むようになるなんて……。

 

「……ツナ、お前は少し休め」

「え?わかった。お前がそういうなら……」

 

最近忙しかったもんな。リボーンが休めっていうぐらいだし、オレ結構疲れてんのかも。さっさと風呂入って寝ようと腰をあげる。

 

「あ、そうだ」

「なんか欲しいのがあったのか?」

「え?だからそれは特訓だって」

 

オレがそう答えたら、リボーンはしばらく黙った後「オレに言いたいことあるんだろ?」って聞いてきた。そうだった、そうだった。

 

「炎真と友達になれたんだ。今度シモンファミリーのみんなも紹介してくれるって約束したんだ」

「そうか。叶って良かったじゃねーか」

「そうなんだ。ありがとうね、リボーン」

 

元々はこいつのおかげだよなーって思っていたオレはちゃんと伝えられたこともあって、「お風呂行ってくるー」って上機嫌で部屋を出ていったんだ。

 

 

 

 

 

④雲雀の学ラン

 

オレは時間をとって、骸ん家に来ていた。聞き飽きたと思うけど、お礼を言いにね。……聞き流されたよ。

 

「そういえば、あの時の学ランは雲雀恭弥の物だったと風の噂で聞きましたが本当なのですか?」

「そうなんだよ!あれ、ヒバリさんの学ラン!」

 

やっぱお前はこの凄さわかってくれるよな!とオレが興奮しても、骸は呆れることはなかった。その反応にオレは喜ぶ。ヒバリさんの学ランだよ!?これがどれだけ凄いことかをほんとみんなわかってほしい。語っても引かれないのは草壁さんぐらいだから言えなかったんだよ!

 

「それもクリーニングして返してって言われたんだよ!」

「おや、『いらない。君にあげる』とは言われませんでしたか」

 

ほんとにそれ!

 

「並中の学ランってのもあっただろうけど、オレすげー嬉しかったんだ」

 

人は変われば変わるものですねと骸が呟いた。それ、お前にも言えるからな?

 

「あ、そうだ。ヒバリさんからお前への伝言預かってたんだよ」

 

ちょっと興奮が収まって、思い出した。あぶねー、完全に忘れてた。また顔に出てたのか、骸はちょっと呆れつつもオレへと向き直った。ヒバリさんからの伝言だからだろうね。でもオレこの伝言よくわかんなかったんだよなー。

 

「『これで満足?』だって。お前わかる?」

 

骸は一瞬固まった後、笑い始めた。うーん、この様子だと意味はわかったみたいだね。

 

「クフフフ。流石、雲雀恭弥と言ったところでしょうか」

「どういうこと?」

「あなたは知らなくていいですよ。これは僕と雲雀恭弥での駆け引きですから」

 

駆け引きって……。でもこの様子だとヒバリさんが勝ったのかな?

 

「僕は負けてはいません」

 

……だからなんなのこの人達。

 

オレは思わずもう少しで体育祭で負けたじゃんって言いそうになった。口にするだけ疲れるだけ。こいつのことだから、僕は出てませんとか言うだろうし。オレがヒバリさんも出なかったじゃんとか言っても、僕と雲雀恭弥を一緒にしないでくださいとか言うんだよ。付き合ってられないっての。

 

骸はオレが黙り込んだのをどう判断したのかわからないけど、ヒバリさんの伝言の意味を教えてくれた。

 

「あの伝言は、今回彼は僕の思惑に気付いているにも関わらず、乗ってあげたという意味ですよ」

「それならヒバリさんが勝ったと言っても良くね?」

「違います」

 

うん、もうオレはどっちでもいいや。

 

「ちなみに、返事は?」

「そうですね。『とても楽しめました』としましょうか」

 

うわぁとオレは引いた。

 

「一応伝えるけどさ。あんまヒバリさんを煽んなよ。オレが疲れる」

「本音が漏れてますよ」

 

あえて言ったの!どうせどっかでバトルするくせにオレに伝言残すんだから。律儀に伝えるオレもオレだけど。

 

「……ですが、実際僕にも読めないことがありましたからね」

「ん?そうなの?」

「ええ。ですから、ウソではありませんよ」

 

ふーん、それならまぁいいけど。

 

「やはりあなたと居ると面白いですね」

「って、なんでオレ!?」

 

オレのツッコミは無視されて、骸は本を読み始めた。




古里炎真の両親と妹
嘘でも誇張でもなく、本当に『よーく』ツナの話を聞いていた。
妹のまみちゃんはしっかり者という設定にしたので、ツナとの会話でいろいろ探っていました。

古里炎真
誰よりもボンゴレとシモンの関係に拘っていた人。
妹と骸のおかげでやっと気付いた。
気づいたら早かった。

黒川花
一般常識がしっかりと根付いているので、たまについてこれなくなる。
幼稚園の時にツナの面倒を見てしまったのが運のつき?
苦労人。でもツナのことを友達と思ってるので後悔はない。

山本武
ツナの強いところはあんまり知らないが、強いところがあるのも知っている。
獄寺と了平がいるので心配はしていない。
ただ自分も出たかった。

リボーン
褒めてあげたいのにうまくいかない。
特訓という答えから、いろいろと追い詰めてしまっているのかと考え中。

六道骸
自分が体育祭に出なければ、ツナが総大将に出てくることを読んでいた。
少しでもツナと炎真のために動いていた。
雲雀が気付く可能性までも読んでいた。その可能性を入れても問題ないと判断していた。
だから負けていない。
唯一骸が読めなかったのは雲雀が自分の学ランをツナに預けたこと。
その変化を起こしたのは誰かとわかっているから、褒めたつもり。
体育祭編、影のMVP。


次からは章がかわって、中1②です。
ラブ?コメディに戻ります……?
ごめん、まだ何も考えてないんだwww
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