ラブライブ!サンシャイン!!~もう一度輝くために~   作:マッシブ

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皆さんは夏と言えば何を思い浮かべるでしょうか。

地元に帰省し、お盆のお墓参り。

海での海水浴や山でのキャンプ。

プールやお祭りなど友達や家族、そしてカップルで楽しむことが盛り沢山ありますね。

なのに……私は1人だし……仕事もありますし……。

リア充満喫している人達が羨ましいです。

それでは13話、どうぞ。


第13話

沼津の夏祭り当日の夕方。

練習を終えた俺は部屋で夏祭りに行く準備をしていた。

 

 

加美奈「夜空」

 

 

夜空「ん?」

 

 

準備の途中、部屋に入ってきた加美奈姉に声を掛けられた。

 

 

夜空「どしたの?俺そろそろ行かないとならないんだけど」

 

 

加美奈「あんた今日夏祭り行くのにそんな格好で行くの?」

 

 

加美奈姉が気にしたのは俺の服装。

その時の俺の服装はジャージだ。

動きやすいし。

 

 

夜空「いや流石にさ、男で浴衣着てくる人なんて相当いないよ?」

 

 

着てくる人って大抵友達同士や家族連れ、そしてカップルばっかだし。

 

 

加美奈「何あんた……もしかして……皆に浴衣見られるの恥ずかしいの?w」

 

 

夜空「なっ!?」

 

 

加美奈「ふーんw。そうなんだ~恥ずかしいんだ~」

 

 

今の発言ちょっとムカついた……。

確かに梨子達に見られるのはちょっと恥ずいがそこまで言われたら……!

 

 

夜空「わーったよ!!着ればいんだろ!着れば!」

 

 

加美奈「(うわ……チョロ……)。はいはい姉ちゃんが着こなし手伝ってあげるから落ち着きなさいな(  ̄ー ̄)ノ」

 

 

その顔腹立つからやめろ!

でも逆らえないから俺は加美奈姉の言うことを聞くことに。

 

 

夜空「うーん……やっぱ馴染まないな……」

 

 

加美奈「何言ってんの。よく似合ってるよ」

 

 

俺が着た浴衣は黒色のシンプルな浴衣。

流石に高校生になってまで浴衣を着るとは予想もしてなかったけど……まぁ加美奈姉が満足そうだからいいか。

 

 

加美奈「ほらほら!梨子ちゃん達待たせているんでしょ?早く行きなさい!」

 

 

夜空「はいはい。行ってきまーす」

 

 

加美奈姉に急かされながらも俺は千歌の家へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果南「おっ、来た来た」

 

 

千歌「おーい!夜くーん!」

 

 

十千万前に近づくと千歌が手を振っていた。その近くに果南姉もいる。

 

 

夜空「ごめんごめん。遅くなったか?」

 

 

果南「全然。私も今来たばっか」

 

 

夜空「梨子は?」

 

 

千歌「もうすぐ来るって行ってたけど……」

 

 

梨子「お待たせ~」

 

 

おっ?噂すれば。

梨子が駈け足で向かってきた。

 

 

梨子「きゃっ……!」

 

 

夜空「……!」

 

 

危ない!

俺は躓いて転びそうになったところを抱き抱えるように受け止めた。

 

 

夜空「ふぅ……危なかった……。大丈夫か?」

 

 

梨子「う……うん……。ありがとう///」

 

 

良かった……梨子に怪我なくて。

怪我したらピアノどころかライブにも影響出てしまうからね。

しかし……よーく見ていると今日の梨子……一言で言うと……綺麗だ。

ピンク色で花柄をモチーフにした浴衣にいつもと違う髪型をして花簪を翳している……。

 

 

梨子「あの……夜空くん……。そろそろ……離してくれないかな……///」

 

 

夜空「あっ!わっ……悪い!///」

 

 

梨子「もう……///」

 

 

ヤバいヤバい……完全に見惚れていた……。

 

 

果南「…………」

 

 

千歌「果南ちゃん?」

 

 

果南「はっ!なっ何?千歌」

 

 

千歌「いや……何かボーっとしてたから……」

 

 

果南「なっ何でもないよ!(何今の……。もしかして私……。いやないない……。私が夜空のこと……)

 

 

美渡「何やってんだー?早く乗りなー」

 

 

美渡さんの車に乗り、俺達は夏祭りの会場へ向かった。

車の中、隣に座ってた梨子とはさっきのこともあって顔を向けることは出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「おーい!」

 

 

俺達が到着した頃、曜が手を振って呼んでいた。

曜の近くにはAqoursのメンバーも浴衣を着て待っていた。

 

 

ダイヤ「5分遅刻ですわよ?」

 

 

果南「ごめんごめん」

 

 

梨子「曜ちゃん衣装持ってきた?」

 

 

曜「もっちろん!ちゃんと準備完了であります!」

 

 

ビシッと敬礼する曜。

ん?なぜに衣装なの?

 

 

夜空「なぁ、何で衣装なんてあるんだ?」

 

 

梨子「えっ?千歌ちゃん夜空くんにはあのこと言ったの?」

 

 

千歌「あっ……忘れてた……」

 

 

えへへと笑う千歌に梨子は呆れてため息を吐いた。

 

 

梨子「えっとね、今日の夜に花火が打ち上がるの。それに合わせるように私達Aqoursはライブをするの」

 

 

果南「そう。私達9人がね」

 

 

果南姉の9人って言葉に力が入ってる……。

 

 

鞠莉「私、ダイヤ、果南は夜が東京に行った後……学校を救う為、スクールアイドルを始めた」

 

 

ダイヤ「だが……私達は多くの挫折に満ち、意見がぶつかり合い、スクールアイドルをやめてしまった」

 

 

果南「だけどそれをもう一度繋げてくれたのは千歌達だった」

 

 

鞠莉「チカっちがあの時導いてくれなかったら今の私達はここにいないわ」

 

 

ダイヤ「だから今度は3人だけではなく……9人で最高のライブを!」

 

 

9人でライブを……か。

 

 

果南「だから夜空、これから輝き始めるAqoursを!」

 

 

ダイヤ「これからも見守ってくださいね」

 

 

夜空「もちろんだよ」

 

 

鞠莉「よーし!ライブ始まるまで夏祭りをエンジョイしましょー!」

 

 

花丸「焼きそばにお好み焼きに焼きとうもろこし……」

 

 

善子「あんた食べることばっかじゃない!」

 

 

ルビィ「あはは……ライブあるから程々にね」

 

 

曜「ねぇねぇ夜くん」

 

 

曜が話しかけてきた。

 

 

夜空「どうした曜」

 

 

曜「今日の私の浴衣どうかな……?」

 

 

曜は水色とアサガオをモチーフにした浴衣を靡かせ、くるりと1周する。

 

 

夜空「よく似合ってるよ。水色が曜にあってる感じかな」

 

 

曜「えへへ///ありがと♪」

 

 

ルビィ「夜空お兄ちゃん!ルビィは!?」

 

 

夜空「おっと……」

 

 

曜と話しているとルビィちゃんが俺に飛び込んできた。

ルビィちゃんはピンク色の浴衣をしてダブルお団子ヘアー、とても似合ってる。

 

 

夜空「何かいつもと違うルビィちゃんを見てる感じする」

 

 

ルビィ「それってルビィは少し成長したってことかな」

 

 

夜空「そうそう」

 

 

ルビィ「うゅ♪」

 

 

俺はルビィちゃんの頭を撫でた。

撫でられたルビィちゃんは嬉しそうだ。

しかし……。

 

 

梨子・善子「(ずるい……)」

 

 

花丸・鞠莉「(羨ましい……)」

 

 

見ていた4人は嫉妬心を燃やしていた。

俺は全く気づかなかった。

 

 

この後、俺たちは祭りを楽しんで回っていった。

ちょうどいい時間……そろそろライブの時間かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「さぁ今!全力で漕ぎだそう!新しいAqoursの輝く航海へ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「Aqours!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『サーンシャイーン!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪~未熟DREAMER

 

 

 

 

 

夜空「…………」

 

 

どんな未来かは誰もまだしらない……か。

確かにその通りだ。

俺もイップスと言われても諦めず、前向いてやっと野球部に入れた。

皆のおかげで……俺にも少しずつ光が見えてた。

今は野手としてだけどいずれ必ずピッチャーとしてもう一度グラウンドに立つ。

それが俺の目指す輝きなんだ……。

 

 

夜空「輝いてるよ……皆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブ終了後、俺はステージ裏へ。

Aqoursの関係者ですっていったらあっさりと通してくれた。

そんなんでいいのかと思って進んでいると。

 

 

夜空「おっ?」

 

 

そこに見えるのは善子じゃないか?

皆より早く着替え終わったのかな。

 

 

夜空「善子!」

 

 

善子「ヨハネ!ってムーンじゃない……」

 

 

夜空「何してんだよこんなところで」

 

 

善子「着替え……早く終わったから皆を待っているとこよ」

 

 

夜空「そうか。じゃあ一緒に待とう」

 

 

俺は善子と一緒に他のメンバーを待つことに。

 

 

善子「ねぇ……ムーン」

 

 

夜空「ん?」

 

 

善子「この前は……ごめんなさい……」

 

 

夜空「えっ……?」

 

 

善子「リリーから全て聞いたわ。あの時何も知らないであのようなことして……本当にごめんなさい!」

 

 

俺が倒れたこと……まだ気にしていたのか……。

大切な後輩に心配かけちゃったな。

俺は善子のお団子を掴んだ。

 

 

夜空「別に気にしてないよ。あの時善子は何も知らなかったんだ。だからお前に罪はないよ」

 

 

善子「でも罪を犯した堕天使は悪魔の世界から追放……」

 

 

夜空「だから気にすんなよ!お前のせいじゃないって!」

 

 

善子「でも……でも!」

 

 

夜空「あー!もう!じゃあこうしよう!」

 

 

俺は善子の顔の前に現れ、鼻に人差し指を置く。

 

 

夜空「これからも俺を応援し続けるって契約を結んでくれたら……許してやるよ♪」

 

 

善子「なっ////」

 

 

いきなり大胆なことに対して善子は顔真っ赤に。

 

 

善子「バーーーカーーー!!」

 

 

叫び声がお祭り会場に響き渡って俺達の夏祭りは幕を閉じた。




皆さん、お祭りにいく際は非常に混雑していますのでくれぐれも持ち物の管理や蝦に気をつけるようお願いします


次からはやっとアニメ本編に入ります。
そこに色々野球要素入れますので下手ですが温かい目でご覧ください
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