ラブライブ!サンシャイン!!~もう一度輝くために~   作:マッシブ

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更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

リアルが忙しいのと自分の実力不足で不定期更新になりますがこれからもよろしくお願いします

では第3話をどうぞ。


第3話

加美奈姉に封書を受け取った俺は階段を上がり、部屋に入った。

 

 

夜空「えーっとハサミハサミーっと、あった」

 

 

机の引き出しからハサミを取り出し、封書を切り始める。

封書に入っていたのは1枚のプリント用紙。

用紙にはこう書かれていた。

 

 

“望月夜空様”

この度、貴方様を浦の星女学院共学テスト生として転入学させることを承認致します。また手続き等に関しましては詳細を良くご確認の上、等学院の方へお越しくださるようよろしくお願い致します。

 

 

差出人の名前は……。

 

 

夜空「!!」

 

 

なっ……なんで……。

 

 

浦の星女学院理事長 小原鞠莉。

 

 

夜空「なんで鞠莉姉から……」

 

 

♪~

 

 

夜空「!」

 

 

俺の携帯の着信音がなる。

電話主は父さんだった。

 

 

夜空「もしもし」

 

 

夜空父「おお、夜空か。その様だともう聞かなくてもいいようだな」

 

 

夜空「どういうこと?」

 

 

夜空父「いやー父さんのプレゼンに評価をくれた偉い社長さんが息子さんどうですかって推薦が来たんだよ。プレゼンが成功したのはその人のおかげだからなかなか断れなくてな」

 

 

はっはっはと電話越しで笑う父さん。

このお人好しが……。

 

 

夜空父「手続き等に関してはもう話してあるみたいだから明日行って確かめてくるといいぞ。それじゃあ、父さんは戻るからな。女子校だからってあまり羽目を外すんじゃないぞ!」

 

 

そう言い、電話が切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加美奈「なるほど。浦女の転入案内だったのね」

 

 

俺はその後封書の確認したこと、父さんとの電話のことを加美奈姉に話した。

 

 

加美奈「話によるとね、浦女は年々生徒の数が減ってきているみたいなの。それで学院側は共学を考えているみたいなんだって」

 

 

そういい、加美奈姉は紅茶を飲む。

しかし、驚いたのは鞠莉姉が浦女の理事長ってことだ。

多分お金の力なんだよな。

 

 

加美奈「それで、どうするの?この辺だとあんたが入る学校は浦女しかないわよ?」

 

 

夜空「えっ、そうなの?」

 

 

加美奈「内浦は田舎町、通える学校もあまりない。仮に浦女に入学したらあんたはもう野球どころか甲子園にも行けないのよ?それでもいいの?」

 

 

浦女に入れば野球はできない。

その言葉が頭を過る。

 

 

夜空「…………」

 

 

俺は黙ってしまった。

数秒後、口を開く。

 

 

夜空「俺、浦女に行く」

 

 

加美奈「…………。いいの?」

 

 

夜空「うん」

 

 

その理由は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“しばらく野球から離れて平凡な学校生活を送りたい。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という答えだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は~浦の星女学院前~浦の星女学院前~。

 

 

夜空「ん。着いた」

 

 

翌日、俺は手続きを済ませるため浦女行きのバスに乗って向かっていた。

バスを下り、学院へと続く坂道を登っていく。もちろんトレーニングしているので下半身に負担はない。

ってかこの坂道、ダッシュトレーニングに最適だな。

 

 

登りきり、校門前に着く。

しかし、校門前には人の気配がない。

 

 

夜空「しばらく待つか」

 

 

俺はしばらく校門前で待つことにした。

 

 

数分後。

 

 

「お待たせしました」

 

 

声が聞こえた。

しかし聞いたことある声だな。

 

 

振り向くとそこには見覚えある人の姿が。

 

 

夜空「ダイヤさん……」

 

 

ダイヤ「あら?なぜ私の名を……って夜空さん!?」

 

 

夜空「やっぱりダイヤさんだ。久しぶりですね」

 

 

その人は黒澤ダイヤさん。

昔、受験勉強などで世話になった頼れるお姉さんみたいな存在の人だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「転入する生徒って夜空さんのことでしたのね」

 

 

夜空「びっくりしました?」

 

 

ダイヤ「それはそうでしょう。鞠莉さんから男子生徒が転入してくるしか聞いていませんでしたので」

 

 

現在、俺はダイヤさんに連れられ、生徒会室に向かっている。

しかしダイヤさん、昔よりスラッとしてなんていうか……。

 

 

夜空「綺麗……」

 

 

ダイヤ「えっ?」

 

 

夜空「はっ……!」

 

 

ヤバい……。声に出してしまった……。

 

 

ダイヤ「////」

 

 

ダイヤさん顔真っ赤にしてホクロ掻いているよ……。

 

 

ダイヤ「はっ……はい!生徒会室に着きましたよ」

 

 

なんやかんやで生徒会室に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「はい、これで手続きは以上になります。明日から貴方は本校の生徒です。くれぐれも本校の名を汚さない様によろしくお願いしますね」

 

 

夜空「ありがとうございました」

 

 

手続きが終わり、俺は帰ろうとする。

 

 

ダイヤ「あっ、夜空さん」

 

 

突然ダイヤさんが呼び止める。

 

 

ダイヤ「その……浦の星に入ってくれたのは良いのですが……夜空さん、貴方野球はどうするのですか?」

 

 

やっぱり聞いてきたか……。

 

 

夜空「いいんです。俺、しばらく野球から離れようと思っていますので」

 

 

ダイヤ「でも、あんなに頑張って努力して東京の強豪に入れたのに……」

 

 

夜空「失礼します。さようなら」

 

 

ダイヤ「夜空さん!」

 

 

ダイヤさんは再び呼び止めるが俺は生徒会室を退室した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜空「…………」

 

 

バスが走る中、俺は先程のことを思い出していた。

 

 

ダイヤさんの言葉。

 

 

“夜空さん貴方野球はどうするのですか?”

 

 

加美奈姉の言葉。

 

 

“浦女に入れば野球どころか甲子園にも行けないのよ?”

 

 

夜空「くそっ……。どいつもこいつも野球野球って……。俺は今、怖くて投げられないのに……」

 

 

窓を眺め、歯を食い縛りながら俺はバスに揺れ、家へと帰っていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ダイヤさん出てきましたね。
鞠莉は名前だけですが。

次回、浦の星登校。

よっしゃ、頑張ろ。
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