剣が舞う世界   作:あんふぁんぐ

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今回はフウヤ君の過去についてです
ちなみにフウヤと直葉は知り合ってて、キリトは直葉と仲の良いままという設定です。

※今回も投稿後、行の間のスペースを多くしました。
重ね重ねの訂正すみません!


002 あの日以前のの記憶

森の秘薬クエストをクリアしたフウヤとキリトは宿屋に戻った。

ここの宿屋は町の掲示板のINNには書いておらず、知る人のみぞ知る穴場のような宿屋だ。(そう、原作でアスナのお風呂事件がおきたあの宿屋である)

 

この宿屋は宿泊費は安いだけではなく、寝室2部屋とお風呂付きで、すっっごいデリシャスなミルクも飲み放題なのだ。

俺(フウヤ)は風呂に関してもこだわりはないが、入浴後の牛乳はとても気に入ってる。

 

まじ三つ星あげたいぐらい美味いんだなこれが。

 

その後、キリトと明日の打ち合わせをして互いの寝室に向かった。

 

俺もはしゃいだせいで結構疲れたが、キリトに至っては打ち合わせ中半分寝てるし。

その後、キリトの部屋で『ガタン!!』と音がしたのは多分こけたのだろう。

あほかあいつ。

 

そんなこともあり、アイテムを整理した後ベッドに大の字でダイブしてまぶたを閉じるととすぐに眠りの波動が押し寄せてきた。

完全に意識が闇に飲み込まれる前に、俺はあの日のことを思い浮かべた。

 

 

俺が生きて帰ると誓ったあの日のことを。

 

 

 

 

ーー俺、フウヤこと加賀風哉は小さい頃からゲームにどハマりし、毎日学校から帰ってくるとランドセルを片付ける前にゲーム機を取り出すほどの根っからのゲーマーだった。

パソコンも使いこなせるようになり、小さい頃から電子部品を分解したり組み立てたりするようになった。

だけど俺はゲームだけしてた訳ではない。

 

もちろんゲームは大好きだったが勉強もしっかりやったし、外で友達ともサッカーするような明るい少年だった。

 

おい、そんなかわいそうな子を見るような目で俺を見るんじゃない。

本気で傷つくぞ。

 

 

まあ、気を取り直してゴホン...

俺の親は、礼儀や常識には厳しいものの、子供にたくさんのことを経験させようとする優しい親で、俺に愛情をたっぷり注ぎ込んだ。

 

そして、俺のはたから見たらはちゃめちゃだった生活に対しても「好きなことをやらせればいい」と肯定してくれただきでもなく、励ましさえしてくれた。

今思えば俺は素晴らしい親を持ったのだと思う。

 

俺がゲームにこんなにも熱中できたのは親のおかげだけではなく、隣の家に住む同じクラスの少年のおかげでもある。

いや、むしろほとんどがこいつのせいだ。

 

俺がこいつ呼ばわりしたキリト、本名桐ヶ谷和人は俺以上のゲーマーで中学に上がっては、休日はほとんど部屋にこもってパソコンの前に向かってるようなやつだ。

そんな奴がたまに外の空気を吸いに穴ぐらから出ていたのも俺とキリトの妹である直葉が無理やり外に連れ出していたおかげだ。

 

直葉ちゃんは活発で剣道は全国レベルと言うキリトとは真反対のような明るい子だったな。

あと、結構可愛い。

一応キリトも剣道やってたらしいが、あいつのことだからしょっちゅうサボっていたことだろうな。

 

俺は何かやってたのかって?

一応過保護な親の勧めで体術はやってたし、剣道もほんのわずかかじってたかな。

 

おかげで反射神経には自信があるし、体術の技術はSAOでも大いに役立っている。

 

俺とキリトが出会ったのは小学五年生のころだ。

同じクラスになった俺とキリトはゲームの話をするやいなや気が合い、よく互いの家で遊んだ。

 

中学校も同じ近くの公立学校学校に進み、あいつは俺の親友になっていた。

あいつにも色々助けてもらったりしているが、口に出していうとからかわれるので絶対に本人には言わない。

 

おっと、ツンデレとか言ってるやつ聞こえてるからな。

 

まあ、あいつとは長い間うまくやってきた。

 

そして、ある日。

 

「おーい、フウヤ。人類初の MMOVRPGのソードアートオンラインのβテストが遂に始まるらしいぜ。」

「俺もその記事ネットで見たけどまじですごいよな。でもβテストは抽選なんだろ?すごいやりたいけど倍率絶対めちゃくちゃ高いでしょ。」

「あまいな〜和人くんよぉ〜。俺のとうさんSAOの開発関係者だってのは知ってるだろ? それで二つ取り寄せてきてくれたんだ」

 

言ってなかったが、俺のとうさんはSAOの開発担当者の一人であり、俺にいつも自慢をしてくる。

 

「え!? まじのまじのまじ!!!?」と目を輝かせるキリト。

「そのまじのまじのまじだ」と言ってやるとキリトは無言で拳を握りしめて空に掲げた。

 

目にうっすら涙を浮かべてたのは気のせいだろう。

その後、直葉に挨拶を済ませて急いで帰宅し、ナーヴギアを装着した。

 

こうして俺とキリトはSAOベータテスターとしてゲームの世界に飛び込み、せっせと攻略に励んだ。

結局15層の途中でβテストは終わってしまったのだが...

 

そして、流れるようにサービス開始同時にこの世界に踏み込み、囚われた。

あの日、後悔もしたし、もしやってなかったらなどとも思った。

 

だけど、足を踏み出さなければならない、こうして俺とキリトは前に進んだ。

 

 

そういえば、幼馴染もいたな。

とっても可愛らしい子だったが、その子が引っ越してから連絡はきっぱり途絶えた。

 

 

名前は... 〇〇○だったっけ。

 

 

 

そして、俺の意識は闇に引きずり込まれた。

 

 

 

 




フウヤ君の幼馴染の名前はお楽しみに!!
観覧して下さってる方、今後もよろしくお願いします!
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