うふふと姫島先輩もにこやかに笑う。
あはは、さりげなくイッセーに酷いことを言っているよね。
「というわけで、イッセー。私の下僕ということでいいわね? 大丈夫、実力があるならいずれ頭角を現すわ。そして、爵位ももらえるかもしれない」
「はいリアス先輩!」
イッセーは素直にリアス先輩と言った。
「違うわ。私のことは『部長』と呼ぶこと」
「部長ですか? 『お姉さま』じゃダメですか?」
と、調子のいいことを言ってみる。
一度欲しかったイッセーの『お姉さま』。
リアス先輩は真剣に悩んだあと、首を横に振った。
「うーん。それも素敵だけれど、私はこの学校を中心に活動しているから、やはら部長のほうがしっくりくるわ。いちおう、オカルト研究部だから。その呼び名でみんなも呼んでくれているしね」
「わかりました! では、部長! 俺に『悪魔』を教えてください!」
イッセーの言葉に先輩部長は小悪魔な笑み浮かべる。心底うれしそうだ。
「フフフ、いい返事ね。いい子よ、イッセー。いいわ、私があなたを男にしてあげるわ」
部長の指がイッセーのあごをなでる。
お、お姉さま! イッセーのお姉さまだ!
この人のもとでイッセーは悪魔として覚醒する! いや、成り上がる!
いいじゃないか!
どうせ、人間には戻れないんでしょう? なら、このまま突き進むだけだ!
以外にもすんなり状況を受け入れてしまうイッセーがいた。
バカらしいかもしれないが、まあ、そういうこともあるんじゃないだろうか。と納得してみる。
というよりも、それ以上にスケベ根性が機能全開だった。
テンションが無駄に上がっていたせいもあるだろう。
エロで動く男子で良かった!
うじうじと自分の新たな世界を思いなおすよりもいまを生きてやろうじゃないか!
「ハーレム王に俺はなるっ!」
「じゃあ、俺は史上最強の
「ありがとうね子猫ちゃん」カイトは子猫ちゃんの頭を優しく撫でた。
「カイト先輩の撫で方好きです」
冷静にこのときを振り返ってみれば、イッセーは部長の魔力とやらに脳をやられていたのだと思う。
ま、それでもいいかな。
ハーレムだもんな。ハーレム作れるって、やっぱりスゴイよ。
こうして、イッセーはオカルト研究部の末席に名を