私立騎王学園。
俺の通う高校だ。
現在は共学だが、数年前まで女子高だったせいか、男子よりも女子の割合が多い。
学年が下がるごとに男子の比率は上がるが、それでもやはり全体的に女子が多かった。
二年生である俺のクラスでも男女比は、三対七だ。三年生だと二対八。
発言力もいまだ女子のほうが圧倒的に強く、生徒会も女性のほうが多くて、生徒会長も女性だ。
男子が強く出られない校風だが、父親に強制された単純な話だ。
楽な試練を突破してきたのもすべては俺の自由為にだ。
ただそれだけのために、俺は現在この学園に通っていた。
何が悪い!
自分の自由為にいて悪い!
俺の人生だ! 誰にも文句を言わせない!俺はこの学校で新しい仲間を探すのが俺が入学した目的だ。
だがよく声かけられるのは一般的な人間の身だ。
イッセーが頭かきながら考えているのを見てカイトの席はイッセーの隣の席だ。
「よー、心の友よ。とクソイケメンヤロウ貸したDVDはどうだった?エロかっただろ?」
声をかけてきたのは丸刈り頭のイッセーの友人その一松田。見た目、爽やかなスポーツ少年に見えるが、日常的にセクハラ言葉が出る変態だ。
中学時代様々な記憶を塗り替えてきたほどのスポーツ少年だが、所属している部は写真部。レンズを通して女子高生のすべてを撮影したいという下心全開だ。
別名『エロ坊主』、『セクハラパパラッチ』。「ふっ……今朝は風が強かったな。おかげで朝から女子高校生のパンチラが拝めたぜ」
「そんなアホな事言うからモテないと思うが?」
「本当にモテると思うが?」
カイトは一瞬考えたが無視した。
「おい無視すんな」イッセー、松田が一声に突っ込みいれたがカイトは無視続ける。
キザ男のように格好つけているメガネが友人その二である元浜だ。メガネを通して女子の体型を数値化できる特殊能力を持つ。メガネを取ると戦闘力が激減する特異体質だ。
こちらの別名は『エロメガネ』、『スリーサイズスカウター』。
イッセーの悪友二人だった。
イッセー入れて三バカトリオと俺はそう呼んでいる。
「いいもん手に入ったぞ」
松田が自分の鞄を開けて、惜しげもなくイッセーの机の上に鞄の中身を置いていく。