アーカラ島での最初の課外授業をするためサトシ達がやって来た場所は…
「ムーランドが沢山いるよ!」
「ヨーテリーにハーデリアもいるね。」
ククイ博士とライチさんに連れら着いたのは、沢山のムーランドたちがいる場所だった。
「ここは、ムーランドたちのライドポケモンになる訓練を受ける場所なのよ」
「ライドポケモンですか?」
「そう。今日はライドポケモンムーランドに乗って、皆には宝探しをしてもらうわ。」
『ムーランドは鼻がとてもいいから、地面に埋まっているものを見つけることができるロト』
「そう!珍しい石や食材、珍しい化石が見つかるかも!」
「おお!面白そう!」
「石や化石かぁ…」
ライチさんが言う珍しい石や食材、化石が見つかるかも知れないと思うと皆目を輝かせてムーランドを見つめる。
「ムーランドと仲良くなってサーチ能力を引き出せるかが課題よ。そして最高のお宝を見つけた人が優勝よ!」
ライチさんに言われ、並んでいるムーランド達を見るサトシたち。
「まずはパートナーになるムーランドを選んでくれ。」
ククイ博士に言われムーランドを選び始め皆パートナーのムーランドを決めていくなかスイレンは…
「この子…」
スイレンの視線が一体のムーランドに止まる。
「おっ、ふかふかだな~…」
『ガウッ!』
サトシがスイレンが見ていたムーランドをなで始めるとムーランドは機嫌を悪くしたのかサトシを突き飛ばしたも
「サトシ…大丈夫?」
「ああ…大丈夫だ」
ムーランドに突き飛ばされたサトシにスイレンが手を出しサトシは手を掴み起き上がる。
「その子はね、このムーランド達の中で一番の暴れん坊なんだよ。だから他の子にした方がいいわ。」
「私…この子がいい、澄んだ目をしてるから」
スイレンもパートナーを決めて残りはサトシだけとなりパートナーになるムーランドを探しているとサトシと目があった一体がサトシにじゃれるようにのし掛かって来た。
「くすぐったいって!」
サトシを気に入っているようでサトシはそのムーランドをパートナーと決めるがふとニャビーといたムーランドのことを思い出す。
(ムーランド…ニャビーは俺とコウヤ達と元気に暮らしてるだから安心しろよ)
「サトシ!ちょっと大変な事になってるよ!」
ムーランドのことを思い出しているとセレナが呼ぶ声が聞こえ前を見るとムーランドがサトシのズボンを引っ張り遊んでおりサトシは慌ててズボンを引っ張り返す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何はともあれ皆パートナーのムーランドを選び終えてサトシ達
「それじゃあ、ルールを説明する。何処に探しに行ってもいいが鐘がなったら一度ここに戻ってくれ!」
「私が鑑定して点数を決めて中間発表するから、そして二度目の鐘がなったら終了よ。始め!」
ルール説明が終え皆いっせいに走り出すかと思われたが…スイレンは暴れん坊とライチさんに言われたムーランドになんとかスイレンが振り落とされないように乗るがムーランド勝手にどこかへ向かって歩き出した。
リーリエはウェアに着替え髪を纏め上げ、ムーランドに乗れるようになろうと挑んでいるが少し時間がかかりそうだ。
ちなみにスタート時セレナのみムーランドを巧みに乗りこなし直ぐにサトシ達の前から消えていた。
「ムーランド、どう?」
コウヤがやって来た場所は森から離れた地層が多い洞窟そしてムーランドは地面や壁の臭いを嗅ぎ始めると何か見つけたようで壁を掘り出す。
「おっ、何かあったのかな?」
コウヤはムーランドが掘る場所に近づき一緒に掘り出し出てきたのは
「おっ!リーフのいしだ。」
コウヤとムーランドが見ていたのはポケモンの進化に使われる進化の石の一つリーフのいしだった。
「いきなり、幸先良いね。よーし頑張っていこう!」
『バウッ!』
『フィア!』
リーフのいしを見つけ幸先の良いスタートをきったコウヤ個々から更に何を見つけるかな?
一方宝捜し開始時もはや一人だけ別競技になっていたセレナは
「この辺りは余り緑がないわね。」
セレナがいる場所はゴツゴツとした岩場が多い所だった。
「私も優勝目指して頑張んないとお願いね、ムーランド」
セレナも優勝を目指しムーランド共にお宝を探し始める中サトシは…
ムーランドに連れられサトシは森の方へとやって来てムーランドが何かを見つけたのか、鼻をヒクヒクさせ、地面を掘りそして掘った穴の中を見ると、何か小さな赤いものがあった。
「何これ?」
『それは一部のマニアの喜ぶ、あかいかけらロト』
サトシがムーランドと見つけたあかいかけらを見ていると、またムーランドが何かを見つけたようで地面を掘り出す。
「今度は何だ?」
『おっと、一部のマニアが喜ぶ、あおいかけらロト』
ロトムが説明を終えるとムーランドが再び見つけたようで地面を掘り出し始める。
「今度こそ!?…これはまさか…」
三度目の正直で期待するがサトシだったがムーランドの掘った穴から取り出したものを見てサトシの表情は曇り始める。
『これも一部のマニアが喜ぶ、きいろいかけらロト!』
釣り大会ではサンダル二足にギャラドスを釣り上げ襲われて今回の宝捜しではかけらしか見つからないサトシ…このての勝負運は無いのだろうか…
そして皆はと言うと…カキは剥き出しになっている地層を見つけそこで探し始めて、一方マオは小さなキノコと大きなキノコを見つけ宝捜しと関係ない料理の事を考え始める。そしてマーマネは何やらアーカラ島に落ちた隕石について調べていた。
スイレンはと言うとスイレンのムーランドは暴れん坊なだけでなく、スイレンの指示やお願いを無視してずっときのみを食べ続けていた。
「ねぇ、食べ過ぎだよ…」
どうしようと考え始めるスイレンだったがと鐘の音がする。どうやら一回目の制限時間はもう終わりのようで顔を上げたムーランド。流石に鐘の音が戻る合図だということは理解しているようで集合場所へと向かった。
さて一回目の部の鑑定、ライチさんが皆の見つけた物に得点をつけるというものだが、成績はどうだったのか。
「サトシはあか、あお、みどりのかけらね。合計15点」
「マオはちいさなキノコとおおきなキノコ。合計ね20点」
「スイレンとマーマネはまだみたいね、リーリエは今も頑張り中」
「まぁ僕は一発逆転の大物狙いだから」
マーマネは自信満々に言い余程自信があるようだ。
「そしてコウヤは…わぁ!凄いじゃない!」
ライチさんはコウヤの台に覆い被さっていた布を取りそこにあったのものに驚く
「リーフのいしに、みず、ほのお、つきのいしまで有るじゃない!」
「おお!本当だ!」
「まぁ、ムーランドのお陰だよ。」
「コウヤは進化の石四つ合計80点よ。」
コウヤが暫定一位となるが一名自信満々に立ち尽くす者がいた
「さあ!カキは何を見つけたのかな?」
ライチさんはカキの台に覆い被さっていた布を取りそこにあったのは…
「何だこれ?石ころ…?」
「いや…それは…!?」
サトシは何かなわからず首を傾げるがコウヤはカキが見つけたもの正体に気付き驚愕していた。
「コウヤは気づいたようね。流石シンオウ出身ね、これはズガイドスの化石の一部よ。カキは100点ね。」
「化石!?」
「凄いよ!カキ!」
「まぁな、アーカラ島は俺の庭みたいなものだしな」
カキは一位の得点を出したためか期限がいいの笑みを浮かべていたが
「セレナ、ほしのすな120点!暫定一位よ!」
「えっ…?」
だがカキの暫定一位は直ぐにセレナによって塗り替えられた上には上がいる正にこの事だ。
「リーリエは…ムーランドに乗る特訓中!」
こうして中間発表が終了しそれぞれお宝を探すのを再開し始める。
「セレナが一位…点差は40点……巻き返せない差じゃない!ムーランド頑張って物凄いお宝見つけよう!」
コウヤは現在暫定三位見つけたもの次第で優勝を狙える順位にいる。
「進化の石よりも化石やほしのかけらが得点が高いならそれを探していくといいだろうし取り合えず彼処の岩場に行ってみよう。」
コウヤとムーランドは逆転優勝を狙い移動を開始し始める。
一方スイレンはムーランドが眠り始めたため困っていた。
「寝ちゃったね…私達だけで探す?」
スイレンは仕方なくアシマリと探すことにし辺りを歩き探し始める。
しばらくするとアシマリが何かを見つけたようで見てみると其処には一体のダストダスがおりスイレンとアシマリを睨み付け二人目掛けてヘドロばくだんを放ち二人はそこから離れるがダストダスは追い続けてくる。
「このままじゃ、ムーランドが…」
『アウッ!』
ムーランドを守るためアシマリはダストダスと戦うがダストダスのヘドロばくだんを受け吹き飛ばされてしまいスイレンはアシマリを抱え
「私が守る。アシマリも、ムーランドも!」
強い意志でダストダスの前に立ちダストダスが腕をスイレンに向けるが、スイレンの後ろから、寝ていたはずのムーランドがギガインパクトでダストダスを突き飛ばしその威力でダストダスは倒れた。
「ムーランド…ありがとう助けてくれて」
『バウッ』
突然スイレンに乗れと背中を向けるムーランドそしてスイレンが乗るとムーランドはどこかへ走り出す。そして着いたのは洞窟で集合の鐘の音が鳴るがその中へムーランドは進んでいきムーランドが何かを差しスイレンはその場所を見る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時刻は夕暮れ皆集合場所に戻り遂に結果発表だ。
「サトシ。きいろのかけら5点、合計20点」
サトシは最下位確定となりとてつもなく落ち込んでいるようだった。
「マオ。大きなサンの実。こんなに大きいのは珍しいわ。75点!合計95点」
続いてマオは高得点を出すがセレナの得点に一歩及ばなかった。
「次はセレナだけど見つからなかったからマーマネね。これは大昔にアーカラ島に落ちた隕石の一部よ、ほしのかけらとも呼ばれているわ。得点は150点よ!」
「えっ、マーマネがトップ!?」
「ま、まぁね」
「後半場所移動しなかったらよかった…」
セレナはマーマネに得点を抜かれ後悔しておりどうやら最初の場所と別の場所に移動したようだった。
「そして、リーリエの宝は、あれだ!」
ククイ博士が指差す先にはムーランドの背に乗り、向かってくるリーリエの姿があった。
「リーリエ!乗れるようになったんだね!」
「はい!」
皆がリーリエがムーランドに乗れるようになり喜ぶ中ニンフィアがリーリエに飛び付く
「きゃ!?」
「ニンフィア!ちょっと飛び付いたら駄目だよ!」
ニンフィアに飛び付かれ悲鳴あげて固まるリーリエまだ全てのポケモンが大丈夫になったということでなかった。
『フィ~?』
「リーリエ、ごめんね。」
「い……いえ、大丈夫です…」
コウヤがニンフィアをリーリエから離しながら謝りリーリエも少し苦い表情を浮かべながら返す。
「じゃあ次ね。カキはたまた化石ね。今度はアーケンの化石ね。これも100点、合計して200点」
「こうなったら、カキが優勝かな?」
「嘘!?また化石!?」
この時カキが優勝と思っているサトシ達だった。そしてコウヤが見つけたものは…
「コウヤは…わぁ!これはすいせいのかけらね!200点よ!合計280点!」
「な…何だと……」
またしても自分の得点を越えられ驚愕するカキ対するコウヤはガッツポーズを掲げている。
「暫定一位はコウヤだけど、スイレンは何を見つけたのかな?」
ライチさんはスイレンの台の布を取るとそこには中央にZの模様が見える石がありその模様はサトシやコウヤ、カキの身につけているZリングに似ていた。
「Zリングの原石ね!」
『えぇぇぇ!!?』
Zリングの原石に驚きを隠せず叫ぶサトシ達、そして得点は…
「スイレン。500点!よって、宝捜し対決はスイレンの優勝よ!」
その見事な逆転に継ぐ逆転勝ちでスイレンの優勝となった。そしてスイレンが見つけたZリングの原石は、ライチさんによってスイレンのZリングを作ることになった。