ガンゲイル・オンライン
ラーアトンとの激闘の末、勝利し、異世界に飛んだ時に会ったカザナギが読んでいた新聞が発端である。カザナギが読んでいたのは、ガンゲイル・オンライン、通称"GGO"の新聞である。それを見ていたカザナギがキリトにイベントの記事があることを教えた。
カザナギ「なぁ、キリト」
キリト「どうした?」
カザナギ「この記事なんだが…」
キリト「ん?これ、GGOの新聞じゃねえか。おい、シノン」
シノン「どうしたの?」
キリト「このイルーナ世界にGGOの新聞だぞ」
シノン「え!?嘘!?」
キリト「なになに…今回のイベントは第四回スクワット・ジャム開催についてだってよ」
シノン「スクワット・ジャムって言えば、ちょうどBOBの私達を参考に作られたイベントでしょ?」
キリト「あぁ、第一回スクワット・ジャムでは僅か二人のチームが優勝したんだよな」
シノン「よく二人で出たわよね」
キリト「あぁ、アレは六人まで参加できるイベントだからな」
カザナミ「へぇ…」
キリト「カザナミさん、今、出たいとか思いました?」
カザナミ「えぇ、私達なら簡単に優勝できるんじゃないかしら」
シノン「甘いわね。今回だって第一回の優勝チームが出るのよ。簡単にはいかないと思うわ」
カザナミ「じゃあ、最強チーム組んでいいかしら?」
キリト「まぁ、大体は想像つくが…」
カザナミ「キリトとシノンと私でしょ。あと、渚と業。あと一人はk…」
シュウガ「ちょっと待て」
カザナミ「何?文句あるの?」
シュウガ「殺せんせーはチートだろうが」
カザナミ「えぇー、だめ?」
キリト「カザナミさん、殺せんせー以外で頼む」
カザナミ「うーん、じゃあ、リムちゃん」
リム「俺でいいのか?俺、GGOはやったことねぇぞ?」
カザナミ「私だってないわよ」
???「ママ、どこかいくの?」
カザナミ「ウミちゃんはパパとお留守番よ」
ウミ「えぇ〜、ママと行きたいよ〜」
カザナミ「我慢して、帰ってきたら遊んであげるから」
ウミ「ほんとぉ!?やったぁ!絶対だからね!」
キリト「まぁ、ステータスコンバートできるから、多分問題ないだろ」
渚「ステータスコンバートって?」
キリト「あぁ、今のままGGOに参加するが、服装とか何が装備的に適してるかでステータスを変化させるんだが、俺らは不要だ。イルーナ世界のステータスをそのまま移籍させた方がいい」
業「なるほどな。もちろん、これも使えるんだろ?」
キリト「もちろん伝説の武器もGGO仕様に変化するはずだ」
カザナミ「ってことは私はシノンと一緒でスナイパー系統の武器ってことね」
シノン「そうね、撃ち方は私が教えるわ」
カザナミ「よろしく」
キリト「業と渚はいつも通り動いても死なない気がするな…」
業「まぁ、伊達にアサシンやってないよ」
キリト「瑠璃も死なないだろ」
シノン「あ、そういえば、キリト、あんた、あのアバター使うのよね?」
キリト「あぁ、アレが一番戦いやすいしな。シノンだってBOBの時の使うんだろ?」
シノン「当たり前でしょ」
キリト「だけどよ、どうやってGGO行くんだよ」
カザナギ「そこは任せとけって、んじゃ早速行ってきな」
キリト「ちょっ!?」
キリトが何かを言った時にはもう手遅れで、意識が遠のく6人は次に気付いた時にはGGOのエントランスにいた。
シノン「どうやら、無事にGGOに来れたみたいね」
カザナミ「あれ?キリトは?」
キリト「俺はここにいるぜ」
カザナミ「あんた…」
業「あははは…キリト、女装かよ」
キリト「これはれっきとした男性アバターなんだよ」
リム「で、俺と渚は何故か女性アバターか?」
キリト「瑠璃は女じゃねえか」
渚「僕は何故…」
業「あははは…似合ってるからいいじゃん」
渚「よくないよ…」
カザナミ「それにしても、渚と業ってやっぱり、迷彩服似合うわね」
シノン「一応、エントリーしに行くけど、リーダーはどうするの?」
業「まぁ、そこはもちろんカザナミさんで」
キリト「だな」
カザナミ「いいの?」
渚「いいんじゃない」
リム「まぁ、やりたいって言ったのカザナミだしな」
シノン「じゃあ、エントリーしに行くわよ」
キリト「あぁ」
???「あの…」
シノン「え?誰?」
キリト「シノンの知り合いじゃねぇのか?」
シノン「私は知らないわよ」
???「私、LLENNって言います。キリトさんとシノンさんって有名なBOBで共闘した方ですよね?」
キリト「あぁ、そうだな」
シノン「まぁ、あの後、"お土産グレネード"で二人で優勝だったんだけどね」
レン「ここにいるって事は…まさか…」
キリト「あぁ、SJに参加するつもりだ。こいつらとな」
レン「6人チームですか。私達も負けませんからね(見たところ、キリトさんとシノンさん以外、パッとしない感じ)」
シノン「まぁ、リーダーは私達じゃなく、彼女よ」
カザナミ「よろしくね」
レン「よろしくお願いします!(強そうに見えないけど、後ろの銃なんか見たことない)」
???「レンちゃん、なんか楽しそうなことしてるね」
レン「ピトさん」
ピト「私、ピトフーイって言うの、よろしく」
カザナミ「よろしく、エルザさん」
ピト「!?」
レン「え!?ピトさんがエルザさんって、わかるんですか!?」
ピト「レンちゃん、このチーム物凄く強いよ」
レン「そんなに強いですかね?」
ピト「それに見たことない武器まで所持してる。今回のSJで優勝を狙うのは困難かもね」
キリト「(おい、シノン、あのピンクのレンってやつ)」
シノン「(えぇ、第一回優勝者よ)」
キリト「(いきなり厄介な奴に会っちまったな)」
レン「ピトさんも見たことない武器なんだ…」
カザナミ「キリト、演習場で試射するのよね?」
キリト「あぁ、その"エグゼ・スバイド"の威力が楽しみだな」
ピト「(エグゼスバイド?そんな武器は存在しないはず)レンちゃん、見学にいこう」
レン「え?いいんですか!?」
シノン「らしいわよ。いいの?」
カザナミ「まぁ、いいわよ。がっつり警戒してもらうにはもってこいよ」
業「俺らも行こうぜ、渚」
渚「この"ファントム・ブレード"も試したいしね」
ピト「(まただ。知らない名前の武器が出てくる)」
カザナミ「あ、キリトのはなんか変わったの?」
キリト「俺のは"エクセレンティカ"だな」
カザナミ「二刀流なんでしょ?」
キリト「一応な。ただ、片方は普通の無限弾銃だがな」
エントリー後、演習場にて…
『おい、なんだあの集団は』
『第一回優勝のレンがいるぞ』
『BOBの時のコンビもだぞ』
カザナミ「さあて、試射行きますかね」
ジャキン!
レン「(なんだろう…あのライフル、虹色に光ってる)」
ピト「(見ものね…)」
キリト「加減しろよ」
カザナミ「わかってるわよ、誰に言ってんのよ」
シノン「じゃあ、カザナミさん、あの家に向けて撃って」
カザナミ「任せて(照準を合わせて…)」
レン「え?」
ピト「は?」
シノン「発射!」
カザナミ「(撃つ!)」
ドン!!!!!!!!
ズガァァァァァァァァァァァァァアン!!!!
カザナミが撃った銃弾は家を消しとばした。
シノン「あら、威力おかしいわね」
キリト「手加減しろって言ったろ!」
カザナミ「これ、加減難しいのよ!」
レン「あ…ああ…」
ピト「(いや、予想外すぎて、言葉にならないというか、こんなのがキリトさん達のリーダーなの!?)」
『おい、あっちの3人もやばいぞ』
ピト「(そうだった。この3人だけじゃないんだった)いくよ、レンちゃん」
レン「…」
ピト「レンちゃん!」
レン「あ!はい!」
???「あの3人もずば抜けてる」
レン「エムさん」
エム「あの迷彩服の男女なんて動きが早すぎて目で追えん」
レン「そう?私は見えるよ?ギリギリだけど…」
ピト「ねぇ、レンちゃん、戦ってみない?」
レン「え?誰と!?」
ピト「キリトさん達とだよ」
レン「フカさんいないんだよ?」
ピト「じゃあ、3対3なら大丈夫なんじゃない?」
カザナミ「あ!アレ使えるかしら」
キリト「ん?何をだよ」
カザナミ「魂変換よ」
キリト「それは、やめとけ。参加できなくなったら元も子もないんだぞ」
カザナミ「ちぇ…」
ピト「ねぇ、キリトさん」
キリト「なんだ?」
ピト「私達とPvPやらない?」
キリト「カザナミ、お前がリーダーだ。選べ」
カザナミ「3人よね?」
ピト「えぇ、こっちは私とレンちゃんとエムさんよ」
カザナミ「じゃあ、こっちは…」
業「俺らがやる」
渚「あ、僕は渚。こっちは業で、リムね」
リム「よろしくな」
レン「可愛いのにボーイッシュなんだね」
リム「可愛いは余計だ」
カザナミ「可愛いじゃない。違うの?」
リム「好きでこんな格好じゃねえよ」
ピト「フィールドは私達が選択していいのかな?」
カザナミ「問題ないでしょ?業」
業「どこだって、瞬殺だろ」
ピト「言ってくれるね」
レン「じゃあ、砂漠にしましょう」
ピト「エグいね、レンちゃん」
エム「…」
渚「ちょっと作戦会議いいですか?」
ピト「いいわよ、こっちもやるわ」
お互いに作戦会議をすることになった。
渚「さて、業。なんか作戦ある?」
業「まぁ、俺は戦えるなら、最初にあのレンを狩る」
カザナミ「まぁ、見たところあのエムって人はスナイパーね」
リム「あぁ、それは俺も気づいた」
キリト「なぁ、瑠璃」
リム「ん?」
キリト「そのエムなんだが、どっかで聞いたことある声じゃないか?」
リム「え?俺、会ったことあるか?」
キリト「あぁ、あるな」
シノン「私もある?」
キリト「あぁ」
リム「誰だよ」
キリト「ジェネシスだ」
シノン「あぁ〜、あのβプレーのアレね」
リム「あー、いたな、そんなやつ」
シノン「だけど、声が似てるだけでしょ」
キリト「まぁな」
リム「俺は一応、一番動きそうなピトって人とやるわ」
渚「チームワークのカケラもないね…」
業「いいんだよ、渚。渚はあのエムって人を足止めしてくれればいいからさ」
渚「了解」
カザナミ「アンタら余裕なんでしょ?」
業「カザナミさん見ないつもり?」
カザナミ「見る必要ないもの。結果はわかってるから」
カザナミ以外「「「「「(未来見たな…)」」」」」
カザナミ「シノンさん、スナイパーの役割教えてもらえる?」
シノン「えぇ、そのかわり、結果教えてね?」
カザナミ「あ、いいわよ。じゃあ、あっちで」
シノン「わかったわ。じゃあ、キリト、三人をよろしく」
キリト「あぁ、わかった」
カザナミとシノンは別のフロアに向かおうとした時に、カザナミがふと気付いたように戻ってきた。
カザナミ「あ、そうだ、あまり未来に干渉したくないんだけど、業」
業「何?」
カザナミ「アンタ、渚と協力しなさい」
業「なんで?」
カザナミ「負けるわよ?」
渚「え!?」
リム「マジかよ」
業「はぁ?レンってやつがそんなに強いのかよ」
カザナミ「まぁ、伝えたから、頑張ってね」
カザナミは業にそう伝え、別のフロアに入って行った。
業「カザナミさん、伝え方が中途半端!!」
渚「まあまあ、これで警戒はできるんだから」
キリト「だけどよぉ、業が負けるってのは意外だよな」
リム「あぁ、それは思った。俺や渚ならまだ分かる気がするが」
渚「ねぇ、業。まさか、伝説の武器を使いこなせてないんじゃない?」
業「(ギクッ)そんなわけねぇだろ」
キリト「あぁ〜、そういうことか」
業「おい、キリト。何を納得してんだ!」
リム「確か、業の伝説の武器って覚醒してないんだよな?」
渚「そうだよ、あと一つだけ"能力吸収"すれば覚醒だってさ」
キリト「なんのアニメだよ?」
業「SAOではあるんだぜ」
リム「なら、簡単なんじゃねえか?」
業「いや、相手の名前がな、もう存在しない人なんだよ」
キリト「誰だよ…」
業「"ヒースクリフ"って人だよ…」
キリト「あぁ…俺が殺した人だわ…」
業「なぁ…無理だろ?」
キリト「あぁ…」
リム「何をそんなに落ち込んでんだ?」
キリト「だって、茅場はもういないんだぞ?」
リム「はぁ…だから、あのユニークスキルなら俺が習得済みだっての」
キリト「はぁ?!初耳なんだけど!?」
リム「初めて言ったしな」
業の伝説の武器はリムが発動したユニークスキルによって、変化した。"フェンデス・ブライド"と名前が変わった。
次回:業と渚の共闘!