博士の家の近くの浜辺
「モクロー、このは!」
「カリキリ、はっぱカッター!」
サトシとコウヤは特訓の真最中だ。
モクローのこのはとカリキリのはっぱカッターが正面から衝突し煙が舞った。
「リーフブレード!」
「つつくで向かい打て」
つつくとリーフブレードがぶつかり合い互いに拮抗するが次第にタイプ相性の有利なモクローが押し始める。
「今だ!モクローを打ち上げろ!」
カリキリはコウヤの指示を聞くと体勢を少し斜めにしモクローの攻撃を受け流した。
「今だ!シザークロス!」
カリキリはまかを光らせ交差させモクローに向かって切り裂いた。
「いいぞ!カリキリ!」
「モクローお疲れさま、次はイワンコだ!」
「カリキリ交代だ!行くぞニャビー!」
カリキリとモクローは後ろに下がりそしてイワンコとニャビーが前に出て向き合う。
「ニャビー!ひのこ!」
サトシ「イワンコ!いわおとし!」
ニャビーのひのことイワンコのいわおとしは正面から衝突し爆発が起きる。
「たいあたりだ!」
「ひっかく!」
ニャビーとイワンコは正面からぶつかり合い後ろに後退する。
「いいぞ。イワンコ」
「ニャビーもいい調子だね。」
そしてサトシとコウヤは特訓を終えポケモン達共に走りながらポケモンスクールへと向かった。
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時刻は流れお昼時サトシ達は机を丸く合わせながら昼食を食べている頃
「ねぇねぇ、知ってる?最近メレメレ島に凄く強いポケモントレーナーがいるらしいよ」
「知ってるよ!お店でお客さんが噂してたよ。謎のルガルガン使いって言われていて真夜中の姿ルガルガンを連れているだって」
「真夜中の姿...?」
スイレンはきょとんとした表情で首を傾げ言った。
『ルガルガンには二つの姿があるロト。ルガルガンには真昼の姿と真夜中の姿二つがあるロト』
ロトムそう言い画面に真昼の姿のルガルガンと真夜中の姿のルガルガンを写し出す。
「真夜中のルガルガンか」
「バトルしてみたいな~」
コウヤも興味を持ち、そしてサトシはそのトレーナーとバトルしてみたいと感じていた。
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放課後、コウヤは用事があると言いサトシとセレナは二人で帰っている途中広場で何やら歓声が聴こえてきた。
「ん?何だ?」
「バトルかしら?」
「バトル!?行ってみようぜ!」
「ちょっ!?サトシ!」
サトシはバトルと聞き広場に走り出し、そしてセレナは慌ててサトシを追う。
そして広場には人だかりが出来ておりその中央ではバトルが行われており真夜中の姿のルガルガンとカメックスの姿のがありカメックスが投げ飛ばされていた。
「カメックス!?大丈夫か?」
『ガメェ...』
「なんてパワーだ...」
カメックスのバトルしているトレーナーはブラッキーを連れており冷静にバトルを見据えていた。そカメックスは投げ飛ばしたルガルガンからの眼差しに怯んでいるようだった。
「怯むな!ロケット頭突き!」
「カウンター」
カメックスは頭を引っ込め凄まじい速度で突っ込むがルガルガンはギリギリで避けカウンターを決めぶっ飛ばし地面に落ちたカメックスは目を回して倒れた。
「あのトレーナーとルガルガン凄いわ...」
『真夜中のルガルガンを連れたトレーナー...もしかしたら噂のトレーナーかもしれないロト』
「よし、俺もバトルする!」
サトシはそう言いルガルガン使いのトレーナーの元へと走り出しセレナはそのサトシを追いかける。
「俺とバトルしてくれー!」
そう言いルガルガン使いのトレーナーが振り向くと
「お兄様!?」
サトシが声を掛けた瞬間、聞き慣れた声が聞こえたほうを振り向くとリーリエがルガルガン使いのトレーナーの方まで走って向来てその後をジェイムズさんがついてきており
「まさか噂のトレーナーがグラジオお兄様だったとは…」
「リーリエ…」
「「えぇぇぇ!!?」」
まさかの状況にサトシとセレナは驚き叫んだ。そしてグラジオと呼ばれたトレーナーはリーリエの腕で抱きかえられているシロンを見ると
「リーリエ…お前触れる用になったのか…?」
「いえ、まだこの子だけです。シロン、グラジオお兄様よ」
「リーリエ様がタマゴからお世話をし初めてゲットしたポケモンになります。」
「そうか…大切にしろよ。」
「グラジオ様!久しぶりにお戻りになられたのですから是非一緒に御屋敷へ…」
「遠慮しておくジェイムズ。じゃあな、リーリエ」
「ちょっと待ってくれ!バトルしてほしいんだけど!」
グラジオはその場を離れようとしサトシはグラジオを呼び止める。
「お前は?」
「俺はマサラタウンのサトシ。リーリエのクラスメイトだ」
グラジオはサトシの左手首に注目する。
「Zリングか…!?」
「これ、カプ・コケコから貰ったんだ」
「カプ・コケコから貰ったのか…」
「俺。今、島巡りに挑戦してて強いやつとバトルしたいんだ!」
「考えておく…」
グラジオはそう言い立ち去り始めた
「俺、今ククイ博士の家に住んでるんだ!海岸の側だから待ってるぜ!」
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サトシ達がグラジオにあって少し時間が経った頃の市場にコウヤとマオが一緒にいた。
「ごめんね。お店の買い出しに付き合わせちゃって」
「いいよ、調度僕も木の実とか買いたかったから」
コウヤはマオの買い出しの手伝いをしていた。
「他はもう買うものないから、今日は本当にありがとうね。」
マオは笑顔で言いコウヤは少し顔を紅くなった。
「おらおら!どけぇ!」
する突然…怒鳴るような声が聞こえ聞こえた方角を向くと其処には何時もの三人組のスカル団がいた。
「「スカル団!」」
「お前は、Z技使いの!丁度いい、他のやつもいないならお前のポケモン頂いてやる!」
「誰が渡すか!」
コウヤはスカル団の正面に立ちモンスターボールを掴みスカル団ポケモンを出す
「出てこい!ヤトウモリ!」
「いけ!ダストダス!」
「いくのよ!ズバット!」
スカル団は一人一体合計三体のポケモンを出し、そしてコウヤはモンスターボールを構えポケモンの名前を口にする。
「頼んだぞ!チルタリス!」
『チルッ!』
コウヤが出したポケモンは普段はライドポケモンとして連れているチルタリスだ。
「そいつも倒して頂いてやる!ヤトウモリ、はじけるほのお!」
「ダストダス、ベノムショック!」
「ズバット、エアカッター!」
3つの技がチルタリスに迫るがコウヤは冷静でチルタリスに指示する。
「チルタリス!はかいこうせん!」
『チ~ルッ!』
チルタリスのはかいこうせんはスカル団のポケモンの技をいとも簡単に撃ち破りスカル団のポケモン達に命中しスカル団の元まで吹き飛んだ。
「「「お、覚えてろ~!!」」」
ポケモンをモンスターボールに戻すとスカル団はそう言い走り逃げていった。
「お疲れ様。チルタリス」
『チル~♪』
コウヤはチルタリスを撫でなが言いチルタリスは嬉しそうに返事をする。
するとコウヤにブラッキーを連れたトレーナーが近づいていきた。
「ん?あなたは」
コウヤは近づいてくるトレーナーに気付き尋ねる。
「俺はグラジオだ。さっきのバトルを見ていた、俺とバトルしてほしい。」
「いいよ。バトルなら受けてたつ」
そして、コウヤとグラジオは距離を取りコウヤはモンスターボールをグラジオはハイパーボールを構える。
「出でよ紅き眼差し、ルガルガン」
『ルッガ!』
「ニンフィア!頼んだよ!」
『フィア!』
グラジオは真夜中の姿のルガルガンを、コウヤはニンフィアを出しバトル始まる。
「ルガルガン、ストーンエッジ!」
「ニンフィア、ムーンフォース!」
ルガルガンは地面に手を叩きつけニンフィアはリボンにエネルギーをため放ち二つの技は衝突して爆発が起こる。
「かみくだくだ!」
『ルッガ!』
ルガルガンは鋭い牙をひろげニンフィアに向かってはし出す。
「でんこうせっかで向かい打て!」
ニンフィアは素早くルガルガンのかみくだくを回避しルガルガンを吹き飛ばした。
「いいぞ、ニンフィア!」
『フィア!』
「ルガルガン、もう一度ストーンエッジ!」
「かわしてでんこうせっか!」
ニンフィアはルガルガンのストーンエッジを素早く回避しでんこうせっかを命中させるが…
「今だ、カウンター!」
『ルッガァ!』
ルガルガンのカウンターをうけ空へ吹き飛ばせれしまい宙に浮いてしまった。
「畳み掛けろ!かみくだく!」
ルガルガンはニンフィア目掛けて飛び上がり迫る。
「ニンフィア、スピードスターだ!」
ニンフィアはスピードスターを放つがルガルガンの牙によってスピードスターは塵となり辺りに舞ってしまう。
「ニンフィア、まもる!」
ニンフィアはルガルガンのかみくだくを間一髪のところで防ぎ地面に着地するがバトルのダメージが多いのかバランスを崩す。。
「ニンフィア!大丈夫!?」
「ルガルガン、ストーンエッジ!」
グラジオはストーンエッジを指示し鋭い岩がニンフィアに迫るがニンフィアは避けようとせずリボンとを利用し口元から凄まじい音の衝撃波を発生させストーンエッジを撃ち破りルガルガンへと命中させ吹き飛ばした。
「何だと!?」
まさかの出来事にグラジオは驚き言葉を失いコウヤはニンフィアを見て喜びが溢れる。
「ニンフィア…ハイパーボイスを覚えたのか!」
『フィアッ!』
ニンフィアはコウヤ自信に溢れたような返事をしコウヤとニンフィアはルガルガンを見据える。
「いくぞ!ニンフィア!」
『フィア!』
コウヤは腕を交差させてZを示すポーズを現しそして光がコウヤとニンフィアを包む。
「僕達の限界を超える全力!ウルトラダッシュアッタク!」
ニンフィアは凄まじい速度でルガルガンへ向かいそのままルガルガンを吹き飛ばしルガルガンは目を回して倒れた。
「ニンフィア、ナイスバトルだったよ」
『フィ~フィ~♪』
ニンフィアはバトルに勝利しコウヤに褒められ喜んでいるようだった。そしてグラジオがコウヤの元へと近付いてきた。
「最後に名前を聞きたい教えてくれるか?」
「コウヤだ」
「コウヤか…また機会があったらよろしくな」
グラジオは名前を聞くと立ち去るように何処かに向かっていった。
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コウヤがククイ博士の家に帰ると何やら少し機嫌がよさそうなサトシおりその夜コウヤが寝ているとピカチュウの十万ボルトの光で目が覚めサトシが家を出ていくのが見えコウヤはサトシの後を追いかけると浜辺にバトルしたグラジオがサトシとバトルをしていた。
「成る程…サトシもか…」
コウヤはその後すぐにククイ博士の家に戻りバトルを終えたサトシの話を聞きポケモンスクールへと向かった。
次回ポケットモンスターもう一つのサン&ムーン
《スクール釣り大会!優勝は誰の手に!?》