ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生と弱虫の勇者 作:黒眼鏡2号
「よし…!」
一人の少年が学び舎に立つ。その学び舎は都心の一角にそびえ立つ。その名は
『希望ヶ峰学園』
ありとあらゆる分野で超一流の「超高校級」と称される現役高校生のみが通うことを許される学校。この学園に入学すれば、人生において勝ち組も同然。バラ色に輝いているであろう煌びやかな将来を約束された『希望』の学園である。
「まさか俺に入学届けが来るなんてな…」
その少年は普通の高校に通う少年であった。好きなものは音楽、漫画、ゲーム、アニメ…など。同じような人物を探そうと思えば、1つの街に数百人規模でいるであろう平凡な少年だ。
彼は、ほんの数日前に希望ヶ峰学園からの封書を受け取った。
『希望ヶ峰学園への 入学を認めます』
その封書にはそんなような言葉が書いてあった。最初に見つけたのは俺で、帰宅して偶然郵便受けを見たら、封書を見つけた。まず何が起こっているか分からずにフリーズしているところに、母がやってきてその手紙を見つけた。そこからはもう大変だった。母は小躍りで父にその入学届けのことを知らせ、父は雑誌にも載ってるような店の高級ずしを(給料ほぼ全てを使って)買ってきて、関東にいる姉は速攻家まで飛んできて俺に合うなり抱きついておめでとうを言った。正直香水臭かった。でもそのあと欲しかったゲーム機を買ってもらって嬉しかった(今気づけば小学生のようなご褒美だが)。
何より嬉しいのは自分だ。今まで、自分に対してこんな最上級の評価を受けたのは初めてだったのだ。誰もいないところで大声出してガッツポーズをするくらい(俺は感情をあまり表情に出さないやつらしい。(母談))嬉しかった。
そして今日…
「いくか…!」
俺はこの学園の生徒となり、光り輝く将来へと足を運ぶんだ…!
記念すべき一歩を踏み込む。
その瞬間。
目がくらむ。
ちゃんと立たなきゃ…。
(ほら、ちゃんとしてないとカッコ悪いわよ)
母親の声が聞こえる。
そうだ…最初っからこんなんじゃダメだよな…
あれ…でも…?
これは…?
―たくさんの笑い声が聞こえた―
それで暗くなった……
――――――――――
…
……
………
「ハッ!?」
目が覚めるとそこは
教室だった。
だけど、教室と呼ぶににあまりにも仰々しすぎる
「なんだよこの鉄板…」
窓に鉄板がネジのようなもので打ち込んである。かなりでかいネジだ。
「くっそ……うん?」
どうやってもあかないことを確かめ、自分が眠っていた机に目を向けると…。
「入学式のご案内…?」
そこには、小学生のような文字で玄関ホールに集まるように指示されていた。集合時間は8時だ。時計を見ると今は8時35分。
「ふーん……えっ?」
もう一度時計を見る。8時35分。
「っ…」
間発入れずに彼は走った。玄関ホールに向かって。
「やばい…!やばいいい…!」
彼にとっては、窓に打ち付けてある鉄板よりも、自分がなぜそんなところで寝てしまっていたのかよりも、「入学式に遅れる」事の方がよっぽど大事なことであったのだ。
そして、彼は玄関ホールへ向かう扉の前につく。息はもう絶え絶えだ。
「はぁはぁ……。…よしっ!!」
息を整えて、扉に手をかける。
(もうみんな集まってんのかな…。…あれ?)
そして、扉を開く。
(みんな…って…?)
―その奥で待つのは―
―希望か―
―絶望か―
「うぷぷ」
アニメ→ゲームの無印をプレイ→オリジナル主人公が活躍する妄想をする
ってな具合のニワカです。
以後お見知りおきを、
そして過度な期待はなさらぬよう…
当作品をご覧になっての絶望については作者は一切責任を持ちません。
See you next!