仮面ライダー電王LYRICAL StrikerS Vol.1 Spring Party 作:(MINA)
この第四部から読もうとしている方も初めまして。
皆大好です。
これより第四部第一弾。
『仮面ライダー電王LYRICAL StrikerS Vol.1 Spring Party』を開始します。
最後までお付き合いくださいますようにお願いします。
第一話 「サイキョウニシテサイアクナルモノ」
時の列車デンライナー。
次の停車駅は『過去』か『未来』かそれとも三度……
別世界の『時間』か?
*
雨雲もしくは雷雲とも形容できる雲が渦を描いている空間の中心に一つの巨大な物体---キングライナーが佇んでいた。
このキングライナーは『時の空間』で『ターミナル』と呼称されるものとは色彩も違っており、無論役割も違う。
本来の役割は『分岐点』に関する監視を担っている。
そしてキングライナーの色彩は『赤』だが『紫』となっている。
何かを誘うかのような妖艶さが全体から滲み出ていた。
現在、紫のキングライナー(以後:デッドライナー)は『時の列車』を受け入れる形態である『ステーションモード』になっていた。
管制室では三人---男性一人に女性二人がモニターに映る映像に変化がないとなると各自で自由に行動していた。
男性---喪服のように黒く帽子のエンブレムには髑髏が施されているデッドライナーの駅長(以後:黒駅長)が自前のスプーンセットを丹念に磨いていた。
女性二人---一人は黒髪で色香と妖艶さを漂わせている黒髪の女性と身長は低いが、金色の髪をツインテールにした少女が睨みあっていた。
二人の中央にはチェス盤が置かれていた。
「むうううううう」
金色髪の少女---アリシア・テスタロッサがしかめっ面を浮かべて、腕を組んで唸っていた。
黒髪の女性---プレシア・テスタロッサが余裕の笑みを浮かべていた。
この二人、常人ではない。
プレシアは現世では公式で死亡扱いとなっており、デッドライナーで長期間生活しているため『時間』の概念から完全に解き放たれているといういわば後天的な『特異点』である。
アリシアは既に死亡しており、五歳児の肉体のまま成長する事はないが精神は知識を得る事でいくらでも成長できる。
彼女は母親とは違い、『死霊』という常人とは違うものになって生きている。
「アリシア。まだかしら?」
「待って!まだ考えてるから!」
プレシアの挑発にアリシアは前向きな返事をする。
だが手詰まりである事に変わりはない。
いくら唸っても良策は出てこない。
「よしっ!この手!!」
アリシアは自分の駒を掴んで盤に差す。
だがその手はプレシアにとっては好都合の手であり、アリシアにとっては『死に手』になった。
何故ならプレシアの表情は『勝利』を確信している笑みになっていたのだから。
アリシアの陣営はポーン二個とビショップ一個でキングを囲っているのだが、プレシアはナイトの駒二個でチェックメイトとなっていた。
「うっ……。お母さ~ん」
アリシアが何かを懇願するかのような声を出す。
「『待った』はないわよ。アリシア」
母は娘の願いを容赦なく切り落とした。
アリシアはこれで通算一勝二千九百六十敗という成績になった。
「お茶が入りましたよぉ」
黒駅長が台車を押しながら、紅茶の入っているポットとティーカップを持ってきた。
「ありがとう!おじさん」
「いつも悪いわね」
アリシアとプレシアは慣れた手つきでティーカップを受け取って、口の中に含む。
紅茶の香りが鼻腔をくすぐる。
「いえいえ。私が好きでやっている事ですからぁ」
黒駅長はデンライナーのオーナーやキングライナーの駅長より、レディファーストを重んじる傾向があった。
「ここのところ平和といえば平和ですねぇ。デッドライナーが忙しいというのも考えものですけどねぇ」
「そうね」
黒駅長の言葉にプレシアが相槌を打つ。
デッドライナーの役割はキングライナーとは違う。
現世と常世の監視を担っており、常世にあるアルハザードへ向かう一筋の路線に構えている。
つまりアルハザードに向かう為にはデッドライナーを経由しなければならないし、アルハザードから現世に向かう際にも経由しなければならないのだ。
プレシアとアリシアはここで黒駅長の仕事を手伝っている。
『時の列車』が停車した場合はアルハザードや現世へと向かう専用チケットを手配したりする。
それがない場合は、モニターを通して現世と常世の監視をしている。
何が起こっているのかはここにいれば全て丸分かりであって、現世も常世もプライバシーというものはないという事になる。
一台しか置かれていないファックスがガガガガァと音を立てながら、一枚の紙が舌を出すように出てきた。
黒駅長が紙を手にして凝視してからプレシアとアリシアを見る。
「プレシア女史。アリシア嬢」
「なぁに?おじさん」
「もしかして忙しくなるのかしら?」
「準備をしてください。ターミナルに向かいますよぉ」
*
モニュメントバレーを髣髴させる荒野---『時の空間』に幾数ものキングライナーが並列されており、全てがステーションモードになっていた。
その中の一つにデンライナーが停車している。
管制室には二人の妙齢の男がスプーン片手に睨み合っており、一人の女性が両手にお子様ランチのチキンライスの頂点に刺さっている旗を持って応援していた。
二人の男の間にあるテーブルの上に乗っているのは、巨大なチャーハンで旗も頂点に乗っている。
「ほほ。腕を上げましたねぇ」
「ぬぬぬぬうううううう」
余裕の笑みを浮かべながら称賛の言葉を述べているのはターミナルの駅長であり、相手をしているのはデンライナーのオーナーである。
そして二人を応援しているのはデンライナーでアルバイトをしているナオミだ。
状況は接戦をしているようにも見えるが、実際にはオーナーに分が悪かった。
オーナーがスプーンをチャーハンに突き刺して、掬い上げてから口の中に放り込む。
自分のターンが終わったという意思表示としてベルを鳴らす。
駅長の番となって、目隠しをしてからその場で回転椅子を一周回転させてからスプーンを突き刺して口の中に放り込み、ベルを鳴らした。
椅子を回転させることで平衡感覚が狂い、目隠しをすることで視覚による情報を得る事も出来ないためオーナーの方が有利といえば有利なのだが駅長の方が一枚上手だった。
ナオミは能天気に応援している。
ピンポンパンポーンとアナウンスが鳴る。
『駅長にお客様です。管制室にはあと五分後に到着しまーす』
「わかりましたぁ」
駅長はアナウンスに向かって了承した。
「こうなると中断ですか~?」
ナオミがチャーハン対決を続行するか否かを対戦者に訊ねる。
「五分以内に決着をつけるのは勿体無いですからねぇ。この対決は次回に持ち越しましょう」
「そうですねぇ」
駅長の申し出にオーナーはいつもの表情で応じたが、内心はホッとしていた。
五分後に管制室に足を踏み入れたのは、黒駅長、プレシア、アリシアだった。
「まさか貴方がわざわざこちらに赴くとは思いませんでしたよぉ」
「本当に、いつ以来でしょうかねぇ」
突然の来訪者達にもオーナーと駅長は動揺一つしていなかった。
「突然の来訪申し訳ありませぇん。何分深刻な事態になっておりますので足を踏み入れさせていただきましたぁ」
「何かあまり変わらないね。お母さん」
「そうね。漂う冷気のようなものがないことを除けば私達が生活している『関所』と変わらないわね」
黒駅長はオーナー、駅長とは旧知の間柄らしく互いに挨拶を交わして、アリシアとプレシアはデッドライナー以外の『時の列車』に乗った経験がないため、好奇心を隠さずに周囲を見回していた。
ちなみにプレシアの言った『関所』とはデッドライナーの事を指す。
キングライナーが『ターミナル』と呼ばれているのと意味合いは同じである。
「あの~、オーナーこの人達はぁ?」
事態についていけていなくても特に気にしないナオミがオーナーに訊ねる。
「この方は『関所』と呼ばれている特殊なキングライナー---デッドライナーの駅長ですよ。その特異性故に……」
「私の事を『死神』と呼ぶ方もいますけどねぇ。実はですねぇ、ファックスにこのような物が届きましたのでぜひ見てもらいたいのですよ」
黒駅長はファックスで送信された紙をオーナー達に見せる。
「何でしょうかねぇ」
「短すぎてわかりませんねぇ」
「ナゾナゾでしょうか~?」
オーナー、駅長、ナオミも顔をつき合わせてその紙を見る。
『サイキョウニシテサイアクナルモノ』
と記されていた。
「災いをもたらす存在という解釈は出来るわよ」
プレシアは冷静に文面を独自に解釈していた。
「災いってどういう風なのかな?時間?それとも物理的?」
アリシアもデッドライナーで十年近く生活しているだけあって、この文面でそれだけの推測を立てることが出来る。
「その両方が出来るとしたら、まさに『サイキョウニシテサイアクナルモノ』ですねぇ」
黒駅長も二人の解釈が間違っていないという前提でそのように結論づける。
「そうなるとやはり、彼等にお願いするしかないでしょうねぇ」
オーナーはこの謎を解明できる存在を思い浮かべていた。
「お兄さん達だぁ!」とアリシアが喜び、「そうね」とプレシアは満足げな表情を浮かべていた。
*
セミが鳴き、降り注ぐ日の光は容赦なく眩しい。
季節は夏であり、薄着で行動している人達がほとんどだ。
自然と街との一体化というコンセプトで植えられている木から生じる影に入って暑さをしのいでいる人達もいた。
その中、一人の青年が両手に買い物袋を持って歩いていた。
野上良太郎。
過去に幾度も仲間達と共に『時の運行』を護り、別世界の『時間』も護った仮面ライダー電王(以後:電王)に変身する青年だ。
現在は姉の野上愛理が経営している『ミルクディッパー』での買出しの帰りである。
『闇の書事件』及び『ネガタロスの逆襲』から一ヶ月が経過しており、時折本世界(自分達の世界)に出現するイマジンを倒していたりするが、概ね平和といえば平和を満喫していた。
買い物袋の中には食材は入っておらず、キッチンペーパーや洗剤などといった消耗品と呼ばれるものばかりだった。
「メモに書いてある物は全部買ったっと……」
良太郎は愛理が記したメモと買い物袋に入っている物を見ながら、確認する。
確認を終えると、顔を前に向き直って歩を速める。
すれ違う人々がある特定の場所で足を停めて、チラリと何かを見てからまた歩き出す様が良太郎の目には映った。
(何だろ……)
こちらに向かってくる人達が好奇の眼差しを向けながら、チラリと見てからすぐに無関係を装うようにしてそそくさと歩いていた。
ビルとビルの間が路地になっていた。
四人の背中が映っており、男女が壁に背を向ける状態のように見えた。
(カツアゲかな)
自身の経験談でそのように判断する。
わざわざ人目のつかない場所で行うという事はそれなりに手慣れて、成功もしているという事だろう。
目に映った以上、ほったらかしにもできないので進行方向を変更して路地を歩き出す。
「あのぉ……」
良太郎が低姿勢にカツアゲ少年四人組に声をかけると、全員が振り向いた。
外見からして自分と同い年か一、二歳下といったところだろう。
明らかに相手を威嚇するかのような表情と物腰。
『不良』というレッテルが貼られるには十分な少年達だった。
絡まれている男女は恐らくはカップルなのだろう。
年齢は自分と同い年もしくは一、二歳くらい上なのかもしれない。
この手の荒事にはあまり関わりのない人生を送ってきたのだろうと二人の表情からして察する事が出来た。
(この二人ってもしかして……)
絡まれている二人の顔を見て良太郎は記憶の中から引っ張り出そうとするが、すぐには出てこなかった。
「何よ?お兄ちゃん。お兄ちゃんがこの二人の代わりに恵んでくれるわけぇ?」
少年Aが良太郎に向かって言う。
「でもあんまり持ってなさそうだけどうなぁ」
「昼飯ぐらいは持ってるんじゃねぇのぉ?」
「ま、いいじゃねーかよ。サイフが増えたんだしよぉ」
少年B、C、Dが良太郎を見てゲラゲラと笑いながら言う。
自分もカツアゲ対象になっているらしいとわかると、良太郎の目つきも変わる。
(話し合いは終わりみたいだ……)
場の空気でわかった。
この四人は自分を含め、絡まれている二人からカツアゲを成功させる事しか頭にない。
そのためならどんな手段も講じるだろうという事も。
「悪いけど君達に渡すお金はないよ。それにそこの二人が君達にお金を渡す事もない」
絡まれている男女達も目を丸くしていた。
四人も同じ様に目を丸くしていた。
「!!」
この瞬間、良太郎以外の人間には隙が生じていた。
右手に握られている買い物袋を頭上高く放り投げる。
次に少年Bの襟を右手で掴んで、右腕に力を込めてから引っ張る。
「なっ!?」
少年Bは自身に何がおきたのかわからなかった。
「ふん!」
良太郎は強引に引っ張って後方へ下げると、少年Bの喉仏に素早く肘打ちを食らわす。
「がっ……」
声にならない痛みが襲い掛かっているらしく、喉仏を両手で押さえるが声を出す素振りはなかった。
一人が戦闘不能になると残りは三人となる。
落下する買い物袋を右手で受け止めてから、少年Cの眼前に軽く放り投げる。
「なっ!?見えね……ぶっ!!」
投げつけられた買い物袋を顔面に食らった少年Cは払いのけると同時に、彼の目に映ったのは右掌が顔面に直撃した。
そのまま良太郎は地面に叩きつけるかのような勢いで右腕を振る。
絡まれていた男女は互いに抜群のチームワークで左右に飛んで、正面から向かってくる少年Cを避けた。
背中を壁に強く打ちつけられたのか、口をパクパクしながらズルズルと崩れ落ちた。
(残り二人。刃物を出される前に終わらせる!)
懐からナイフを出してくると予想した良太郎はそれより速く動く。
速度を活かしたまま、右足を軸足にして腰に少しだけ捻りを加えて、左下段回し蹴りを放つ。
「$#&!!」
少年Aの右足が蹴り一発で麻痺して動けなくなった。
追い討ちとして、左足を軸にして右足を振りかぶってから前蹴りを放つ。
少年Aの前歯が何本か折れ、そのまま仰け反って倒れた。
「わ、わああああ!!」
少年Dは恐怖と虚勢の混じった声をあげながら、こちらを睨んでいた。
良太郎は少年Dを見据える。
身体全身がガタガタと震えており、とてもではないが戦闘が出来るとは思えなかった。
良太郎が一歩踏み込めば少年Dは一歩退がる。
「ま、まさかアンタ……最近噂になっている……」
少年Dは記憶量の少ない脳みそをフル回転させながら、何かを思い出しているようだった。
最近になってこの街の不良業界では噂の人物が浮上していた。
不良の端くれである少年Dもこの人物の事は耳にしたことがある。
カツアゲの先輩達がいつものように絡んだのだが、返り討ちに遭ったという。
たった一人に。
しかも相手は素手で、格闘技をかじっていた者達を簡単に倒してしまったとの事だ。
格闘技を習っていない自分にしてみればまず関わりたくない相手であった。
だが、その風体までは知らされていなかった。
だからわからなかった。
自分に声をかけてきた青年こそが、不良業界で噂になっている人間なのだという事を。
(こんな……こんなヤベェ奴なんて聞いてねぇよ!)
毒づきながらも、助けがくる事はないというのは重々承知している。
全身の震えが止まらない。
(ど、どうすりゃいいんだよ!?)
少年Dはこの期に及んで自分の進退を人任せにしようとしていた。
懐に収めているナイフで切りかかるという手もあるが、それよりも速く相手の拳が飛んでくると想像すると出せなくなる。
相手に負けたくはないが、痛い思いはしたくないというジレンマが彼にはあった。
そのジレンマが自身を窮地に陥れている事に気付いてはいない。
「あ……あ……ああああ……うわああああああ!!」
結局彼は傷ついた仲間を置いての逃亡という選択しか出来なかった。
「仲間置いてっちゃった……」
良太郎は逃亡した少年Dの背を見つめながらも、自分が倒した三人を一瞥してから絡まれていた男女に歩み寄った。
「もう大丈夫ですよ」
良太郎は安心させるように告げる。
(やっぱり見覚えはあるんだけどなぁ……)
既視感のようなものがあるが、どうにも思い出せない。
「もしかして野上君?」
女性は自分の事を知っているような口振りだった。
「本当に野上なのか?」
男性も知っているようだ。
もう一度、カップルを見る。
「ああああああああ!!」
二人を指差しながら、ようやく思い出した。
最寄の喫茶店に良太郎とカップルはいた。
助けてくれた礼をしたいとの事だ。
カップルはそれぞれコーヒーとアイスクリームを頼んでおり、良太郎はオレンジジュースを飲んでいた。
この二人は良太郎が高校に在学していた時の同級生だった。
あれから結構な月日が経っているし、思い出しているほど暇でもなかったというのも確かだ。
「野上君って学校辞めてからはどうしてるの?」
女性(以後:女元同級生)がコーヒーを一口含んでから訊ねる。
「姉が喫茶店を経営してるからね。そのアルバイト」
良太郎はお茶を濁すようなかたちで告げる。
真相を告げたところで信じてもらえない、というよりも信じないからだ。
「でも手慣れてるよな。あの動きどう見ても一度や二度じゃないし、何かやってるのか?」
男性(以後:男元同級生)がアイスクリームをスプーンで掬いながら、先ほどの事を思い出しながら訊ねる。
「特に格闘技はかじってないよ。喫茶店で働いてると、マナーのなってない人達と揉めたりするからね。それで知らず知らずのうちに、ね」
命からがらの戦闘をして、強くなったとは言えない。
ましてや相手が人外生命体ならなおの事だ。
カタンと空になったグラスをテーブルに置いて、良太郎は席を立つ。
「それじゃ僕はこれで。仕事中だからね」
「頑張ってね」
「ありがとな。野上」
買い物袋を持って、良太郎は喫茶店を出た。
*
ミルクディッパーに戻ると、愛理を目当てに来店している三流雑誌記者の尾崎正義と自称スーパーカウンセラーの三浦イッセーがカウンター席の指定席に座っていた。
だが、三浦と愛理が会話を弾んでいる中で尾崎はチラチラと何かを伺っていた。
「あん?何見てんだよテメェ」
オオカミが愛嬌のある顔とは真逆のドスの効いた声を出す。
「僕達、見世物じゃないんだよぉ」
ペンギンも同じ様な事を言いながら、睨んでいる。
「ホレ。早よ姉ちゃんと話せんかい」
ゾウも右手でしっしと払う。
「オマエ。おねえちゃん、傷つけたら僕許さないよ」
ドラゴンが尾崎の元に歩み寄って、愛嬌のある顔を押し付けていた。
「あ、あのこれで二度目ですよね。何でここまで……」
尾崎の言うように、着ぐるみ四体(以後:着ぐるみ4)とは二度目であるが何故このような因縁をつけられるのかはわからないようだ。
コハナは愛理のお手製コーヒーを堪能していた。
「ただいま」
買い物袋を持った良太郎が帰ってきた。
おかえりぃぃぃぃ。
店内にいる全員が声を揃えて出迎えてくれた。
良太郎も着ぐるみ4もコハナも知らない。
新たなる出会いと戦いが始まろうとしている事を。
次回予告
良太郎 「仮面ライダー電王LYRICAL StS!」
愛理は侑斗はどうしているのか良太郎に訊ねる。
夜釣りを楽しむ桜井侑斗。
八神家を思い出していた。
オーナーからの召集で集まるデンライナー、ゼロライナー。
三度、仮面ライダーは別世界に行く。
第二話 「三度目の別世界へ!」