今際の国のアリス ANOTHER 作:魔鬼靐ユリア@仇助に命捧ぐ闘鬼神
設楽颯胡(シタラ そうご)/シタラ
「『はあとのきんぐ』の飛行船が落ちていく・・・」
如月詩(きさらぎ ウタ)/ウタ
「やったのね・・・キューマ。」
牧琢巳(マキ たくみ)/マキ
「無事だと・・・良いが。」
『おめでとうございます。ただ今を持ちまして、『今回』の全ての『げぇむ』が『くりあ』されました。これより、生き残った『ぷれいやぁ』の皆様全員には、この『今際の国』の国民となって次回の『げぇむ』に参加する事が出来る『永住権』を、取得するか放棄するかの選択が与えられます。それぞれがお答え下さい。この国に永遠に身を置き、これからも殺し合いを続ける権利を、『手にする』か『手にしない』かを。』
神崎豪謙(かんざき ゴーケン)/ゴーケン
「永住権・・・?何だそりゃ?」
将内桂馬(じょうない ケーマ)/ケーマ
「やはりね・・・何となくそんな予感はしていたんだ。」
逆緑黒白(さかどり クシロ)/クシロ
「そうね・・・今際の国の国民達は、皆どこか真剣な様子でアタシ達に挑んできた・・・」
西城菜摘(さいじょう ナツミ)/ナツミ
「その表情から読み取れたのは、命懸けの死線を何度も潜り抜けてきたという事と、他の区民達との信頼、情愛・・・」
千鞠磊(チマリ こいし)/チマリ
「その事から、ユウナ先生はこう推測していたの。彼らは元々『ぷれいやぁ』もしくは『でぃいらぁ』だったのではないかとね。」
龍海青歌(タツミ あおか)/タツミ
「つまり、永住権を手にするという事は・・・」
虎鶫白夜(とらつぐみ ビャクヤ)/ビャクヤ
「現国民にオレ達が取って代わり、いつの日か『げぇむ』で敗れて死ぬ日までこの国で暮らすという事か・・・」
武藤玄(むとう ゲン)/ゲン
「どうするよ、この選択・・・」
雀宮朱音(すずみや アカネ)/アカネ
「アタシは・・・カズキが残るなら残るつもりよ。カズキは身寄りがいなくてね。ずっとアタシが支えてきたの。それに彼なら『楽しいゲームをここでずっと作っていきたい』って言うんじゃないかしら・・・」
ゲン
「アカネがそう言うなら、オレは従う。」
ビャクヤ
「オレも同意だな。」
タツミ
「アタシ達はカズキ君に守られてきたものね・・・」
シタラ
「キューマはスリルの中毒だからなぁ・・・きっとここで生きていきたいって、アイツなら言うんじゃねぇのかな。」
ウタ
「なら、私達が側でずっと支えてやらないとね。」
マキ
「異議、なし。」
ゴーケン
「グハハハハ!!やっぱオメーらはどうかしてるぜ!!」
ケーマ
「ボク達もユウナ先生に守られて、今日まで生き延びてこられた・・・」
チマリ
「先生がもし、今際の国に残る事を選ぶのなら・・・」
ナツミ
「支える同志が、必要だよね。」
クシロ
「恩返し・・・しなきゃね。」
キューマ
「ミラ、君の予想は当たったね。」
ミラ
「そうね。」
クズリュー
「私は、ここに残るよ。」
シーラビ
「オレも、決意は変わりはしない。」
マキナ
「シーラビが残るなら・・・」
ソウガ
「ボク達も残ろっかな。」
エンジ
「オレは『はあとのじゃっく』から既に色々聞き出しておいたんだ。こんなご機嫌なショーを最前列で楽しめるなら、もう元の世界には戻れねぇよな!!」
トキワ
「物好きじゃのぅ、エンジ君は・・・ワシも、半分同意見じゃが。」
アモン
「元の世界に戻ってもヒマですしな・・・ワテも付き合いまひょ。」
ナツキ
「良い小説のネタになりそうですしね・・・」
ユウナ
「この世界で、あの子達をずっと護り続けられるのなら・・・」
カズキ
「この世界で、精一杯楽しもう!!」
全員
「永住権を、『手にする』!!」
キューマ達はこうして、『永住権を手にする』を選び、今際の国の国民となったのだった。
そして、時は流れ・・・
有栖良平(アリス りょうへい)達が、『ねくすとすてぇじ』に挑む日がやって来た・・・
クズリュー
「『でぃいらぁ』全員の殺処分が確認出来次第、各自所定の『げぇむ』会場で明日まで待機。」
キューマ
「久々の『げぇむ』だな!体ナマってねぇか心配。」
シーラビ
「今回の『ぷれいやぁ』達はオレ達より早く数札の『げぇむ』を全て『くりあ』した・・・決して油断はするな。」
ミラ
「そうね。私は楽しめればそれで良いけれど♪」
トキワ
「では、皆の者。健闘を祈る。」
こうして、キューマ達は各々の『げぇむ』会場へと向かうのであった。
彼らは何を思い、『げぇむ』に参加するのか・・・!?
次回、『だいやのくいいん』。
だいぶ遅くなりましたが、2話目となります。
今回の話に出て来た国民の仲間達には、しっかりとした元ネタがあります。
これに関しては次話以降で明らかにしていこうと思います。
さて次回は奇しくも初日にくらぶのきんぐと共に落とされた、だいやのくいいん。
本編で彼女を倒した事が明らかになった、あの人が活躍致します。