昼にランキング確認したら5位、帰って来たら1位になってて語彙力ぶっ飛びました(震え声
後今日は一話更新です。
妙に緊張した学校が終わり、帰り道に合流した織斑とも道場で別れた俺は少し緊張しながら篠ノ之の部屋に上がって居た。
最初は道場の方に篠ノ之と一緒に行くつもりだったんだけど、門下生の人も多くて迷惑を掛けそうだったからコッチに来た訳なんだけど……少し気まずい。
と言うのも篠ノ之ん家に着いたら家の人に物凄く喜ばれたんだよ、何となく理由は分からない気もしないけどいくらなんでも大袈裟過ぎねぇ?
「なーさんぼー、お前いっつも家族にどんな態度してんだよ、めっちゃお菓子もジュースも貰ったんだけど?」
「別に? 普段と変わらない態度だよ」
どっちの態度なんだろ? 織斑への態度か俺に対する態度なのか……多分俺とおんなじ態度してるんだろうなぁ、というか家族に対してもそっけない篠ノ之が簡単に想像出来てなんだか笑えてきた。
「おい、何笑ってんだよ」
「いやーほら、お前の悪口ゆー顔がそーぞーできちゃってさ、何となく笑えちまって」
「失礼極まりない発言だよ、それ?」
ベッドに腰掛けながら篠ノ之はジトっとした目で俺を睨む、前までなら罵倒が飛んで来ただろうけどなんだか最近はこんな感じに冗談言っても篠ノ之の当たりがキツく無くなったからついつい余計な口を聞いちゃうんだよなぁ。
「で? 私をリードしてくれるんだろ? 何するのさ」
「んー、何するって言われてもなーんも考えてないしなぁ」
「……行き当たりばったり」
「あははは、まー俺は何時もそんな感じだしなー」
頭を掻きながらそんな事話してたけど、今までこんな風にコイツとゆっくり話した事なんてあんまりなかったなぁ、折角だし今日はこのままお喋りに切り替えよう。
「てな訳でさんぼー、ロボットの話でもしようや」
「コフッ、急すぎない!? 後結論だけ話すなっての!!」
ジュースを飲んでいた篠ノ之は思わずむせてしまったらしく、こほこほと咳込んでしまった。
まぁ俺の持ってる話題ってのは大体こんなもんだし、気にせず話を続けてやろう。
「俺さー、ロボットに必要なのってロマンだと思うんだよなー」
「またそれか、ほんと君はロマンって言葉好きだよね」
「そら男だからなー、それにロマンってのは海の底とか山のてっぺんとか、何があるか分からないってワクワクがじゅーよーだし?」
「何があるか分からないワクワクかぁ」
俺の言葉に篠ノ之は考え込む様にそう言って何時もの様に窓から空を見上げながらほんの少しだけ笑った。
「……その気持ち、ちょっとだけ理解できるかな?」
「おっマジか? ならロボットの武装で必要なもんってなんだと思うよ?」
「へっ? えっと……じゅ、銃? とか剣、かな? てか私は別にロボットに興味は––––」
「銃も剣もありきたりじゃん!! どーしたんだよ参謀!! らしくねーぞ!! ひつよーなもんつったらよゆーで相手ぶった斬れるぐらいにでっけぇ蟹みたいなハサミとか、ガッチガチの装甲ブチ抜く釘打ち機とかだろ!?」
後変形するのとか複数機体の合体とかもロマンだよな。超合金とかめっちゃくちゃカッコイイ。篠ノ之も何故この良さが分からないんだろうか?
「いや、それ両方とも実用性無いよね!? 特に蟹みたいなハサミって何!? 釘打ち機ってパイルバンカーの事言ってんの!?」
「じつよーせーでロマンを語るなよ!! そんな物は武器にはいらねーって!!」
「ロボットの武装に必須な物って言ったの君だよね!? 武装には実用性こそ必須だろ!?」
「いらねーよ!! なんならロボットも1000m級のちょー巨大な物が良いんだよ、俺は!! だからそんなちまちました武器なんて認めん!!」
「そんなサイズで何と戦うんだよ!! 絶対適当におっきい数字言っただけだろ!?」
し、篠ノ之の奴、ロボットに興味無いとか何とか言ってさっきからダメ出しばっかじゃねーか。
いや、待てよ? 逆にこっちからも奴のロボット観を聞いて、それにダメ出しばっかりしてやれば俺のロボット感の良さが分かるんじゃね? 流石俺、名案じゃん!!
「じゃあさんぼーならどうするんだよ!! 俺より頭いーんだからとーぜん分かるだろ?」
「えっ? 私? うーん、私なら……」
そう言うと、篠ノ之はランドセルからノートとペンを取り出し、真剣な表情でさらさらと何かを書き出した。
気になったので覗いて見ると巨大ロボットとは言えない小型のモノで、横に書かれた設定から超速いらしい。
「私ならロボットは大きくしない、攻撃の当たる面積を少なくしつつ高速戦で相手を圧倒する様に設計するよ、だからこそ余計な武装は必要無いし極論したら銃と剣の二つで事足りる」
「う、うーん、こーそくせんもカッコいいよなぁ……はっ!? あぶねー思わず巨大ロボット派の俺が洗脳されるところだった!!」
結局、俺は門限が来るまでこんな事ばっかり話してたので、遊びらしい遊びは出来なかった。
でも最後は玄関で篠ノ之が見送ってくれたので、多分アイツもそれなりに満足してくれたんだろう。
帰り道に篠ノ之の様子を聞いて来た織斑とそんな事を話しながら俺は満足しながら家に帰るのだった。
一応今回束さんが書いたのはISではありません。
ですがその発明をする為のキッカケの一つって感じですね。
原作7巻までがどちらの会社かのアンケート(今後の描写に関わる為)
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MF文庫J
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オーバーラップ