ポケットモンスターもう一つのサン&ムーン   作:パラドファン

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水着回です。今までで一番難しかった...

風邪にも負けず投稿、疲れた...


第十話 海での課外授業は要注意!

メレメレ島 砂浜

 

サトシ達は課外授業のため海に来ていた。

 

「海だ~!」

 

『ピッカ!』

 

サトシとピカチュウは海に飛び込むべく走り出した。

 

「サトシ!ちゃんと準備運動しないと駄目だよ!」

 

コウヤの声はサトシには届かずサトシはそのまま海へ飛び込んだ。コウヤはサトシにあきれ一人で準備運動を開始した。そして準備運動を終えたコウヤは準備運動を終え海に向かおうとすると

 

「ねぇコウヤ、サトシは....この水着どう思うかな....?///」

 

後ろにホルターネックタイプでショートパンツ型の水着を着たセレナがいた。

 

「気になるなら自分で聞いたら?」

 

「うん...でも...///」

 

セレナはサトシに水着の感想聞くのを恥ずかしがっておりあきれたコウヤは

 

「おーい!サトシ~!セレナが聞きたいことあるって!」

 

「ちょ、ちょっと!?コウヤ!」

 

「セレナ、聞きたいことって?」

 

「え、いや...///そのぉ...水着似合ってるなかなぁって....///」

 

「ああ、スッゲー似合ってるぜ」

 

サトシの言葉を聞いたセレナは一瞬で顔を紅くしていった。

 

「良かったね~似合ってるだって」

 

「うわぁぁぁ!?///」

 

セレナは背後からスイレンにからかわれ驚き更に紅くなり

 

「セレナも行こうぜ」

 

「ちょ!?///」

 

そしてサトシはセレナに追い討ちをかけるかのごとくセレナの手を掴み海へ向かって行った。その様子をスイレンはニャースのような笑みを浮かべて見ていた。

 

「スイレン、見てて楽しいの?」

 

「うん、楽しい」

 

「それにしても...サトシ鈍感にも程があるだろ...」

 

「確かに...」

 

コウヤとスイレンはサトシの鈍感さに呆れていた。パワソルからその様子をリーリエと一緒に見ていたマオは少し面白くなさそうに見ていた。

 

(コウヤの方も面白くなってきたな)

 

そしてマオの様子を見ていたククイ博士はニヤリと笑みを浮かべて見ていた。一方サトシとセレナはマーマネと水を掛け合い遊んでいた。サトシとセレナは手で掬い上げマーマネは水鉄砲を使って水を掛けあっていた

 

『あれでは水を掬い上げる効率が悪いロト』

 

「ロトムは遊ばないのですか?」

 

『海水は危険ロト』

 

「お前のボディーはしっかり防水加工もしてあるから大丈夫だぞ」

 

『万が一海水が入ったらデータが壊れるロト!』

 

するとロトムにマーマネの水鉄砲の流れ弾が命中した。

 

『な!何するロトーー!!』

 

「マオも一緒に遊ぼう!」

 

「え!?ちょ///」

 

そしてコウヤはマオの手を掴み海へ向かって行った。手を掴まれたマオは顔を紅くしていた。その様子をククイ博士とスイレンは面白そうに見ていた。そしてスイレンとリーリエはその後を追い水掛け合いに参加した。

 

「お前も一緒に遊べるといいな」

 

ククイ博士はパワソルの下にあるタマゴを見つめんがら言った。ククイ博士の声が聞こえたのか返事をしたかのようにタマゴは揺れた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして水掛け合いを終えたサトシとカキは水泳勝負をしていた。

 

審判はモクローで空中からその様子を見ていた。水泳勝負の内容は浜辺から離れたら岩場までどちらが先に到着するかというものだ。

 

そしてその勝負は僅差でカキの勝ちとなった。

 

「俺の勝ちだ」

 

「負けた~!」

 

二人は勝負を終え辺りを見渡すと岩場にサニーゴ達がいた。

 

「サニーゴだ!」

 

「この辺りではよく見かけるポケモンだぞ」

 

「よし!ゲットするぞ!モクロー」

 

サトシとモクローはサニーゴをゲットするためバトルしようと近づくとサニーゴ達は慌てて海の中に飛び込み逃げ始めた。

 

「ん?なんだ?」

 

「まさか、サトシ!急いでここを離れるぞ!」

 

「え?おう!」

 

カキのの言葉を聞き離れようとした直後岩場にぞろぞろと水色と紫色をし刺々しい頭を持ったポケモン達が現れた。

 

「な、なんだ!?」

 

「ヒドイデだ!毒を持っている迂闊に近づくと危ないぞ!」

 

そしてサトシとカキは大急ぎで浜辺へ向かい浜辺へ着いたときは全力で逃げたためバテバテになっていた。

 

「サトシ、カキ...大丈夫?」

 

「ああ....」

 

「大丈夫だ...」

 

「それにしても二人共危なかったな、ヒドイデの毒にかなり強力だからな」

 

「そんな危険なポケモンなんですか?」

 

『ヒドイデ、ひとでなしポケモン。みず・どくタイプ、頭に毒のとげを持ち十本の足で飛びかかり攻撃してくる。ちなみに海底や海岸にいるのサニーゴの頭に生える珊瑚が大好物ロト』

 

「だから、サニーゴ達は慌てて逃げたのか」

 

「サトシが無事で良かったぁ...」

 

セレナはサトシが無事だったことに喜んでいた。

 

(サトシが好きだから心配するのはわかるけど、カキの心配もしようよ....)

 

コウヤはセレナを見て思っていた。

 

「取り合えずポケモン観察の授業まではゆっくり休みな」

 

「はい」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして自由時間が終りポケモン観察の時間が来た

 

「ここからは、ポケモン観察の時間だ一人で観察するもよし誰かと一緒に観察するのもよし好きなポケモンを観察するんだ。ただし怪我をしないようにな」

 

ポケモン観察の授業は誰かと一緒に観察のしてもいいためセレナはサトシに声をかけていた。

 

「やっぱりセレナはサトシと一緒がいいんだね~」

 

「まぁ当然の結果だね。ところでマオ、」

 

「何?」

 

「僕と一緒にポケモン観察しない?」

 

「え!?いいの...///?」

 

「一人で観察するより誰かと一緒に観察した方が楽しいいだろうしね」

 

コウヤもサトシ程ではないが鈍かった、そんな状況の中

 

「良かったね~、マオちゃん」

 

「うぇぇ!!」

 

突然背後からスイレンに話しかけられたマオは驚いた。

 

「どうしたの?」

 

「ううん!何でもない早くポケモン観察行こう!」

 

マオはコウヤの手を掴み観察するポケモンを探しに向かった。

 

「マオちゃんの方も本格的に面白くなってきた」

 

スイレンはニャースのような笑みを浮かべながら言った。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一方サトシとセレナは浜辺から離れた岩場に来ていた。辺りを見渡すとポケモンではなくロケット団がいた。

 

「「ロケット団!」」

 

「げっ、ジャリボーイにジャリガール」

 

何故だかわからないがコジロウの手に先程見かけたポケモンのヒドイデが乗っていた。

 

「何でこんなところに?」

 

「あなた達こそ何か悪いことするつもり!?」

 

「ふん、飛んで火に入るコフキムシ。ピカチュウをゲットするわよ!」

 

ムサシの声と同時にミミッキュがピカチュウ目掛けて攻撃してきた。何故だか知らないがミミッキュはピカチュウを敵対視しておりピカチュウを見ると攻撃するようだ。そしてミミッキュはピカチュウ目掛けてシャドーボールを放ってきた。

「ピカチュウ!エレキボール!」

 

シャドーボールとエレキボールが衝突し爆発が起きピカチュウとミミッキュは地面へと着地した。

 

「セレナ、下がっていてくれ」

 

「うん、わかったわ」

 

セレナはポケモン達を連れてきておらずサトシの後ろに下がった。

 

ミミッキュは再びピカチュウ目掛けて攻撃しようとシャドークローを放ってきた

 

「ピカチュウ!アイアンテール!」

 

ピカチュウのアイアンテールはミミッキュのシャドークローと衝突し一瞬拮抗したがタイプ相性かアイアンテールに押し負け地面へと叩き落とされただが、ダメージは無いようだった。

 

「せっかくのピカチュウゲットのチャンスなのに」

 

コジロウの言葉を聞いたヒドイデは飛び上がりピカチュウに向かってとげキャノンを放った。そしてピカチュウはとげキャノンを間一髪回避した。

 

「お前...」

 

「自分もバトルするって言っているのニャ」

 

「よーし!いくぞヒドイデ!」

 

ヒドイデはコジロウの声と共に再びピカチュウ目掛けてとげキャノンの放った。

 

「モクロー!このはだ!」

 

ヒドイデのとげキャノンはピカチュウに当たる前にモクローのこのはによって防がれてしまった。だがその爆発を利用してミミッキュがピカチュウ目掛けてシャドーボールを放ちピカチュウに命中した。

 

「ピカチュウ!」

 

ヒドイデはつかさずモクロー目掛けてヘドロばくだんを放ち、モクローは回避出来ずヘドロばくだんを受けてしまい毒状態になってしまった。

 

「モクロー!くっ、ピカチュウ!こうなったらZ技で!」

 

 

「何だか知らないけど、そうわさせないわよ!ミミッキュ、じゃれつく!」

 

ピカチュウはミミッキュのじゃれつくを受けて立ち上がれなくなってしまった。

 

「もしかしてこれって...」

 

「初勝利の予感ニャ!」

 

「ついにこの時が来たんだ!」

 

ロケット団はここまでの長い苦労を思い出し喜びあいピカチュウをゲットするためピカチュウの元へ向かうとロケット団だが

 

「ニンフィア!スピードスター!カリキリ!はっぱカッター!」

 

『な、なんだ!?』

 

その声と同時に足元に衝撃が響いた。そしてその声の主は

 

「「コウヤ!」」

 

「サトシ、セレナ。大丈夫か!?」

 

コウヤはマオとポケモン観察をしているときに爆発に気付きサトシとセレナのいる岩場へと向かってきていたのだ。

 

「二人共大丈夫!?」

 

少し遅れてマオもやって来てサトシとセレナの方へ向かった。コウヤはロケット団の目の前に立った。

 

「ニンフィア、カリキリいくよ!」

 

「まずいのニャ...」

 

「あれもしかして...」

 

「これって嫌な感じ...」

 

コウヤがニンフィアとカリキリに指示を出そうとした瞬間

海の中から突如キテルグマが現れロケット団を連れて森へと消えていった。

 

「何だんだよ...あのキテルグマ....」

 

コウヤはただキテルグマの謎が深まるだけだった。

 

 

その後毒状態になってしまったモクローとミミッキュとの戦闘で倒れたピカチュウを連れて浜辺へと戻った。サトシはククイ博士からどくけしを受け取りモクローに使いピカチュウにコウヤが森で見つけたオボンの実を食べさせ、ピカチュウとモクローは元気になり事なきをえて皆でビーチバレーをして課外授業を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

このSSではサトシ達の年齢が十二歳位だと思ってください。

 

コウヤのプロフィールです。

 

 

コウヤ

 

年齢 十二歳

 

出身 フタバタウン

 

手持ちポケモン

 

ニンフィア(色違い) 特性フェアリースキン

ホウエン地方でゲットしホウエン地方の旅の終盤で進化した。

 

カリキリ 特性???

アローラ地方で初めてゲットしたポケモン

 

 

シンオウ留守組(現在判明している段階で)

 

チルタリス(色違い) 特性???

コウヤがカロス地方を旅しているときにゲットした。ホウエン地方のヒワマジムのジムリーダーナギのチルタリスとのバトルで進化した。

 

ドダイドス 特性しんりょく

コウヤの最初のパートナー素早さがないがパワーとタフさを持っている。

 

 

 




anyさんいつも感想ありがとうございます。

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