主人公もほぼ同じ性格をしています。但し少し理不尽な運命を辿ります。
前作同様色々ご指摘部分があると思いますが、よろしくお願いします。
俺は転生者だ。こんな事を両親に言った瞬間に間違いなく精神病院もしくはそれに準じる施設へ送られるだろう。転生を認識したのは3歳だった。突然記憶が戻り、その反動で高熱が3日間続いた。俺は過去に交通事故により死んだ。その後その世界に関して調べるとガールズ&パンツァーの世界である事が判明した。TVで西住流師範が映っていたので直ぐに分かった。
それから俺の状況だ。3歳の幼女、名前は霧島エリ、容姿は霧島マナに良く似ている(鋼鉄のガールフレンド参照)。家はそこそこの金持ちだった。
霧島家:日本でも有数の名家。日本産業の殆どに関与しており、中でも鉄鋼に関してはトップクラスである。海外にも支店がある。
なるほど、かなり恵まれているが・・・それは表だけだ。今の状況を聞いて喜ぶことは出来ない。
「エリ?次の問題を解いて?」
「エリさん?次の習い事に行きますよ」
「エリさん?」
「エリ?」
「さぁ、次に行きますよ?」
金持ち=楽に生きる。俺の前世の考えだ。金が有れば何でも出来る。それこそ人間の命も自由に出来る。そう思っていた俺を殴ってやりたい。
毎日毎日習い事、勉強をさせられる。勿論強制だ。断るという選択肢は生まれたときから除外されている。朝6時から夜の9時まで習い事、勉強、飯を食べるという行動以外ない。
勿論俺がそれの生活スタイルに・・・簡単に慣れたぞ?
いや~最初はストレスがMAXだったけど、慣れるとある程度は余裕だった。7歳までこのスタイルが続いたが、一度だけ反論しただけ後は大丈夫だった。
反論?いや意見だな。
「子供の意見を尊重しない親は親じゃないよね?この家から脱走して児童相談所に駆け込んだら、株価大暴落だよね?証拠?勿論あるよ?ネットに流そうか?株券が紙切れになっても私には関係ないよ。私は世間に霧島グループの真実を教えただけだよ。それで潰れる様なら、さっさとなくなればいいよ」
正論だろ?それを家庭教師が親に伝えたら、家族会議があったらしい。まぁそれでどうなったかは知らんけどな。
それから7歳ごろで全てが終わったらしい。らしいというのは突然習い事が終わったんだ。理由は知らない。それから私立の小学校に通わされたよ。そこも窮屈な学校で正直つまらなかった。そんな学生生活に終止符を打ったのは「戦車」だった。校長が何処からか戦車を持ってきた。それでみんなで動かしてみようという話になった。しかし誰も興味を示さなかった・・・俺以外は
最初俺一人で10mぐらいを前後しているだけだったが、そのうち数名集まり1台ではたりなくなった。それを両親に伝えたところ、戦車を2台寄付した。何でもうちのグループは戦車の修理、レストア、生産もしているとのこと。
高学年になる頃には大会にも出れるようななった。まぁ小さな大会だったが2.3度優勝出来た。優勝した時は学校中が勝利を喜んでくれた。
小学校付属の中学に進学後も同じような生活を送った。戦車の数も6台まで増え、中学3年間で優勝を3回体験した。そして中学部門の世界大会選手に俺と他のメンバーも選ばれた。
そしてその成果を認められ、戦車道で有名な高校からスカウトが訪れた。
「あ~黒森峰か・・・でも堅苦しい高校はパス。BC学園?良く知らんパス。サンダース大付属?フランクな学校でいいかもしれんな。それに大学卒業後の就職先もOB、OGが斡旋してくれるらしいし・・・在学中に男漁れるな・・・よし!!サンダースで決定!!」
俺は両親に将来のことを相談した。霧島グループに自分がどのように貢献する予定かなども伝えサンダースに入学する許可をもらうことにした。
しかし
俺が入学したのは
「あら、ごきげんよう。エリさん」
「ごきげんよう。エリさん」
「ごきげんよう」
なぜか挨拶がごきげんよう、さよならが、ごきげんようのお嬢様学校・・・・
聖グロリアーナ女学院だった。
亀更新ですが、よろしくお願いします。