ラブライブ!サンシャイン!!~もう一度輝くために~ 作:マッシブ
泣いたり盛り上がったりで本当にヤバかった……。
マジ杏ちゃん凄いわ……。
しかも気づいたらUA1300越えていました!
こんな下手クソな物語を見てくれて本当にありがとうございます!
前回のあらすじ
梨子の提案で学校を案内してもらうことになった夜空。
梨子は学校を案内しながらも夜空に本音を聞き出そうと思っていた。
第6話、スタート。
俺は梨子の提案により学校を案内してもらうことになった。
夜空「こうやって梨子と一緒に歩いたりするのって東京にいたとき以来だな」
梨子「そうね。私と夜空くんの学校とそんなに距離なかったもんね」
俺と梨子は東京にいた時の話をしながら校舎内を歩いている。
夜空「あっ……」
梨子「どうしたの?」
俺はある教室を見て止まる。
梨子「夜空くん、音楽室を見てどうかした?」
夜空「久しぶりに……梨子の生演奏……聴いてみたいな」
梨子「えっ?////」
夜空「ダメ……かな」
梨子「う……ううん!そんなことないよ!ただ……上手く弾けるかわからないけど……」
夜空「良かった。じゃあ入ろう」
梨子「えっ……!ちょっと!夜空くーん!」
俺と梨子は音楽室へ入って行った。
でも俺達は気づいていなかった。
「リリーが音楽室へ入っていったけど……隣にいた男は誰……?でもなんだか懐かしい波動を感じたような……」
後を誰かに見られていたことを。
夜空「ここが浦の星の音楽室……。風通し良くていいな」
梨子「音楽室っていうのはそういうところよ。夜空くん何聴きたい?出来れば私が弾けるのでお願いね」
夜空「うーん、そうだな~」
悩みに悩む俺。
そうだ、東京にいたとき梨子はこの曲良く俺に弾いてくれていたじゃんか。
夜空「あとひとつ……」
梨子「えっ?」
夜空「東京にいた時、いつも弾いて歌っていてくれた“あとひとつ”って曲が聴きたい」
梨子「…………」
夜空「梨子?」
梨子「フフッ。夜空くんなら絶対この曲だろうと思った。この曲本当に好きだったもんね」
梨子はピアノの椅子に座り込み、鍵盤に手を添える。
梨子「それでは聴いてください。“あとひとつ”」
一呼吸置き、梨子の演奏が始まった。
~♪
梨子のピアノと向き合っている姿を見ていると様になっているなって本当に思う。東京にいた時よりも遥かに。そして芯のある歌声。梨子にはこういうのも隠し持っていたんだな。凄いや。
演奏と歌声を聴いているとなんだか今までの自分を思い出してくる。
野球を始めた頃の自分。中学で優勝した時の自分。高校で大会に負け、悔し涙を流した自分。
そして……。
投げることが怖くなってしまった自分……。
演奏がクライマックスになってきた時、異変が起きる。
ポロッ……。
えっ……なんで……。
なんで涙が出てんだよ……。
なんで止まんないんだよ……。
涙が出て来てしまった俺。
すると演奏終えた梨子が駆け寄ってきた。
梨子「はい」
梨子はハンカチを渡す。
梨子「夜空くん……。泣いていいんだよ……?あれから辛かったんだよね?野球やるの辛かったんだよね?」
泣きながら頷く俺。
梨子「だったら今いっぱい泣いていいんだよ。そして全て泣き終わったら私に話して?大会が終わった後、何があったのか……」
俺はうん……うん……って言いながらも泣いた。
自分が自分でなくなるくらい泣き乱れた。
そして泣いている人物がもう一人。
「ぐすっ……。ううっ……。まさかあの人が浦の星に転入してきたなんて……」
その人物は泣きながらそそくさと行ってしまった。
梨子「どう?落ち着いた?」
夜空「うん……。その……ごめんな……。恥ずかしいところ見せて」
梨子「ううん、気にしないで」
夜空「じゃあ、行こっ「待って!」え?」
梨子「何行こうとしてるの?夜空くん」
夜空「えっ……終わったから戻ろうかなって……」
梨子「話はまだ終わってないわよ?」
夜空「いやもう話なんてないでしょ……」
梨子「泣き終わったら話してって私言ったわよ?」
夜空「……!」
梨子「夜空くん……何か悩んでいるんじゃないの?」
ぐいぐいと俺の胸のつっかえに迫ってくる梨子。
梨子「あの大会が終わった後……何かあったんでしょ?」
夜空「…………」
そこまで核心突かれてきてるのか。
じゃあもう隠すこともないな。
夜空「本当……梨子には参るよ……。わかった、話すよ。あの後、俺に何があったのかを」
そして俺は梨子に全て話し、打ち明けた。
大会の後に起きた俺の異変全てを。
梨子「イップス……」
夜空「佐藤先生はそう言っていたんだけど俺個人も正直わかっていないんだ」
梨子「テレビで見たことあるわ。アスリートにおけるスポーツ障害で思い通りの行動が出来なくなるって……。詳しくはわからないけど……」
夜空「あれから投げることができない状況になってしまってな……」
梨子「そうだったんだ……。ありがと、話してくれて」
夜空「いや、逆に話聞いてくれてありがとな」
梨子「いいえ。夜空くん、私がなぜ“あとひとつ”を演奏だけではなく歌ったと思う?」
演奏だけではなく歌った理由か。
何かあったのかな。
梨子「歌詞にね、“僕は信じているから、君も諦めないでいて”ってのがあるの。これを私から言いたかったんだ」
すると梨子が俺の手を握る。
梨子「私、信じているから。もう一度、夜空くんが野球やっている姿を見れることを。夜空くんのことずっとこれからも応援してるから……。だから……野球やめるなんて言わないで!それだけ約束して!」
梨子は涙目にもなりながら俺に言ってきた。
野球やめるな……か。
まだこんな俺にもチャンスがあるのかな……。
ならそれに賭けてみるか……。
梨子「ふぇ……///」
俺は梨子の涙をそっと拭き取った。
夜空「ありがとな梨子。お前のおかげで少しだけ勇気が出てきたよ。少しずつだけど前に進もうと思う」
梨子「良かった……。少しだけど夜空くんの表情変わって見えるよ」
夜空「そうか?ってか結構長居しちゃったな。そろそろ行こうか」
梨子「うん♪」
俺と梨子は音楽室を後にし、教室へと戻って行った。
戻ったと同時に俺らは千歌と曜に質問攻めにあっていた。
後日の話になるが俺の異変はAqours全員に知れ渡ることは遅くはない話だった。
はい主人公泣きましたね。
そして本音を聞き出した梨子は夜空を信じることに。
信じている人がいるのって羨ましいことですね。