丁度去年の今頃に取った活動報告のアンケートですが、現在技術者ルートが93票、操縦者ルートが31票という結果になっています。
期限は中学生編開始までとなってますのでまだまだ遠慮なく投票して下さい。
夏休みの宿題ってのはとにかく量が多い、休みが長いから計画的にやれって奴なんだろうけど、それにしても気合い入れ過ぎだと思う。
てな訳で、今年は夏休みの頭の方で宿題を終わらせる気で束と千冬に協力して貰いながら宿題をしようと思って家に呼んだんだけど、二人とも終業式の日に終わらせたらしくて何故か完全に家庭教師状態になってる。
「……問三の計算間違ってる。途中式を省いて暗算なんかするからだよ」
「問六もだな。小数点の計算が違ってるぞ、途中の式を省くからだ」
「うへぇ、お前ら国語の時は静かだったのに算数になったら容赦ねーのな」
計算問題は途中の式をちゃんと書けばまぁまぁ解けるんだけど、暗算で解けそうな奴はつい暗算でやっちゃうんだよなぁ、んで結局そこが大体間違ってる。
良く束からは『君は頭の中で話す事が完結してるから結論だけを言う癖があるのと一緒で、頭の中で計算式が完結してるから式が間違ってても気が付かないんだろうね』って言われるから直そうとは思うんだけど、気を抜くとついやっちゃうんだよなぁ。
「てな訳で束、なんとかできない?」
「もう既に会話を省略してる時点で直す気ないよね?」
「……まぁ、その、なんだ? 自分の癖とは上手く付き合っていくべきなんじゃないか?」
「それって遠回しに一生直んないって言ってね?」
思わず千冬にそう言ったら速攻で目を逸らされた、その態度が既に答えだよね?
「はっ、いいもんね!! こっちにはニュータイプの束が居るんだ!! 一生通訳して貰えば困らなねーもーん!!」
「それって私が困るんだけど!?」
「……三人居るんだ、どうにか癖を直す方法を考えるか」
「そーだな、三人寄ればももんじゃの知恵って言うしな!!」
「それを言うなら文殊の知恵!! ゲームのやり過ぎだっての、少しゲームから離れろよ」
ゲームから、離れる? 確かに俺の後ろにはテレビがあるし、ゲーム機本体も繋がったままで置かれてるけど、こっから離れたらいいのかな?
取り敢えずゲーム機から距離のある千冬の方へ移動したんだけど、束はすっごい溜息を吐きながら違う違うと手を振っていた。
「ぜーったいやると思ってたけど、物理的に離れろって意味じゃないからね?」
「えっ? マジで? 違ったの!?」
「違うっての!! なんでゲーム機から離れろって話になるのさ!? ゲームから離れろってのは発想の話だよ!!」
「ああそっちか!! なーんでゲーム機から離れるって話になったのか不思議だったんだよ」
「疑問に思ったんならちゃんと疑えよ!? 英語のドイツ語講座の時もそうだったけど、ちょっとは疑う事を学べよ!!」
バンバンと机を叩きながらそんなツッコミを入れる束の言葉に思わず目を逸らしてしまった。
けどその視線の先には例の講座本の入った本棚があったから、余計に気まずくて曖昧な笑いが漏れる。
だってあの後も間違ってイタリア語の本とかラテン語の本も買っちゃってるからなぁ、この流れで見つかるのはどう考えてもまずい。
ちょっとだけ身体を動かして束から本棚を隠すように移動したんだけど、その時に千冬が本棚のラインナップが気になったのか、何冊か抜き取って机の上に広げ始めた。
「何々? 『0から始めるラテン語入門講座上巻』『ネイティブなフランス語を話そう』『解説DVD付き実践ドイツ語』『英語を話せば世界と話せる』……何カ国語話せれば気が済むんだ?」
「あ、あはは、だってほら? ね? 世界中の人と話せたら便利じゃん? 将来的にもなんかの役に立つと思うし」
「はぁ……将来云々言うならまずは目の前の勉強優先したら? 少なくとも国外の言葉よりも今の内は数字の勉強の方が役に立つだろうからさ」
「……はーい、頑張ります」
騒いでる間に多少の休憩が出来たから頑張って算数の宿題を終わらせたんだけど、その頃にはもう三時のおやつどきで、すこーしお腹が空いてる。
宿題も自由研究とか日記以外は大体終わったから、お礼にリビングから母さんが焼いてくれたクッキーと、ペットボトルに入ったミルクティーを持って部屋に戻ったんだけど、部屋に入るなり二人が本棚を調べてるところだった。
「何やってんの二人とも?」
「いや、本棚が気になってな……」
「一週間くらい前に来た時には漫画が並んでたのに、何時の間にか小学生向けの講座本とかが多いのが気になってさ。手前と奥とで二冊並べてるのかと思ったんだけど、それも違うし……捨てたの?」
「捨ててねーよ? 向かいの空き部屋に片付けてる」
真面目に外国語の勉強し始めた頃に親父が使って良いって言ってくれたから遠慮なく使わせて貰ってる、ちょっとした書斎って言うのかなこれ?
一応辞書とかも親父が買ってくれたから外国語の勉強はあんまり束に頼らなくても大丈夫になった、忙しいって言ってたし頼り過ぎるのも良くないしな。
「てな訳で、俺は自力で外国語覚えるから束に教えて貰わなくても大丈夫だぜ?」
「……………ふーん? まぁ別にいいんじゃない? 私も私でやる事多いから君の語学習得にまで付き合わなくて清々するし手の空いた時間に教えてあげる必要も無くなって万々歳だもん。 別に、べ・つ・に!! 君がどーしてもって言うなら頑張って時間作ってあげたけど、その必要も無いんだもんねっ!!」
大丈夫って言ったのに妙に不機嫌になった束、本人も今ぽろっと言ってたけど多分頼み込んだら束は時間作って勉強に付き合ってくれたとは思う。
けど、自分からやる事が多いって言ってる時点で束自身が興味を持って何かに取り組んでるって事だし、束が見せてくれるって言う夢が凄く気になるからそれを邪魔したく無い。
んで、その事を説明したら少しだけ機嫌が良くなったんだけど、今度は何故かちょっと頬を膨らませた千冬に軽くほっぺたを抓られた。
……何故に?
最近、早く原作組の話が書きたくて仕方ない(震え声
主人公の影響を受けて女たらしから人誑しに進化した一夏が話の流れでたっちゃんを誉め殺しする事になって、最初は涼しい顔で受け流してたたっちゃんが全然終わらない褒め言葉に徐々に耐えられなくなってにやけ顔になってくのを扇子で隠しながらぷるぷるする姿とか、水着買いに行った時に千冬から彼女作らないのか?と言われた時に、俺の心配するくらいなら早く兄貴に告白しろよって返されて咳払いしながら無理やり話逸らそうとする千冬とか。
……早く書きたい(白目
原作7巻までがどちらの会社かのアンケート(今後の描写に関わる為)
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MF文庫J
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オーバーラップ