異常な者   作:サクラサク

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こんにちは皆さん。

 

あれからわたしはちょくちょく北山さんに会いにいっています。

 

「こんにちは北山さん」

 

「こんにちは桜、何度も言うけど雫でいいよ」

 

「名前で呼ぶのはもう少し仲良くなってからかな。

あと男が娘さんのことを名前で呼んでたら、ご両親が驚くんじゃないかな」

 

「大丈夫だよ、パパもママも桜のこと気に入ってるから」

 

「それは嬉しい限りだよ」

 

「それよりも今日は友達を紹介したいんだけどいい?」

 

「いいよ」

 

「じゃあ、ほのか入ってきて」

 

「うん」

 

「彼女がわたしに紹介したい友達?」

 

「うん、そうだよ」

 

「はじめまして、光井ほのかです」

 

「はじめまして、春風桜です、よろしくね」

 

「よろしくお願いします、雫が紹介したい人って男の人だったんだね」

 

「そうだよ」

 

「どっからどう見ても女の人にしか見えないよ」

 

「ほのか、本人がいる前で失礼」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「いいよ、気にしてないから」

 

こうしてわたしは光井さんとも出会った

 

「あのすいません、ひとつ聞いてもいいですか?」

 

「なにかな光井さん」

 

「あの~肌のケアに何を使ってますか?」

 

「え、なにもしてないよ」

 

「え~、それでそんな肌なんですか。

とてもうらやましい」

 

「そう?」

 

「わたしもうらやましい」

 

「北山さんまで」

 

「じゃあもうひとつ、どこに住んでるんですか?」

 

「ここから5分ほどのところだよ」

 

「じゃあ今から遊びに行ってもいいですか?」

 

「ほのか、図々しいよ」

 

「いや、べつにいいよ」

 

「ほんとですか」

 

「うん」

 

「わたしも行ってみたい」

 

「その代わり、ひとつだけ忠告」

 

「なんですか」

 

「なに」

 

「二人が来たら、俺が狼になるかも知れないよ。

それでもくる?(^-^)」

 

「え~(///ω///)」

 

「大丈夫、桜なら襲われてもいいよ」

 

「え~ちょっと雫」

 

「そっかならおいで」

 

「わ、わたしは遠慮しようかな」

 

「そっかじゃあ北山さん、二人で育もうか」

 

「うん」

 

「(///ω///)(///ω///)」

 

「ま、冗談だけど」

 

「へ」

 

「ほのか本気にし過ぎ」

 

「二人してわたしをからかったんですか?」

 

「だっておもしろそうだったんだもの」

 

「ほのかはからかうとおもしろい」

 

「もー」

 

こうしてわたしたちはわたしの家にきた

 

「へー、けっこう大きい家に住んでるんですね」

 

「大きい」

 

「そうかな、北山さんの家を見た後だと小さくしか感じられないんだけど」

 

「あはは」

 

「そんなことはない、あそこは無駄に広いだけ」

 

こんなことを話ながら家の中に入った

 

「「お邪魔します」」

 

「はい、どうぞ」

 

そしてリビングにいき

 

「飲み物はお茶でいい?」

 

「あ、ありかどうございます」

 

「ありがとう」

 

「あの~ご両親はいないんですか?」

 

「ん、あーいないよ」

 

「えっとお仕事に?」

 

「いや、死んだんだ、大分前に」

 

「え、ご、ごめんなさい」

 

「気にしなくていいよ」

 

「え、でも」

 

「ならお願いをひとつ聞いてくれるかな?」

 

「はい、なんでもします」

 

「ほのかそんなこと言っていいの?」

 

「え」

 

「なんでもって言ったら、なにを頼まれても断れないよ。たとえエッチなことでも」

 

「え、あー」

 

「光井さん、きずくのが遅かったね。

さてどんなことをお願いしようかな」

 

「うー」ウルウル

 

「桜、ここはすごくきついのにするべき」

 

「ちょっと雫」

 

「そうだなじゃあ、また遊びに来てよ(^-^)」

 

「え」

 

「桜はやっぱり優しいね」

 

「どうかな?

ただ寂しいだけかもよ」

 

「えっと、また遊びに来るだけでいいんですか?」

 

「ん、不満?

ならエッチなことにする?」

 

「いえいえ、それはやめてください(///ω///)」

 

こうして光井さんをからかって遊んだ

 

「桜、他の部屋もみせて」

 

「ん、いいよ」

 

「わたしも行っていいですか?」

 

「光井さん、一人だけおいていったりしないよ」

 

こうして部屋の探検になった

 

「どの部屋がみたい?」

 

「あの奥のひとつだけ違う扉の中が気になってる」

 

「ここ」

 

「そう、ここ」

 

そうしてわたしはその扉をあけた

 

「うぁー、ここなんです」

 

「ただの工房だよ」

 

「桜CAD作れるの?」

 

「作ることも、調整することもできるよ」

 

「じゃあ、わたしのCAD調整してみて」

 

「わたしのもしてほしいです」

 

「ごめん、それはできない」

 

「なんで?」

 

「なんでですか?」

 

「ここの調整機って精密に測るために、服を脱がなきゃいけないんだ。

だから二人のCADを調整することはできない」

 

「わたしはべつに気にしないよ」

 

「(///ω///)」

 

「北山さんが気にしなくても、わたしが気になるんです」

 

「残念」

 

そういって、二人はその部屋を見ていた

 

「(これなんだろ、ちょっと位触っても大丈夫だよね)………きゃあ」

 

「うわ」

 

「光井さんなにに触ったの」

 

「ごめんなさい、少し気になる物があって持ち上げたら、こんなことに」

 

「ほのかのドジ」

 

二人は服がびしょびしょになってしまった

 

「悪いんだけど、二人とも少しこの部屋で待ってて」

 

「あ、はい」

 

「うん、わかった」

 

そうしてわたしは部屋をでた

 

「桜くん怒らせちゃったかな」

 

「たぶんこれからほのかはお仕置きされると思う」

 

「え~」

 

「たとえば、今吹き出させた液の代金分体で払わせられルかも」

 

「え~(///ω///)」

 

「もしかっしたら、閉じ込められてもうお日さまを拝めなくされるかも」

 

「( ;∀;)」

 

「ほ、ほのか冗談だよ冗談。

いくらなんでも桜がそんなことしないよ」

 

「ほんとうに」ウルウル

 

「う、たぶん」

 

そんなときにわたしは戻った

 

「二人とも、うぉどうしたの光井さん?」

 

「桜くん、わたしはここに閉じ込められてしまうんですか?」ウルウル

 

「え、なんの話?」

 

「ごめん桜、からかいすぎた」

 

「あー、そんなことしませんよ。

それより二人ともこっちに来てください」

 

そうしてわたしは二人をある場所に案内した

 

「ここは?」

 

「入ればわかるよ」

 

そして二人が入ると

 

「お風呂?」

 

「そうだよ、びしょびしょになっちゃったから、二人が入れるように沸かしたんだ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「ん、ありがとう」

 

「とりあえず入っておいで、服はこっちの洗濯機に入れて回せばいいよ。

上がってからの服は悪いんだけど、こんなのしかなかった」

 

そういって、わたしは新しいTシャツと短パンを渡した

 

「悪いんだけど、下着は今からコンビニで買って来るから待ってて」

 

「ん、気にしなくていいよ」

 

「あ、ありがとうございます、それとすいませんでした」

 

「いいよ、注意しなかったわたしにもひはあるし」

 

そうしてわたしは家をでた

 

「よかったねほのか」

 

「うん、桜くんが優しい人で良かった」

 

こうして二人はお風呂に入った

 

1時間後

 

「あがりました」

 

「あがったよ桜」

 

「あれ桜くんがいない」

 

「どこいったんだろ」

 

そうして二人はわたしを探し始めた

 

「こっちの部屋かな」ガチャ

 

あけた部屋はとても荒らされていました

 

「え、泥棒」

 

「……」

 

「二人ともなにしてるの?」

 

「「!」」

 

「どうしたのそんなところで?」

 

「桜くんこの部屋泥棒に入られてます」

 

「はやく見つけないと大変」

 

「あぁ、その部屋ですか。

大丈夫ですよ、その部屋は昔にそうなったものですから」

 

「え」

 

「向こうで話しましょうか」

 

そういって、わたしは二人をリビングに連れていった

 

「あの部屋は父さんの部屋だったんです。

父さんはCAD技師で新しいCADを作ろうとしていたんです、けれど上手くいかなくて困っていたんです」

 

「そうなんだ」

 

「でも一度だけ素晴らしいものを作ることができた」

 

「良かったですね」

 

「ほのかそれはたぶん違う」

 

「え」

 

「北山さんの言う通りです。

一度作りあげてしまったから、期待が強くなった。

そのせいで父さんは死にました」

 

「あの~お母さんは?」

 

「母さんはもともと居なかったんです。

たぶん昔に死んだらしいので」

 

「ごめんなさい、辛いことを思い出されて」

 

「いえ、気にしないでください」

 

こうして沈んでしまった空気のなか、一通のメールが届いた

 

「ん、メールか、ちょっとごめんね」

 

「いえ、気にしないで出てください」

 

「ん、気にしなくていい」

 

「ありがとう」

 

そうしてわたしはメールを開いた

 

「また依頼か」

 

「「依頼?」」

 

「あ、言ってなかったね。

今わたしはインターネットで依頼を受けて、CADの設計をしているんだ」

 

「それはすごいですね」

 

「ねぇ桜、何て名前で受けてるの」

 

「ん、あーサクラヒメって名前で受けてるよ」

 

「え、サクラヒメ?」

 

「どうしたの雫」

 

「?」

 

「もしかして、サクラヒメって。

桜何年前から始めた?」

 

「えっと、1年位前かな」

 

「やっぱり」

 

「どうしたの雫。

その名前に心当たりがあったの?」

 

「心当たりもなにも、その名前で設計している人は1人しかいないよ。

どんな無理難題も平然とこなす天才設計士」

 

「え、すごい」

 

「わたしそんな風に呼ばれているの?」

 

「あのFLTのトーラス・シルバーと並ぶ設計士だよ」

 

「………」

 

「いやぁ、あの人には追い付けないよ」

 

「桜何度かうちからの依頼受けたでしょ」

 

「そうだね2~3回かなぁ」

 

「実はね、その時に正体を暴くためにGPSを仕込んでたんだ」

 

「ふーん」

 

「でも結局、居場所はわかならかった。

なのにこんな近くにいたなんて」

 

「桜くんすごいんだね」

 

「そうかな」

 

「桜、うちの専属になってくれない?」

 

「お断りするよ」

 

「なんで?」

 

「だってそんなに有名になっているなら、私みたいな子供がやっているって言って誰が信じるの?」

 

「私は信じる」

 

「わたしも」

 

「ありがとう二人とも、でも大人は信じないんだよ。

たとえ信じても、利用されるかもしれない」

 

「パパはそんなことしない」

 

「それはわかっているんだけど、怖いんだ」

 

「なにが?」

 

「さっき父さんの話をしたよね」

 

「うん」

 

「さっきの部屋は父さんが死んでから会社の人が、荒らしていったんだ」

 

「っ」

 

「父さんがつくっていたものはどこだって言ってね」

 

「……」

 

「だから私は会社の専属は受けないんだ」

 

「そっか、ごめんね」

 

「大丈夫だよ」

 

「なら責めてわたしに、CADをつくってくれない?」

 

「わたしもほしいです」

 

「さっきもいったけど、作れないよ。

二人のCADを作るにはデータが必要だから」

 

「ならうちで取ったやつを持ってくる」

 

「わたしも」

 

「それじゃあダメなんだよ。

CADを作る時はその人に合うものにしなくちゃいけない、前に取ったデータじゃあ役にたたないんだ」

 

「ならここでとればいい」

 

「だからそれは出来ないんだって」

 

「それでも作ってほしい」

 

そういって、北山さんは服を脱ぎ始めた

 

「ちょっとやめてよ、北山さん」

 

「お願い、わたしのためにCADを作って」

 

「……」

 

「わたしもお願いします、桜くんに作ってほしいです。

男の子に肌を見せるのは恥ずかしいですけど、私我慢しますから作ってください(///ω///)」

 

「…………」

 

「お願い」

 

「はぁ、わかったよ。

二人のために作るよ」

 

「「やったー」」

 

「ただし条件として、私のことは誰にもしゃべらないこと、私がやるのだからけして妥協しないこといいね」

 

「うん」

 

「はい」

 

こうして二人のCADを作ることになった

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