ラブライブ!サンシャイン!!~もう一度輝くために~ 作:マッシブ
皆さんお待たせしました!あっ……誰も待っていないか……。
この物語の醍醐味、野球の世界を遂に取り入れます!
では第12話スタート。
夜空「静真高校……。ここだな」
翌日、鞠莉から言われたように静真高校にやってきた夜空。
中に入るとどこからか声が聞こえてくる。
夜空「向こうからだ」
夜空は声のする方へ向かった。
“サッコーイ!オーイ!”
夜空「やっているじゃん」
向かった先は静真高校のグラウンド。
そこには野球部が熱心に練習していた。
夜空「声……掛けに行くか」
グラウンドに一礼して入る。
すると。
「あの!」
夜空「ん?」
グラウンドに入った夜空を見かけた茶髪でポニーテールの女の子が話しかけてきた。
「もしかして今日うちに来るって言う浦の星からの入部希望者って方ですか?」
夜空「はい、そうですが」
「やっぱり!それじゃあ私に着いてきて来て下さい!」
夜空「えっ?ちょっと……」
高松「あ!まだ私名前言ってませんでしたね!私は高松桜(タカマツサクラ)って言います!高校1年生でマネージャーやってます!」
夜空「いや……そうじゃなくて……俺まだ心の準備が……」
高松「それじゃ!行きましょう!」
夜空「人の話を聞けえええ!!」
腕を捕まれた夜空。
ってかこの人……何気に力が強い!
話が全然聞いてもらえず、夜空はそのまま引っ張られて行った。
「…………」
「どうした?」
「何か走っているわ」
「何ってありゃ桜ちゃんじゃないか」
「後ろに誰かいる」
「あ?後ろだぁ?本当だ」
「引っ張られてるね」
「監督の所に向かってますね」
「あれじゃないか?統廃合予定の浦の星から来る入部希望者っての」
「マジ?あいつが?」
その様子は練習中の部員達からの注目の的だった。
高松「監督!入部希望の浦の星の生徒さんを連れてきました!」
「おっ、ご苦労様」
夜空「ハァ……ハァ……」
監督の元に強引に連れてこられた夜空は息切れを繰り返していた。
真島「さてと……初めまして。俺が静真野球部の顧問、真島だ。君の話は小原理事長から聞いている。このチームは過去に夏1回、春1回と甲子園に出場しているが今回の夏の大会は惜しくも準優勝で終わってしまって甲子園を逃し3年生が引退、新チームが始動している。軽い自己紹介をこの後のミーティングで行うからすぐに着替えて俺の元に来てくれ、いいな」
夜空「はい!」
真島「高松、皆を集めてくれ」
高松「はい!」
夜空は部室に入り、練習着に着替えた。
真島「全員集合したな。皆は統廃合のことは知ってるな?知らないやつはいないな。実はその統廃合予定の学校から1人、新たに加わることになった。それじゃ、前に出て自己紹介をしてくれ」
夜空「浦の星女学院から来ました、望月夜空です。右投左打、ポジションはピッチャーですが今は訳ありで上手く投げることが出来ません。なのでしばらく打者の方を希望します。よろしくお願いします」
夜空の自己紹介が終わった後、拍手に包まれた。
真島「よし、練習再開だ。ノックの準備をしろ」
『はい!』
真島「次、望月!ファースト入ってみろ!」
おっ?俺の番か。
ここまで内野一巡としてノックを見ていたけどこのチームの守備は全体的に固いな。
特にショートとセカンド。
まずセンター前に抜けるのはまず無いな。
おっと、俺の番だっけ。
俺は一塁をを守っていた選手からミットを借りる。
夜空「よっしゃ!来い!」
真島がボールを握り準備する。
真島「行くぞ!」
鋭い打球が夜空の右へ飛ぶ。
素早く正面に移動し、捕球。
次は一塁線。
横飛びでミットに納める。
リズムよくボールを捕球していく。
イレギュラーやイージーな打球も何のその。
夜空のミットへ飛び込んでいった。
「へぇ~やるじゃん。あいつ」
「なかなかセンスあるじゃん!面白ぇ!」
セカンドとショートを守っていたチームメイトが夜空のプレーを見て歓喜していた。
真島「ノックの次はバッティング!実戦を意識してやるように!」
『はい!』
真島「次、望月!」
夜空「はい!」
レギュラー陣がある程度打ち終わった後、最後に夜空が呼ばれた。
夜空は打席に入る。
「さて、バッティングの方は如何程かな」
チームメイトが見ているなか、ピッチャーが振りかぶって投げる。
夜空は充分にボールを引き付け、振り抜いた。
振り抜いた打球はライトの頭上を大きく越える。
2球目、3球目と夜空の打球は続けざまに外野を破った。
「ほぉ~。飛ぶね~」
「おいゴラァ!飛ばしすぎだ!」
外野のボール処理が忙しく大変のようだ。
練習が終わり、室内練習場の中ではチームメイトの自己紹介が始まっていた。
寺田「まずは2年からだな。俺はキャプテンの寺田守。ポジションはキャッチャーだ。わからないことがあれば何でも聞いてほしい」
胸をドンと叩く寺田。
倉本「次は俺!倉本和希だ!ポジションはショート!」
小宮「小宮涼真。ポジションはセカンド」
ニコッとする小宮。
何か怖い……。
伊藤「おう!俺は伊藤純だ!ポジションはセンター!てめえ練習手ェ抜いたらブッ飛ばすからな!」
寺田「純は口悪いが本当はいいやつなんだ。あまり気にしないでくれ」
目付きと口悪いがアイドル好きの副キャプテン伊藤。
田島「次俺!俺は田島聡!ポジションはサードだ!楽しく行こうぜ!なっ!」
ハッハッハと背中をバシバシと叩いてくる。
テンション高いな……。
大槻「大槻拓海。ピッチャーだよ。よろしくね」
なんか不思議な雰囲気を感じるな。
赤田「赤田将吾。ポジションは拓と同じピッチャー」
高田「同じくピッチャー、高田健人。俺はサウスポーだ」
大槻「将ちゃんは頼れるもう1人のエース、健ちゃんは左バッターを得意とする左キラーだから仲良くしてね」
大槻に言われた2人は照れていた。
俺は何も見ていないぞ……。男の照れ顔なんて。
茂木「茂木祐二郎だ。俺は主に代打として試合に出ている」
牧野「牧野忍。俺は代走、守備固めとして試合に貢献している。よろしくな」
村田「村田薫。マネージャーやっているわ。よろしく」
代打の茂木、代走、守備固めの牧野。
そして眼鏡をかけた黒髪ロングでナイスバディのインテリマネージャー村田薫。
2年生の紹介が終わり、次は1年生。
日向「日向咲也です!ポジションはレフトです!自分はレギュラーやってますがまだまだ実力が足りないので日々練習を心掛けてます!」
練習熱心、ラッキーボーイ的存在の日向。
平林「平林雄介です。ポジションはライト。自分こんな体格ですが身長の高い人や図体がデカい人には負けません。よろしくお願いします」
小柄だが打席に立つと怖い9番バッター平林。
小松原「小松原稔です。ポジションはピッチャー。先輩の後を主に託されてます……。」
クローザーを任されている小松原。
皆から困った時はコマツバーラって言ってるらしい。
中田「中田寿樹っす。ポジションはファースト。望月さんに負ける気はほとんどないです。俺がファーストのレギュラーの座を守ります」
競争心が高まるライバル中田。
絶対に負けられないファーストのレギュラー争いが始まるのか。
塩見「塩見竜也!ポジションは外野!バビューンと走って、バシッと捕って、カキンって打つのが得意!」
こいつは何をいってんだろうか……。
戸田「戸田郁です。キャッチャーやってます。1年を纏めることを任されてます」
改めて、キャッチャーは色々大変なんだなと思った。
寺田「以上がうちの仲間達だ!これからよろしくな!」
夜空は歓迎され、今日の練習は場を収め、終了した。
家に帰った俺はシャワーを浴びてご飯を食べ、部屋に戻ってベッドにダイブした。
あー……疲れた。
すると。
~♪
俺のスマホから着信が。
誰だよこんな時に
画面には桜内梨子と書いてあった。
夜空「もしもし?」
梨子「あっ?夜空くん。今大丈夫?」
夜空「どうした梨子。こんな時間に」
梨子「あのね、今週末沼津で夏祭りが行われるんだけど……夜空くん忙しくなければAqours皆と一緒に行かないかなって……」
花火大会……もうそんな時期か。
夜空「いいよ」
梨子「本当?」
夜空「うん。待ち合わせは……千歌の家近くのバス停でいいな?」
梨子「あっ……うん」
夜空「了解。じゃあ明日な」
そう言って電話を切り、夜空は疲れがピークになり、眠りついた。
選手達の個性はたた色々ありますからね。
遂に野球の話を取り入れましたが、次はちょっと夏らしい要素を入れようかなと。
皆さん、夏といえばなんでしょうか。
おっと、これじゃネタバレになってしまう。
ではまた次回お会いしましょう。