ポケットモンスターもう一つのサン&ムーン   作:パラドファン

30 / 46
今回でコウヤの試練のアンケートを締め切ります。ご協力してくださった。皆さまありがとうございました。

コウヤは炎の試練でエンニュートで決まりです。


第二十七話 アーカラの島クイーンライチ登場!

ポケモンスクールへと向かうサトシ達、今日はサトシの機嫌が普段より良いようだ。

 

「いよいよ!アーカラ島だぁ!」

 

『ピッカ!』

 

『アーカラ島での課外授業だからって浮かれすぎロトー!』

 

「サトシー!ちょっと待ってよー!」

 

「相変わらずだな…」

 

サトシはアーカラ島での課外授業にワクワクしその興奮を抑えられず走っている。そしてそれを追いかけるコウヤとセレナ

 

そしてやっと止まったと思ったら凄まじいスピードでケンタロスがサトシへと向かいサトシはケンタロスに気付かず吹き飛ばされ宙に飛ぶ

 

「サ、サトシ!?」

 

「いきなり飛んだね…」

 

ケンタロスによって吹き飛ばされたサトシはスイレン、リーリエ、マオ、マーマネの前へと落ちる。

 

「いてて…」

 

「サトシ!? 大丈夫!?」

 

「まぁ…なんとか…」

 

セレナはサトシに慌てて駆け寄り心配しサトシは大丈夫と返す。

 

「本当…丈夫だなサトシ…」

 

サトシの丈夫さに呆れるコウヤだがコウヤもサトシのことを言えないのだが…そんな事に気付いていないコウヤは

 

「何かあったの?」

 

「いや、リザードンの着陸にケンタロスが驚いちゃってね。」

 

コウヤの質問に応えるマオ、そしてコウヤ達はケンタロスに視線を向けるとケンタロスを抑えるリザードンの姿があった。

 

そして突如その間に真昼の姿のルガルガンが現れ

 

「アロ~ラ~!」

 

明るくて呑気な感じの声が聞こえて声の聞こえた方を見ると褐色の肌に、短めの髪、いくつかのアクセサリーを身につけた女性がいた。

 

「そんなに起こらなくて大丈夫よ。」

 

その女性はケンタロスに近付きを優しく撫で、突然その鼻先に、そっとキスをしサトシ達は驚くが、ケンタロスは機嫌が良くなり、女性に撫でられ、気持ちよさそうな表情を浮かべていた。

 

「リザードンもよく抑えてくれたわね。さすがの貫禄ね。」

 

女性はケンタロスを抑えていたリザードンを撫でふとカキの方を見ると

 

「あら!カキ~! しばらく見ない間にたくましくなったわね~!」

 

カキの知り合いらしく女性は、両手を広げ、カキを抱きしめ、カキは困惑しているのか苦笑いを浮かべながら応える。

 

「お、お久しぶりです。ライチさん…」

 

「ねぇ、カキ。この人は知り合いなのか?」

 

コウヤはカキの知り合いらしき女性の事が気になりカキに尋ねる。

 

「ああ、この人はアーカラ島の島クイーンのライチさんだ。」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

場所は変わりポケモンスクールの教室、ククイ博士の隣にはライチさんが立っている。

 

「今日からアーカラ島での課外授業にあたって特別講師としてアーカラ島の島クイーンのライチさんに来てもらった。」

 

「今回の課外授業は私がしきるからよろしくね。まずは…っと!?」

 

ライチさんが皆の一歩踏み出したかと思うと、そのまま前に倒れこみ、派手な音をたてながら転んでしまった。

 

「はは…気にしない、気にしない…」

 

どうやら鼻の辺りをぶつけたらしく赤くなっているが本人は明るく大丈夫そうに言う。

 

「これはお近づきの印よ。」

 

ライチさんは袋を取りだしその袋の中に入っていたのは、様々な鉱石や、小さいな宝石を使用しているアクセサリーで皆一つずつ受けとる。

 

「素敵ですー!」

 

「とても綺麗…」

 

女性陣はアクセサリーを見とれていたが男性陣特にサトシは少し微妙そうな表情を浮かべていた。

 

「やっぱり…男の子には微妙よね…」

 

「そ、そんなことは、無いですよ…」

 

この時マオがコウヤが選んだアクセサリーと同じものを眺め笑顔を浮かべていた。そしてそれにスイレンが気付く

 

「マオちゃん、コウヤと同じやつを選んだんだね?お揃いだね~」

 

「えっ!?ちょっと!そんなんじゃないよ!///」

 

スイレンにからかわれマオの顔は紅く変わる。

 

「ん?どうかしたの?」

 

そんな中コウヤが何か気付いたようにマオとスイレンの方を向いて話しかける。

 

「実はね、マオちゃんが…」

 

「言っちゃ駄目!///」

 

マオは慌ててスイレンの口を叫びながら塞ぎ、コウヤはその光景にきょとんとするが

 

「あっ!マオも僕と同じやつ選んだんだね。」

 

「えっ!?あっ!そ、そうだね。」

 

「僕達お揃いだね。」

 

コウヤは全く意識せずに言いマオは予想だにしないコウヤの言葉に更に顔が紅くなり倒れそうになるが

 

「う…うん、お揃いだね…///」

 

照れながらも返し口を塞がれているスイレンは笑みをこぼしながら眺めていた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

場所が変わり、ポケモンスクールの中庭今からオーキド校長の提案で皆のポケモンをライチさんに紹介することになりポケモン達はモンスターボールから出ている。

 

「皆とてもいい顔してるわね~!」

 

ポケモン達はライチさんに心を開いているよう笑顔を向けている。

 

「こっちにおいで」

 

ライチさんは少し離れたところにいるニャビーに声をかける。

 

「ライチさん!ニャビーは慣れていない人だと…」

 

「大丈夫よ。」

 

ニャビーは慣れていない人は気を許さないためコウヤがライチさんを止めようとするがニャビーを抱き上げなつかれていた。

 

「すごい……まるでみんなライチさんのポケモンみたいね」

 

「うん。かっこいい!」

 

セレナはライチさんがポケモン達になつかれている様子に驚きマオは尊敬しているようだった。

 

「島クイーンの中でも、ライチさんは特別だろうな。俺のバクガメスが初対面で気を許していたからな」

 

 

 

 

ライチさんはポケモン達の話を聞きたいといいサトシとコウヤによるニャビーの説明が終える。

 

ムーランドとのエピソードを聞いたライチさんは、ニャビーを抱き上げながら号泣していた。

 

「良かったわね、ニャビー…。コウヤ君のような、優しいトレーナーの元に来れて…」

 

『ニャブ』

 

「忙しい人…転んで、笑って、泣いて…」

 

スイレンがライチさんを見てそう言っているとライチさんはふと何かに気づいたような表情を浮かべてカリキリを見つめる。

 

「どうしました?ライチさん。」

 

コウヤはライチさんがカリキリを見つめているのに疑問に思い尋ねる。

 

「この子…今まで見てきた子と違う…何かに不思議な力を感じるのよね…」

 

ライチさんはカリキリを見つめながら言いコウヤもカリキリを見つめる。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さて、折角みんながポケモン達のことを話してくれたしお礼に私からアーカラ島のこと、話しちゃお!」

 

立ち上がりライチさんが話し始める。

 

「アーカラ島の特徴は、豊かな自然の恵み。そしてヴェラ火山の神聖な炎育まれた大自然の恵みと恐れの島と言えるわ。皆はアーカラ島の守り神と言われているポケモンは知っている?」

 

「カプ・テテフ!」

 

ライチさんの質問を聞き真っ先にサトシが答える。

 

「そう、カプ・テテフはアーカラ島の守り神でカプ・テテフの光る鱗粉を浴びたものは元気を取り戻すと言われているわ。」

 

「そっか…だからあの時傷が…」

 

サトシは宝島でカプ・テテフを見たときその光る燐粉に触れたときに傷が治ったこと思い出した。

 

「また、会えるかな…?」

 

「僕も会ってみたいな…」

 

「もちろん、君達が会いたいと思うならね。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ライチさんの話を終えアーカラ島へ向かうためのクルザーに乗り込もうとするが…

 

「うぉっっと!?」

 

クルザーに乗った瞬間またしても転び皆微妙な表情を浮かべる。

 

「大丈夫ですか?」

 

「大丈夫、大丈夫それじゃあ…気を取り直してアーカラ島へレッツゴー!」

 

コウヤが心配して声をかけるがライチさんは明るく応えアーカラ島へと向かう

 

「行ってきまーす!」

 

「元気で行ってコイキング~!」

 

オーキド校長のポケギャグによる見送りのなかコウヤとサトシ達を乗せたクルザーはアーカラ島へと向かい進み始める。

 

そして海をクルザーで進みスイレンが海から飛び出した何かを見つけサトシ達はスイレンが指差す方向を見るすると海から飛び出し、大きく宙に舞う様に跳んでいたのは、ハクリュー達だった。

 

そしてハクリューたちの内の一体が高く飛び、声をあげるそれに反応するように雲が広まり、雨が降り始める。

 

その他にもヤドンが尻尾でシェルダーを釣り、ヤドランに進化する瞬間などに遭遇したりしてテンションが上がったのかライチさんが身を船の手すりに乗り出して、海に落ちてしまった。

 

そしてライチさんは海に落ちたが気にせず泳ぎ始める。そしてサトシがライチさんの誘いに乗り海へと飛び込み一緒に泳ぎ始め船から少し離れたところの岩場の陰に、挟まって動けなくなっていたホエルコを見つけるサトシとライチさんだがどんなに押しても引いてもビクともしないライチさんは不思議に思い潜り辺りを見回すとよく見ると、少し離れた場所から、こちらを見ているポケモンがおりライチさんは慌てて浮上する。

 

「サトシ君、一旦クルザーに戻るわよ!」

 

「ライチさん?」

 

「ライチさん!どうしました!?」

 

サトシとライチさんの近くにクルザーが向かってきてクルザー上からカキが尋ねる。

 

「ホエルコがあの岩場で溺れているの原因はハギギシリのサイコパワーよ。」

 

「「ハギギシリ?」」

 

ライチさんはクルザーに上がりながら応えサトシとコウヤはライチさんの言うハギギシリに疑問を持ちロトムがすかさず説明を行い始める。

 

『ハギギシリ…はぎしりポケモン みず・エスパータイプ…頭の突起からサイコパワーを放つサイコパワーを放つ時にとても耳障りな音が響く』

 

「ホエルコを助けるにはハギギシリをどうにかしないと…」

 

ライチさんはホエルコを助けるためハギギシリをどうにかする方法を考え始めるなか

 

「なら、ハギギシリは僕に任せてください。」

 

コウヤがハギギシリをどうにかすると言い出す。

 

「えっ?大丈夫なの!?」

 

「僕達に任せて、頼んだよ!ダダリン!」

 

急な発言に驚いた様子のマオはコウヤに問いただすがコウヤ自信満々にモンスターボールを手に取りポケモンの名前を呼ぶ、そしてモンスターボールから出したのはくさ・ゴーストタイプのダダリン、みず・エスパータイプのハギギシリとはタイプ相性のいいポケモンだ。

 

「僕とダダリンがハギギシリを追い払ってサイコパワーを消すのでホエルコをお願いします。」

 

「わかったわ。ホエルコは任せておいて」

 

「ハギギシリは任せたぜ。コウヤ」

 

「俺も手伝う」

 

「私とアシマリも」

 

そう言いライチさんとサトシ達はうみへと飛び込みホエルコの元へと向かって泳ぎ始める。

 

「ダダリン アンカーショット!」

 

ダダリンは水中で錨をハギギシリに向かって投げつけるがハギギシリは素早く回避されるがコウヤの狙いはほかにある

 

「そのまま回れ!」

 

ダダリンが錨を伸ばしたまま回転することで渦が現れハギギシリはダダリンの元へと引きずり込まれる。

 

「今だ!打ち上げろ!」

 

ダダリンは近づいたハギギシリを錨を利用し海上へと打ち上げ

 

「今だ!パワーウィップ!」

 

ダダリンは海上に出て身動きの取れないハギギシリをパワーウィップで海面へと叩き付ける。そしてハギギシリはその場から逃げ出していった。

 

そしてホエルコのサイコパワーによる影響は消えたがホエルコはサイコパワーでダメージを受けていたのか沈み始める。

 

「まずい…!ダダリン…」

 

コウヤがダダリンに指示を出そうしたときホエルコの方に向かっていたアシマリによってホエルコはバルーンに包まれ間一髪沈まずにすんだ。

 

「皆ホエルコの治療をするわよ!バルーンを割るから皆押さえて!」

 

海にいるサトシ、スイレン、カキ、ライチさんはいっせいにホエルコが沈まないように押さえライチさんがホエルコを落ち着かせリーリエがライチさんに薬を渡しホエルコに飲ませ無事にすんだがクルザーに上がってホエルコを見送るときにライチさんが足を吊ってしまった。

 

「本当…色々と忙しい人…」

 

「でもかっこいい!」

 

スイレンは不思議にライチさんを見るがマオはライチさんを尊敬の目で見ていた。

 

 

何はともあれ夕方にはアーカラ島へと到着し翌日からは課外授業が始まる事に期待するサトシ達だった。

 

 

 

《アーカラ島へとやって来たサトシとコウヤの二人に待ち受ける試練はいったい何なのか?続く…》

 




ライチさんが沢城さんと知ったときSAOのシノンとキャラがだいぶ違うから結構驚いた。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。