ハイスクールD×Dエクリプスゼロ   作:ゼロS

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第18話人間、やめました。17

恥ずかしすぎるだろう!

イッセーは目を閉じているからって、もうカイト、ドラグーンは笑っているじゃないか!

「ほら、、早くなさい」

リアス先輩が再び急かす。

おおおおーい! マジか! マジでやらないといけないのか!

クソ! なら見てろ! 兵藤一誠、一誠一代のドラゴン波だ!

「ドラゴン波!」

俺は開いた両手を上下に合わせて前へ突き出す格好のまま、声を張り上げる。ドラゴン波のポーズだ。

「さあ、目を開けて。この魔力漂う空間でなら、神器(セイクリッド・ギア)もこれで容易に発言するはず」

先輩の言う通り、目を開ける。

カッ!

俺の左腕が光りだす。

「はぁぁぁぁぁ!?

何これ! 何これ!俺、ドラゴン波出せるの!?」

光はしだいに形を成していき、左腕を覆っていく。

そして、光が止んだとき、俺の左腕には赤色の籠手(こて)らしきものが装着されていた。

かなり凝った装飾が施されている。見た感じは立派なコスプレアイテムだ。

手の甲の部分には丸い宝石みたいなものがはめ込まれている。宝石というよりも宝玉?

「な、なんじゃ、こりゃぁぁぁぁぁ!」

叫ぶイッセー。チョー驚いている。

当たり前だ! なんだよ、これ! ドラゴン波を撃ったと思ったら、変身ヒーローのアイテムみたいなのが腕に装着されていた!

うわぁ、何なのこれ!

「それが神器(セイクリッド・ギア)。あなたのものよ。一度ちゃんとした発言ができれば、あとはあなたの意思でどこにいても発動可能になるわ」

っ。

こ、この赤い籠手が神器(セイクリッド・ギア)………?

えぇぇぇぇぇぇ………。

まだ信じられない。ドラゴン波を撃って、イッセーは………イッセーは………。

「あなたはその神器(セイクリッド・ギア)を危険因子されて、堕天使天野夕麻に殺されたの」

「………夕麻ちゃんも、この神器(セイクリッド・ギア)も本当のこと。

じゃあ、俺が殺されたことも本当………?

なんで、俺、生きているの?」

「瀕死のなか、あなたは私を呼んだのよ。この紙から私を召喚してね」

リアス先輩が取り出したのは一枚のチラシ。

俺はそのチラシになんとなく記憶があった。

夕麻ちゃんとのデート、待ち合わせ中、チラシ配りからもらったものだ。

『あなたの願いをかなえます!』

そんな(うた)い文句と奇妙な魔方陣の描かれたチラシだ。

そういや、このチラシの魔方陣は床の巨大な魔方陣と同じ模様だ。

「これ、私たちが配っているチラシなのよ。魔方陣は、私たち悪魔を召喚するためのもの。最近は魔方陣を書くまでして悪魔を呼び寄せる人はいないから、そうしてチラシとして、悪魔を召喚しそうな人間に配っているのよ。お得な簡易版魔方陣。あの日、たまたま私たちが使役している使い魔が人間に化けて繁華街(はんかがい)でチラシを配っていたの。それをイッセーが手にした。そして、堕天使に攻撃されてイッセーは死の間際、に私を呼んだの。私を呼ぶほど願いが強かったんでしょうね。普段なら眷属の朱乃たちが呼ばれているはずなんだけれど」

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