ハイスクールD×Dエクリプスゼロ   作:ゼロS

35 / 37
第34話悪魔、初仕事3

「撃てるもんなら撃ってみろってんだ! ドラグ・ソボール世代をなめるなよ。僕らが小学生の頃はね、毎週月曜日になったら学校の休み時間はドラゴン波さ。豪気玉を作るため、地球上の豪気だって無駄に集めた。なめるなよ、僕らの世代を!」

「うるさいっスよ! 直撃世代がなんだってんだ! 俺だって、全巻持ってんぞ! 特装版だって全巻初版で買ったわ! 悪友と公園で『気で探るかくれんぼ』ぐらいやったっつーの!」

売り言葉に買い言葉。

しかし、イッセーはキレたよ! あー、ぶちギレさ!

ならば、見せてやろう! 兵藤 一誠、渾身のドラゴン波!

神器(セイクリッド・ギア)を発動させる!

まずは目をつぶり、左腕を上にあげた。頭のなかで空孫悟を思い浮かべて………腕を下げながら、ドラゴン波のポーズを取る。

気合いを入れろ! くそ! 直撃世代、見てろよ! これがイッセーの渾身の一撃だッ!

「ドラゴン波ぁぁぁぁっ!」

カッ! 瞬間、左腕が光だす!

赤い籠手の神器が形成されていき、イッセーの左腕に装着された。

どうだ! これがイッセーの神器だ!

ぶわっ。

外では赤い光だした。

「馬鹿イッセーなぜ神器を発動する必要性あるのか?」

と呟いていた。

見返してやったと思い、森沢さんのほうを向くと彼は号泣していた。

本棚から、ドラグ・ソボール一巻を取り出してきた。

イッセーの手を取ると、熱い握手する。

「語ろうかッッ!」

ぶわっ。

イッセーの目からも熱い涙が溢れ出す。

その一言で十分だった。ドラグ・ソボールファンにとってこれ以上ない言葉だ。

「ええ。語りましょうッッ!」

長い夜が始まった。

この時のイッセーはのちの後あんな事になることいまのイッセーには理解できない。

「ハハハ。僕も思うよ。デルの声優さんは老本さんで本当によかった」

「ですよね。『これだ!』って思えますものね」

漫画を手に取りながら、二人で談笑すること二時間。

会話は進み、イッセーたちは歳の差をものともしない友達になっていた。

ふふふ。あんなに初見は最悪の印象だったのに、なかなかどうして、話してみるとこんなにも相性バッチリじゃないか。

「よーし、僕ってば、キミで契約とってみようかなー?」

「よっ! 大統領! ご使命ありがとうございます!」

よし! よしよしよしよし!

なんだかんだで初契約ゲットだぜ!

これから出世街道驀心してやる! イッセーの伝説が始まるんだ!

「定番だけど、お金持ちはダメかな?」

なるほど。それはメジャーで王道な望みだ。

「わかりました。ちょっと調べてみます」

イッセーは悪魔専用の携帯機器に電源を入れて、手早く操作する。

事柄を記入したら、答えが表示された。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。