ソードアート・オンライン~黒の剣士と歌姫〜   作:浅田零

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あけましておめでとうございます(大遅刻)
ものすっごい久々の投稿になり申し訳御座いません!!
待っててくれた方(居るか分からないけど)、お待たせしましたっ!

それでは本文どうぞ。


第7話:金と歌姫と、それから…

アリス「と言った具合に、私達の世界、アンダーワールドを救ってくれたのですよ、キリト。」

ギュッと腕を抱きしめる

 

キリト「そ、そう…か…」

 

あの時、彼女の未知なスキルによって敗北した俺は、休める場所に行きたいと言われ、一緒にタウンに来た後、この様にずっと腕を絡められ、未来の俺の活躍をずっと話されていた。

あぁ…どうしてこうなった…

 

アリス「それからですね、キ…」

 

??「何、してるのかな?キリト…」

 

キリト「っ…!?」

全身から汗が出るような、そして底知れない怒りが含まれた声で後ろから呼ばれ、ゆっくり振り返る。

そこには…

 

 

 

 

ユナ「もうこの世界に来ちゃダメだって、私、言ったよね?」

光の無い瞳で、こちらをじっと見つめるユナが居た。

 

キリト「ゆ、ユナ…!?ど、どうして…」

 

アリス「何者だ、貴様。」

キッ、と威嚇するように睨みつける

 

ユナ「そっちこそ、誰かな?」

お前こそ、と言うように睨みつける

 

アリス「ふん、いきなり出てきて、私のキリトを怯えさせる様な者に名乗る名など無い。」

 

ユナ「私の…?笑わせないでよ、キリトは私のなの!」

 

アリス「キリトはお前のものなどでは無い!それに見たところ、どうやらキリトは貴様の事を怖がっている様子、そんな貴様にキリトの近くに居る資格はあるのか?」

 

ユナ「怯えてる?証拠も無いのに勝手なこと言わないでよ、第一、少し様子を見させてもらってたけど、さっきからあなたが話してる間、キリトはずっと居ずらそうに、離れたそうにしてたよ?」

 

アリス「貴様…ッ!」

腰辺りに納刀された、剣の柄を掴む

 

キリト「ふ、2人とも、そこら辺に…」

2人の仲裁に入る為に、止めようとするが…

 

ユナ「大丈夫だよ、キリト」

優しく微笑みかける

 

ユナ「この女黙らせたら、すぐに2人きりになれるから、ね?」

 

アリス「ふん、黙るのは貴様だ。」

 

今にでも決闘が始まりそうな雰囲気に包まれる。

が、しかしその時、

 

??「こっち!」

 

キリト「え…うわっ!?」

物凄い速さで連れていかれる

 

アリス「っ!?」

 

ユナ「キリト!!」

 

 

 

 

【連れ去られた後・路地裏】

??「ふぅ、やっと会えたぁ〜」

 

キリト「い、いきなり誰……って、ユウキ?」

 

ユウキ「えへへ、お久しぶりだね、キリト」

 

キリト「あ、あー…確かにそうだ、な…」

バツが悪そうに、少し頬をかく

 

ユウキ「でさ、なんで連絡一つしてくれなかったの?」

少し首を傾げる

 

キリト「え、えーっと…す、少しリアルが忙しくてさ」

あははー、と目を逸らしながら

 

ユウキ「ふーん……」

少し、近づく

 

キリト「ゆ、ユウキ…?」

 

ユウキ「それ嘘、だよね」

顔を覗き込む

 

キリト「っ……!」

 

ユウキ「……まぁいいよ、ボクはそれでキリトを責めたりしないし、んー…まぁ確かに寂しかったけど、どうせあの雌……ユナ、だっけ?が、自分勝手にキリトの事を縛り付けたりしてたんでしょ?例えば、あの世界は危険がいっぱい、とか言ってさ。でも安心してキリト、ボクはそんな風にキリトを縛り付けたりしないし、無理強いだってしない、お互いが信頼し合える関係だもんね?けど、連絡くらいして欲しかったなぁ〜、ボクずっと待ってたんだよ?ALOでもリアルでも、もしかしたら来てくれるかもって……あぁでもそっか、あの女が使えない様にしてたら出来ないよね…やっぱりキリトは悪くないんだ、全部あの女や、アスナや、みんなが悪いんだよね?やっぱりこんなことならアスナじゃなくキリトにギルドに入ってもらってボクが管理すれば良かった……でもこれからずっと傍に居ればいい、よね?そうと決まればずっと一緒に居てくれるよね、キリト」

暗い瞳で瞬きもせず、こちらをじっと見つめながら

 

キリト「ひっ………」

後ろに下がるが、壁にぶつかる

 

ユウキ「今、逃げようとしたよね、キリト」

ドンッ!、と壁に手を付き、所謂壁ドン状態になる

 

キリト「ち、違…」

 

ユウキ「違わないよ、はぁ…本当はしたくないけど……」

そっと抱きしめる

ユウキ「お・し・お・き、しなきゃ、ね…?」

 




長らくお待たせして申し訳ない…
続きを書いてはいたのですが、リアルが本当に忙しかったのと、携帯がぶっ壊れて、その後書いてたもの全てお釈迦になってしまい、モチベが下がっていました。
もう一本の方も現在書いておりますので、もう暫くお待ちください。

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