サブタイトルにかんしてはなんか……思い付いたのがこれでした。
「この度ポケモンスクール開校20周年を記念した特別な課外授業を行うことになったん、ダンバル! メタング! メタグロス!」
「特別な課外授業!?」
オーキド校長の言葉に目を輝かせ机から身を乗りだすサトシ
「課外授業先はカントー地方だ!」
『カントー地方!?』
「何だ……カントーか…」
「まぁまぁ、元気だそうよ。 サトシ」
皆がカントー地方に行けると喜ぶなかでサトシ一人だけが机でふてくされたようになりセレナがそれを慰める。
「私の従兄弟であるオーキド博士の研究所を訪ねて、カントー地方のポケモン達をよく見てほしい。」
「そしてアローラでは出来ない特別な体験を特別ゲストと共に体当たりで体験してもらう」
オーキド校長の言葉を継ぎ足すように言ったククイ博士の言葉に全員が一斉にククイ博士を見る。
「特別ゲスト!?」
「アローラでは出来ない体験って!?」
「それはカントーに着いてのお楽しみだ」
皆の質問の答えはカントーに着いてから、皆カントー地方へ課外授業に期待を膨らませる。
「楽しみだね。コウヤ」
「う…うん、楽しみだね……」
突然マオに話かけられて口ごもりながら応えるコウヤは何時もとは違いぎこちない様子だ。
(何だろうこの気持ちは……?)
コウヤは今まで感じたことない気持ちが胸に生まれておりそれがなんだか分からないそう思っていた。
「着いたー!」
カントー地方とアローラ地方は遠く離れるている飛行機に乗り数十時間掛け到着し空港のフロントに出たサトシが久々のカントー、そしてアローラでは出来ない体験と特別ゲストの期待を込めて叫ぶ。
「カントーは始めてだから楽しみだな」
「私も始めてだから楽しみ」
他の地方に行ったことのあるコウヤとセレナだがカントーは今回が初めてで二人とも楽しそうにしている。
皆より少し遅れてリーリエとシロンもフロントに出るがシロンの足取りがおぼつかないに見える。
「シロン? どうしたんですか?」
『コォン……』
「大変! 大丈夫ですか!」
シロンは少し体調が悪そうにしておりリーリエは慌てる。そこへ
「君のロコンの具合をみさせてもらえないか? 自分一様ポケモンドクターの研修生なんだ。」
「お願いします。」
一人の男性がリーリエにシロンの具合を見せてほしいと言いその男性はポケモンドクターの研修生らしくリーリエはシロンを見てもらう。
「どれどれ…? やはり乗り物酔いだ。 すぐ元気になるよ。」
「ありがとうございます。」
乗り物酔いと言うことでひとまず安心するリーリエ。シロンを診察した男性を見てサトシとコウヤは目を見開く
「あれ!? タケシ!」
「本当だ! 久しぶり!」
シロンを診察した男性はサトシがカントー地方からシンオウ地方まで共に旅をしてきたタケシにコウヤも面識が有るので走って向かうが…
「うおぉぉぉぉ!!」
サトシとコウヤを勢いよく通り過ぎ二人の後ろにいたお姉さんへと向かう。
「美しい! なんと美しいキャビンアテンダンドさん!」
タケシのお姉さん好きが発動しその様子にコウヤは呆れサトシは苦笑している。この光景を始めてみる者は何だか解らないという様子だ。そこへ……
「あだだだだだだだ!!」
「まったく!! 空港まで迎えに来たらこの有り様なんだから!」
お姉さん好きが発動しているタケシの耳を引っ張りながら愚痴を言う少女を見てサトシは…
「カスミ!」
サトシがカントー地方からジョウト地方まで一緒に旅をしてきたカスミに驚く
「久しぶり。サトシ、元気にしてた?」
「サトシ、その人は?」
コウヤを除く皆はタケシとカスミとは初対面でありセレナがサトシに尋ねる。
「俺の友達だよ! 一緒に旅をしていたんだ!」
サトシは笑顔を浮かべながら応え久しぶりに会えたタケシとカスミ
「初めまして、世界の美少女! 名前はカスミ! ハナダジムのジムリーダーよ!」
「自分はポケモンブリーダーにしてポケモンドクター研修生で、ニビジムの元ジムリーダーのタケシだどうぞよろしく。」
『ジムリーダー!?』
セレナ達はカスミとタケシがジムリーダーだと聞き驚いているようだ。
「何で二人が此処に?」
サトシは何故空港にカスミとタケシが来ているのか疑問に感じ二人に問うが、コウヤはなにか気づいているようだ。
「つまり二人がククイ博士の言っていた特別ゲストって言うことですね。」
「コウヤの言うとおり二人が特別ゲストだが詳しい話は研究所でだ。」
コウヤがククイ博士に聞き応えるが詳しい説明は後とマサラタウンのオーキド校長の研究所まで用意されたバスに乗り向かう。
オーキド博士の研究所に着いたサトシとコウヤ達はオーキド博士との挨拶を終えて研究所のポケモンを見学することになり皆それぞれ見たいポケモンの話でいっぱいだ。
「僕はカントーのライチュウ見てみたい!」
「カントー地方と言えばほのおタイプだ!」
「タッツーに、シードラ…!」
「私は見たいポケモンが沢山いすぎて…」
マーマネ、カキ、スイレン、リーリエの四人はそれぞれカントー地方の好きなタイプのポケモン達を観察することを楽しみにしている。
「あっ! ケンタロス! お~い!」
サトシが差す方向には数十頭のケンタロス達がおりサトシが呼ぶとサトシに気づきサトシのもとに走り出しぶつかりサトシは空高く飛んでいってしまった。
「サトシ!?」
「たしかあのケンタロス……全部サトシのポケモンだよな……」
空に飛んだサトシを見て驚き心配するセレナと何故ケンタロスをあんなに大量にゲットしたのか呆れるコウヤ……コウヤに関してサトシの心配をする必要はないだろうと一人冷静にいる。サトシとの付き合いも長いとこれくらい当然となるのだろう。
それぞれ一旦自由行動となり各々オーキド博士の研究所にいるポケモンを観察に向かいコウヤはマオと一緒に行動していた。
「こっちにクサイハナにラフレシアがいるよ! コウヤ!」
「キレイハナはいないのかな?」
コウヤは自由行動になった際にマオに誘われ一緒にポケモンを見ることになった。お互いくさタイプが好きなもの同士気が合う。だがコウヤはマオと一緒にいると少し落ち着かない……そう思うことが多くなってきている。
(前にセレナにマオの事をどう思っているか聞かれたけど…自分でも分からない……)
コウヤは今の自分の中に思いが何時かわかる日が来ると言いなと思いながらマオを見つめる。
「コウヤ! 他のポケモンも見に行こうよ!」
マオの呼ぶ声が聞こえコウヤはマオの元へと向かう。
自由行動を終えて研究所の前まで戻ってきたコウヤ達は今からアローラ地方のポケモンとカントー地方のポケモンの違いを詳しく見ていく。
「まずはナッシーからだ。」
タケシが投げた2つのモンスターボールからアローラのナッシーとカントーのナッシーの二体が出てきて並ぶ違いは体長の大きさだ。
「カントーのナッシーは小さい」
「日差しが足りないんだな」
カントーのナッシーはアローラのナッシーを見るとショックを浮かべていた。その後はイシツブテの比較、ベトベトンの比較等をしていきダグトリオの比較を行ったときにカキがカントーのダグトリオを見て涙し自分の持っているかつらを被せた。そして次の比較するポケモンは
「最後はこいつだ!」
タケシが投げたモンスターボールから出来たのはカントーのガラガラだ。
「アローラのガラガラだったら、俺が!」
カキがアローラのガラガラをモンスターボールを出してカントーとアローラのガラガラが並び両者目が合うと頭の骨をぶつけ合い喧嘩を始めよとしタケシとカキがガラガラ達を止めに入る。
「短期な性格は同じなのね……」
「タイプは違うけどね。」
「俺のガラガラはほのお・ゴーストタイプ」
「カントーのガラガラは確かじめんタイプです。」
ガラガラ達はカキとタケシから離れると再び喧嘩を始めピカチュウが止めに入るがガラガラ達に骨で打ち飛ばされそれに怒ったピカチュウが辺り一帯に10万ボルトを放つ。
『ピーカチューーーーウ!!!』
その場にいた全員がピカチュウの怒りの十万ボルトを受け黒焦げになってしまった。無事だったのはカントーのガラガラと危機を感じて咄嗟にまもるで防いだニンフィアの側にいたコウヤだけだ。
「ピカチュウ…やり過ぎだよ……」
『ピ、ピーカ……』
コウヤの呆れた声がピカチュウに届きピカチュウはやってしまったと言っているようだ。
「アシマリがいない!」
アシマリが居なくなっていることにスイレンが気づき辺りを見回姿アシマリの姿はない。
「ガラガラもいないぞ!」
カキのガラガラもいなくっておりそれぞれ分かれて探すことになりサトシ、タケシ、カスミとコウヤ、カキ、マーマネとセレナ、マオ、リーリエ、スイレンの三組で探し始める。
「アシマリ~! ガラガラ~! 何処だ~!」
サトシが大声で呼びながらアシマリとガラガラを探していると近くの草むらが揺れ其処からキャタピーが現れる。
「ギャーーーーー!!」
カスミはキャタピーを見たとたんに悲鳴を上げて凄まじい勢いで逃げ木の陰に隠れる。
「カスミは相変わらずだな」
「虫は永遠に無視なの!!」
カスミの極度の虫嫌いを見てサトシは懐かしむように笑いなが言いカスミは叫ぶ。
「思い出すよなぁ、こうやって三人で旅をしてたこと」
しばらく歩いているとカスミ、タケシと三人で旅をしていたときを懐かしむように言った。
ポケモン達との出会い……別れ……と様々な思い出がサトシの頭に思い浮かぶ…其処へ
「あっ! フシギダネ!」
『ダネ? ダネェ!』
サトシ達の前に現れたのはフシギダネ……久しぶりに会ったサトシに喜び飛び付く。
「久しぶりだな、フシギダネ」
『ダネダネ!』
その後カスミがセレナ達と合流して湖でアシマリを発見しサトシとタケシがコウヤ達と合流してイワークに遭遇してガラガラが騒いだことによりイワークに追い掛けらること逃げるはめになったが無事にガラガラとアシマリを見つけることができた。
「アシマリとガラガラが見つかって良かったな」
皆合流しアシマリとガラガラが見つかった事に安心するが突如何処から網が飛んできてポケモンが捕まってしまう。
「何なんだ!?」
「何なんだと聞かれた」
「答えてあげるが世の情け」
「世界の破壊を防ぐため」
「世界の平和を守るため」
「愛と真実の悪を貫く」
「ラブリーチャーミナーな敵役」
「ムサシ」
「コジロウ」
「銀河を駈けるロケット団の二人には!」
「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
「ニャンてな!」
毎度お馴染みの語りでじゃなく登場したのは金色を巨大なニャースのロボットに乗ったロケット団だ
「ロケット団!? あんた達まだこんなことやってるの!?」
カスミはロケット団が未だにサトシのピカチュウ……狙い続けていることに驚きながら呆れているようだった。
「ルガルガン! 君に決めた!」
サトシはポケモン達を助けるためにいち早く行動に移す。
「ルガルガン! いわおとし!」
ルガルガンは巨大ニャースロボにいわおとしを放つがニャースロボットのパンチに反ね返されてしまい無数の岩がサトシ達の元へと向かってくる
「ラランテス! リーフブレードだ!」
『ララーン』
ラランテスが無数の岩をリーフブレードで切り裂き防ぐ。
「ナイス! コウヤ!」
「サトシ! 時間稼ぎをお願い!」
「ラランテス! ソーラーブレードだ!」
『ララーン!』
ラランテスはソーラーブレードの待機体勢に入りかまを頭上に掲げる。そのあいだサトシのルガルガン、そしてタケシのクロバット、カスミのヒトデマンがニャースロボを相手をし時間を稼ぐ。
「今だ! ニャースロボの中央にソーラーブレード!」
ニャースロボの中央を切り裂き破壊し捕まったポケモン達の救出に成功する。そしてニャースロボはソーラーブレードによってショートし操作不可能となる。その時上空から何かが落ちてきてニャースロボを破壊する。
「キテルグマ……?」
そこにはキテルグマの姿がありニャースロボットのパーツをつけてロケット団を掴み空高く飛んでいった。そのあまりの光景に皆何だったのか理解できず固まる其処へ
『プリュ!』
ニャースロボの残骸にマイクの様な物を手に持ったプリンが現れる。。マオ、スイレン、リーリエはプリンの登場に輝かせるが
「まさか! あのプリン!?」
「マズイぞ!」
「あのプリンの歌を聞いたら皆……」
サトシ、タケシ、カスミがプリンを見て慌てるがプリンが歌いだし皆眠りにつき皆が起きたとき顔にマジックペンにより落書きがされいた。
そしてオーキド博士の研究所に戻ってサトシ達はとククイ博士から翌日の予定はハナダシティに向かってジム戦と発表された。
サトシとコウヤのハクタイジム戦見たいですか?
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見たい
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見たくはない