恥ずかしすぎるだろう!
イッセーは目を閉じているからって、もうカイト、ドラグーンは笑っているじゃないか!
「ほら、、早くなさい」
リアス先輩が再び急かす。
おおおおーい! マジか! マジでやらないといけないのか!
クソ! なら見てろ! 兵藤一誠、一誠一代のドラゴン波だ!
「ドラゴン波!」
俺は開いた両手を上下に合わせて前へ突き出す格好のまま、声を張り上げる。ドラゴン波のポーズだ。
「さあ、目を開けて。この魔力漂う空間でなら、
先輩の言う通り、目を開ける。
カッ!
俺の左腕が光りだす。
「はぁぁぁぁぁ!?
何これ! 何これ!俺、ドラゴン波出せるの!?」
光はしだいに形を成していき、左腕を覆っていく。
そして、光が止んだとき、俺の左腕には赤色の
かなり凝った装飾が施されている。見た感じは立派なコスプレアイテムだ。
手の甲の部分には丸い宝石みたいなものがはめ込まれている。宝石というよりも宝玉?
「な、なんじゃ、こりゃぁぁぁぁぁ!」
叫ぶイッセー。チョー驚いている。
当たり前だ! なんだよ、これ! ドラゴン波を撃ったと思ったら、変身ヒーローのアイテムみたいなのが腕に装着されていた!
うわぁ、何なのこれ!
「それが
っ。
こ、この赤い籠手が
えぇぇぇぇぇぇ………。
まだ信じられない。ドラゴン波を撃って、イッセーは………イッセーは………。
「あなたはその
「………夕麻ちゃんも、この
じゃあ、俺が殺されたことも本当………?
なんで、俺、生きているの?」
「瀕死のなか、あなたは私を呼んだのよ。この紙から私を召喚してね」
リアス先輩が取り出したのは一枚のチラシ。
俺はそのチラシになんとなく記憶があった。
夕麻ちゃんとのデート、待ち合わせ中、チラシ配りからもらったものだ。
『あなたの願いをかなえます!』
そんな
そういや、このチラシの魔方陣は床の巨大な魔方陣と同じ模様だ。
「これ、私たちが配っているチラシなのよ。魔方陣は、私たち悪魔を召喚するためのもの。最近は魔方陣を書くまでして悪魔を呼び寄せる人はいないから、そうしてチラシとして、悪魔を召喚しそうな人間に配っているのよ。お得な簡易版魔方陣。あの日、たまたま私たちが使役している使い魔が人間に化けて