メレメレ島 砂浜
ポケモンスクールの休みの日サトシ達はスイレンに誘われ砂浜に来ていた。
「アシマリ、バルーン!」
アシマリが作り出したバルーンはアシマリが入っても割れることなく宙に止まっていた。
「凄いよ!スイレン!アシマリ!」
「サトシから聞いてたけど本当に凄いわ!」
「うん、ありがとう」
「二人とも練習頑張ったもんね」
『アウッ!』
アシマリは褒められて喜んでいるようだった。そしてサトシは
「スイレン!俺も入りたい!」
「でも私が入った時は直ぐに割れちゃったんだ...」
「さすがに人はまだ無理なんだね」
「でもポケモン達なら大丈夫だよ」
「よしそれなら、出てこいイワンコ!」
「出てこい!ニンフィア、カリキリ!」
「出ておいで!ニンフィア、ヤンチャム」
サトシはモンスターボールからイワンコを出し、コウヤはニンフィアとカリキリ、セレナはヤンチャムとニンフィアを出した。ちなみにモクローはリュックから出てきたと思ったらまたすぐ眠り出した。
「皆一度には無理だから一人づつね」
そして順番にならび始めるとアマカジがくしゃみをしてしまいそれによって甘い香りが漂いモクローがアマカジ目掛けて突っ込んだだがアマカジはモクローを弾き返した。そして弾き返し方向にはバルーンを作るアシマリと順番を待つピカチュウがいたピカチュウはモクローに気付き避けたが近くにいたカリキリは避けれづモクローとぶつかりそのままアシマリにもぶつかってバルーンの中に三体共入り込んしまい直後風が吹き海へ流されそうになったが押し寄せた波によって山の方へと飛んでいってしまった。
瞬く間に起こったこの状況を整理したサトシ達は絶句ししばらく動けなくなってしまった。
『えぇぇぇ!!?』
そして驚愕の叫びが響き渡った。
砂浜から道に出てバルーンを見ると既に結構な距離まで離れ見えなくなり始めていた。
「このままじゃ...」
「行くよ、サトシ」
スイレンはサトシの腕を掴みサトシを引っ張りながら歩き始めた。その時のスイレンの表情はよく見えなかったがスイレンから発せられた声の威圧感はとてつもなかった。
「サトシ!スイレン!待って!」
セレナはバルーンの飛んでいった方角に向かうスイレンを追いかけた。そしてコウヤはサトシのリュックを拾いマオと一緒に追いかけ始めた。
「さっきのスイレン凄かった...」
「スイレンはアシマリの事になるとスイッチ入っちゃうんだ...」
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一方アシマリとカリキリはバルーンの中で暴れまわるモクローを何とか押さえようと必死になっていた。そしてアシマリとカリキリは何とかモクローを押さえることに成功した。
『クッロクロー!』
『アウッ!?』
『キリッ!?』
モクローはこの状況かになったためサトシ達の元に戻ると言っているようだが何故かアシマリとカリキリは怒られると言っているようだ。モクローはジャンプしながら言っていたためバルーンが割れてしまい空を飛べないアシマリとカリキリは驚愕の表情を浮かべた。
そしてアシマリとカリキリは互いに抱き合いながら落下していった。モクローがアシマリの尻尾を掴むがカリキリとアシマリの重さに耐えられず放して締まった。そしてモクローは羽でアシマリとカリキリを掴んだ。
『アウッアウ!!』
『キリキリッ!!』
『クロ?』
アシマリとカリキリはこのままでは地面にまっ逆さまと言っているようだがモクローは理解できていなかった。
『アウッ~~~~!!!』
『キリッ~~~~!!!』
空にアシマリとカリキリの叫びが響き渡った。そしてアシマリ達が落ちたら先には運が悪くロケット団の秘密基地がありしかもロケット団の発明品の装置の一部が落下した際の衝撃でモクローの首にはまり、抜けなくなってしまったのだった。
ロケット団はアシマリ達をピカチュウとのポケ質すると言い出し捕まえようとするが、アシマリのバルーンを使った機転でなんとか逃げ出した三体だったが、ニャースとヒドイデによって追い詰められてしまい。ヒドイデのとげキャノンがアシマリとカリキリに当たろうとしたそのとき、どこからかひのこが飛んできて、とげキャノンを撃ち破りヒドイデを弾き飛ばしたのだった。
黒と赤の体毛に鋭い目をしたニャビーだった。
「ニャンだおみゃあ!」
ニャビーとニャースは互いににらみ合い凄まじい気迫を放っていた。両者互いにひっかくを放ちそしてニャースはニャビーのひっかくで倒れた。
アシマリとカリキリは動けないモクローの説明をニャビーにしてアシマリはモクローをバルーンにいれてアシマリ達はニャビーの後を追いかけ町の方へと向かった。
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一方サトシ達は
「見つからないね...」
「何処に行ったのかしら...」
「大丈夫...きっと見つかる!」
「ああ、そうだな」
サトシとスイレンはきっと見つかると信じていた。
「取り合えず手分けして探そう。サトシとセレナ、マオとスイレン、僕の三手に分かれて探そう」
そしてコウヤの言うとり三手に分かれてポケモン達を探し始めた。
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一方ポケモン達は
ニャビーに案内されて街の近くの橋の下に来ていた。そこに居たのは年老いたムーランドだった。そしてムーランドはモクローの匂いを嗅ぎモクローのトレーナーがサトシであることに気づいた。
『バウッバウ』
『アウッ!』
『キリッ!』
アシマリとカリキリはモクローの状況を説明しどうするか考えているとモクローは寝ておりアシマリとカリキリはモクローを叩き起こした。
『バウッバウバウ』
『ニャァー....』
『アウー!』
ムーランドはニャビーがアシマリ達をサトシの元まで連れていく事を提案した。ニャビーはすこし嫌がっていたがアシマリからの期待の目線を受けアシマリ達をサトシの元へ連れていく事にした。
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アシマリ達を探すため三手に分かれて行動しているマオとスイレンは...
「ねぇマオちゃん...」
「何?スイレン」
「マオちゃんはコウヤの事好きだよね」
「うぇぇぇ!?」
マオはスイレンが予想だにしない事を聞いてきたため驚きを隠せなかった。
「そうでしょ」
「う...うん///」
「やっぱり」
「い、いったい...何時から...気付いてたの...?」
「最初から」
「そ、そんなに分かりやすかった...?」
「だってさっきもコウヤと一緒になれなくて少し残念そうな顔してたもん」
「あははは......」
マオはスイレンからの指摘に納得するしかなかった
「それで何時告白するの?」
「えェェェ!!?」
「告白が遅かったら私が貰うよ」
「えっ///!?ちょ、スイレン!」
マオはスイレンからのまさかの発言に又しても驚きを隠せなかった
「うっそでーす」
「ちょっと!スイレン!!」
マオはスイレンにからかわれ少し怒っているようだ
「あっ、コウヤ」
「もう引っ掛からないよ」
マオはまたスイレンが嘘をついていると思っていたが...
「マオ、スイレン!見つかった!?」
「うぇぇぇ!!?コ、コウヤ!?」
「マオどうしたの?」
「実はさっき...『言わないで!!』」
マオは慌てて咄嗟にスイレンの口を塞いだ。
「何してるの?」
「えっ!?な、何でもないよ!!」
マオは何もなかったと言っていたがスイレンはニャースの様な笑みを浮かべていた。そこへサトシとセレナも合流してきた。
「そっちも駄目だったか...」
コウヤはポケモン達を探す方法を考え始めたすると
『アンッ』
「どうした?イワンコ」
『イワンコは匂いをかぎわける力が強いかモクロー達の匂いを辿る事ができるロト』
「そうか!頼むぞ、イワンコ!」
イワンコは何時もモクローの入っているリュックを嗅ぎモクローを探し始めた。
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一方アシマリ達はニャビーと一緒にサトシ達を探すため歩き出していた。アシマリがモクローをバルーンにいれて鼻で持ち上げて運んだりして途中バルーンに入ったモクローを川の上におきアシマリとカリキリはその様を笑いながら見ていたがニャビーは呆れているようだった。
そして色々あり時間が過ぎて行き時刻は夕暮れ時となっていた。するとか突然上から網が落ちてきてアシマリ達は捕まりそのまま檻の中に入れられてしまった。
「花顔柳腰差月閉花、儚きこの世に咲く一輪の悪の花!ムサシ」
「飛竜乗雲英姿爽風、切なきこの世に報いる悪の使徒!コジロウ」
「一蓮托生連帯責任、親しき仲にも小判輝く悪の星!ニャースで、ニャース」
「「ロケット団参上!」」
「なのニャ!」
『ソーナンス!』
毎度恒例な長くてめんどくさそうな台詞を言ってロケット団が登場してきた。
「あんた達のせいで秘密基地の完成が台無しよ!」
「早速パーツを返してもらおうか、ってあれ?一匹増えてるぞ...」
「おにゃあは!?」
「ニャビーって言うひねこポケモンらしいぞ」
『ニャー!』
「何て言ったのか?」
「こいつらを解放しろって言ってるニャ」
「でもあんたの仲間寝てるわよ」
モクローは空気を読まず寝ておりアシマリとカリキリは怒りモクローを叩き起こした。そしてニャースはニャビーの事を聞きオヤビンと呼びロケット団に勧誘しニャビーは仲間になると返事するとロケット団に聞こえない声でカリキリになにか伝えたようだった。
「さぁ、オヤビンオニャーだけこっちに来るのにゃ」
そう言いニャースは檻を開けるとニャビーはひっかくを使いカリキリはきりさくを使い網を破った。
『何っ!?』
ニャビーとカリキリが網を破った事にロケット団は驚きそしてアシマリその隙にロケット団をバルーンに閉じ込めモクローはたいあたりでバルーンに入ったロケット団を宙に浮かせアシマリがバブルこうせん、ニャビーがひのこ、カリキリがはっぱカッターを放ちロケット団は吹き飛んでいった。
『嫌な感じーー!!!』
『ソーナンス!!』
そして少しするとサトシ達がやって来て無事に再会する事ができたことを喜ぶサトシ達。モクローの体についたままだった装置の一部はサトシによって無事にはずれてモクローは自由になった。
『ニャブ』
「この声は...」
サトシ達が振り向いた方角には柵の上に立つニャビーの姿があった。
「ニャビー!」
「サトシ知ってるの?」
「ああ」
夕日を背に受けながら、ニャビーはサトシを見つめていた。ニャビーは立ち去ろうとするが
「待って!」
コウヤの声を聞き立ち止まり振り向いた。コウヤはニまっすぐニャビーの目を見て
「ありがとね。三人を助けてくれて」
「ムーランドは元気か?」
『ニャブッ!』
ニャビーはコウヤのお礼とサトシの質問を聞くと屋上の柵の向こうへとジャンプしながら去っていき、ビルの間に少しづつ小さくなっていくニャビーの姿をサトシとコウヤは笑顔で見送った。
次回 ポケットモンスターもう一つのサン&ムーン
『ニャビーとコウヤの大特訓!』